11回
2025/01 訪問
頑張れBARNS!暫くはチーフバーテンダー氏の1オペ営業
2025年の正月休み。
津の施設の母におせちを届けての帰途。
事前予約の上、年始営業日に
BARNSに伺ってみるとオーナー
バーテンダーの平井さんがご不在。
チーフバーテンダー氏が1オペで
対応されておられる。
ひょっとしてワシも年末やったインフル?と
伺うと、何とご体調不良での検査入院とな。
折しもお店のあるビルの所有者が代わり、
ビルの改装工事が続く、2月中旬までは
チーフ氏による1オペスタイルでの営業との事。
元々、腕もご経験もお有りの方だけに
通常の応対自体は全く問題無いが、
「複数お客様がいらっしゃるタイミングによっては
予約のお電話に出られない事もあって・・」とも
語っておられた。じゃろうなあ。
詳細はお店のHPのNEWS欄を参照頂き、
できれば負荷の少ない時間帯に予約を取って
伺われると双方幸せかと思う。
https://www.bar-barns.jp/fcblog/132494.html
平井さんの早期ご回復・復帰を祈念しつつ、
チーフ氏の孤軍奮闘ぶりにも感謝のエールを。
頑張れBARNS!
2025/01/05 更新
2024/11 訪問
BAR BARNS・・もう家族公認の天国じゃ。
食べログにもよう書くワシの天国3軒がある。否、あった。
東京・巣鴨のゆたか食堂はカミさんも娘も大好きで
よう行っとったが、昨年12月14日女将さんが
亡くなられてお店も閉じてしもうた(涙)
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13088824/dtlrvwlst/B389755682/?lid=tabelog_pickup_review
大阪・相合橋の正宗屋は「美味しいとは思うけど、
父上がなんでそこまで嵌っているのかわからない」と
2人とも、どちらかと言うともう誘ってくれるなモード(涙)
https://tabelog.com/rvwr/000983456/rvwdtl/B113135360/#176154954
そして名古屋・伏見のバー・バーンズ。
今年初めてカミさん、娘それぞれと行けたが、
ともに高評価。お店で頂いた種類の酒をわざわざ
自分で買うてきて家で試すが「お店と全然違う」
「やっぱり作ってくれる人によって味が違うね」
と当たり前の事を宣っておられるw
でもお陰でしんどい事情で名古屋行きが重なっても
「帰りにバーンズ寄っておいでよ」と家族公認の
寄り道先になった。ありがたい。
この日もチト切なく、ささくれ立った心持ちで伺ったが、
全てを包み込む様な応対、雰囲気でリセットされる。
飲もうと決めていたペニシリンも沁みたなあ。
無理なお願いにも、お心遣い頂き、これからも
家族でBARNSを楽しむ事ができる。
今宵もありがとう。BAR BARNS!
大分のかぼすを使ったスカイボール
SMS日本向けボトル2種をティスティング。ボトルキャッチ、コメントは平井さんによるもの。
SMS試飲イベントの為に考案されたマリアージュを試させて頂く
ペニシリン
ブレンデットはバランタイン17年、フロートにはラフロイグ
バーンズの周年記念オリジナルボトルを2種味わう。
アイルランドのクーリー22年物と嘉之介 Bar BARNS 22th anv. 5年
締めはギムレット
ライトアップするとこうなるw
今宵もありがとう、BAR BARNS!
2024/11/03 更新
2024/10 訪問
娘とBARNS、これ以上の幸せはなかなか無いかも・・
名古屋の夜は勿論、バーンズ。
ワシの天国に8月にカミさん、そして今回は
娘を連れてくる事ができて嬉しい。
娘は小さい頃から所謂酒呑が好む様な
アテが大好きでこれは大きくなったら
晩酌付き合ってくれるなあと夫婦で期待しとったが、
意外やポンコツで普段はほとんど口にせん。
まあ両親の醜態をよう見てきただろうから、
反面教師にしとる説、頷けんでは無い。
でもここバーンズではやはり違うなあ。
オーナーバーテンダーの平井さんが実に
柔らかくジェントルに素敵な提案をしてくれるから、
2号もフルーツ、デザート系を含むとは言え4杯、
且つワシの5杯も全部ティスティングしよった。
兄1号の生まれ年のスペイサイドと自分の生まれ年
1999年のISLE OF JURAを飲み比べてる様など
笑うてしまった。お前呑めるやないかい!
平井さんのマジックにかかると、きっとどんな人でも
ここでは美味しく楽しく飲めるんじゃろうなあ。
事実、カミさんも娘も「普段より強めで量も飲んでるのに
全然酔わなかった!凄い!」と絶賛しとりました。
酔うのも楽しいけどねw
娘にはこの後、締めの天下一品まで付き合って貰うて
幸せな一夜じゃったわあ・・
2024/10/19 更新
2024/09 訪問
Here in heaven,BAR BARNS
この日は津への移動も控えておって
夕方、開店したばかりのタイミングで訪問。
気分はThe Long Goodbyeのマーロウじゃなw
この日も心地良い空間と時間の中で
いろいろと考えさせられたわあ。
人は皆バブちゃんとして生まれ、
青春期、最盛期、円熟期、衰退期、
そして無に戻る。それぞれの時期に
価値魅力があり、いづれも限られた時間。
ウィスキー(広義では酒全般)も同じじゃな。
パワフルで誰が飲んでも美味しい時期、
角が取れたまろやかさを感じる時期、
そして明らかに枯れ気味のニュアンスはあれど
本来の魅力の名残、残り香をもった時期がある。
ワシ如きがそういった年数を経た一杯を口に
する事は稀じゃが、この日、オーナーバーテンダーの
平井さんが最後に供してくれた一杯、ストラスアイラの
42年物のラストショットは正にその魅力、
そしてそこに佇む切なさを教えてくれた。
その前に若々しい青林檎の芳香を携えた9年ものも
味わっていただけに余計にね。
ワシの母も今、人生最後の時期を迎えつつあるが、
脳の衰えもあり、いろいろと雑味が出てきてしもうとる。
最後まで魅力ある味わいを保つのは人も酒もなかなか難しい。
この日はウチの1号と同い年の若いバーテンダーさんの
ジンリッキーやペーパープレーンを味わえた事もあり、
楽しい時間でもあった。
予定や状況が変わらなければ、次回は前回のカミさんに
続いてウチの2号と伺える筈。父親として、それもまた
幸せな事じゃ。
イベントでの早い時間の訪問はあれど、通常営業時間開始時の訪問は初めて。
息子と同い歳のバーテンダーさんが作ってくれたジンリッキーのビター効かせ
同じくペーパープレーン
こちらは平井さんの和風ギムレットギムレット
ジンは京都のヤマレスト オーディナリージン
ストラスアイラの9年 鉄人28号w
ポール・ジロー
ストラスアイラの42年物ラストショット
2024/09/23 更新
2024/08 訪問
心にエナジーもらえる止まり木、BAR BARNS
大好きな店は行くだけで楽しいし、
心のエナジーをもらえるなあ・・
今回、あらためて実感した。
翌日の身内絡みの重い状況を前に
初めてカミさんとワシの天国BARNSへ。
これ自体はホンマに嬉しい事。
前の店でのギュウギュウ汗だく状態に
ちとプリプリしとったカミさんも
こちらの穏やかで優しい空気感に機嫌直る。
ワシはお酒大好きじゃけど、いろんな情報や
能書きに影響されとるところ多分にあると思うとる。
それに対してカミさんはブラインドでええ酒を
感じとれるし、ええ酒であるほど量もいける人(笑)
オーナーバーテンダー平井さんの穏やかなトーク、
リードで美味しい酒を夫婦で楽しむ。
考えてみりゃ、こんな幸せな時間も無いかも知れん。
店に入る前より元気になってお店を後に。ありがとう。
翌日の状況・・予想以上に重かった・・をふまえて、
今後、名古屋を経由して津に向かう事が増えるじゃろうな。
そんな時の止まり木にまた寄せてもらいます。
ワシの一杯目、大葉のジントニック
カミさんはデコポンのジントニック
ワシの二杯目。ペーパープレーン。 バーボンはバッファロートレース。
カミさん二杯目、和風ジントニック、京都の季の美で。
ワシも和風ジントニックの新作・・
東経135度兵庫ドライジンを使った一杯を頂く。升の淵に添える柚子塩も旨い。
ちょこっとストレートでも味見させてくださった・・
カミさん3杯目は・・
ワシのオススメ・・
小梅ちゃんスペシャル
ウィスキーお任せチョイスで供してくれたのは・・
グレングラント29年のラストショット
ポールジロー トレラール35年で締めようとしたら・・
シングルモルト35年物のシークレットボトル・・テインのあの蒸溜所らしい・・を振舞ってくださる。
良い時間をありがとう。
2024/09/23 更新
2023/10 訪問
真っ昼間にワシの天国バー・バーンズへ!
10月某日曜日の真昼間。
名古屋・伏見のBar BARNSの前に佇むおっちゃん。
ここはワシの天国のひとつじゃが、流石に昼12時に来るのは初めて。
ホンマは普通の営業時間に行って楽しむのが一番なんじゃけど、
この日は昼・夕のイベント開催で夜営業がお休み。
まだ枠があった昼の会に慌てて申し込んだ次第。
大ナゴヤツアーの東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
(TWSC)の最高金賞をティスティングする会。
https://dai-nagoyatours.jp/past/28225.html
最高の空間で珠玉の17アイテムを味わい、楽しむ。
このクラスになると、勿論どれも最高に旨い酒ばかりじゃけど
特に「SMWS 53.419(カリラ13年)」
「ウィルソン&モーガン リンクウッド15年 ePower15周年」
「オールドプルトニー18年」がワシには印象深かった。
BARNSオーナーの平井さんがチョイスしたマリアージュのアテ、
甘味等との組み合わせも素晴らしい。
オプションでやはり最高金賞の「SMWS 24.196(マッカラン33年)」が
10ml8000円という破格の提供も用意されており、最後に頼もうと
思ってたんじゃけど、流石に17アイテムも味わった後だと、
「あっアカン。これはもう真価がわからん状態じゃな」と断念。
最初か、せめて中盤に頼むべきじゃった・・・
次回、普通の営業日に伺った際にお願いしてみよ。
驚いたのは、ワシのもうひとつの天国ゆたか食堂で
ワシの為に仕入れて供してくれた1本、
JAMES E PEPPER 1776 STRAIGHT BOURBON WHISKY
100PROOF 750ml 50%が含まれていた事。
これを街の食堂で楽しんだおっちゃんはそうはおらんじゃろ(笑)
バーボンをブランデー?と言うたママに知識があるとは思えんので、
常連の酒通〇っちゃんさんの指南による仕入れじゃろうなと感謝。
大ナゴヤツアーでは定期的に、お店の主催でもこういったイベントは
いろいろあるので、スピリッツ好きの紳士・淑女には是非おススメしたい。
勿論、通常営業も天国である事はワシが保証する(笑)
2023/10/18 更新
2023/07 訪問
名古屋の天国。BAR BARNS。
急な出張。現地入り遅め、翌朝も早いので、
行けるのは一軒のみ。勿論、ワシの天国BARNSへ。
雨の先にBARNSの看板が視界に入るとホッとする。
ワシの場合、最初の一杯はどこでも決まっとるが、その先は
オーナーとの会話の流れ、幾つかのご提案の中から乗っかる。
ハズレる事は無い。寧ろ未知の新たな世界に導かれる感じ。
「美味しいカクテルを作るには特別な才能が必要」
ある小説の中のセリフじゃが、ここに来る様になって、
ホンマそうじゃなあと実感するようになった。
勿論、カクテルに止まらず、あらゆるスピリッツが
絶妙の選択、タイミングで供される。ささくれ立った
精神状態の時でもその傷、隙間にじんわり染み込み、
潤いを与えてくれる。まあそんな状態で来る事も少ないけど(笑)
ワシの天国三箇所、大阪・相合橋正宗屋、東京巣鴨・ゆたか食堂、
そして名古屋伏見・BAR BARNS。先の二つはカラーもクセも
あって好き嫌い分かれるかも知れん。でもこちらは常識ある
酒呑にとっては等しく天国となれるお店に思う。
あっ、老婆心ながら若い方に一言。こう言うお店はね、
6人とかで来ちゃアカンよ。しかも予約無しで。
(特別な会で事前にキチンと相談すれば、それに応じた
スペースを用意してくれるとは思う。)
お店はしっかり対応されておったけど、同時にワシを含め、
何人かが、空気の荒れを予感してお会計へ。
天国を守る為には常識も必要なんよ。
次はいつ来れるかな・・
ビタージンリッキー・・飲みかけ
大葉のジントニック
ラムベース小梅ちゃんテイスト
グレンスコシアのソーダ割
SMWSのボトルと味比べ
ハギスは・・
ラガヴーリン16年を垂らして・・
ポール・ジロー25年と八朔果汁のみの氷菓
2023/07/12 更新
2022/12 訪問
ワシの天国への階段・・
ワシも80年代はキラキラの若者wであったが、
いつの間にかモーツァルトもジョン・レノンも
そしてマイケル・ジャクソンの年齢も越えたおっちゃんに
なってしもた。そしてつい先日、父の存命期間を越えた。
ワシにとって父はいつになってもずっと歳上な存在じゃが、
ワシが今これを書いてる歳の頃には亡くなっていた・・
と思うと未だ理解し難いし、切ない。
まあええ。生きてる日数だけじゃが、
父を越えたんじゃから、ご褒美にどっか行きたいとこ
行って、父を偲ぼう。頭に浮かんだのが、こちらBARNS。
ちなみに父とこちらは一切関係無い。ワシが心地良く
落ち着く空間連想で出てきたお店。
前レポ以来じゃから4年ぶり。変わらずそこにあり、
くたびれたおっちゃんを暖かく迎えてくれた。
うまく言えんがこの空間、空気が違う。
恐るべき陣容のバックバーにビビる必要は全く無い。
飲みたいものを言えば良い。迷いがあれば、素直に
投げ掛ければ、期待の230%くらいの内容で提案してくれる。
この日、カウンター隣の然程酒に詳しく無いであろう
女性ふたり組とマスター・平井さんのやりとりの上、
供されたカクテル見てワシも飲みたくなった(笑)
そう。自身へも最善の提案をしてくれてそれに十二分に
満足するんじゃけど、両隣の客に供されたものも
呑みたくなってしまう・・そんなBar。
頭の中の濁り、モヤモヤが綺麗に抜けていく、そんな空間。
この日、充分に堪能させてもらいながら、話の流れで、
翌日も看板の灯の消えたタイミングで伺わせてもらう事に。
(お約束の上でね。)
自称ジェントルマンなワシは普段そんな事はせんが、
この空間を独占できるラス客になる機会はそう無いので
甘えさせて頂いた。(スミマセン!)
前レポ山猫軒出てダッシュで向かいましたがな(汗)
ベルガモットを加えたジンリッキー、ポール・ジローの
35年物で30分程で切り上げようとしたら、最後に少し
早い誕生日を祝してとお店の開店20周年記念ボトルを
1ショット振る舞ってくださった。細胞に染み込む一杯。
この店に入る階段を下り、至福の時を時を過ごし、
再生したおっちゃん・・また階段を上がり、俗世へと旅立つ。
ここが・・天国への階段
ジンリッキーにビターを効かせて。ワシのお決まりスタート。
和歌山・北村村の柑橘・じゃばらを活かしたラムベース
スペシャルの小梅ちゃん
栗のデザートカクテル
バニラを浸して・・
もうすぐ師走、クリスマスかあ・・
二日続けて天国への階段を下る。
ベルガモットを効かせたジンベース。
ポール・ジローの35年物でフィニッシュと思ったら・・
開店20周年記念ボトルの中から・・40年物を振る舞って頂く。
2022/12/06 更新
2018/03 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
Is...Is this heaven? It's BARNS.
one fine day@名古屋の締めくくりは勿論BAR BARNS!
名古屋行きが決まって、即予約をとwebを見ると、
その日は何と通常営業お休みで「レミーコアントロージャパン」
の試飲セミナーイベントとな。直前じゃったので、ダメじゃろうなと
℡してみるとまだ大丈夫。良かった!!
当日、僅か5000円の会費でテイスティングできたのは、
・ザ ボタニスト(ジン・アイラ島)
・マウントゲイ1703マスターセレクト(ラム・スペイサイド)
・E.H.テイラーJr.スモール・バッチ(バーボン・ケンタッキー)
・同シングル・バレル
・同ストレート・ライ
・レミーマルタンXO(コニャックブランデー・コニャック)
・ハイランドパーク ヴァルキリー(Sモルト・オークニー島)
・ザ・フェイマスグラウス フィネト(ブレンディット・スコットランド)
・同 スモーキーブラック
・同 メロウゴールド
・ザ・ネイキッドグラウス(ブレンディット・スコットランド)
・ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ(Sモルト・アイラ島)
・同 アイラ・バーレイ2010
・ポートシャーロット スコティッシュ・バーレイ(Sモルト・アイラ島)
・同 アイラ・バーレイ
・オクトモア 08.1 スコティッシュ・バーレイ(Sモルト・アイラ島)
・オクトモア 08.3 アイラ・バーレイ(Sモルト・アイラ島)
・コアントロー(リキュール・アンジェ)
・同 ノワール
・同 ブラッドオレンジ
これらを好きなだけ!勿論、節度を持って(笑)ティスティングできる。
おまけにこの中のジンやリキュールを使ったカクテルまで振舞われて・・天国。
どれも銘酒じゃが、ワシは特にマウントゲイのキャラメルなまろやかさ、
ブルックラディからオクトモアに至るアイラの恵み、味わいの変化に感動。
嬉しかったのはザ・ボタニストを通常のものと、最近ワシが家でもやってる
(と言ってももっと安いジンじゃが)ジュニパーベリーの実を漬け込んで
ジュニパー風味を増したものも出してくれた事。バーンズと同じ事しとる!
ってね(笑)ローズマリーや唐辛子なんかを漬け込んでも良いとか。
今度、やってみよ。
輸入元さんも太っ腹というか、まあバーンズだからこそのイベントなんじゃろうなあ。
聞けば定期的にこの種のイベントも開催されていて、次回は5/20の
「ザ・スコッチ・モルト・ソサエティ・ジャパン」!!のサンプリング会とか。
ううっ、名古屋の方が死ぬほど羨ましい・・
お店の方々のホスピタリティ、センスとも変わらず申し分なく・・僭越ながら、
私的殿堂入り満点評価に。次に名古屋に行けるのはいつかなあ・・
2018/03/31 更新
2016/03 訪問
ここに来る為、名古屋に来たい!と感じたBarです。
2016.3再訪
初訪問から二度名古屋訪問があり再訪トライしましたが、
いづれも満席。今回は事前に予約して訪問しました。
いつものジンリキビターでスタート。
この日はグレンフライ追悼の意を込めてテキーラベースのカクテル3杯。
〆にスモーキーなモルト。新幹線の時間があったので1時間ほどの
滞在でしたが、贅沢な時間でした。あ〜腰を据えて飲みたかった(笑)
次回も必ず伺います。良い時間を感謝。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2015.6初訪問
今回の名古屋訪問の最大の収穫。
ワシのBar歴の中でも間違いなくトップクラス。
素晴らしい時間を過ごせました。
某日22:30過ぎ、入り口に満席の札が掛かるも
丁度出てくる方がいらしてラッキー!
出られる方をお見送りのお店の方に招かれ店内に。
初見で「ああ良い雰囲気のBarじゃなあ」と感じる。
自動的に唯一の空き席、カウンター手前端に近い席。
後から知りましたが、オーナーバーテンダーの平井さんが
正面にいらして、これも幸運でした。
ワシは初めてのBarでは、
「ジンリッキーにビターを効かせて」
「あまりドライすぎないマティーニ」のどちらかで
探って気に入れば後はお店の方との会話と雰囲気で
選択することが多いです。
ただこちら探りのジンリッキーからして驚き。
抜群に、う、旨いがな。なんじゃこりゃ?
平井さんとの会話でビターをこの具合にした理由も納得。
あとは会話の流れを楽しみつつ、
・テキーラベースのカクテル〜飴の小梅をイメージされたとか
・ワシのもうひとつのお決まり、マティーニ〜食べたあとの
オリーブも楽しめる工夫。
村上春樹が作品の中で登場人物に「本当に美味しいカクテルを
作るのはピアノを弾いたり、絵を描いたり、100mを走ったり
するのと同じ特別な才能が必要」という趣旨の発言をさせているけど
ホンマにその通りだと思う。客に出して恥ずかしくないくらいの程度の
たいていの店が出してるカクテルとその先の才能を持った人が
作るカクテルは明らかに違う。そんなカクテルに出張先で出会えて幸せでした。
〆の一杯を相談すると三種のプレゼン。
「アードベッグの77」「ポールジローのトレラール」「抹茶のカクテル」
凄いのが出てきたなあ・・アードベッグもジローも大好きなんでこれが
選ばれたのも驚きじゃが、ワシがいつも楽しんでるのは一番安いスタンダード
じゃからね。まったく違う三種、ある意味ズルいプレゼンじゃが、
どれも魅力的で悩む。「蒸留酒は量を減らしてお出しもできます」なんて
ありがたくも止めを刺されて2種頂く。抹茶のカクテルは次回のお楽しみ。
トレラールは完熟のオレンジに近い風味。35年の時を重ねても華やかで
若さを失わず、且つ気品十分の美しさ。自分でも笑ってしまったが、
ワシより20以上上の吉永小百合さんを連想してしまった(笑)
アードベッグは一時操業休止する前の貴重なボトル。
今とは明らかに造りそのものが違う強烈なスモーキーさ無骨さ。
勿論、こちらも時を重ねた複雑さは感じるものの、ベースの骨格/主張は
変わっていない気がする。連想したのはBRYAN ADAMSの「18 til I die」
共感してくれる人がもしいたら、とても嬉しい。
心から楽しい時を過ごせました。
チェックをお願いして金額を見て更に驚き!!ワシの予想の3-4割安。
「ホントに・・これでいいんですか?」と聞きましたもの。
名古屋はそうは縁が無い土地。でもここに来る為に何か仕事や用事を
作ろうと思わせてくれたBarです。
ワシの中ではパーフェクトでしたが、次回の楽しみの為にあえて4.8(笑)
本当に良い時間でした。ごちそうさま。
テキーラベースの小梅ちゃん
テキーラサンライズのシロップ・氷なし グレンフライR.I.P.
ベースをテキーラにしてのギムレット
「あんまりドライじゃないマティーニ」
ワシのお決まり1stショット、ジンリッキーにビターを効かせて
お通しのナッツと桃の風味のいちご
テキーラベース、梅肉/小梅ちゃんカクテル
オリーブもテイストを変えて楽しめる一工夫が。
〆は3案から決めきれず2ショット採用(笑)
2018/01/04 更新
津からの帰途、半年ぶりのBARNS。
前回はちょうど1オペ営業が始まったタイミング。
平井さんは勿論、ひとりでお店を守られるチーフ久田さんの
体調も慮るところがあったが、見事に維持されている。
今回、新人スタッフさんも加わっており、ちょっと安堵。
そして、この日、おそらく7月にはご復帰との何よりの
吉報を伺い、良いお酒が更に美味しく感じる夜に。
ちょっと驚いたのは久田さん。元々とてもスマートな
できるバーテンダーさんの印象じゃったが、この半年
BARNSを守られた経験、そして自信からか、精悍さも
加わった感ありで見とってカッコよくなったなあ・・と、
くたびれたおっちゃんが思うた(笑)
この日、初めて味わったサイレントサード。
ある本に平井さんがお勧めするウィスキーカクテル
として書かれたコラムで知り、今度お会いしたら、
お願いしてみよう思うとった。
今回、久田さんで初めて味わい、次回は復帰後の
平井さんので「やっぱり違うねえ」とジョークを交えつつ、
祝杯をあげられれる日が、今から楽しみ。