NLPカメラマンさんが投稿したかつ丼 天下星(東京/千駄木)の口コミ詳細

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NLPカメラマン (60代前半・男性・東京都) 認証済

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かつ丼 天下星千駄木、日暮里、根津/かつ丼

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

極厚の衝撃──千駄木「かつ丼の天下星」で出会った、伝説の一杯

あの日。
新宿御苑から突然姿を消した「かつ丼の天下星」。
喪失感に打ちひしがれていた僕に、人づての噂が舞い込んできた。
どうやら、千駄木で復活するらしい。
その一言を聞いた瞬間、迷わずスケジュールを空けた。

千駄木駅から、歩くことたったの3分。
団子坂の交差点を渡り、今川焼屋さんを過ぎたらすぐ。
ビルのガラス窓に惑わされながら、慎重に入り口を探す。
小さな扉をくぐった先に、待ちに待った「天下星」の新天地があった。

いざ、厚切りかつ丼との再会。
1杯1450円という価格は、少し高く感じるかもしれない。
だが、運ばれてきた丼を見た瞬間、そんな思いは霧のように消えた。

まず、目を奪うのは圧倒的なとんかつの分厚さ。
箸を入れると、その確かな抵抗感に思わずニヤリとする。
断面をのぞけば、肉厚なピンク色のグラデーション。
噛み締めるたびにジュワッとあふれる肉汁。
脂身はとろりと甘く、赤身はしっとりと柔らかい。
これほどまでに肉の存在感を主張するカツ丼に、出会ったことがあっただろうか。

あまりの分厚さに、ご飯にたどり着くには一苦労。
思わず、蓋の上にカツを一時避難させながら食べ進めることになった。
けれど、その手間さえ、楽しく思えるほどの幸せな戦い。

カツを引き立てる出汁もまた、丁寧に仕込まれている。
ほんのり甘く、しかし芯のある味わい。
味噌汁の魚系出汁も力強く、全体のバランスを見事にまとめていた。
付け合わせのごぼうのきんぴらも、さりげなく脇を固める名脇役。

店内は、新宿時代よりも洗練され、すっきりとした清潔な印象。
麦茶と冷水がセルフで選べる心遣いも、嬉しいポイント。
濃厚なとんかつの後に、冷たい麦茶で口をリセットできる贅沢。

「これぞ、厚切りの美学」
そんな言葉が自然と浮かぶ一杯だった。
肉の厚みに感動したいなら。
とにかくガッツリ満たされたいなら。
千駄木の「かつ丼の天下星」へ。
その丼を、ぜひあなたの手で持ち上げてみてほしい。


おススメ度は、文句なしの100点です(^^)/

※点数に関して
65点が及第点で期待値どおり
34点以下は、期待値以下
66点以上は、期待値以上
70点以上は、また行っても良いなと思うレベル
80点以上は、知り合いに教えても良いなと思うレベル
90点以上は、イベントを開く時に使いたいと思うレベル
100点は、文句無しの完璧にお気に入り、毎日でも通いたいレベル

2025/04/28 更新

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