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1位
3回
2019/06訪問 2019/06/30
相変わらずの出鱈目な美味さ。これ以上ない美味しさが2万以内で楽しめる!コースによっては数千円で。
ワインが主食コースと通常コースの2回よらせていただきました。
まずワインが主食。今回写真でアップしたワインはワインが主食コースのものです。ワインは日本酒ほど詳しくはないので正直、白の銘柄はどれも知りませんでしたが、どれも凄い美味い。香りがどれも初体験のものばかり。それでこの味かー。凄い(あまり高級じゃないワインだと、香りは悪くないけど、味が…というものが多いので)。どれも美味しかったですが、特にシン クア ノン イン ザ アブストラクトが一番気に入りました。良く飲むシャルドネが使われている分、親しみやすかったからかも?。
個人的には家で飲むのワインなら、オリンスィフトで十分満足だと思ってたけど、これくらいのレベルのワインならつまみ要らずだから、家飲みにいいかもしれない。…ま、こんなボトルで家飲みしたら間違いなく破産するけど(ワインなら2本は飲んじゃうから、毎日の飲み代が6-7万になってしまう)。というよりそんなお金を使うなら山猫軒で食べたい(笑)。
ツマミはちょっと。でも十分に豪華。
白エビのから揚げ。この時期の贅沢です。本当はつまみでこれだけで十分。
うすい豆ごはん。これもこの時期の贅沢。うすい豆の味が濃く、ちょっとの塩だけで美味い。
無理言って出してもらった鱧の冷たい椀。これが絶品だなぁ。ジュンサイも普段よりは小さいらしいけど、ぷりぷりで美味い。酢も程よくきいてさっぱりしていて夏らしくすっと入ってくる。
やはりここの鱧料理は美味い。本当はもっと鱧ばっかり食べたかった(笑)。
見蘭牛の吉野家風。
吉野家風としてるけど、〇調と醤油と砂糖が激しいタレに煮込んだものではなく、汁気たっぷりなだけ。丼物として出たけど、米無しで食べても美味しいんじゃないだろうか。相変わらず、和牛独特の脂の甘い香りとは違った肉らしい香りなんだけど、嫌みがない独特の香り。かなり贅沢な牛丼だけど、これほど美味しい肉はやっぱりステーキで食べたい(笑)。
翌日は通常コース。どれもべらぼうに美味しかったけど、〆に無理言って出してもらったイノシシのぶっかけ飯。これが特に美味しかった。猪の脂の甘さと、それに負けない味噌の味が合わさって相乗効果で美味い。このミソ、青唐辛子が入っているのか、ちょっとピリッとしてそれが脂の重さを程よく軽くして、猪の美味さをより引き立ててくれます。うーん、青唐辛子ならそれを取り出して焼いて食べたい(笑)。
そして勝手に追加で楽しんだ山猫マジック。
前日も食べた見蘭牛の吉野家風。の際に卵かけにしてくれるので、肉無しで卵かけご飯、TKGにしてもらうことに。…これぞ山猫軒。普段食べてる卵は臭みがあるんだなぁ。と気づかされる。うーん、普通の卵でTKGを食べることができる自分の鈍感さに驚く。まぁ鈍感じゃないと今の世の中、外食できないかな。とも思うけど。…話ずれましたが、使ってる醤油のおかげもあるかもしれないが、この卵なら、生卵ダメな人でも食べることが出来ると思う。
と、最後の〆を十二分に楽しんだので、お腹が膨れすぎて今回はデザートなし。…プリン食べたかった(涙)。
替りに南どなんを頂きました。沖縄でも手に入りにくい与那国の泡盛がここにはいっぱいあります(笑)。伊藤さんはどなん好きらしいですが、僕は舞富名という銘柄が好きで飲んでました。僕の好きな銘柄は、作り手さんが急逝して手に入らなくなった(というよりプレミア値段がついて買えなくなった)んですが、なぜか山猫にはある(笑)。
僕も知らなかったんですが、亡くなった作り手さんがもともと働いていた酒造所、どなん、で作ったものが南どはんらしいです。これがまた面白い。舞富名は花酒という、60°もある泡盛なんですが、ここの古酒はチョコレートっぽい風味があります。それを期待して飲んだら、どなんらしい、しっかりとしたドライさがあるお酒。でも美味しい。良い意味で裏切られました。
今回も値段以上の満足でした。値段並みの満足感のあるお店が少ない中、やはりここはレアな存在です。また伺います。
1年以上ぶり?の山猫軒。
しみじみ美味い。そして恐ろしいコスパ。コスパを量でしか測れない人にはわからないかもしれないけど(いや、量も結構がっつりか(笑))。
どれも美味しかったけど、特に良かったものをピックアップ。
前菜の豚と牛のハム。めちゃ美味い。変な味がないのにここまで味しっかりなのは素材の凄さか。
ブッラータwithはちみつ。定番だけど、ここのチーズほど美味しいフレッシュチーズはない。
よくチーズの通販サイトでミルキーなチーズ、と宣伝文句がついてるが、食べてみるとそこまでのことが多い。ここのブッラータは誰が食べてもミルキーさを感じることができると思う。そして付け合せのハチミツも美味い。銘柄を今度こそ忘れずに帰ってうちで青カビと合わせる予定。
里芋と豚肉。とかくと普通に思うかもしれないが、そこが山猫。どちらもべらぼうに美味い。本当は里芋と豚肉を交互に食べてより美味しく。という山猫マジックがあったはずなのに、美味しすぎて里芋だけ先に食べちゃった(笑)。
つきたての餅で包んだぎんなん。咀嚼してるともっちりとした餅にぎんなんの味がまじってきて美味い。もちとぎんなん。どこでもあるけどどこにもない味。流石。
牛のスープとこれでもかってほどのトリュフのスープ。椀をあけるとトリュフの香りが爆発。その香りを味わいながら飲む濃厚なスープ。山猫のせいで?おかげで?他のお店でトリュフがでても物足りない(笑)。むしろ、これくらいしか香らないなら邪魔。とさえ思うくらい。今回のナンバーワンはこれかな。
ポルチーニをぜいたくに使ったペペロンチーノ。ポルチーニの味だけではなく、食感も味わえる。通常はできない贅沢。パスタも細めなのにもっちりとしたパスタでうまい。
無理言って出してもらったいくら丼ウニ付。これがめちゃ美味い。山猫のいくら、味付けは弱いのに臭みがない。からすみでも思ったけど、これまで臭みと感じてなかったものは臭みだったんだと気づかされる。臭みがないからこその味付け。シンプルだけど美味い。一品目のいくらのクロスティーニもこのいくらだから、オリーブオイルとニンニクがほどよく感じられて美味い。もし普通のお店のいくらだと下品な味になるし、一品目にしたら非常に重い一品になっていると思う。
そしてウニが激甘。コースに追加したからお腹がはちきれそうになったけど、最高に美味かった。
デザートは念願のモンブラン。ここのモンブランは甘さが程よいのはもちろんだけど、栗の味で芋っぽさがない、不思議でここのお店でしか食べることができない味。
そして今回はお酒は通常の3000円から少しだけアップした5000円のコース。2000円しか変わらないけど、ムルソーも出たし、なんじゃこりゃってお得感。ほんと、伊藤さんはお酒で儲けること考えてないんだなーって思う。飲食で一番もうけるとこなはずなのに。
ちなみにこれだけ追加して一人22000円。3万以上払っても満足できないお店もあるのに。ここのせいで外食は、美味しいお酒があれば安い立ち飲みでいいやと思ってしまう。人の外食に対する価値観を揺るがす、良い意味の問題店だと再認識させられた。
次は値段が上がる代わりにグレードアップするらしいおせちが楽しみです。
※2017.12
お店で。ではなくお節をオーダーしました。山猫軒に出会って、毎年お世話になっておりますが、今年も相変わらず大ヒット。
特に、山猫風卵黄の味噌漬けからすみ風が感動ものでした。卵の味がすっごい濃厚。味噌漬けなので、もっと味噌の味がするかと思っていましたが、味噌は程よく、風味もよい。
卵の黄身1つだけでしたが、びっくりの味です。某グルメ漫画で至高の卵料理で味噌漬けが出てましたが、山猫軒の味噌漬け食べて、納得できました。
そして去年も感動しましたが、天然酵母のパン。これもめっちゃうまい。トースターで軽く焼くと立ち上がる小麦の香り。
表面さくっと、中がふわっと、というよりとろけるような感じ。
まるで生きてるよう。山猫パンと違って、塩気もありそのまま単独で食べて美味しいパンです。あーもっと食べたい(笑)。
そしていつもの山猫スペシャリテ。スッポン雑炊。
これを食べると山猫軒の味ってします。大市とは違う、ほんとにドストレートなスッポン味。
一緒に入っているお餅もまたうまい。
2018年は仕事の休みを作って是非店舗に伺って食べに行きます。
※2016.12
クリスマスディナーを頂きました。
週末はもう一年前から予約が入っていて平日でのチャレンジです。
まずは丹波の黒豆とびきりと伊勢ヒカリ。黒豆は完全ではないですが、良い按配の甘さで美味しい。米がすっごいもちっとした食感で美味しいんです。
炊飯器変えた影響でしばらく美味しいお米食べてなかったので地味に美味しい。
次はすっぽんの肝、卵の醤油漬け?、甲羅の酢味噌あえ
このすっぽんの肝、すっぽんとわかるかなぁ。
すっぽんスープ。わずかにすっぽん入り。
これ、ほんとにうまい。ショウガなど一切いらないものが入っていないスープ。
マディラ酒の鍋も美味しかったけど、この直球料理の方が好み。
からすみ、そのままと炙り、菊芋
ここのからすみ、ほんとに絶句します。まず塩気と水分、臭みがこれまで記憶の中のからすみと桁違い。
塩気はかなり控え目、そして水分は結構残ってて白子らしいねっとりとした魅惑の食感。それでいて臭みがない。
これまでからすみの風味と思っていたものは臭みだったんだなぁ。
これ、からすみと言われなければわからないと思う。
炙ったからすみも十分ねっとりとしつつ、味の濃さはアップ。すっごいうまい。菊芋もいいアクセントです。
添えられたお米はしつこいですが美味しい。
次に魅惑の串焼きシリーズ。
宇治田農園の鶏。メッチャおいしい。肉の味しっかりとしていて妙な硬さではないけどしっかりとした歯ごたえで。ほどよくジューシー。
鴨。メッチャ鴨らしい鴨。パワーあります。普通のフレンチ店だとこれがメインで出てくるともう満足。塩だけとは思えない味の濃さ。
白菜の浅漬け。すこし口直し。
馬のあばら近くの肉。
これも、馬とわかる人いるかなぁ。馬独特の臭さはないし、焼いてもめっちゃジューシー。次はこれを大量に食べたい(笑)。
次は福井の猪。
口に入れると脂から香りがしますが、普通の獣肉臭とはことなり臭いわけではない独特の香り。
そして凶暴な旨さ。脂の分塩も強めでパンチ力あります。
次に丹波の猪。福井のものより小さめのようです。
これは口に入れる前から香りがします。が。口に入れると前の物に比べるとタンパク。しっかりと肉の味があじわえます。
猪の鍋。
いのししのばら肉?の薄切りが入ってます。味噌の味と肉がすっごいマッチ。からさはないけど、風味がマッチしています。
締めの見島牛の串。
いうことないです(笑)。牛の香りだけど牛臭くない。不思議な肉。
一旦なしで口直し、ワカサギの天ぷらのマリネ、宇治田農園の鶏の煮凝り?、山猫パンwithオマール海老クリーム?
どれもどこかでありそうな料理だけどクォリティが桁違い。この普通の料理で既存の店とは段違い。ってのが山猫クォリティ。
でっかいポルチーニ茸のトリュフのクリームソースwith山猫パン。そして食べる前に黒トリュフがかけられます。
これを美味しくないっていう人いるかなぁ(笑)。削られたトリュフの香りとソースのトリュフの香りが広がります。
馬のタルタル山猫パン乗せ。そして上から心ばかりの白トリュフ。
黒との連続だからこそわかる、白トリュフの香りのすごさ。感動的です。おかげでタルタルの美味しさがかすむくらい(笑)。
そしてサラダとスモークした猪、見蘭牛のステーキwithバスクのフォアグラ、シャインマスカット。
ロッシーニ風のような出方ですが、別々に食べた方が美味しい(笑)。相変わらずの絶妙な火入れ。
猪もほどよいスモークと塩感で美味しいなぁ。
バスクのフォアグラ。伊藤さんは不満のようでしたが、妙な脂っこさはなくて美味しかったです。
締めのトマトのパスタ。
これシンプルだけどこの味出すにはどうしたらいいかなぁと思う味。パスタとトマトが普段僕が使っているものとは桁違いなのかも。
デザート。4種盛で頂きました。パネットーネ、ティラミス、パンナコッタ、そしていちごのケーキ?、そしてピスタッチオオイルwithアイスクリームを単品で。
ピスタッチオオイル、ピスタッチオよりピスタッチオ(笑)。これ、ちょっと売ってほしい。
そしてイチゴのケーキ?(山猫軒のブログみると“フレジエ”らしいです)。
中のイチゴがねっとりとした食感でしっかりとあまい。
けど、くどくなくて…
食感も含めて官能的な旨さで、予想斜め上。
これで12000円。絶対来年も伺います。
※2016.10
山猫軒スペシャリテのすっぽん食べ尽くしコースをいただきました。
まず一発目は血のパン。血の香りをほんわか味わえるパンです。
次はすっぽんのスープ。巨大な麩?入り。
麩?としているのはスープを吸うと餅のような食感になるからです。面白い。
スープは滋味あふれるすっぽんのスープで、それを吸わせた麩をはむはむ食べると美味しい。
続いてすっぽんの卵のからすみ。皮の酢味噌和え。
ここで味の濃さががっと跳ね上がります。卵のからすみ。卵の味がすっごい濃厚に凝縮されていてうまい。
皮の酢味噌あえ。これは最初、ややパンチ強いかなぁと思ってましたが噛みしめていると皮の味が染み出してきます。
ここからお酒がすすむすすむ。福島の(銘柄失念)山廃がほどよい山廃感と山廃らしからぬ酸味があってうまい。そして五橋のひやおろし。やっぱり早めに買えばよかったなぁ(笑)
次はすっぽんの醤油漬けとおかゆ。おかゆは米からしっかり炊かれたものなのか、コメの感触と甘さがしっかりしていました。
そして焼き。ここから、ザ・すっぽん。
腕の付け根のお肉、胃、脂、肝。すっごい美味しいです。
肉は旨い鶏肉みたい。脂も脂たっぷりなんだけどすっぽん臭さはなし。服部養殖場のものだからできる技なんでしょうか。そして胃。ずっと噛んでいたい美味しさ。しゃぶりつくしました(笑)
再びすっぽんのスープ。皮やエンペラ?付き。
最初に出たものが吸い物でこちらは完全にスープ。でも某京都の有名店のような濃さはありません。しみじみ、すっぽんを味わえます。
すっぽんの白和え。これがまためっちゃ美味しい。豆腐の味も濃いんだけど、すっぽんの味も濃い。それがうまい具合に相乗効果を発揮してます。
すっぽんの出汁のだし巻き。すっぽんの味がする贅沢な出汁まき。 嫌な脂っぽさがなくこおばしい感じがするのが不思議なところ。うまい。
次に肩甲骨のから揚げ。これ、すっぽんってわかるかなぁ。うまくてしゃぶりつくしてしまいました。
卵の醤油漬けとごはん。これぞすっぽんのTKG!!唐墨も美味しかったけど、卵を味わうならこっちの方がいいかも。ここらあたりから”幸せ…”という言葉しか出なくなります。
そしてすっぽんのマディラ酒を使った鍋。
シナモンの香りがすっごいけど味もうんと濃い。そして鍋に使ったマディラ酒を合わせると味が膨らむ膨らむ。このマディラ酒、酸味と香りがほどよく、かなり良い紹興酒にも張るか、それ以上の風味。
鍋の食べ始めに八角のような香りもしたんだけど鍋の中には入っていませんでした。勘違いかも。
口直しの果物。シャインマスカット、りんごのコンポート?、なし、メロン。どれも美味しかったけど、メロンが超旨い。すごく甘くてとろけるよう。
スモークすっぽん。味が凝縮されていて、くにくに感もあり最高。ルッコラの苦みがほどよいアクセント。
締めのすっぽん雑炊。
…至福。最初は卵半分だけ入れてくれます。そのおかげですっぽんの香りを味を満喫できます。
特に甘くこおばしい感じがするなぁと思ってたらおこげの風味でした。こんなおこげ、食べたことないなぁ。
ここで残るはデザートのみとなったんですが、おなかはパンパン。雑炊にもちも入っていたし米も何度か出たのでかなり限界です。
しかし時間がたつとお腹が空いてきたので、メロンと通常コースの方々のチーズを追加でお願いしました。
いや、前回食べたときのブッフェラが忘れられなくて(笑)
そしたらメロンは生ハムまみれで出てくるわ、チーズもしっかり盛ってだしてくれるわ、で嬉しい悲鳴です。
伊藤さんの気前の良さは半端ないですね(笑)
そして締めのデザート。お腹いっぱいだったので、二人でパンナコッタとモンブランを頂きました。
モンブランは季節外れなので、一人スプーン一杯だけ。しかしサービス。という形で頂きました。
パンナコッタも美味しかったんですが、モンブランが確かに桁違い。旬を過ぎたクリだと芋っぽくなって栗じゃなくなるからと言ってたのがよくわかります。
栗100%って出しているところでもここで食べたモンブランと比べると芋っぽい。次は栗が旬の時期に伺います。その前にクリスマスディナーだけど。
※2016.6再訪
またしても見島牛を食べることができました。
まずは皮付きのアイナメ。これがプリっプリっで美味しい。
次は鱧だしの吸い物のジュンサイとはも添え。
出汁が美味しいんですが、ジュンサイがスッゴい。普通のジュンサイと違って丸いんです。なので、飲むより噛んで楽しめます。
鱧だしで洗った茄子の揚げ浸しも茄子がスッゴい甘くて美味しかった。嫌な脂っぽさもないし。
今回の目玉は見島牛のホルモン。
これがうんまい。
ホルモンなので脂は、あるんですが牛臭さはありません。
香りはほんわかホルモンなんだけど、噛みしめると、ずーっと味が出てきます。
その味を味わうために咀嚼が止められない(笑)
脂の凄さを味わうためにミノから出た脂だけを使った焼き飯。
味だけじゃなくて香りもスッゴい。隣の方々が目玉焼き乗せで、がっつり炒飯になってたのが正直羨ましかったです(笑)
牛筋の煮込みのぶっかけ飯も、最高。
しっかりとられた牛テールもこの味には及ばない。
牛の味が詰まったスープに最低限の味付け+ライス。
最後の締めでたべれるほどお腹を開ける事ができなかった自分が憎い(笑)
ここからアワビの中華風ソテーとホタテ、チーズ、パスタが続きます。
どれもけた違いに、美味しかったんですがチーズとパスタが特に印象的でした。
チーズ。ブッフェラ、何度も食べてますがここまで美味しいブッフェラは初めて。
そして、もうひとつのフレッシュチーズも激ウマでしたが一緒にかけられたハチミツも食べたことないうまさ。
茄子のカポナータも爽やかで良い。
パスタは自家製なんでしょうか?リィングイネ位の太さだけど妙にもっちりして美味しい。
ほんと、普通のように見せかけて食べてみるとタネがわからない山猫マジックは、すごい。
そしてメインディッシュのステーキ。
…最高に幸せでした。食べ比べてみると、やはり見島牛は赤身を味わうべき牛だなぁと思いました。
ロースも美味しいけどランプやヒレのおいしさは桁が違います。和牛はもう脂が重くて、最近は熟成したアメリカ牛の方が美味しいと思ってましたが、見島牛食べるとやっぱり和牛は美味しいと思います。
お酒は、辛口系の日本酒はやや苦さがあってそこまででしたが、五橋のピンクの濁りと久保田の熟成酒は凄い美味しかったです。
そしてワイン。
伊藤さんは安いというけれど、十分上手い。
ほんとに感動をくれるお店です。お陰で外食できなくなって困ってます(笑)
次はすっぽん食べに伺います。
※初回2015
大分前から予約していたおかげで希少な和牛の祖、見島牛のコースを頂くことができました。
まず一発目のビーフコンソメ。これでガツンとやられました。
すっごい味が濃いのにとことん煮込んだような重さがない。味だけが凄い鮮烈に襲ってきます。
もうこれだけでメロメロ(笑)
どれもこれもこちらの予想の斜め上を行く出来。
特にステーキ。
今回は腕肉とヒレ。腕肉はクリにあたるところなんでしょうか?見島牛独特の風味と肉の味を十分に味わえます。
そしてヒレ。シェフの伊藤さんが”笑えますよ”といわれるのもよくわかる。
肉の味と脂の美味さがすっごい。もう他でお金出して牛肉食べなくてもいいなぁと思ってしまいした。美味さの次元が全く別です。
最後の締めの牛丼まで、見島牛の美味しさを余すことなく食べつくすことができました。
お酒も3000円で料理に合わせたお酒を楽しめます。
お酒はほんの少しからでも大丈夫ですので、全く飲めない人以外は自分の酒量に合わせて楽しむことができます。もちろん、僕はなみなみと注いで頂きましたが(笑)
このお酒もほんと美味しい。希少酒が多いんですが、そんなのはどうでもいい。料理と合わせて、とても美味しい。というのが凄い。
特に醤油とてんさいの砂糖で焼いた肉に蓬莱泉の山廃純米・禄の10年古酒と合わせるのはしびれました。蓬莱泉のラインナップの中でも強めの古酒香と醤油の風味の組み合わせが最高でした。
これで3000円以上の料金にするとどうなるんでしょうか。次回が楽しみです。
名古屋で一番の目的お店でしたが、期待以上の味でした。
最近、食べログの点数高めでお値段が高くてもイマひとつ・ふたつのお店にしか出会えませんでしたが、ここの料理はぶっとんでます。
ここの本当の凄さは”希少な”食材とかお酒ではなく、調理技術や伊藤シェフのセンスだと思います。
しっかり熱がはいっているけど、カツオのタタキのような焼き具合の断面をしたステーキなんてみたことありませんし、パンも表面はパリッとしているけど、中はもちっとしっとりしていて、だけど日本で良くあるようなバターの重たさはなくて…もう挙げればきりがありません。
肉と野菜と豆腐を同じ皿に出しつつ、同時に食べるのではなく別々に食べると妙に美味しい。これまで経験したことない組み立てです。でもそれがまた単独で食べるより美味しい。どこまで味が見えてるんだかこの人は。
注意点として、
まず内装や外観。正直嘘っぽいです。旅先で前情報がなかったら、美味しいお店と思わずに素通りしそうです。
席もコの字カウンターにがっちり入っているので、このお値段のお店としては狭めです。お店の雰囲気もお値段のうち。と思っている人には向きませんし、料理の味こそ全てと思っている人の食べる人の機会を奪ってしまうことになるので行くのは控えたほうがいいかもしれません。
そして伊藤シェフのうんちく。伊藤シェフ、身なりが料理人というよりよく言えば仙人。悪く言えば小汚いおっちゃんです(笑)。でも低めのしぶい声で小さく食材やお酒、料理の説明をしてくれます。それに料理とお酒を楽しみながら聞き入ってると気がつけば伊藤教の信者になってしまいました(笑)
僕はすっかり虜になってしまいましたが、この独特の雰囲気が合わない方がいらっしゃるかもしれません。こんな美味しい○教ないと思いますが(笑)
まとめると、宮沢賢治の代表作と同じ、注文の多い料理店なのかもしれません。でも中に待っているのは極上の一品ばかりです。
素材もお酒も調理も一級品。なのにこのお値段。…名古屋でよかった。東京ならまず地方から予約取れないお店になるか、すっごい高いお店になっていると思います。
しかも3900セットなるものもやっているらしいです。ありえない。
このお店目的にまた名古屋に行きたいと思います。ごちそうさまでした。
2位
1回
2016/09訪問 2016/09/26
宇都宮で日本酒が飲めるお店。を探してたどり着きました。
しかし食べログ上位店は予約でいっぱい。しかも途中で空きもでない。
ダメ元で何店か伺ったんですか…いまいち。結果的に妙にはしごすることに。
実はこのお店最初に見つけていたんですが、いまいちそうでパスしていました。
まず大通り沿いにあるし、いかにもなお酒のラインナップだったのでなんか怪しいなと(笑)
最近は店のたたずまいからお店のレベルを外すことなかったんだけど。単なる思い上がりだったみたいです(笑)
その勘違いのせいで無駄にはしごしてしまいました。
まず十四代。頼んだら予想の斜め上の旨さ。
純米吟醸の愛山。
すっごい綺麗な熟成感。あれー。十四代ってこんな熟成感ないしここまで旨味はない気が。
代わりに香りの華やかさは少ないけど、これ、めっちゃうまい。
確認したらやはり自家熟成しているみたいです。…すごいなー。
こんな旨い十四代、日本酒好きの友人が自分で熟成したお酒以来だなぁ。熟成した石田屋レベルの旨さ。
…あれー。このお店、実はめっちゃ大当たりなんじゃないかい?
それからいろいろと店長さんと話して日本酒飲みましたがどれも美味しい。
素晴らしいなぁ。都内の有名店の上をいっていると思う。
料理も美味しい。ただ居酒屋レベルの上ってところ。
しかし都内のレベルよりは上だと思うなぁ。
お魚も美味しい。さんま、刺身と塩焼きで頂いたけど値段相応の味。
そのほか、ヒラメ、カマスもお願いしましたが臭みはなく美味しい。
串焼きを盛で頼みましたが、どれも中々の火の入り具合。
ただ、脂が多い串ネタと脂少なめの串ネタのふり塩の量が変わらないからか、軟骨やつくねはややしょっぱく感じました。
特につくねはベースの味も濃いからちょっときつめ。
しかし塩気は好みの幅が広いし、かつちょっと冷えてから食べると全然塩気が気にならない程度に。
うーんなんでだろ?むしろこうなることがわかってての塩振りなのかも。
総評としてこんなレベルの日本酒とまともな料理、都内なら予約なしでは入れないすっごい人気店になると思います。
料理はもちろんお寿司屋さんにはかなわないかもしれないしれませんが、値段相応というより値段以上の味だと思います。
しかしそれにしても栃木県人は、日本酒頼まないなぁ(笑)。
日本酒頼まなかったら、このお店、単なるちょっとコスパの良い居酒屋でしかないと思うのだけれど。
日本酒好きなら栃木まで遠征する価値があるお店だと思います。正直、餃子食べるよりここで日本酒飲む方がいいと思う(笑)
注意点としては、華やかな香りや甘味と酸味が好きな人はやや好みからずれているかも。まぁ鍋島とかもあるから飲むお酒には困らないと思うけど。
風の森、新政といった銘柄はありませんでした。まぁ、単にレア酒飲みたいって人には勿体ない。
このお店の本当の真価は熟成酒で、熟成酒が好きな人は是非いってほしい。
少なくともこのお店以上のお店を僕は今のところ知りません。
また伺います。
3位
2回
2019/06訪問 2019/06/22
正直、外食する回数が減ってます。特に高いお店の。
一番の原因はコスパの良すぎるお店を知ってしまったから。一つは名古屋の名店、山猫軒。そしてもう一つはここ、がじゅまる食堂。ここの2店を知ってると、2万以上するお店に行く気が失せます。
なので大阪に伺うときは毎回寄るようにしてます。少なくとも年に1回は食べてるかも。
ここ数年のウマさの進歩はホント凄いです。
毎回食べさせてもらう刺身も熟成具合も程よいし、味の組み合わせのセンスが良い。
いつも特別料理を用意してもらってるんですが、レギュラーメニューを食べたくてしめ鯖パクチー飯をオーダー。
これが旨い。
しめ鯖の酢の風味とパクチーの風味がマッチしていて、さらに鯖のウマさと米、オニオンチップの食感と風味のアクセントが重なって旨い。
ゴーヤーチャンプルーとかふーちゃんぷるーとかの、ザ・沖縄料理も沖縄で食べるより美味しいけど、こういう創作系の料理が特に美味しい。そしてカレーもウマい。
グリーンなカレーではなく、牛スジ煮込みカレーを食べてみたけど、これが旨い。
牛スジの煮込みをベースにしているので、ダシと甘めの味付けがしっかりしていて、そこにカレーの風味、特にクミンが重なって美味しい。
ホテルなどで出る洋風の重い濃厚なカレーとも、そぼ屋さんの和風だしのカレーとも違う、独特のウマさ。そば屋のカレーよりしっかりしているけど、濃厚なカレーと比べれると軽いのですいすい食べれちゃう、不思議なカレーです。旨かった。
そして今回、感動したのが、甘鯛の一夜干しの焼き物。
これ、超ーーーー味がしっかりしていてウマい!!いや、こんな一夜干し初めて食べた。
塩の入り方がスッゴイ。脂が乗ってるお魚、脂がある分、それなりに塩やった方が美味しいですが、骨近くになると塩気が足りなくなるので、大根おろしと醤油などを追加して食べたりしますが、この一夜干しはいらない。それでも骨までしゃぶりたくなるほどウマい。
一夜干しの仕方を工夫したみたいです。いやー、これホントウマいわぁ。次回、のどぐろみたいな超あぶらが乗ってるやつでやってもらいたいなぁ。いや、でかいやつだとダメなのかなぁ?次回の楽しみができました。また伺います。
蛇足ですが、ここにいる泡盛ソムリエの方が作る水割り。本当に美味しい。
料理に合わせて色々いじくってくれますし、えっ!!こんな味がしたの?この泡盛!!とびっくりすることばかり。泡盛好きなら、間違いなくはまると思います。
ここのお店は料理もお酒も奥深い。
※2016.5
久しぶりに伺いました。今回はブログでみて美味しそうだった鹿野地鶏をコースで。
久しぶりなので欲張って、いわし料理もお願いしておきました。
まずいわしの刺身、コハダを頂きました。
…うーん、沖縄ではおいしい青魚は食べれないので嬉しいです。コハダも良い締まり具合。最近、鮨屋にいってないので美味しさが染み渡ります。
鹿野地鶏は、タタキ、焼き、唐揚げ、そして締めにラーメンまで頂きました。
どれも美味しかったんですが、焼きが特に美味しかったです。やはり火の入れ具合が上手いなぁ。
締めのラーメンも久しぶり?に食べましたが、美味しかったです。
妙な味付けや調味料がないので、鶏の清湯の出汁がストレートに味わえます。
うん、出汁がしっかりしてたらいらんことしないほうが美味しいと思う。
でも。その日は強行日程で大阪入りして、かつ鶏を食べる前に魚を食べているのでスープまで完食できず。。。。無念。
次は中途半端にいじくらずに店主お任せで食べてみます。
あ。お酒のチョイスもさすがで、どれも美味しかったのですが、玉川の純米酒。常温。これがすっごい美味い。
基本、日本酒は酸が効いたやや甘めのタイプが好きなので、冷やして飲みますが、泡盛のように常温で美味しい日本酒も美味しいですね。
こういうお酒と合わせるとなると…うん、次はお酒と料理の組み合わせをお任せしてみよう。
※初回
店主さんが沖縄のお店で調理されていた頃からのファンで、ようやく自分のお店を持ってくれたので大阪まで押し掛けちゃいました。
お店は新福島駅の浄正橋の郵便局がある出口を出てすぐのところにあります。
細長い作りになっていて、カウンター6席とその奥に4人掛けのテーブルと6人、4人の掘りごたつ席。
オープンキッチンになっているので、カウンターだと料理している店主さんの仕事が観察できます。が。今日は掘りごたつで。
まずはお造り。
真鯛の昆布締め。いい味の締まり具合で、昆布臭さや魚臭さはないのに、甘いし味が濃い。
熟成金目鯛。軽く炭で炙ってあり、香ばしさが堪らない。そのうえ、熟成された刺身特有の柔らかいながらもすっごい甘さと旨さ。熟成され脂ものっているので、とろけるよう。
新鮮なお造りのプリプリ感もいいですが、しっかり熟成されたお魚は柔らかいながらも甘さと旨さが凝縮されているので、プリプリした新鮮なお魚より好みです。
シメサバ。これも良い塩梅の締め具合で、酸っぱさは程よく、臭みもなく身もしっとりとしてて旨い。
だこぶつ。歯ごたえは柔らかで瑞々しさもありしっとり。かつ弾力もあって甘い。タコってこんなに美味しいんですね。
お造り、どれもいい塩梅でした。
最近、ようやく?世間は熟成ブームで、肉のみならず熟成したお魚です!!と前面に出すお店も多くなりましたが、ほとんどが甘さを引き出せてなかったり、温度管理がイマイチで臭みが出てしまったりしますが、このお店の熟成具合はバッチリです。
次はせっかくなので沖縄料理を。
人参シリシリ。人参の細切り炒め。という表現がいいんでしょうか?沖縄の家庭料理の定番です。炒めた人参と玉ねぎの甘さ。そして溶き卵の甘さが良い塩梅に重なっておいしい。
次にパパイヤ炒め。沖縄ではパパイヤは炒め物の野菜としてポピュラーなんです。パパイヤと自家製の塩豚の味が絡んでとても美味しい。
そしてゴーチャーチャンプルー。ザ・沖縄料理。ゴーヤーの苦さと歯ごたえを残しつつ、豆腐と卵がゴーヤーの苦さを程よく和らげてくれます。美味いなぁ。
本日特別メニューのスッポンスープ。これもすっぽんの滋味深い味がしっかりしているんですが、臭みはなし。
本ししゃもの炭焼き。
良い焼き具合で頭からバリバリ食べることができて、身もふっくら。塩気もいい塩梅でシシャモの味を十二分に味わえます。
メインディッシュ?として特別メニューの松坂牛のイチボとレギュラーメニューの群馬の黒毛和牛の熟成肉の炭火焼き。
火の入り方が絶妙。松坂牛は和牛の脂を味わえるメニューで、熟成牛はしっかりとした肉の味が凝縮されていてめっちゃ旨い。
ほんとはどれもうまいなーと思ってたけど、締めに頼んだグリーンカレー。これもすっごい旨い。
スパイスが良く効いている上にバランスが良い。そしてスパイスカレーだけど味が濃厚。バターのような重さではないと思うんだけど、一体どうやって出してるんだろ?うーん。
肝心のお酒。日本酒は新政ラピス、No6が650円、500円。そして王禄の丈径、東洋美人の愛山が600円とかなりお得。このような飲みやすい銘柄から片野桜や十旭日といった温度帯をあげて楽しめるお酒まで幅広く揃えられています。
そのほか、焼酎、そして沖縄のお店らしく泡盛もあるのでお酒も幅広く楽しめそうです。
総評として、お造りから沖縄の家庭料理、魚の炭火焼きそして肉までどれも美味しかったです。素材のレベルを考えるとコスパもすっごい良いと思います。
値付けは居酒屋ですが、味のレベルは非常に高いので値段以上の満足感があります。この値段帯のお店で化○調味料抜きで味を作っているのは凄いです。
一万円以上の値段をとって化○使っているお店は見習ってほしい(笑)
福島に来た際はまた寄ります。
4位
1回
2016/06訪問 2016/06/05
もうバブリーって言葉は死語かもしれませんね(笑)
化○が入ってないまともな中華が食べてみたい。
と思って本命前のランチとして伺いました。
お店は名古屋駅の高島屋タワー?の正面にあるミッドランドスクエアなる42階の高層ビルの41階にあります。
吉兆やエノテカも同じビルのフロアにあります。
店構えも立派ですが、予約者優先の窓際席に案内されます。
これは確かにすごい。
コンクリートジャングルを見下ろす感じ。
うーん、バブリー(笑)
アラカルトメニューにひかれつつも初めてなので無難にコースを。
ここの売り?ののフカヒレを食べてみたい。
と思ってランチの高いコースを。
まずは前菜。
中華クラゲとチューシューやキュウリのつけもの、椎茸と湯葉
お肉はしっかりと八角の香りがして美味しい。
やはり中華はこの香りがないと。
そして椎茸と湯葉。
これはかなり、いい出汁で椎茸と湯葉の甘味が際立ちます。
中華クラゲもしっかりとした歯応えで肉厚。
次に本命のひとつ、フカヒレスープ。と燕の巣。
フカヒレはこれでもかっ!ってくらい、たっぷり入ってます。
それにジュンサイが入っていてつるっとした食感が加わって中々良い。
そして肝心の出汁(というより湯?)。
めっちゃ、こいこいです。
豚の香りなんですが、普通の豚。というより発酵系の香りも 。
それが味の濃さに繋がってると思いますが、
この香りは好き嫌いが別れそうだなー。
かなり、こいこいの味だったので、フカヒレよりは燕の巣の方があってたかもしれません。
次は選択性の点心4品。
春巻、小籠包、ホタテとコーンの餃子。
エビ蒸し餃子とフカヒレ、をチョイス。
どれも具、皮ともに美味しい。
さすが高級店。
小籠包としてならここの湯、ばっちりです。
次はホタテのガーリック仕立て。
極厚のホタテが半分に、切られてその上に揚げたガーリックがかかってます。
ガーリックの風味が非常にパンチあります。
そして金華豚のトウミョウ炒め。
豚の味がしっかりしてるけど、トウミョウの味もしっかりこいこいです。
ご飯前の空芯菜の腐乳炒め。
個人的にはこれが一番美味しかった。
シャキッとしたお野菜に独特の風味と濃厚さが合わさってとても美味しい。
何よりこれは味付けが程よい。
そしてご飯もの。
カニ炒飯でしたが安心の出来。
やはり、炒飯はインディカ米の方が美味しいと思います。
ただ、やや個人的な好みより塩がきつめ。
そしてデザートは目の前に持ってきてくれた五品~の選択で
選びます。
杏仁豆腐にしました。風味がよく美味しかったですが、連れのココナッツの方が好みだったかな。
お酒は店オリジナルのしょうこうしゅ。香りは控え目ですがなかなかの味。
総評として、まともな中華で美味しいです。が、最近和物一辺倒の僕にとっては、ちょっと味が濃いかなー。
香りづけなども含めて、肉をメインにしておけばよかったかなぁ。
アラカルトで食べたいもの食べた方がいいのかも。
しかしそうすると値段が怖いですが(笑)
ややお高い感じがしますが、場所台も含めてと考えるとしょうがないのでしょうか。
次は鳩食べたい。
5位
1回
2016/08訪問 2016/08/18
美味しいチョコレート屋さんがある。
という噂を聞いていたのですが、やや行きづらい場所にあったので行けずじまい。そのお店が北谷に移転したということで伺いました。
新店舗は北谷のアメリカヴィレッジのデポアイランドの中にあります。
お店が密集しているので行くまで迷いましたが、ホテルヴィッセルカンパーナ隣の建物2階にあります。
ベランダ部にchocolateと書かれているのが目印になります。
お店はベランダ席が3つほど、店内に壁際席とテーブル席は2~3つほど。
初めてなのでカカオについて説明があります。
まずカカオも産地毎に違いがあるようなので、その説明のためにガーナ産、キューバ産を試食で食べ比べさせてくれます。
カカオ98%とかのチョコって苦すぎて、というより苦さだけなので好きではないのですが、ここで食べたカカオはカカオそのものの割に苦さは程よく、風味をしっかり味わえます。
ガーナ産は普段食べているチョコの風味そのもの。そしてキューバ産はウッディな風味がオーク樽熟成香のよう。これはウイスキーと一緒に食べると美味しそうです。
それを踏まえてガーナ産とキューバ産カカオのチョコの食べ比べ。
…おー。カカオの風味がそのまま反映されています。
カカオは70%台であとは沖縄の離島、多良間産さとうきびから作られたザラメ?で甘さが足されているようです。甘さが程よく重さやくどさがなくて非常に美味しい。
市販品のチョコはいらないもんばっかり添加されているんだなぁとここのチョコ食べると感じました。
美味しいチョコなのでコーヒー、そしてためしにチョコドリンク、チョコケーキを頂くことに。
まずコーヒー。香りがよく苦みもほどよく酸味は控えめ。雑味が少なくて美味しいです。うん、せっかく美味しいチョコなのにコーヒーで台無し。ってことはなさそうです。
そしてチョコドリンク。これがめっちゃ美味しい!!
甘さもほどよく、チョコの風味が最高。これはピエール○ルコリーニのチョコドリンクより美味しいんじゃないかなぁ!!まぁ大分前の記憶なんで風化しているのかもしれませんが。
チョコにはコーヒー。といきたいところですが、このチョコドリンク飲んじゃったらチョコドリンクは外せなくなりますね。
チョコケーキも美味しい。チョコの美味しさもいいですが、食感の使い方がうまい。
カカオの粗挽きが程よくまじって、カリッとした食感と粗挽きのカカオを食べた瞬間のカカオの風味があるので、食べ飽きないケーキです。
非常に至福な時間を過ごすことができました。
こんな本物のお店が沖縄にできたのは嬉しい限りです。
まともなチョコのお店なので値段は高めです。
ですが、ゴディバをはじめとした有名チョコ店のお値段を考えると非常に良心的なお店だと思います。しかも、そういう大手のチョコより美味しいと思うので僕はとってもお得だと思います。
お店もレゲェが流れて良い雰囲気です。そしてカカオのやや酸味のある香り。非常に個性的な感じです。
チョコを含めてメニューがいっぱいあるのですが、お店の人が色々と親切にチョコの解説をしてくれるので初めてでもすぐにわかります。
まーややメニューがわかりにくい感じもしますが。
せっかくなのでコロンビア産、ベトナム産のチョコも試しましたが、これも美味しい。ここのチョコはカカオが粗挽きされているので食感と口に入れたあとの風味が非常に良い.
コロンビア産はプラムのような風味、ベトナム産は野イチゴのような風味がします。
おー。カカオとザラメだけでこんな味が作れるんですね。すごいぜカカオ!!
他にもヤギヨーグルト?(やっぱり多良間産?)とカカオで作ったキャラメルなど、興味があるものがまだまだたくさんあるので全メニュー制覇目指して通いたいです。
6位
1回
2016/05訪問 2016/05/15
旨いスムージーがある
と嫁さんに連れられて伺ってみました。
一回ここのスムージーを飲んでファンになって以降、毎週通うように。
しかし行くたびに
イベント出店のためお休み
...結局、一回しか飲んだことがない(笑)。
今回はお店のfacebookで確認しお邪魔したので無事、念願のスムージーにありつくことができました。
4種類あるようですが、厳選したものを使っているため日によっては欠品があるよう。
トロピカルフルーツスムーチーをいただきました。
まずここのお店では”スムージー”ではなく”スムーチー”といいます。
普通のお店とは異なり、ヴィーガンスタイルなのでベースは豆乳。そして一切の氷や砂糖なし。
なので時間がたって薄くなるとかもなく、甘さもフルーツの自然な甘さ。だからくどくないしいくらでも飲めそうです。
ただかなりの量と粘度(使用しているフルーツの量が他のお店とは段違いだからかもしれません)なので、一気に飲み切ることは難しそう。
でも氷無添加なので時間がたっても美味しい。
そしてベリーの粒がいい感じの食感と酸味をアクセントとして感じさせてくれるので飽きない。
…これまで食べてきたスムージーの中で一番美味しいかも。
このお店を紹介しているブログでみたパンケーキが美味しそうだったので、トマトルッコラクリームチーズパンケーキ(これはクリームチーズを使っているのでヴィーガンメニューじゃありません)をいただくことに。
これもまためちゃうまい。
まずトマトとルッコラがこれでもかってほど盛られています。…うーん、これでオープン当初は880円でやってとは信じられない。
現在は1080円となっていますが、納得のお値段です。
たっぷり盛られたトマトとルッコラとパンケーキ生地を一緒に食べると…うまい!!
野菜にかけられたオリーブオイルとパンケーキ表面?にまぶされた塩が重なって野菜の甘さと風味がすっごい引き立ちます。
…オンダのトマトとルッコラのピザより美味しいかも(笑)
そしてパンケーキ。
これ、それだけ食べても美味しい。
ヴィーガン様に動物性脂肪一切なしの豆乳ベースで作られているのですが、めっちゃふっくらとして甘い。
黒糖と塩の使い方がうまいからだと思います。
これも結構なボリューム。
男性だとぴったりかやや少ないくらいで女性だとちょっときついくらいかもしれない量です。
そんなボリューミーなパンケーキでしたが、甘さや塩気がほんとに良い塩梅なので、出たら一気に食べちゃいました。
いやースムージーもパンケーキもめっちゃおいしい。別にヴィーガン関係なく楽しめる良いお店だと思います。
ただ注意点としては商売っ気がまったくないこと。
お店は奥の個室みたいなとこと2人用のテーブル、5~6人用のテーブル、カウンターに2~3人とかなり小さめ。
なので僕らが入ったあとから来た客、座れず帰っちゃいました。
僕らがお邪魔していた際はおひとりで作って、接客して…だったのでお客がきたのにきずかずそのまま帰った方も。
あまりにも帰っていくので、カウンターに移りましょうか?と声掛けしたんですが、
”ありがとうございます。気にしなくていいですよー”と。
僕らにとってはめっちゃうれしいんですが、お店の経営上は良くないんじゃないかなぁとか客の僕らが気にしてしまうほど。
しかも少しでも美味しい状態で食べていただきたいとのことで、オーダーが入ってから生地から作るのでパンケーキはかなり待ちます。
スムージーも同様。
なのでゆったりと時間的にも心の余裕がある人じゃないと難しいかも。
時間的な問題も含め、沖縄らしいお店と割り切れればスムージーもパンケーキもめっちゃおいしいのでお勧めのお店かなぁ。
お店の雰囲気もアメリカ住宅を使った自宅みたいな造りでゆっくりくつろげるます。なので、
ゆったり音楽を聴きながら美味しいスムージーとパンケーキを待つ
…これぞ休日の贅沢な過ごし方だと思いますが。
今度はジャーサラダをトライします。
純粋な料理だけなら山猫軒がぶっちぎっているので、次点はすっごい美味しい日本酒を飲ませてもらった地方の名店茶々丸にしました。また日本酒を飲むためだけに伺いたいです。
がじゅまる食堂、以前より凄みが増してきてます。これからも楽しみです。
家全七福酒家、久しぶりに味の激しくない中華でしたが、なくなってしまって残念です。
山猫軒のコスパを知ってしまうと高いお店の外食が減るので新店が増えません。しばらく山猫軒の不動の一位が続きそうです。