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m-skywalkerのレストランガイド
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m-skywalker (男性・沖縄県) 認証済
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1回
昼の点数:4.0
2014/04 訪問
スープ・ド・すっぽん
今別の意味で話題な古典的グルメ漫画をはじめ、歴史ある小説まで名前がでる超有名店。結婚式弾丸ツアーで行ってきました。まずお店は古い京の町屋さんで、ほっこりします。それでお部屋は完全に個室。ま、値段を考えればそこらへんは当然っちゃあ当然です。鍋が出るまではすっぽんのしぐれ煮をいただきながらまったり。そして超あつあつのうわさの鍋が運ばれてきます。すっごいぐつぐつ言ってるのですが、そこはお店の人がよそってくれます。まずすっぽんの色んな部位、えんぺらや手などがごった煮になっていて、それを貪ります。ぷるぷるで臭みがない。しょうゆとほんのりショウガの香。・・・うーん、ここまで臭みがないとは。ほんとにすっぽんかな?と思うのですが見た目も噛み締めたときの味もすっぽんそのもの。そして身とは別によそってもらえるスープ。…濃い。超濃い。色んな意味で濃い。すっぽんの味がここまではっきりとわかるスープは初めて。この店のスープを飲めばこれまですっぽんがどんな味なのか分からなかった人でも理解できるでしょう。そしてすっぽんの味に負けない醤油。…なるほど。賛否あるのはわかる気がする。そして昼から酒が消えていく。途中、生き血を飲ませてもらいました。てっきり酒と一緒にといわれるかと思ったのですが、そのままでいいですよ、と。…言われた理由がよくわかります。ほんと癖がない。うーん、昔すっぽん鍋食べたときに生き血も飲んだんだけど、臭い!!が第一印象でした。しかしここのすっぽんは臭みなし。透明なほうはほんわか味がする水のよう。血の塊はぷるっとした食感でした。ただ、スープを飲んでいるせいか味はよく分かりませんでした。鍋を2週した後に念願の雑炊。卵をかき混ぜるか、鍋からよそって、生のままか個人でかき混ぜるかを選べるのですが、ここはやっぱり卵はかき混ぜる方向で。で、雑炊。うまい。スープは醤油ガンガン効いていたのにこれはすっぽんと卵の味。うーん、鍋から自然とこのダシがでるなら雑炊だけで安く出してくれないかなぁ。最後は甘いグレープフルーツ。予想以上の甘さでびっくりしました。総評として、確かに唯一無二の味かも。まず賛否あるスープ。確かに醤油が濃い。しかし塩辛いわけではない。いやこれホントです。良い醤油使ってるんでしょう。ただ、途中の鍋でスープを飲むんですが、醤油が濃いので酒か米が欲しくなります。うん、雑炊の前にご飯セットして欲しい。味。美味しいです。これもホント。こんなすっぽんの味が凝縮されたもの食べたことない。臭みもないし。ただ、和食なのかなぁこれ。と思ってしまいました。洋風にすっぽんコンソメ、スープ・ド・すっぽんって言うと文句なくなるんじゃないかなぁ。安っぽい僕はこれをベースに醤油ラーメンにするとぴったりかなぁって思ってしまいました。一体一杯いくらになるかわかんないですが。ま、すっぽんの川魚のような感じを消すための醤油なのかもしれません。そして締めの雑炊。ここは和に戻ります。スープとは対照的に卵とすっぽんのダシが見事。とたんに酒がいらなくなります。あったかいスープを合わせて飲んでいくので中年の僕は十分なお腹具合。朝ごはん食べてたらかなりきつかったかも。絞めのグレープフルーツ、季節変われば柿らしいですが、和のデザートだからなんでしょうか。冒頭に出した古典的グルメ漫画でも、和食のデザートは柿よりも甘すぎてはいけないといってましたし。砂糖もない時代からある昔からの和のフルーツが柿であることを踏まえての話だったような…。歴史あるこの店だからこそシンプルながらも趣き深い趣向だと思います。ま、僕の勝手な邪推ですが。グレープフルーツ(あまりにも甘いので別の果物かもしれません(笑)、このコースの締めとしては甘さ、爽やかさともに十分で僕は満足しましたよ。唯一不満だったのがお酒。前述したように味がしっかりしているので、もっと味がしっかりした日本酒を置いて欲しい。和食割烹なら料理だけで完成している分、味が濃い日本酒は邪魔されてしまうので敬遠されるのは分かるんですが、この店のすっぽん、軽い日本酒じゃあ、まず太刀打ちできません。是非とも飛露喜レベルの味がどっしりしたやつをおいて欲しい。気軽によれるとこでもないので次いついけるか分かりませんが、生きてる間にあと一度は食べに行きたいです。そのためにも仕事がんばろうっと。
2014/06/06 更新
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ペット可
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テイクアウト
家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
今別の意味で話題な古典的グルメ漫画をはじめ、歴史ある小説まで名前がでる超有名店。
結婚式弾丸ツアーで行ってきました。
まずお店は古い京の町屋さんで、ほっこりします。それでお部屋は完全に個室。ま、値段を考えればそこらへんは当然っちゃあ当然です。
鍋が出るまではすっぽんのしぐれ煮をいただきながらまったり。
そして超あつあつのうわさの鍋が運ばれてきます。
すっごいぐつぐつ言ってるのですが、そこはお店の人がよそってくれます。
まずすっぽんの色んな部位、えんぺらや手などがごった煮になっていて、それを貪ります。
ぷるぷるで臭みがない。しょうゆとほんのりショウガの香。・・・うーん、ここまで臭みがないとは。
ほんとにすっぽんかな?と思うのですが見た目も噛み締めたときの味もすっぽんそのもの。
そして身とは別によそってもらえるスープ。
…濃い。超濃い。色んな意味で濃い。
すっぽんの味がここまではっきりとわかるスープは初めて。この店のスープを飲めばこれまですっぽんがどんな味なのか分からなかった人でも理解できるでしょう。
そしてすっぽんの味に負けない醤油。…なるほど。賛否あるのはわかる気がする。そして昼から酒が消えていく。
途中、生き血を飲ませてもらいました。
てっきり酒と一緒にといわれるかと思ったのですが、そのままでいいですよ、と。
…言われた理由がよくわかります。ほんと癖がない。
うーん、昔すっぽん鍋食べたときに生き血も飲んだんだけど、臭い!!が第一印象でした。
しかしここのすっぽんは臭みなし。
透明なほうはほんわか味がする水のよう。血の塊はぷるっとした食感でした。
ただ、スープを飲んでいるせいか味はよく分かりませんでした。
鍋を2週した後に念願の雑炊。
卵をかき混ぜるか、鍋からよそって、生のままか個人でかき混ぜるかを選べるのですが、ここはやっぱり卵はかき混ぜる方向で。
で、雑炊。
うまい。スープは醤油ガンガン効いていたのにこれはすっぽんと卵の味。
うーん、鍋から自然とこのダシがでるなら雑炊だけで安く出してくれないかなぁ。
最後は甘いグレープフルーツ。予想以上の甘さでびっくりしました。
総評として、確かに唯一無二の味かも。
まず賛否あるスープ。確かに醤油が濃い。しかし塩辛いわけではない。いやこれホントです。良い醤油使ってるんでしょう。
ただ、途中の鍋でスープを飲むんですが、醤油が濃いので酒か米が欲しくなります。うん、雑炊の前にご飯セットして欲しい。
味。美味しいです。これもホント。こんなすっぽんの味が凝縮されたもの食べたことない。臭みもないし。
ただ、和食なのかなぁこれ。と思ってしまいました。
洋風にすっぽんコンソメ、スープ・ド・すっぽんって言うと文句なくなるんじゃないかなぁ。
安っぽい僕はこれをベースに醤油ラーメンにするとぴったりかなぁって思ってしまいました。一体一杯いくらになるかわかんないですが。
ま、すっぽんの川魚のような感じを消すための醤油なのかもしれません。
そして締めの雑炊。
ここは和に戻ります。スープとは対照的に卵とすっぽんのダシが見事。とたんに酒がいらなくなります。
あったかいスープを合わせて飲んでいくので中年の僕は十分なお腹具合。朝ごはん食べてたらかなりきつかったかも。
絞めのグレープフルーツ、季節変われば柿らしいですが、和のデザートだからなんでしょうか。
冒頭に出した古典的グルメ漫画でも、和食のデザートは柿よりも甘すぎてはいけないといってましたし。
砂糖もない時代からある昔からの和のフルーツが柿であることを踏まえての話だったような…。
歴史あるこの店だからこそシンプルながらも趣き深い趣向だと思います。
ま、僕の勝手な邪推ですが。
グレープフルーツ(あまりにも甘いので別の果物かもしれません(笑)、このコースの締めとしては甘さ、爽やかさともに十分で僕は満足しましたよ。
唯一不満だったのがお酒。
前述したように味がしっかりしているので、もっと味がしっかりした日本酒を置いて欲しい。
和食割烹なら料理だけで完成している分、味が濃い日本酒は邪魔されてしまうので敬遠されるのは分かるんですが、この店のすっぽん、軽い日本酒じゃあ、まず太刀打ちできません。
是非とも飛露喜レベルの味がどっしりしたやつをおいて欲しい。
気軽によれるとこでもないので次いついけるか分かりませんが、生きてる間にあと一度は食べに行きたいです。
そのためにも仕事がんばろうっと。