3回
2024/07 訪問
本物。札幌1位の店。食のトラウマ。本当の味は新橋に有り
過去にも書いたこの店。今日2回目。この店は、札幌で予約を取らないと入れない。それだけ、本場、北海道では人気店だ。有名だから美味い?高いから美味い?違うね。ジンギスカンの定義は、滴り落ちる脂から、まずは野菜が焼ける。モヤシは必須。昔からね。時代の流れと共に食の変化は仕方が無い。だが、基本から外れた物は、俺の中で認めるわけにはいかない。この店は、正に、「北海道」を背負ったジンギスカンだ。何故なら、食えば判る。肉の柔らかさ。コク、羊特有の味。
国産で、なまら高い物を求めるのか。所詮、ジンギスカンは、道産子の家庭料理で安価な物だった。牛肉なんか、ガキの時食ったことない。豚か羊、それが道産子昭和を生き抜いてきた人間。
今回、マトンヒレ2000円注文。高いと感じるだろうね。だが、俺が今まで食べてきた中で、1本物は存在しない。羊1匹で2本しか取れない貴重な部位。と、店長言ってた。俺の知らない世界。
柔くて、何か、幸せな味。早い者勝ち的商品。
人は、最初に食べた物が不味ければ、もう2度と食べないだろう。
本物のジンギスカンを体験したいのなら、この店を推奨する。札幌の観光客、地元の人間が愛する味が、ここ新橋にある。
暑い中、店員達が汗をかき、必死で仕事している姿を見て、酔いが廻ってる俺は、ジュース(店長ハイボール?2杯)めんこい女性に「アイス」ご馳走したんで、値段は上がった。ジンギスカン食った後のアイス最高だべな。
おにぎり食いたくなり、水と米と塩注文。自分で握って焼きおにぎり。わがままな俺。美味かった。俺の手の汗の塩分最高。
またいくど~。柔い肉、コクのある味。そして、何よりも、店員達の雰囲気最高。
最高に美味い酒と時間を頂いた。
ごちそう様
2024/08/30 更新
2024/06 訪問
札幌と関東のジンギスカン対戦3回戦→勝負は見送り。本店との比較出来ず。だが、関東で、本物の味を堪能させてくれる味に、大満足。店員の「おもてなし」最高だよ
本日最後の挑戦で、10年振りの新橋へ。この店は、先週札幌で本店に行ったが予約で入れず。だから今回は事前予約。
新橋に降り、店を探す。新宿ゴールデン街のような、不気味な場所に店があった。外見は、本店とは見ても比較にならない感じ。心の中で期待感薄れた。
予約時間まで余裕があり新橋を散歩。流石大都会だ。深夜まで飲み歩き、急遽宿泊しようか迷ったのは事実。
店内に入る。立込めた煙に、驚くが、昭和の時代が脳裏をよぎる。
そして、いつものようにヘラヘラ。札幌から来ていた「智ちゃん」が、平岸出身で手伝いに来ているとか。平岸は、俺の育った場所で話が盛り上がる。そして、ここの店長「尚ちゃん」、店員のお姉さんは、苫小牧出身との事。北海道の話に盛り上がり、ジンギスカンど忘れ。
お通し 330円→喰うの忘れた
日本酒 1100円→冷や酒いいわ
オーストラリア産ラム 1400円→安い、柔い、旨いの三拍子 ジンギスカンは、本場のスタイル。最近は、鍋に溝を入れている物を使用していると、気がついた。これは、炭の香りの有効活用。その中で、鍋の溝に脂が落ちる。一石二鳥の鍋に改良されている。網で焼くスタイルの店があるが、それはジンギスカンでは無い。焼き肉だ。ジンギスカンの本来のスタイルこそが、長年道産子に愛されてきたものだ。タレは醤油ベースで、定番「ベルのタレ」より味は薄い。肉本来の味を堪能出来る薄さ。
もやし 330円→シャキシャキ感を無くしてはいけない。火が通れば、更に上げるべし。
正に、本物の味。札幌で予約を入れないと入れない理由が、この店で判った。
そして、他にお勧め聞くと、ここの店長「尚ちゃん」が「インカのめざめ」 500円を勧めてくれた。何?それと。ジャガイモに塩からスタイルらしい。直近結構はやっているなと感じたので辞めるつもりだった。すると、「智ちゃん」が「尚ちゃん」の創作料理は、過去修行してきたなかで、ここでしか食べられない味だと言うことを聞き、注文した。
インカのめざめ 500円 →サツマイモのような色、ジャガイモ?なのだが今まで食べてきた物とは違う。塩からと、羊のソーセージの輪切り。旨いわ。芋の中に、野菜系統入れば更にベターと感じた。色々な話の中で、塩の話で、「尚ちゃん」が俺の行き着いた「塩」を持っていた。どの世界でも、塩制する物は、食材を活かすと思ってきた俺は感動した。このジャガイモを他店で使用しても同じ味は無理だろ。何故ら、塩だ。過去世界から集めた50種類の塩の中から、最後にたどり着いた「塩」をこの店は知っているからだ。塩制する物、全ての料理を制す。と俺は考えている。
ジンギスカン、煙がどうとか言われるが、本物のジンギスカンは、安くて旨い。モヤシがある事。
旨かったよ。また行きます。来年、札幌で会いましょう。本店行きます。
参考までに、調べたよ。いんかのめざめ
①幻のジャガイモ→貴重品
②活性酸素、中性脂肪、コレストロール低下
帰宅して凄いジャガイモだと言うことを知った。
2024/06/19 更新
ジンギスカン。内地の人は「臭い」とか言うけれど、北の大地で育った俺は最高の食材。
この頃、札幌のみならず、北海道の観光地は、海外の観光客を目当てに、値段を吊上げ、本来の味を忘れ
地元の人たちが行かなくなっているのは事実。今年の6月、地元札幌で、幻滅を感じたジンギスカン。
だが、札幌で、この店に向かい、予約で入れない事実を知り「がっかり」
してさ、新橋に、この店があることを知り、数回出向く。
札幌と比べてお洒落では無い。だけど、店員達とヘラヘラしながら、昭和の雰囲気を楽しみながら
肉の説明や日本の「おもてなし」を感じられる店がここだ。
今回注文は、マトンのヒレ2000円、安い値段ではないが、羊1頭から2本しか取れない部分。
通常のジンギスカンとは味が違い、柔らかさ、噛むとふんわりと口を至福にしてくれる、奥深い味だ。
限定商品だから、予約しておくか、早めの注文がいいかもね。おそらく1本で出している店は無いだろうな。
そして、今回初「なか」→マグロで言う「中落ち」これは、酒が進んだ。美味い。
やはり、ここも「もやし」が別注文だったが、この店の1番は、ジンギスカンだけじゃ無く
ここで働く人たちの「温もり」を感じられることが、俺にとって、幸せな気分になれる店だ。
ご馳走様でした。
また、マトンヒレ食いに行きます。