ヨーロッパ旅行が好きながら唯一避けてきたのがフランス。ここの隣国はほぼ訪問しながらも、
フランス人は英語で話されるのを嫌うという噂を聞き、ずっと躊躇っていました。
けどいつかは行ってみたかった国・・・3年前くらいにようやく訪問しました。
と言っても、花の都パリではなく、訪問したのは南東部の海沿い、コートダジュールと呼ばれる地域。
素朴な村々を巡ってみたかったのと、田舎の方なら人も優しいだろうという予想からです。
が、この安易な発想が正解で、この地域のフランスの人々はとてもフレンドリーかつ親切、
英語NGとか全くなく不快な思いもせず困ったときはすぐに助けていただけました。
さて本題のお料理ですが・・・ここコートダジュールやプロヴァンス地方などの南フランスの料理は
「プロヴァンス料理」とも呼ばれたりします。この料理、一般的に想像するゴージャスなフレンチとは
少し異なります。
ベースにはイタリアや北アフリカの影響も受けているようですが、フレンチで多用されるバターやクリームは
ほとんど使わず、オリーブ油とニンニクが主軸。少しイタリアンに近い感じもしますが、お味も結構軽めでした。
どちらかといえば素朴な料理という印象でしたが、魚介類や野菜が豪快に使われ、とても美味しかったです。
いくつか写真を掲載していますが、盛り付けもざっくばらんです。レストランで肩肘張らずにいただける
フレンチとても親しみやすかったです。
ちなみにプロヴァンス料理の有名どころといえば、「ブイヤベース」「ラタトゥユ」「ニース風サラダ」などが
挙げられると思われます。