レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/09訪問 2013/09/27
※2013.9
久しぶりの来店。相変わらず苦うるかとうるか茄子、鮎ご飯がたまらなく美味しかった。
味は落ちずに酒がどんどん多くなっていて、島根の名酒・王禄が飲めるようになっていたのが飲兵衛的には大きな改善ポイントか。
これは隙がない店になってしまった・・・
できればすっぽんやふぐも食べてみたいです。
※初回
前々から行ってみたいと思っていたのですが、ようやく来店。
無理に2人ねじ込んでもらい、15000円の鮎のコースを頂きました。
まずはプレミアムモルツで一杯やりながら先付けを頂きます。
はゆばや、子持ち昆布、煮こごりなどまずまずの出来。
期待すべき一品目は小さい鮎丸ごと一匹入った吸い物。鮎以外は冬瓜のみというシンプルな作りなんですが、この吸い物鮎の香り全開。
吸い物自体はカツオ出汁が全面にきていますが、鮎もしっかり主張していてこれからの鮎料理に期待させてくれます。
鮎もあたまから丸ごと食べれます。
次に鮎の刺身。背越しと言って背骨を含め背中側からおろした刺身。あまり大きいと3枚におろすようですが、まだあまり大きくなっていない鮎がとれるこの時期くらいまでの料理なんでしょうか。背骨の部位の食感が良いです。それにしても臭みがないなぁここの鮎。
ここでまさかの塩焼きが登場!
うーん、メインディっシュといっても良い料理がこのタイミングでかぁ。
・・・う、うまい・・・!!
ここの鮎、内臓がほんと臭みがなくて苦みがほどよいのですが、塩焼きの鮎は吸い物についていた鮎とちがって身がほっこりして味もしっかりとしています。頭からバリバリ食べてもほどよい歯ごたえ。塩の振り加減も素晴らしい。
もうこれだけで十分満足。でしたがコースは続きます。
このころにはすでに日本酒を開始しています。今夜は長いので4合瓶で行きたいのをぐっとこらえ”大竹”という量でオーダー竹の器にはいっているところが夏で涼しさを醸し出してくれます。
テンションが最高に揚がったところで出された料理がうるか茄子。
かば焼き風の甘辛いたれにうるかが混ぜられ、それによって炊かれた茄子のうまいことうまいこと。
口に入れるとしっかりとした鮎の香りとたれの甘さとうるかの苦さが一杯に広がって、かみしめると茄子の甘さがじゅわーっと広がります。
うん、最高!!また、このたれをご飯に絡めて食べるのもたまりません。もっと一杯ご飯があってもよかったなぁ。
これと合わせて出るのが3年物の”にがうるか”。
これも素晴らしいの一言。
生臭さはなく、苦さ、塩気が絶妙なバランスで、ねっとりと高級なカラスミのように舌にまとわりついてくる濃厚な鮎の味の塊。これは本当にすごい。
大将の話によるときっちりと砂をはかせ(その間に何匹か鮎が死ぬらしいです。それでコストがかかるみたい)、微妙な塩加減を繰り返し、毎日かき混ぜながら分離する液体成分を取り除きながらこのうるかだできるようです。仕込んでいる途中のうるかを見せてもらいましたが、確かにまだ液体っぽい。
こんなうるか食べたことない。というかこれを食べたらもう他でうるか食べれないなぁ。
このにがうるかが最も手がかかっているので一番、高い15000円のコースにしかつかないとのこと。
よかったこのコースにして。
次の鮎とうるか味噌の揚げや鮎の煮びたしも非常にバランスがよく、酢のものもほどよい酸味としっとりとした身の締め方でこれまでのコースをさわやかに締めくくるのにふさわしい一品でした。
そしてラストの鮎ご飯。
これもすごい。鮎のかおりと味満載の鮎ご飯。正直、漬物いらない。ご飯だけで良いですホント。
最後は漬けた梅を氷と混ぜながら頂く氷菓子。最後にさっぱりとコースを締めてくれます。
総評として、この店くらい感動したのは瓢亭の懐石コース以来。
部分部分で完璧だったとは言い難いのかもしれませんが(漬物は塩気がちょっと・・・。カツオと鮎出汁が重なって結構、香りとしては好みが分かれるかなぁ)、感動をくれる料理が数点あり、また来年もこの店で高津川の鮎を食べたいと思わせるだけの魅力があります。
どの料理もハイレベルなので鮎がないシーズンのすっぽんやふぐも美味しそうです。
また絶対に再訪したい店が増えてうれしい限りです。
2位
1回
2012/06訪問 2012/07/16
梅雨入りする前の暑くなり始めた京都の金曜夜に伺いました。
予約よりも一人多めに人数を増やしたのにもかかわらず無理を聞いていただきまず感謝。
その分、カウンターで暑苦しい男がせまっくるしく座ることになりましたがそこは阪川さんでご飯を食べることができる嬉しさでカバー。
まずはじゅんさいの酢のもの。
暑くなったこの季節に最高にあいます。
つづくお造り。ウニ、まぐろが来ます。
うーん!!たまらない美味しさ!うん、日本酒をくれ!!とビールを切り上げて頼むと出てくること出てくること。
僕の経験不足のためかもしれませんが、あまり和食系の良いお店って味がしっかりした地酒が置かれていないイメージでした。
だけどこの店は出てくる出てくる。おそらくコースの最後には一升以上頼んでいたことは間違いないでしょう。
今回、この店でいただいたお酒で一番のヒットが群馬の地酒の「淡緑」。酒造の別の銘柄の「群馬泉」は飲んだことがあったのですが、この「淡緑」の方がより好み。日本酒の甘さがしっかりとした酒造り。うん、好みどストライクです。
また、とり貝の濃厚な刺身と焼きでお酒が進みます!
そのような酔いどれの中、コースが進んでいき、ようやく鱧の登場。
まずは天ぷらで。
6月とはいえ十分な大きさ。味も出始めとは思えないほどの味。
よし、あとはメインの焼き霜をっ!!・・・「次は締めのじゃこめしになりますが・・・」
・・・えぇ!!なに!?この寸止め?
隣の隣が鱧の焼き霜を食べているのを眺めながらこれでフィニッシュだっと勝手に思い込んでいたら、どうやら頼んだコースが12000円のコースだったので焼き霜がコースに入っていなかったようです。
そんな殺生な!と思いお願いして焼き霜を追加してもらいました。
うーん、想像した通りのうま味たっぷりの鱧の味・・・!!
これでもう満足。思い残すことはないってくらい感動をもらい今度こそじゃこめしと味噌汁を飲んで会計へ
鱧を追加して日本酒を一升以上飲んで5人で80000円ちょっと。一人頭16000~8000円程度。驚異的なCP。
・・・すいません、最初から一番高いコースにしておけばよかったですね。
このCPを考えると最初から高いコースでも十分。次からは絶対そうします。
総評ですが、文句なしに美味しい。
ただ、コース自体は魚によっているので、肉の方が良いって人にはちょっと不向きかなぁ。
あと、魚にコースがよっているせいか、純粋な懐石とはコースの組み立てが通常とは異なっている印象です。
味付け自体は薄味ですが、とり貝を始め素材はしっかりとした味なので日本酒好きに適したコースになっていると思います。
そのため、日本酒を含め、お酒を飲まない人やカウンター割烹に慣れていない人は、まず和食らしい和食を他のカウンター割烹の店で経験してからこの店に来る方がそのような違いも含めて楽しめると思います。
また京都で行きたい店が増えました。嬉しい限りです。
3位
1回
2012/06訪問 2014/06/22
出張の際に念願の朝粥を頂きに瓢亭さんにいってきました。
別邸はほんとに本館のすぐ隣。
ちょっと間違っちゃったのかと思ったくらい。
到着後、すぐに奥のテーブルに案内されコーススタート。
まず梅昆布茶が置かれます。
うーん、二日酔いの朝にしみわたるなぁ~。
次にひょうたん型の食器と瓢亭卵を中心とした八寸が平皿に盛りつけられ登場。
僕が伺った際はよもぎ豆腐にじゅんさいの酢の物をあえたもの、野菜の炊き合わせ、鮭にもずくと大根おろしを合わせたものがひょうたん型の食器に入っており、八寸は八幡巻きのごぼうのかわりに別の野菜になっているもの、ソラマメでした(最後の一品は謎です)。
どれもあっさり・さっぱりと仕上げられていて二日酔いの朝にしみわたります。
その後椀物登場。絹ごし豆腐と出汁だけで仕上げられたもの。やさしいながらもしっかりとした出汁の味。
うーん、こういう味を食べたくてきたんだよなぁ!!
そこまで食べ終わってしばし粥をまつ。
5~10分程度でメインの粥が登場。
まず粥だけ・・・普通の美味しいおかゆ。
そこに出汁の餡をかけて食べてみると・・・
うーん、日本人に生まれてよかったぁ!
と思わず言ってみたくなる味。
念願の朝がゆ。期待通りの味で満足でした。
ただ、別の方も書いている通り、本館とは異なりちょっと和風の食べ物屋さん的な雰囲気が本館を知っていると残念な感じ。
そして朝からうるさいおっさん・おばちゃん達。もうちょっと穏やかに食べれんのかなぁ。ホテルの朝食会場にいる気なんでしょうか?
という雰囲気ぶち壊しの人が周囲にいると非常に残念な感じになります。ただ店の人が注意はできないのでしょうがないでしょう。店を出すほどマナーが悪いわけではないし。
あとは量かなぁ。朝から結構なボリュームなので、朝粥食べるまでに連れの半分はノックアウト。
食細い人は太い人と一緒に行った方が無難です。
そして出汁を味わおう!!って人でなければ行っても無駄かな。
化調では絶対に出せないしつこくないけどカツオ臭さがなくしっかりとしたダシ。それをベースに作られる料理の真骨頂が朝粥。
おかゆの米の甘さをアンが邪魔せずほどよいバランスで食べられるのがこの朝粥のすばらしいところ。
普段、ラーメンばっかりって人がちょっと無理していく店ではないことは確実です。
やっぱり本館に行きたいけど、ちょっとお値段がぁ・・・って人にはお勧めだと思います。
懐席は絶対本館が良いと思いますが。
4位
1回
2012/04訪問 2012/04/19
食べログで好評価のお店にごやっかいになりました。
ちょっと前の店で外していたので気分が落ち込んでいたのですが、ここの料理を食べ始めてテンションあがりまくりです。
15000円の予算で組んでもらいました。
先付け:
・うすい豆お浸し:これが美味い。出汁の味が上品でテンションが上がります。
・ふきのとう豆腐:普段はゴマのところがふきのとうに替わっていたよう。春らしいさわやかな香りと苦みが美味しい。
・ホタルイカ:さっぱり癖なく。美味しい
お椀:白子筍を使用したお椀。出汁もよいけど白子筍くせなく美味しいですね。
八寸はウニとゴマを合わせたものが酒のつまみにぴったり。濃厚で美味しかったです。
造りが出される際に部屋が急に消灯されだいこんで飾られたローソクつきでお造りが入場。楽しませてくれます。
このあと、鮎や締めに筍ご飯そして無理行って鯛茶漬けも出してもらって楽しみました。
お酒は日本酒がそれなりに集められていて、特に”亀甲花菱”が味・香りともにすばらしかった。ちょっと飲み口がせまいワイングラスで供するところも憎い心配りです。
こちらを気遣う演出や心配り、季節感を大事にした料理内容。
総合的には大満足でした。
ただ、別の方がかかれていますが、味付けがやや濃いめのものが数点ありました。しっかりとした雑味ない出汁の料理との対比が良いととるか一貫性のなさととるかは好みが分かれるところでしょうか。
また、鯛茶漬け。白味噌で和えられて確かに美味しいですが、個人的にはやっぱり鯛そのものを鯛出汁でいただきたかった。
東京で高めの和食のお店で食べることが少ないのでわかりにくいですが、店側のホスピタリティや別の方のコメントを含めると東京では非常に味的にもCP的にも優れた店なのでしょう。
また伺いたい店の一つです。
5位
1回
2012/06訪問 2012/07/16
出張の最終日にやってきました。
京都にいる間は出汁を十分に楽しめる瓢亭さんや魚をメインに食べさせて美味しい日本酒を頂くことができる阪川さんといったところで十分に楽しませてもらいましたが、最後の最後は若い衆を引き連れて肉割烹に。
日程的に夜に伺うのが難しかったので昼に予約していきました。
昼は前もって予約しなければ入れないようです。僕達がお世話になった時はカウンターにはお客が2人、僕たちを含め座敷には2組程度のようでした。
飲み物は日本酒、そして焼酎、ワインを中心にそろっていて特に焼酎がプレミアム系のものを中心にセレクションされていて連れは大満足。
ビールを飲みながらコースを待ちます。
最初の一品は野菜とお肉、ソラマメをコンソメのジュレであしらったもの。
うーん。お肉の味もしっかりとしているけど野菜も負けていないなぁ。何よりさっぱりしていて暑くなり始めた京都にはぴったり。
次は椀物。お豆の豆腐とタンが入った椀物。これも見事な日本料理といってよいでしょう。しっかりとした出汁と豆腐がぴったり。
ただ肉いるかな?これ。と唯一思った料理。
それから、期待の肉そうめんは食べることができませんでしたが、あぶった肉鮨やユッケ、巻物、牛テールなど肉を十分に楽しみました。
そして最後にミスジのステーキ。
特製の味噌だれで食べたり、そのまま食べたりします。
うーん。美味い。
最後のデザートはさっぱりと頂きました。
シャンパンのボトルと焼酎4~5杯、ビール4~5杯程度たのんで3万中盤程度。
思ったより安い。十分満足できる味と値段です。
ただ、食い盛りのちょい過ぎの中年には今一つ食いがいがないことは確か。他のレビューアーさんが肉が多すぎるとのコメントがありましたが、その理由として、どうやら昼と夜のコースは中身が変わるみたいです。
今回、昼なのでちょっと”肉々しさ”が抑え目で、夜だと量が増えるだけではなくて、肉の質や脂の具合、ステーキもミスジからサーロインやロース、ヒレといった部位に替わるようです。
だから値段も控え目なのね?と納得。
肉食系の人は夜、夜行ってちょっともたれた、食べきれないって人は昼行くとちょうど良い塩梅かもしれません。
今度京都に行った時は夜行こうっと。
6位
1回
2012/12訪問 2014/01/10
急に決まった京都旅行ということと日曜ということもありどこもかしこもお店は空いていない中、ようやく受け入れてもらえてくれたのは感謝。
今回は15000円のコースをお願いしました。
部屋は2階でした。…なんか大きい床の間のある部屋にテーブルと椅子が置いてあるんですが。和洋折衷スタイルと書いてある人がいましたが…?。
気を取り直してまずはしょうが湯を頂きます。伺った日は非常に寒くてその日の晩に大雪警報が各地で出たほどだったので身も心もあったたまります。
次にお酒と行きたかったのですが、車の運転があるので泣く泣くお茶を頂くことに。
一発目に朴葉焼きが出現。牛肉、銀杏が香ばしい味噌の香りとともに出現しました。味噌も牛肉も美味しかったです。
…お酒欲しい(涙)
次はお造り。やはり京都、鯛のお造り非常に美味しいです。ただ牛肉の次にかぁって感じがぬぐえません。
その次は椀物でカニのしんじょう。お出汁がさすが。ただ味噌、肉、鯛に続いているのでカニの味がちょっとぼやけ気味。
次はえぼ鯛のから揚げとつと寿司。えぼ鯛のからあげはちょっと???な感じはありましたが、つと寿司が美味しかった。
お米の仕上がり具合が絶品です。一口だけ食べてあとは一気に食べてしまったので残念な写真に(笑)
それを食べている間に煮物のアワビと蕪のクリ―ム煮が登場。中華でみられる料理法を良い塩梅に仕上げていて流石と思わせる一品でした。
そしてご飯前に柿をくりぬいてとんぶりやキノコ、柿の身をゴマで合わせたもの、牛の煮こごりとピーマンを合わせた超・上品な牛肉ピーマンを思わせる一品、サバのお鮨など。
美味しかったのですが、これらは会席ではどのような扱いになるんでしょうか?うーん。旅行で京都にいってご飯を頂くようになってまだ数年なんでわかる人はコメントください。
そしてかやくご飯とみそ汁、漬物。
やっぱりご飯が美味しい。これまで食べてきた店でもトップクラス。お腹いっぱいなので残してしまったのですが、別の方の口コミ見たら持ち帰っている人も。うーん、持ち帰りたかったなぁ残念。
最後は水菓子なんですが、先ほどの柿となぜかマンゴー、バナナシャーベットと栗餡。
マンゴーは時期外れなんで甘みが乏しくやや???。柿、バナナシャーベットともに美味しい。
特に栗餡はお茶と一緒に頂きましたが、栗の風味良く甘さもほどよく、これまで食べたモンブランを含めた栗のデザートの中ではトップクラスの一品でした。
最後に丸山さんがお座敷によっていただき終了。
サービス料こみで36000円程度を支払い帰宅しました。
…一通り書いてまとめてみても評価が難しいと思いました。
まず良い点。
・盛り付けが素晴らしい。通常、盛り付けを見て食べるより先に写真を取ろうという気にはならないのですが、この店は思わず写真から撮ることが多かった。特にご飯の前にでた強肴なんだか、八寸にあたるものなのかはっきりとしないものは美しかったです。
・サービスがよい。サービス料に見合った対応だったと思います。
・出汁、素材ともにハイレベル。
・お米が美味しい。連れも以前食べたなかひ○しよりこの店の方が美味しいと絶賛していました。
そして悪いというか腑に落ちない点。
・椅子とテーブルはこの店に合わないんじゃないでしょうか?もし外国人や足が悪い人向けに入れるならもうちょっと物をよくしても・・・
・料理の順番。やっぱり朴葉焼き一発目はちょっと…確かにこの料理で季節感が前面に出てきましたが
・季節外れのマンゴーも含めちょっと意図を理解しにくい物があった。まぁこれは僕が丸山さんの意図を理解できていないだけかもしれないですが。料理のレベルが高いのでちょっと今一つの料理や素材があるとそれが目立つような印象を受けました。
ということで相反する評価が僕の中に渦巻いててなんとも言えません。
椅子やテーブルややたらと広い床の間を気にしない人がこの料理の全体で演出された季節感や盛り付けを良いと思うのでしょうか?ちょっとお店がどのような客に合わせようとしているのかが見えてこない気がしました。よくいえばいろんなお客を幅広くうけてくれているともいえるのでたまにしかこれない僕らのようなお客には良いのでしょうか。
全体的に椀物を除けばそれなりのパンチがある仕上がりとなっていたのでお酒があるとまた評価は変わっていたのかもしれません。
またいろんな店で勉強してから再訪したいと思います。
7位
1回
2012/10訪問 2014/01/10
※2012年11月 再訪
まさか同じ月に来ることになるとは…
12時前に滑り込み入店。
今回は山鳩とパスタ2品。ちょっと味は濃い目でパンチがありますがワインと合わせるとGood。
相変わらず拙いワインの説明でもこちらが求めている味を用意してくれるマスターは凄い。
※2012年11月 再訪
本当は早い時間に伺いたかったのですが、うまくいかず23時過ぎに来店。
前回、パスタを食べることができなかったので今回、ラビオリを頂きました。
・・・美味しい。この店のパスタ、本当に素晴らしいなぁ。
次は以前食べることができなかった念願のイノシシをオーダー。
そしてワインは締めに近いのでトスカーナワインを。
・・・幸せな時間を過ごさせていただきました。本当に良い店ですね、この店。
※2012年10月 初回
21時過ぎから店を探し始めて運よく予約がとれたので行ってきました。
久しぶりに会う知人と嫁さんを連れて来店。
エレベーターを上がってお店の扉をあけると・・・狭!!
カウンターが7~8席にテーブル席のみというかなり手狭な作りです。
しかも急な予約だったのでカウンターの端の方しかあいておらず、本当の端の席は僕のような巨漢ではまず座れないくらい狭い。
だけどこんな手狭な店は好きな方ですし、急な予約を受けてくれたことがなによりも感謝。
思い思いに飲み物をオーダーし食事を開始。
・生ハムとサラミ盛り合わせ
・エポワス
・イカスミのタリアテッレのウニソース
・オリーブ盛り合わせ
・蝦夷鹿のロースト
・レバーぺースト
をオーダー。どれもこれもハイレベルな味。特に蝦夷鹿のローストが美味しかった。臭みがなく、かみしめると肉汁と旨みがしみだしてきて素晴らしいの一言。これがベリーのソースとあっていてそれにワインを合わせるとさらにGood.
エポワスもすぐに出すのではなく食べごろの温度になるまで置いていたりと食べ物に対する気づかいもしっかり。
それに加えて、ここはグラスワインも素晴らしい。イタリアワインが主、というかそれ以外ないかもしれないんですが、そんなことどうでもよいってくらい、グラスワインの種類が豊富でどれもおいしい。
しかも、好みや食べる料理をいうとそれに合わせてソムリエバッジをつけた方が見事にチョイスしてくれます。
グラスワインを各自5~7杯飲んで、飲み物と食べ物を十分に満喫したのに、3人で27000円。
高いっちゃあ高いけど、かなり飲んでるし料理の味やワインの質やサービスを考えるとコスパは良い方だと思います。
21時から入店できるってのも嬉しい。
この店があるってだけで、大阪に出張するのが楽しみになりました。またいきます。
8位
1回
2012/10訪問 2012/10/15
お世話になったカンティネッタ バルベーラにもう一度行きたかったのですが日曜日休み。残念。
ということで日曜日で遅くから美味しいものを食べることができそうなお店を探していきついたのがこの店。
しかし予約で一杯なんで、22時過ぎくらいからなら空くかも?という中途半端な状態で無理に予約をとってもらいました。感謝。
なんとか予定通りの22時に入店。
まずは泡で乾杯。
つづいて料理は
・自家製ピクルス:適度な酢加減でおいしい
・フォアグラのロースト:まずまず
・フォアグラのコロッケ:美味しい。
・ニジマスのパイ包
・子羊の背肉のロースト
・チーズ:エポワスとコンテ24カ月 エポワスはカンティネッタ バルベーラの方が美味しかったかな。コンテ24カ月は結構味があってコンテとは思えない味。
・・・なんかメインばっかりでバランス悪いなぁ(笑)
特に美味しかったのはニジマスのパイ包。ニジマスの焼き加減はもちろんのこと、ソースが料理とあっていて美味しい。ソースがおもしろくてソースだけ食べると海苔の佃煮(よくCMをしているア○!?のりです)のような風味がするけど、これをニジマスと合わせると素晴らしく美味しい。
帰りにソースについて差し支えがない範囲で聞きたかったのに酔っぱらっていたしタクシーがきてすぐにのっちゃった。残念。すごい気になるなぁ
そして子羊のローストも美味しかった。
焼き具合や風味も良かったし、これもソースが変わっていてほんのりシャルトリューズの風味が。この風味が子羊と合わさって独特の味が出来上がっていて美味しい。
シャルトリューズ、ソムリエの方に確認したから当たっていると思うけど、僕のメンツをつぶさないようにうそついていたかも。あのソムリエさんならやりかねない(笑)
本当はデザートや肉料理を追加して食べたかったけど、連れが旅の疲れが重なって早々にノックダウンしていたので帰ることに。
後から出してもらったニュージーランドのピノが美味しかったのでもうちょっと飲みたかったなぁ。
総評として、バルベーラもそうですが、大阪の夜やっている店ってこんなレベルが高いんですねぇ。
料理は美味しいし、しかもこれまで食べたことがない味で出してくれるので面白い。
ソムリエの方も噂にたがわぬパフォーマンスでサービス、演出も素晴らしい。
ただ、今回の来店での印象は料理が主でワインが従って感じ。バルベーラはその逆って感じなんで、一人で飲みたいときはバルベーラかな。もちろん、料理をしっかり食べたいならこの店を選ぶかなぁ。
頻繁に通ってワインの好みを抑えてもらえればどんどんよくなっていきそうではあるかも。
あと、どうせ行くと決めたら料理はコースにしてもらった方が良いかなぁ。ワインもコースにしていたら合わせてチョイスしてくれるみたいだし、ワインと料理の評価もアラカルトで食べるより上がりそう。
しかしこんな店が深夜までやっているとは・・・大阪の人がうらやましいです。
9位
1回
2014/12訪問 2016/10/05
※2016.10
気が付くと別館ができてました。
隣の庫裏があるビルの3Fです。
これで少しは入りやすくなります。
※2015.8月
巡礼。夏だけど良いお酒を飲ませてもらいました。魚のモノのレベルは、魚金グループには劣るかもしれませんが、つまみ・アテという意識だとここの方がいいかも。
カラスミの炙りが特に良かった。
※2014.12月
今年も聖地巡礼。年末だからか希少酒ばかり。おかげでいつも良く飲む酒を飲むといまいちに感じられたくらい。
希少酒ばかりをおいしくいただいたので値段はまさかの1人頭1万後半。おーすげえ。
まぁ無駄に美味しくないお酒に数千円浪費するよりはいいけど。元値を知らない人だったらびっくりするだろうなぁ。
※2013.9月
毎年来ている気が・・・笑
ここでいろいろと日本酒を飲んで得た結論。
CPが一番良い日本酒は野崎酒店オリジナルの純米吟醸だと思う。
どこの蔵がつくってるのかわかんないけど。この店でおそらく十万近く酒代を費やして学習。
うん、次から飲んだことのない美味しい銘柄を頼んでみて、酔ってきたら野崎酒店 純米吟醸で行こう。
※2012.11月
相変わらず日本酒がのみたので来店。
陸奥八仙の裏と熱燗で飲んだ九頭竜、そして十四代がヒット。
相変わらず牛スジと土曜日だったので土日限定の刺身とひもののつまみセット。確かにお得かもしれないけど、カンパチ以外の刺身はそこまでだったかな。
一升以上のんでいたのできがつくと会計は14000.いやぁこの店でこんなに使う人はいないでしょう・・・たった二人で。
※2012.7月
鮎正さんで感動の鮎料理を頂いたのちに美味しい酒が飲みたくて来店。
味的にも量的にも満足だったのですが、肉系をつまみにちょびちょびやろうと思い”牛スジの煮込み”をオーダー。
・・・なんて量だこりゃ。
この一品780円とご飯あれば大人一人の夕食として十分すぎる量でしょう。
今回はお通しと合わせてつまみはこれだけ。
後は日本酒を一通り楽しむことに
・くどき上手:まぁ初めの一品で軽くのめるものということで。まぁ磨きすぎかなという印象をうけなくもない。
・花陽浴(はなあび):埼玉で3人で作っているという酒。上野のくろぎで頂いた際、香りがすばらしい!!って思ったのでオーダー。
うーん。やっぱり良い香りです。ただ、ワイングラスで飲んだ方が美味しかったなぁ。うちで取り寄せたらワイングラスでのもう。
・智則(とものり):島根の月山をだしている吉田酒造さんの銘柄。中取り無ろ過。さすが野崎商店!!という一品。
”作”、”而今”が好きだというとチョイスしてもらったんですが、うん、最高に好みの味。米の甘さと微発泡さがたまらない。はなあびに続く今年のヒット日本酒に採用
・王祿 丈径(たけみち) 純米 無濾過生原酒:なんてこった。ヒット日本酒がまたでたよ。王祿はしっていたけど、こんな美味い銘柄があったとは。これは微発泡感はありませんし、香りもほとんどありませんが、来ますよガツンとした米の味が。甘さは智則に比べ控え目ですが、十分にストライクゾーン。
これで料理と酒を合わせて3300円/人
いやぁ、野崎商店何度来ても良い酒と巡り合わせてくれます。ほんとはもっと飲みたかったのですが、残念ながら閉店で次の店に行くことに。もっと遅くまでやっていると嬉しいんだけどなぁ。
・・・ちなみに煮込みは量が多すぎて残しちゃいました。すいません。柚子胡椒がついていて美味しかったのですが入りませんでした。
※2011.9月
皆さんも書いていますが、日本酒の品揃えは日本酒メインの酒屋さんかそれ以上の品揃え。
壁のいたるところに冷蔵庫がありその中には酒びんがびっしり入って圧倒されます。
黒板にかかれたおススメも美味しいですし、日本酒の好みを店員さんに言うと何種類か見つくろってもってきてくれるんで、種類が多くても多すぎて何飲もうかわからないってことはないです。なので、日本酒初心者からコアなファンまで幅広く楽しめる店だと思います。
なかなか飲めない日本酒も多いので日本酒好きにはたまらない店ではあるんですが、超安い!ってほどではないので、飲む銘柄が決まっている人やひとつの銘柄をだらだら飲みたい人にはやや不向き。
料理もお酒に合うものばかりで量もありますが、魚金さんと比べるとCPはやや劣るような印象があります。もちろん、新橋以外の場所にあればCP最高!!って評価だと思います。
なので、この店は新しい日本酒との出会いの場として使うのがいちばん良い利用法だと思います。
店員さん、みんな日本酒に詳しくて好みをいうだけでピンポイントで美味しいものをピックアップしてくれます。
おかげで酒は進むし、日本酒の世界が広がるし、いうことないです。
まぁそんな飲み方してたら新橋値段でも結構いっちゃいますが満足度は高いですよ。
・・・こうしてみると結構県外で食べてます。出張がやたらと多かったおかげなんですが、その分仕事もがんばったということで。
非常に迷いましたが、感動した料理があったかどうかで並べてみることに。あとはお酒のパフォーマンスで何度かいっている店を。
来年から出張の数が減ると思うので2013年はこんな豪華なラインナップを並べることができなさそう。まぁ替わりに地元沖縄に限定したランキングを作ってみるのも面白そうです。
なにはともあれ今年も良いもん食べさせてもらいました。