2回
2022/05 訪問
モダンスリランカが話題のスパイスカフェ2号店
超思い出し投稿です。
欧風でもインドでも無い、もちろんジャパニーズカレーでもない。
スパイスの可能性をスリランカ料理というジャンルを通して表現する、まったく新しいイノベーティヴなスリランカ料理を楽しめるお店です。
2021年のMyBestにも選んだスパイスカフェの2号店。伊藤一城氏のお店です。
もちろん、ディナーを予約して2名で行ってきました。
2022年5月3日 火曜日 17:59
*Taste of New Sli Lanka
Starter
Fish
Meat
Rice&Curry
Dessert
Tea
*アラック
*スリランカクラフトコーラ
*フレッシュライムソーダ
スリランカはアユールヴェーダの国。
コースのスタートも、アユールヴェーダの考え方に始まります。冷たい水ではなく、岩塩、生姜、レモンを添えたカルダモンの入った白湯。消化を助けてくれて、胃に負担がかからないものなんだとか。
ワインペアリングは付けていないので、ドリンクはお連れ様がアラック、私はスリランカクラフトコーラ。このコーラ、コーラの概念を根底から覆す、スパイシースパークリングドリンクです。
Starter
赤米のココナッツスープ(お粥)、チャパティ菜の花と玉ねぎを乗せて、エッグホッパー、牡蠣のアンプルティヤル、パティス(揚げ餃子)。
店名の『Hoppers』はこのエッグホッパーからきています。卵を乗せたクレープ料理で、通常よりミニサイズで提供。
ふた付きの小さくて深い鍋で調理しますが、作るには技術が必要で、見た目より何十倍も難しい料理。うずらの卵を使い、コンパクトサイズで完璧に作るシェフの素晴らしい腕前に感動。
お粥はアユールヴェーダの代表レシピ。
スリランカでは朝食としてよく食されています。
牡蠣のアンプルティヤルは強烈にスパイシーで、このお粥と合わせて食べるのがベスト。
Fish
スリランカと言えば魚です。これはイサキを使ったマサラ蒸し。バナナリーフに包んで蒸し、玉ねぎの甘みとマサラのスパイシーな風味に、ふわっふわのイサキが完璧に調和してます。
ポーション小さめですが、満足度はサイズの何倍にも感じられます。
Meat
豚肉で、コース唯一の肉。
ソース2種にそら豆、そしてフェヌグリーフ。
フェヌグリーフは、キャラメルのような甘い香りですが、とってもビターで苦味が強いです。
これをちょこっと付けて食べると…最高ですよ。
ジューシーなポークが一瞬でご馳走になってしまいます。
Rice&Curry
ご飯は日本の雑穀米とバスマティ。
副菜は全てバラバラに分解され提供。
カレーは蛤を使ったシーフード。よくあるワンプレートではなく、自分で副菜を盛り付けて頂くのが楽しい。ソイミート、ビーツ、ココナッツ、牛蒡、ダル、菜の花、茄子、カブ、アチャール、パパダム。
ひと通り味わった後に盛り付けてみたものが写真1枚目です。もちろん混ぜ混ぜして食べます。
なにより、一品ごとのクオリティが高すぎて驚き。
それらを混ぜて頂くのだから、美味しく無いはずがありません。お連れ様、美味しすぎて泣きそうだと言ってました。
Dessert&Tea
ラストのデザートまで完璧。
サクサクのパイ生地とふわふわクリームにいちごを乗せたもの。そして、お茶は産地を選んでオーダーできます。
最後まで楽しませてくれる至高のコースでした。
オープンは2021年の12月、兜町の『KABUTO ONE』の1階です。伊藤氏は天才なんじゃないかと思いますが、未だに東京のフレンチやイタリアンのレストランで研修させてもらっているんだとか。また、食材の生産者さんを訪問したり、漁師さんを訪ねたり、畑や山に行ったり。『うちの料理は、国内外で学んだ様々なことが生かされているんですよ。』と仰られる通り、飽くなき探究心と自らが楽しみながら新しいものを生み出すポテンシャルが素晴らしいです。
お店のデザインは、スリランカの建築に精通した建築家さんにお願いされたとか。「スリランカの海沿いに立つ、リゾートホテルの近くの小洒落たレストラン」がコンセプトで、ミニマムな落ち着いた雰囲気。
スパイスはスリランカからの輸入で、野菜は日本全国の生産者さんと直接契約。日本の美味しい野菜を使っています。ちなみに、お皿も日本の作家さんの物を使う拘り。
カレー好き、スパイス好きな方はもちろんですが、グルメな方は是非一度体験して欲しい素晴らしいお店。
ぶっちぎりです。
激しくおすすめ。
2023/09/18 更新
押上にある南インド料理の超が付く名店「スパイスカフェ」を手がける伊藤一城氏による2店舗目としてオープンした、モダンスリランカ料理専門店。
久しぶりの再訪、2名で行ってきました。
2025年7月5日 土曜日 19:23
*ライス&カリー スリランカ定食フィッシュ
*ライス&カリー スリランカ定食ビーフ
*前菜5品盛り
*キリティー
*フレッシュライムソーダ
スタートは、アーユルヴェーダの考え方に基づき、カルダモンの白湯。お腹も心もリラックスします。
前菜5種盛り
お連れ様がオーダー。この日の前菜は、右から左に豆ペーストの甘くないドーナツ「ワダ」、ビーツを使った色鮮やかな「エッグホッパー」、スパイスでマリネした鶏肉の「パドゥン」、春菊を入れたベジタリアンスープ「コラキャンダ」、ホタテの貝柱とココナッツを使った「ロティ」。どれもスライダーのようなミニサイズだが、非常に手が込んだ逸品ばかり。あまりに美味しそうなので、私も追加オーダーしてしまいました。和の食材の使い方がセンス抜群。
ライス&カリー
私はフィッシュカレー、お連れ様はビーフをチョイス。所謂定食スタイルで、一般的には5種類ほどのおかずが乗るところ、HOPPERSではなんと9種類の豪華ハレの日仕様。
おかずは、丸干しいわし、パパダン、パリップ、茄子のテルダーラ、冬瓜カレー、ビーツカレー、キャベツテルダーラ、ポルサンボル、ケールサンボル。そして、ライスはバスマティとあきたこまちのミックス、なんとおかわり無料。
フィッシュカレーはトマトを使い、魚の旨味とトマトの旨味が絶妙に融合。辛味は弱く、パンダンリーフの香りが爽やか。ヘルシー感があるのに旨味がしっかりある。
ビーフカレーは、シナモン、カルダモン、クローブという甘い香りのスパイスを中心に多数のスパイスを使って、タマリンドで肉を柔らかくするのが特徴。欧風のビーフカレーとは違う、スパイシー&ヘルシーなのに肉がとっても美味しいスリランカスタイルのカレー。
イワシをかじり、おかずをつまみ、カレーとライスをいただき、その後少しずつ混ぜながら食べるのがスリランカ流。たまに、いきなり全部混ぜる人を見かけますが、それはスリランカではマナー違反です。気をつけましょうw
ライスのお代わりは、お腹いっぱいになったので無し。おかずがたっぷりあるから、このワンプレートで十分満足できます。日本の旬の食材を活かし、アユールヴェーダの思想と掛け合わせた、ガストロノミーなスリランカ料理は流石です。
ドリンクは、私が食前にフレッシュライムソーダ。食後は2人でキリティーを飲んでほっこり。
美味しく完食いたしました。
『HOPPERS』は2021年12月、兜町の『KABUTO ONE』の1階にオープンしたモダンスリランカ料理店。世界を旅した天才料理人「伊藤一城」氏のお店「SPICE cafe」の2号店的位置付けで開業し、食べログでは当然の百名店。ミシュランにおいては、今年2026年もビブグルマンを獲得。なんと3年連続の授賞。『HOPPERS』のシェフは、「SPICE cafe」でも研鑽を積まれたスリランカ出身の「マヘシュ・ラサンタ」氏。故郷スリランカの食材やスパイスを用いつつ、日本の食材とアーユルヴェーダの思想を融合させたガストロノミーな極上スリランカ料理を作り出します。
お店は、スリランカの建築に精通した建築家にお依頼したミニマムな落ち着いた雰囲気。間接照明がモダンで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。使用するスパイスは、スリランカから直輸入、野菜は日本全国の生産者と直接契約。食材や調味料はもちろん、店の作りや雰囲気、カトラリーや皿までこだわり、モダンスリランカを体現しています。
私はオープンした翌年2022年に一度伺ってますが、ミシュランに掲載されるようになってからは初めて。久しぶりの再訪で、今回は予約なしのサクッとカジュアル利用でしたが、さらに進化して美味しくなったと感じました。3度目の再訪は、もう一度初回と同じくフルコースで都内最高峰のモダンスリランカを満喫したいと思います。全ての料理にその都度唸らせられる、スペシャルなクオリティ。間違いなく国内最高峰のモダンスリランカ。
とってもおすすめ。