シンガポールで最近注目を浴びるホテルと言えばマリーナベイサンズですが、
それでもやはりNo.1ホテルは老舗のラッフルズホテルではないでしょうか。
数年前に奮発して宿泊したことがあるラッフルズ、一度会ったら宿泊客の顔を記憶している
フロントマンを筆頭にサービスは超一流。掃除のオバちゃんまで、お客への気配りができる
徹底ぶりには驚きました。
このホテルは観光スポットでもあるため、観光客でいっぱいのエリアも多々ありますが
一方で宿泊客しか入れないエリアも存在しており、宿泊客専用のお庭では都会の喧騒を
忘れてゆっくり鳥の声なんかが聞けたりします。
そんな素敵なラッフルズホテルで誕生したカクテル「シンガポールスリング」が今日のお話です。
ホテル内にある有名なバー「LongBar」で約100年前に作り出されたジンベースのカクテルですが
ホテルのものは、そこらで飲める同じものとは味がかなり異なります。
一般的なものはジン中心の単調な味に香りもかなり強くどうも好きにはなれません。
一方、ホテルのものは生のパイナップルをふんだんに使われ入って非常にフルーティー・・・
カクテルというより絶品フルーツジュースという表現が近いかもしれません。
この格差は表現しにくいのですが、森永マミーと大阪名物ミックスジュースくらいの差といった
ところでしょうか(←意味不明かも?)。
ホテルに宿泊せずともLongBarは利用可能ですので、シンガポールに行かれた際、
格式高いシンガポールスリングをおススメします。
ちなみにLongBarではつまみのピーナツの皮は床に捨てるのが流儀。皮だらけの床なので
酔っぱらって滑らないよう要注意です。