イギリス料理が不味いのかどうかの話は時々聞きます。
「シンプルな味付けが信条」とか名誉のためにか頑張ってフォローしている記事も見かけます。
○か×どちらなんだと聞かれたら、×に近いとは思いますが、決して不味くて食べられないって
ことはないです。
あくまで私の個人的見解ですが、結局のところ、イギリス人が料理にさほど興味もこだわりない
だけなのだと思っています。そう思う理由をいくつかあげてみます。
①イギリスお馴染みのパブでは、ひたすら麦酒を飲み、つまみといえばポテチ(現地では
クリスプスと呼ばれます)くらいしか食べません。お酒と美食よりお喋りの方が重要かも。
②調理法というと、茹でるか揚げるというのが一般的で、蒸したり炒めたりはあまり聞きません。
③イギリス人がスパゲッティを食べる時、フォークでクルクルと麺を回すのではなく、
ナイフで麺をぶつ切りにして、神戸のそばめしの如く食べ、料理が残念な見た目に・・・。
④スーパーの食料品は冷凍食品コーナーのスペースで相当占められていて、毎日冷凍食品で
過ごしているのでは・・・と思わせてくれます。
⑤味付けも料理にケチャップかブラウンソース(日本のウスターソースにちょっと似ています)か
ビネガーをドバドバつけるというスタイルなので、おのずと料理のバリエーションも狭くなります。
⑥と、いくつかマイナス要素は書きましたが、こだわりのスイーツや紅茶は結構美味しいです。
・・・書いていたら、イメージ悪くなりそうです汗。
勿論、イギリスにも美味しいものあります。これは次回書いてみようと思います。