ゴールデンウィーク最後の日
朝10時半過ぎに一人境港方面へ車を走らせていた。
昔立ち寄った
:亀福食堂か
大吉に行ってみようと思ったからだ。
農免道路を弓ヶ浜のねぎ選果場まで走ったところで、ふとUターン
そうだ
末広亭本店に行こう!!
こういう時しか行けないし失礼だが何時まであるのかもわからないし・・・
角盤町通りの角、朝日町の入口駐車場に車を入れる。
久々の朝日町だ。暗い時は気付かなかったけど
入口のゲート看板も相当ひどいね・・・
私は生まれも育ちもこの近くだった。
16歳の頃今の場所へ引っ越してしまった。
昔の家ではお客さんがあると蕎麦は
大黒屋角盤町の映画館リツリンとグランがありその角にあった今は無き
南風莊のラーメン
末広亭本店でラーメン、焼めし、あんかけ焼そば、かつ丼を出前で取る事が多かった
昔の家は古い家だったので幼少の頃母と兄と三人で
朝日町の中にあった朝日湯(だったと思う?)という銭湯に通った事を憶えている
帰り道、おっぱいのような形をしたゴムの中に入ったミルク味のアイスやコーヒー牛乳を買ってもらった・・・
昔は決して裕福ではなかったと思う
幼少時、近所のお使いでの買い物は全て通帳というノートでつけだった
(盆、正月払い、そんなことも知らない私は子供ながらに魔法のノートだと思っていたw)
お使いの駄賃で10円をもらいそれで近くの駄菓子屋で
でかい10円の飴玉か5円か1円の飴玉
羽衣あられ(四角いおかきと呼んでいた)を量り売りで買ったりしていた
うちでハンバーグと言えば、太い魚肉ソーセージを厚切りしたのをフライパンで焼いて
マヨネーズをかけた物をハンバーグだとずっと信じていた
(当時の丸大ハムのCMを見てあの美味しそうな厚切りなハムは何なんだ!と思ったものだ)
それが皿のど真ん中に一枚あって「わーい、今日はハンバーグだあ」なんて喜んでたものだ。
かなり大きくなってから
折鶴 (改さんのブログより)で
ドミグラスソースのかかったハンバーグを食べて衝撃を受けたことを憶えているw
話を戻そう
そんな事を思い出しながら寂れた入口ゲートをくぐる
昔とはかなり町の趣も変わり戸惑うが
入口近く、昔ゲームセンターだったところに新しい立ち飲み屋が出来ている
新しい息吹が根付いて欲しいと願いつつメイン通りを進んでいくのであった・・・
昭和時代のノスタルジー(2)今はなき希林亭 へつづく・・・