レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/09訪問 2013/09/26
2013.9
最近不景気なのでなかなかいけなかったんですが、久しぶりに会う友人のために奮発し来店。
やはり旨い。
カツオのしょうゆの調整やしめ鯖の〆具合、シャリの硬さや酢、塩気具合、あなご、漬けの美しさ。あげればきりがない。
いろいろとゴマや煮切りやゆずやすだち、塩などの手を加えるけど、決して素材を殺さずむしろ最高の調和を魅せてくれる。
握りの技術もさすが。
最近の好みはもうちょっとコハダの握りは小さいほうが好きではあるけど、あくまで好みの問題。
初めて来店した10年前から変わらずの名店。
あとは仕入れた料理に応じて料金の変動が激しいことくらいか。今回は銀座値段。旨すぎだから後悔はないけどやはりそうそういける店ではない。
※初回
文句なし沖縄一の鮨屋。
ネタにされている仕事、口の中でほろっとする握り。ホントにうまい。
鮨って単にネタをきってシャリの上にのっけるんじゃないってことを思い知らされた店。
もちろん難点がないわけではない。
まず、まともな鮨屋なので値段表がないので一体いくらなのかあまりはっきりしないところ。
金銭的に不安があるなら握りだけにしておいた方が無難。握りだけなら大体一万円ちょっと。
酒を飲んだりつまみもつけたりしたら一万五千~二万くらいはかたい。
しかしそれくらいの価値はあると思います。地方で鮨屋をめぐっていてもなかなか出合えないクラスの鮨屋なのに、まともな鮨屋がほとんどない沖縄でここの存在は際立っています。
次の難点として、そのときそのときで入るネタが変わるので、今日はタコが食べたい!!前回食べて美味しかった昆布締めが食べたい!!って思っても物がなかったりします。
もちろん、その時に仕入れられる美味しいものを厳選して出しているので仕方ないことなんですが、食べたい目当てがあるなら前もって確認することをお勧めします。
大トロとか、ウニとかいかにも高いネタが入っていることはあまりないんで、CPが悪すぎるという人もいますが、ネタにされている仕事、そして握りの技術、そういった仕事に対する料金としたら高いもんでもないと思います。
まっとうなすし職人が握った鮨はカウンターに置いたら沈むってあくまで漫画の中での演出だと思いましたがここの握りはホントに沈みます。
置いてある日本酒も外れがないですし、”鮨”という料理に目覚めたら一度は行ってみてもよい店だと思います。
2012年1月
やはり美味い。日本酒は八海山の純米吟醸・生があったんでついついぐびぐびのんじゃいました。
この日はくじらが入っていましたが、これが美味い!
くじらは魚っぽいけど獣肉っぽいイメージがあったんですが、そのような獣肉臭さはなくうまみの塊でした。
大将に聞くと冷凍か生かでここまで違うとのこと。うーんすごい。
またこの日はラッキーなことに自家製カラスミもありました。うーん、ねっとりとして味付けも良い塩梅です。
赤貝の握りと肝焼きも絶品でした。
この日は遅くまでぐいぐい飲んじゃったんで沖縄でこれまで払ったことがないような金額でしたが満足して帰ることができました。
ごちそうさまです。
2位
1回
2013/09訪問 2013/09/27
※2013.9
久しぶりの来店。相変わらず苦うるかとうるか茄子、鮎ご飯がたまらなく美味しかった。
味は落ちずに酒がどんどん多くなっていて、島根の名酒・王禄が飲めるようになっていたのが飲兵衛的には大きな改善ポイントか。
これは隙がない店になってしまった・・・
できればすっぽんやふぐも食べてみたいです。
※初回
前々から行ってみたいと思っていたのですが、ようやく来店。
無理に2人ねじ込んでもらい、15000円の鮎のコースを頂きました。
まずはプレミアムモルツで一杯やりながら先付けを頂きます。
はゆばや、子持ち昆布、煮こごりなどまずまずの出来。
期待すべき一品目は小さい鮎丸ごと一匹入った吸い物。鮎以外は冬瓜のみというシンプルな作りなんですが、この吸い物鮎の香り全開。
吸い物自体はカツオ出汁が全面にきていますが、鮎もしっかり主張していてこれからの鮎料理に期待させてくれます。
鮎もあたまから丸ごと食べれます。
次に鮎の刺身。背越しと言って背骨を含め背中側からおろした刺身。あまり大きいと3枚におろすようですが、まだあまり大きくなっていない鮎がとれるこの時期くらいまでの料理なんでしょうか。背骨の部位の食感が良いです。それにしても臭みがないなぁここの鮎。
ここでまさかの塩焼きが登場!
うーん、メインディっシュといっても良い料理がこのタイミングでかぁ。
・・・う、うまい・・・!!
ここの鮎、内臓がほんと臭みがなくて苦みがほどよいのですが、塩焼きの鮎は吸い物についていた鮎とちがって身がほっこりして味もしっかりとしています。頭からバリバリ食べてもほどよい歯ごたえ。塩の振り加減も素晴らしい。
もうこれだけで十分満足。でしたがコースは続きます。
このころにはすでに日本酒を開始しています。今夜は長いので4合瓶で行きたいのをぐっとこらえ”大竹”という量でオーダー竹の器にはいっているところが夏で涼しさを醸し出してくれます。
テンションが最高に揚がったところで出された料理がうるか茄子。
かば焼き風の甘辛いたれにうるかが混ぜられ、それによって炊かれた茄子のうまいことうまいこと。
口に入れるとしっかりとした鮎の香りとたれの甘さとうるかの苦さが一杯に広がって、かみしめると茄子の甘さがじゅわーっと広がります。
うん、最高!!また、このたれをご飯に絡めて食べるのもたまりません。もっと一杯ご飯があってもよかったなぁ。
これと合わせて出るのが3年物の”にがうるか”。
これも素晴らしいの一言。
生臭さはなく、苦さ、塩気が絶妙なバランスで、ねっとりと高級なカラスミのように舌にまとわりついてくる濃厚な鮎の味の塊。これは本当にすごい。
大将の話によるときっちりと砂をはかせ(その間に何匹か鮎が死ぬらしいです。それでコストがかかるみたい)、微妙な塩加減を繰り返し、毎日かき混ぜながら分離する液体成分を取り除きながらこのうるかだできるようです。仕込んでいる途中のうるかを見せてもらいましたが、確かにまだ液体っぽい。
こんなうるか食べたことない。というかこれを食べたらもう他でうるか食べれないなぁ。
このにがうるかが最も手がかかっているので一番、高い15000円のコースにしかつかないとのこと。
よかったこのコースにして。
次の鮎とうるか味噌の揚げや鮎の煮びたしも非常にバランスがよく、酢のものもほどよい酸味としっとりとした身の締め方でこれまでのコースをさわやかに締めくくるのにふさわしい一品でした。
そしてラストの鮎ご飯。
これもすごい。鮎のかおりと味満載の鮎ご飯。正直、漬物いらない。ご飯だけで良いですホント。
最後は漬けた梅を氷と混ぜながら頂く氷菓子。最後にさっぱりとコースを締めてくれます。
総評として、この店くらい感動したのは瓢亭の懐石コース以来。
部分部分で完璧だったとは言い難いのかもしれませんが(漬物は塩気がちょっと・・・。カツオと鮎出汁が重なって結構、香りとしては好みが分かれるかなぁ)、感動をくれる料理が数点あり、また来年もこの店で高津川の鮎を食べたいと思わせるだけの魅力があります。
どの料理もハイレベルなので鮎がないシーズンのすっぽんやふぐも美味しそうです。
また絶対に再訪したい店が増えてうれしい限りです。
3位
1回
2015/06訪問 2015/07/09
2015.6
やはりこの時期になると鮎が旨い。天麩羅もよかったけど塩焼きが香りも味わえてGood。
鱧もいいし後は鰻を楽しみにしておこう。
日本酒もかなりディープなラインナップ。獺○とは180℃逆の方向性の酒ばかり。うーん、この日本酒のラインナップの良さがわかるような人いるかなぁ(笑)
2013.6
水無月御膳。
前菜のミョウガ、強肴のカツオの梅酢、揚げ物のショウガが効いた餡、ショウガご飯とこれまたさっぱりとした御膳。
ただ今月はメイン食材の影響もあると思うけど全体的にパンチが効いた味付け。季節にはあっているけど、皐月御膳の壁は突破できないか。
夜は鮎、鱧が出るようになりました。鮎。香りがGood。塩焼きで頭まで食べられるのは嬉しい限り。来月は鱧が塩焼きで食べられると良いなぁ。
2013.5
皐月御膳。一番のヒット。
前菜 スモークサーモンのちまき寿司 生湯葉刺身 帆立と日向夏の土佐酢かけ
で土佐酢と日向夏が良い味だしてました。
椀 とうもろこし豆腐
・・・感動。とうもろこしの甘さとねっとり感がたまらない。沖縄の北部でとれるとうもろこしって結構美味しいんですよね。あまり知られてないですが。
冷煮 小芋 茄子オランダ煮 冬瓜 海老芝煮 スナップエンドウ
これも最高に美味しい。どれも良い塩梅で梅雨のじめっとした感じを忘れさせてくれる気持ち良い出汁の味。
強肴 南瓜饅頭 鶏そぼろあんかけ
・・・皐月御膳。ここまで飛ばしていいんかいな?ってくらいこれまた美味しい。かぼちゃの甘さとぱりっとした食感、優しいあんかけが最高にマッチ。通年でも食べたい一品。
いやぁこれが1500円はあかんでしょ。
2013.4
卯月御膳。弥生より好きかも。桜が添えられているのが嬉しい。
ヒットは卵豆腐、鰆の桜蒸
そして味噌汁と筍ご飯。たけのこが癖なく食べられるのはほんとに嬉しい限り。
ここのみそ汁は定期的に飲んでないと中毒になるなぁ。
2013.3
弥生御膳はうすい豆豆腐が美味しいです。沖縄なのに季節感がある料理が嬉しいです。
2013.2
へびーろーてーしょんです。日本酒の回転もはんぱないです。本当は家に日本酒がなければもっと行くのに(自分で買っといてなにいってるんだか)。
しばらくは那覇にいけそうもありません。まぁ職場の飲み会では那覇になりそうですが。
2013.1
ようやく念願の夜にお邪魔しました。
結論から言って沖縄県内トップクラスの和食屋さんといって大げさではないと思います。
食べたもの
・自家製のカラスミ・大根
・お造り:まぐろ、甘エビ、寒ブリ、イカ
・ぐじの松皮焼き
・寒ブリのカマ塩焼き
沖縄ではなかなかみれないラインナップ。特に感動的だったのは甘鯛。
見事な焼き加減。うろこは立ちすぎずパリッとして身はふっくら。これぞ松皮焼き!!っていう申し分ない出来上がりでした。
今回は日本酒飲みをメインにしていたので単品オーダーにしましたが、コースもあって3000~5000円であるみたいです。一見、内容は昼と変わらないようにみえるけど、お造り、昼に頼んだものとくらべモノが全然違うので昼の値段より上がっても満足できそうです(流石に昼の値段で最高に良いものを出すと元がとれないようです)。
どれもこれも完璧・・・とまでは流石にいかないけど、県内最高の☆4つとさせていただきました。県外の4つと同じとは言い難いかもしれないけど、県内ではここ以上に満足した割烹・和食の店はないので、それに値すると思います。
かなりのヘビーローテで通いたい店ができて嬉しい限りです。
2013.1 初回ランチ
沖縄で和食を食べるほど無謀なものはない。理由としてはお魚。ほとんどのものではなく取り寄せとなるから元手がかかる。
沖縄近海でとれるもので和食にあっているものとなるとかなり種類は限られるしどっちにしろ高い(セミエビとかトガリエビスとか)。
それなのに高いと来る人は限られてしまう。つまり回転率は悪い。より単価が悪くなると悪循環へ…
さらに味付け。
沖縄長寿県を支えていた昔ながらのおじぃ・おばぁはダシがきいた味が本当の”あじくーたー”と言っていたはずだけど、今は塩がきいた、もしくは化調が効いた味を”あじくーたー”として好みの人が多いのが今の沖縄。
なので総じて和食の店は段々味が客に合わせて濃くなっていくことが多いのが残念なところ。
そんな中、ここの店は一般的な沖縄人をほっぽり出しての見事な味付け。椀物の味噌の使い方が最高に気に入りました。
そして値段。あとでかきますが、小懐石セットを昼で食べて1500円。那覇ではこの3~4倍はするね!!
さらにお酒も安い。どれも一合900円。中には沖縄では飲みないような飛露喜もあるのに。
こんな良い店を数年知らなかったなんて本当に後悔しています。
料理はその日頂いたものを挙げていくと
睦月懐石
・生湯葉ポンズ 黒豆 金柑蜜煮 真鯛昆布〆手まり寿司
→黒豆も金柑も良い塩梅の仕上がりです。真鯛も昆布〆なのでぐずぐずではなく味もしまってました。
生湯葉も美味しい。そして添えられているわさびとポン酢。美味しい。ちゃんとすったばかりの生わさびの味に自家製なんでしょうか?華やかなポン酢でした。
・蓬麩と根菜の白味噌仕立
→これが本当に美味しかった。白味噌ってもあるけど良い塩梅の味付けです。ここでテンションあがりまくり。
・強肴 鮭のかぶら蒸し
→これにかかっている出汁の餡が本当に良い塩梅。かぶらと合わせると美味しいです。鮭自体はちょっと臭みが。値段を考えるとしょうがない。
・揚げ物 蓮根の海老真丈はさみ揚げ
→茄子とかぼちゃの揚げもおいしかったのですが、シンジョウが美味しい。蓮根の歯ごたえと大葉となにかの風味が良いアクセントになっていて美味しかったです。
・島にんじんと里芋のごはん
→お米が美味しい。これ、和食屋さんというか懐石では重要ですよね。沖縄ではほんと珍しい。
ついているみそ汁もこれまた良い塩梅でした。
・そして追加で刺し身の盛り合わせでマグロとヒラメ、イカを。
マグロは娘にすべて食べられたのでわかりませんが、イカ美味しい。ヒラメは沖縄で食べるなら十分及第点かな。
出汁巻き卵も食べたけど仕上がりは完璧。ただちょっとこれは好みよりは味が濃い。
これでお腹も十分に満足だったんだけどさらに嬉しい誤算。デザートも美味しいですこの店。
ごまのフラマンジュ。絶品。やはり人気メニューらしくて通年メニューになっているようです。
安納芋のタルト。芋の甘さが嬉しい一品でした。
料理は十分以上に満足なのにお酒のラインナップも凄い。
前述の飛露喜に加えて、まんさくの花 3年熟成、一白水成、鍋島といった沖縄ではまず飲めないようなお酒の数々。那覇に行くのがバカらしくなるくらい。沖縄で和物で美味しい店、ないわけじゃないけど、お酒が好みじゃないか、大した種類ないんでこの店は自分の好みにこれ以上ないほどぴったりです。
総評として、穴がないわけではないけど、それを重箱の隅をつつくようにあーだこーだいうのは無粋というもの。沖縄ではCPやお酒もも含め、唯一無二で通いたくなる店。
お酒も定期的に入れ替わるみたいなんで期待大です。
4位
1回
2013/03訪問 2013/03/24
夜は天ぷらだというのに、連れと一緒に東京に行くことってあまりないから奮発してしまいました。
ランチのぎりぎりで予約。
メニューを見てみると・・・
確かに食べログで載っていたように4~5000円程度のリーズナブルなメニューではあるんですが、なんか心躍らせるものがない。
そこで夜のメニューを見せてもらうことに。
夜のメニューは流石の貫録。
ただ、・・・た、高けぇ!!一人2万いくらって、今まで瓢亭でしか払ったことないけど(笑)
しかし迷わず一番高いコースを頼む嫁。
・・・こ、こいつ!と内心思っていましたが、仕事でいつも家を空けていて迷惑かけっぱなしなのであきらめてとことこん満喫することに。
乾杯もシャンパンで。
はぁ、サーブのタイミングやコース、最高に良かった。唯一、魚料理についていた付け合わせだけちょっと意図が分からなかったけど。
ワインも途中、白を頂きましたが、一番のメインの鴨に合わせて用意されたシャンベルタン。美味しかった。っていうか見たことがないエチケット。しかし美味かった。香りも味も文句なし。
そしてデセール前のチーズ。美味い。ワインと合わせるとこのうえなく美味しかった。もうこの時点でお金気にせずシャンベルタンを追加で頂く。
ソムリエさんにきいたらいろんなところから入れてもらって良いものをえりすぐって熟成させているとのこと。備え付けられたはちみつも白カビと合わせるとこの上なく良かったなぁ。チーズとワインを十分に満喫する田舎者夫婦。
最後のデセールはワゴン形式だったんですが、お腹いっぱいでもういいやって感じになってました(笑)
まぁ高い勉強代になったけどこれまで味わえなかった味もたのしめたからいいかな。お会計は二人で63525円とこれまでの飲食の最高額。
あと1年は銀座に行かなくていいなっていうか怖いから行きたくない(笑)
流石にカードで払ったけど、それを見て嫁が一言。
「現金で払えないんだ?いくら?」
・・・あれ?値段をみて一番高いコース頼んだんじゃないの?
「私のメニュー、値段表示なかったよ」
・・・なるほど、銀座の一流店はホストのメニュー表にしか値段がついてないわけだ。本当に勉強になりました(笑)
5位
1回
2013/04訪問 2013/05/22
2013.4
子供を久しぶりに預けることができたので久しぶりに夜に来店。
八千円のお任せでコースを用意してもらいました。
アミューズとして鮭とチーズを使ったプチパイ。
続くオードブルでフォアグラ、自家製生ハム、ウズラが続きます。
オードブルではウズラが激ウマ。
サラダ仕立てという事で野菜とバルサミコ酢がバランス良く使われていて感動しました。
そこから冷製のガスパチョ、アワビのクリームソース仕立て、カモのロティが続きます。
アワビも良い煮具合でしたが、カモのソースが絶品。山椒のようなピリっとしたアクセントが効いたソースが美味しい。
久しぶりに伺いましたが最高に美味しいコースでした。
ただ人の入り的に人を多く雇えないという事情もあるのか料理の進行、サービスなどにはちょっと我慢を強いるかもしれない。
シェフの料理が美味しいからこそ頑張ってほしいです。僕もがんばって通います。
※初回
元は泊の方にあったフレンチレストラン。
っていっても移転して長いので現在の位置になれてしまったかもしれないのですが、ここの店の唯一にして最大の弱点は車を駐車場にいれにくいこと。
もともと、沖縄でトップのフレンチといって良いくらい、ソースのレベルは高く、ジビエ料理ではっとするほどの料理を出していたのですが、移転して車が入りにくくなったせいか客足が移転する前よりあきらかに落ちています。
まぁ移転してしばらく休業していた期間が長かったとこと、その間にサンバンサンの人気が増していたことも影響の一つでしょう。
それで回転率が悪くなったせいか、メニューの変化が乏しくなったのが非常に残念なところ。
味がおちたわけではないのですが、メニューが代わり映えしなくなったのでついつい他のとこに行ってしまうのは事実。
もちろん、前もってお願いしておけば他の食材もでますが、子持ちの上、仕事が忙しく前もっての予約はとりづらいので難しい。
妻以外連れていく相手もいないし(笑)
美味しいからこそもったいないと思う。できれば再移転してより行きやすい新都心あたりに来てもらえるとうれしい限り。
記念日で子供を預ける先があるなら是非とも行きたい店。
6位
1回
2013/03訪問 2013/03/25
時間ぴったりに到着。しっかりとした門構えで庭付きのお店。
お店の雰囲気からしてすでに美味しそうです。
店内に入るとまず荷物を預かってもらって席へ。
店内は結構狭く、テーブルの間隔はやや近いですが、ちゃんと店員さんがテーブルを動かして座りやすくしてくれます。
連日食べすぎているし、直前にもチーズ食べていたので8000円のコースをオーダー。
ただメインは子羊に変更。
色々と多くの口コミがあるので特に印象に残ったメニューにしぼらせてもらうと、
・ニンジンのムースとコンソメのジュレ ウニ添え
流石看板メニュー。ニンジンのムースが激うま。ただ、コンソメのジュレとニンジンのムースの比率がもうちょっとニンジンのムースが多めだとより好きかも。コンソメの味とウニの塩気とムースが混じると絶品。もっとかき混ぜて食べればよかったなぁ
・子羊のロースト
子羊のローストのみならず、子羊尽くし。トマト煮込みと燻製が一緒についてきてかなり豪勢。ローストも火の通り具合とソース、子羊の風味が素晴らしかったけど、燻製とルッコラの組み合わせが秀逸。ワインと合わせて楽しめました。
全体的な組あわせとしては前日のアピシウスの方が良いですが、メインの子羊がかなりポイント高いです。そして何より値段(笑)。
1/3で程度でこの味なら満足。ここなら月一では来れるレベルなのでうちの近くにこんな店あったらなぁっと思いました。
最後に、通常のフレンチのコースではスープ付かないんですね。沖縄でスープがつかないのはワインをガンガン飲ませてくる某フレンチだけだったので。まだまだ知らないことだらけです。
7位
1回
2013/04訪問 2013/04/17
今回の出張のメインディッシュ。なぜか最近六本木が多いなぁ(笑)
店は超満員で外国人の方も多くみかけます。
まずメニューがわかんない。
と思ったら看板メニューなのね…しかし字がわかんねえ。
とりあえずお店を人と相談してメニューとワインをチョイス。
ワイン一本目はビオらしいまだ微発泡しているフレッシュなワイン。
甘過ぎずフレッシュな感じがグッド。常温で置いておくと栓がとびそう。
一発目はつまみでピクルスを無理いって出してもらいました。
良い塩梅の酸味で胃のエンジンをあっためてくれます。
次は牛のハツの燻製のサラダ。
柔らかいのに肉の味もしっかりとして癖もなく美味い。
これは期待度大と思っていたらメインディッシュのステーキが登場。
今回はあまり食べないメンバーなので700gをチョイス。
表面は黒焦げで中は赤さが残った絶妙の焼き具合。表面は香ばしくカリッとしていますが、中は硬すぎず柔らかすぎずでGood。
基本、塩だけですが、ドンとマスタードソースがおかれ適宜肉につけて食べるとさっぱりと食べることができます。
そして驚きの付け合わせのポテト。
独特の香りとほくほくとした食感、そして芋の甘さ。うまい。揚げている油か?とおもい店員さんにきいてもサラダ油に普通のメ―クィーンを使っているだけだと。
ファーストフードが揚げているものは一体なんなんでしょ?
肉のラストに鴨のコンフィ。
これも美味しい。しっかりパリッと揚がった感じで仕上がっていて、肉、そのものの味はステーキより濃い。
最高。
もう十分だろうと思っていたけどお酒を飲んでるとなんかつまみたくなるんでチーズを中心に数点出してもらいフィニッシュ。
総評として、肉好きにはたまらない店だと思います。メニュー良く分からなかったけど、店員さんと話し合って決めて外しなしです。
なので初めてでも良いとは思いますが、何度も通いつめて色々と食べるメニューを増やしていくのが良いこの店の使い方だと思います。
ただ、自分で見て色々と頼みたい人には不向きなのかなぁ。
あと、ホント肉関連のメニューばっかりなので食べない人と一緒に行くと色々食べることができません。
小食の人には不向きです。
お店の雰囲気ですが、ワイン酒場という言葉がぴったりでしょう。とっても込み合ってワイワイ・ガヤガヤしています。決してお上品なわけではありません。しかし、お店の人の対応を含め非常に過ごしやすくて何時までも飲んでしまいそうです。
そしてほんと外国の人が多いこと多いこと。通っていると世界が広がりそうです。
お酒ですが、途中、肉に合わせて出してもらったオーガニックワイン。味の深み・濃さが半端なかったです。鴨とぴったりでした。
メニューないですがお店の人に好みを行って相談すれば外しはないでしょう。しっかりと料理に合わせてくれます。
最後にここの目玉のステーキですが、焦げ焦げの焼きあげで好みが分かれそう。神戸の有名老舗ステーキでも近い焼き方をしていたので初めてではないですが、焦げが気になる人はいそうです。
焦げてても肉の味はしっかりですし僕は好きです。できればこの店の方が味・香りが激しい沖縄の石垣牛をつかって調理したものを食べてみたいです。
期待通りのお店でした。次は肉食人種で攻めます。
8位
1回
2014/01訪問 2014/02/03
※2014.1 再々訪
つまみはなかなかのレベルで相変わらず美味いことに加え、酒を仕入れてくれていて嬉しい限り。
而今の愛山は初めてのんだ。他にも今回は古酒を中心に飲ませてもらった。
古酒化が進むと紹興酒のようになるんだけど5年刻みで飲ませてもらって時の変化を楽しませてもらった。
石田屋飲むより楽しめた。
沖縄は泡盛の古酒文化があるからスムーズに日本酒の古酒を受け入れられたけど、いきなり古酒は古酒の良さを理解するには難しいか。
まぁ僕も2年前に飲んでいたら評価は今ひとつだっただろうけど。
なにわともあれ
店主さんのお酒のセンスはすばらしい。他の店にもいきたいけどしばらくはいけそうにもないなぁ(笑)
※初回
予定が入っていたけどせっかくの久しぶりの新橋なので軽く飲める場所をはしごすることに。
Openしてすぐに入ったので予約なしでも1人カウンターで飲めることに。
まず入ってみてのラインナップが凄い。
石田屋や二左衛門などの高級銘柄から而今や花陽浴、十四代などのプレミア酒から風の森などのこれから大ブレイク(それともすでにブレイク中?)など日本酒過疎地の沖縄人としてはうれしくて悲鳴が出るほどの銘柄たち。
さっそく花陽浴を頼みながらつまみを見てみると魚の充実度がすごい。刺身があるのが非常にバーとしてはポイント高い。
地下にちゃんとした店を構えているだけあります。
日本酒のチョイスを店長さんがお客さんと話しているのを聞いてると、さすがっ!!と思わせられるチョイス。
これは一見目のみならずはしごで使うのも大いにアリな店でしょう。
また伺います。
9位
1回
2016/09訪問 2016/10/05
2016.9
ついに2番手さんも独立されて少々物静かになりました。新しいお弟子さんもまだまだ不慣れですが、一生懸命で好感が持てます。
ま。そのおかげで久しぶりに大将が握ってくれます。ふと思い出すと、大将に握ってもらうの何年ぶりかな(笑)
10周年を超え、改装工事が入り座席が消滅。完全カウンターのみとなりました。
昔は日曜の昼からやってて、よく昼から飲ませてもらってたなぁ。
と秋の夜長に美味しいさんまをアテに鍋島のハーベストムーンを楽しみながら時の流れに浸ってました。
…そんなしみじみとしたお店じゃないんですけどね(笑)
2013.9 再々々訪
というより年に一回はかならずいってるんだけど(笑)
今回、予想外の来店でしたが相変わらずの酒の品揃えと珠玉のつまみの数々。
握りもGood。
そんなバナナ!といっていていたら本当にバナナを使った握りが出てきて、またそれが結構美味しいからびっくり。
店の人もお客もみんな笑顔と笑いで包まれてます。深夜12時を過ぎているのに(笑)
決して安くはないけど毎回心もお腹も満足して帰ることができるお店です。
※初回
出張で新橋朝までコースをする際に必ずと言ってよいほど世話になっている店。
カウンターの鮨屋といえば、鮨と真剣勝負する場でもありますが、ここでは大将の雰囲気もあってかそんな堅苦しさもなく自然体で過ごせます。
その雰囲気に加えここは日本酒の裏が常備されているのでいつもへべれけになるまで飲んでしまいます。
酒がメインなのか、それとも最初から鮨メインでっていえば違うのかわかりませんが、確かに鮨まで行きつくことは少ないことは確かです(笑)
また、鮨屋なのでいつも大体10000円程度の払いは必要です(酒のみすぎだからかもしれませんが)。
しかし、旨い日本酒をぐい飲みし、つきることない料理や握りを食べ、愉快な大将と深夜まで過ごす時間はプライスレス!!…ってのは言い過ぎかもしれませんが十分に満足行く値段だと思います。
鮨だけを目的に来られる方にはちょっと物足りないこともあるかもしれませんが、鮨自体は平均以上の技術だと思いますし、近辺の名店立ち飲み屋では味わえないような一品に出会えます。
新橋系の安い立ち飲みからちょっとだけ値が張っても美味しく楽しくお酒が飲みたくなったらのれんをくぐってみても良いと思います。
10位
1回
2013/09訪問 2013/09/28
※2013.9
久しぶりのもと。女性の店員さんが増えて少し店内が華やいだ感じに。
つまみはコースでお願いして酒をガンガン頼むことに。
好みを伝えてあとは色々と飲ませて貰いました。チョイスが本当に素晴らしい。
いやぁ、やっぱりここは日本酒好きにはたまらない店だなぁ。
しかしほとんど客が動かないから来る客全部断られたんで週末は予約必須だと思います。
※初回
土曜の飲み放題でお世話になりました。
料理はコースでサラダから始まりシマアジのお造り、たけのこ焼きもの、そして締めは粕汁でした。
粕汁は良い塩梅で3月にしては寒い日にぴったりでした。
ただ、確かに美味しいですが量が少ないではあります。
まぁお酒が飲み放題なことを踏まえるとしょうがないんでしょう。
日本酒の飲み放題ですが、而今をはじめ20種ちょっと。
個人的には
花陽浴(はなあび) 純米吟醸生原酒 備前雄町
が大ヒット。埼玉でこんな美味しい酒があったとは!!
而今もそうですが、こんな値段でいろいろと飲めるのはすごいですねぇ。
お店の総評としては、新橋でゆっくり雰囲気が良い店でちょっと凝った料理をつまみに食べるには良いお店だと思います。
料理だけ考えると割高な感じがしますが、お酒の分の料金を含めるとお得だと思います。
今年は不景気で出張が少なめだったので沖縄県内のお店を中心にチョイス。
鮎正を1番にするかどうか迷ったけれど、今年のもといの衝撃は凄かったのでインパクトでその上に。
そして沖縄でまともな味を保ち続けるひとしずくを3位へ。
あとはベスト飲み屋in 新橋を10番圏内に配置。
味的に上の店は別にあるけど心の故郷、新橋の店はどうしても外せない(笑)
来年は景気回復で出張が増えますように…