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入り口から建物までの露地
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先付け
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前菜
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お椀
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お椀
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刺身
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焼き物
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石焼
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蕎麦
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デザート
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日本酒 参乃越州
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日本酒 てふ
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日本酒 宗玄
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2014年5月
初めての訪問です
鎌倉の知人に連れて行っていただきました
長谷にある知人の店にて夕方6時待ち合わせ
それから知人の車で「米倉」さんへ
長谷だと若宮大路へ出て鶴岡市八幡宮の前を右折し金沢街道へ
ここまでは普通の道ですが
この先、雪ノ下辺りから米倉がある瑞泉寺近くまではは細い道
どこまで上っていくんだという感じです
やっと店に到着
テーブル席が2席とカウンター
席が少ないのでなかなか予約がとれないそうですが
ここは知人の顔で
米倉さんとは友人だそうです
私たちはカウンターで頂きます
カウンターの中には米倉さんと若い男性
知人はアルコールが駄目なので
私一人お酒を頂きます
まずはお酒をお店の方に選んでもらいました
最初は
新潟の酒
「参乃越州」
純米吟醸 少しの酸味と柔らかなコクがあり
まずは先付けから
新緑豆腐の上にうずら玉子、巻き海老、生うにと酒蒸し空豆
新緑豆腐は空豆から作られています
見た目もさわやかで味も優しく美味しい
次は前菜
サザエのエスカルゴ風
いなり寿司
トマト酢漬け
わかめ土佐和え
ズッキーニオランダ煮
長芋オランダ煮
アワビ肝酢かけ
揚げ物として2品
ヒラメの新挽き揚げ
稚鮎の道明寺揚げ
オランダ煮とは揚げた後に煮込んだものだそうです
鮑は蒸して柔らかくされているところが多いのですが
60度を超えるとたんぱく質が固まるし旨みが逃げるので
昆布だしで低温で5時間煮込んでいるそうです
柔らかく味が上品
一品一品手をかけて丁寧に作られています
いろんな料理の盛り合わせですが味のコントラストがばらばらになっていなくて
一体感を出しています
お椀
鯛と豆腐、カタクリ
この味もなかなか美味しいですが
それにもまして、このお椀の蒔絵の素晴らしいこと
ここでお酒を変えます
福島奥会津の酒
「てふ」
純米吟醸
「てふ」とは「蝶」の意味です ラベルが可愛い
刺身
メジマグロ マコガレイ アオリイカ 昆布ジュレ
煎り酒(柚子、胡椒を好みで)と醤油、好きなほうで
私は醤油より煎り酒のほうが好きだな
素材の味をしっかり引き立ててくれる
石焼
車海老の酒盗漬け
勿論、生でも食べられるのだが
やはり軽く火を通すと味が凝縮されて
甘みが引き立つ そしてこの酒盗漬けがいい味を出している
焼き物
アイナメ
アマダイ
マコガレイ
クロムツの卵
カリフラワーソース
(すね肉､野菜、トリガラのブイヨンとカリフラワー)
ワケギソース
(中の滑りをとらずジューサーにかけ酒盗、塩、油)
このカリフラワーとワケギのソース
見た目も美しいだけでなく
味が素晴らしい
焼き物にこんなソースが合うとは
米倉さんいわく
和食において焼き物が一番進化していないので何とかしたいと
フランス料理のシェフにソースの作り方を教えてもらったそーだ
ブイヨンも5時間煮込んでいるらしい
ここでもう一回お酒を変えて
奥能登の酒
「宗玄」上撰
煮物椀
鯛
平目
アスパラ
鯛は何とか揚げと言われましたが覚えていない
それぞれの食材もさることながら出汁が美味しい
蕎麦
デザート
オレンジ グレープフルーツ
ヨーグルトムース 白ワインジュレ
上にミントとオレンジ､グレープフルーツの皮
店自体が小さいので予約を取ることがかなり困難だと聞いています
今回、ここに来れたのは本当に幸運でした
食に対してまっすぐに取り組みその良さを食べる人にいかにして伝えるかを
日々考えられていると感じました
まだまだ若い大将
今でも充分美味しいですがこれからの先大変楽しみなお店です