前回の日記でイギリス料理のネガティブな部分が前面に出てしまいましたが、
もちろん美味しいものもあります。そこで代表的なイギリス料理を列記してみようと思います。
ローストビーフ・・・日本でも定着した定番料理、実はイギリス発祥。これは美味しいと思います。
フィッシュ・アンド・チップス・・・英国人のソウルフード。フィッシュはタラのフライで、
現地ではCodという種類のタラが多いです。お店によってはちょっと割高な
Haddokkという種類のタラを置いている場合もあります。
チップスとは米語でいうフレンチフライです。米語でチップスはポテチを
指すのでややこしいです。フライ×フライで非常にオイリー・・・。
お酢をかけて食べるのを好む現地人も脂っこさが気になるのかも?
ヨークシャープディング・・・肉料理の付け合わせで見かけ、冷凍食品でもレギュラー。
簡単に言うとシュークリームのシューだけ。パンみたいな感じでしょうか。
ウナギのゼリー寄せ・・・私は食べたことないですが、ぶつ切りしたウナギの煮こごり。
テムズ川でウナギがよく採れるということで、ロンドンの下町で
食べられていたようです。日本の蒲焼に比べビジュアルが・・・。
スコッチエッグ・・・懐かしの給食メニュー。実はイギリス料理です。
ハギス・・・スコットランド名物。ハーブをまぜた羊の内臓を羊の胃袋に詰めて揚げたもので
聞こえはグロテスクですが意外と美味しいです。見た目は竹輪の天ぷらっぽい?
スコッチブロス・・・これもスコットランドの味、私はこれが一番好きです。いろんな肉と
野菜を煮込んだ素朴な味でイタリアのミネストローネに似ています。
その他にもいくつかありますが、中華やアメリカンなピザやパスタもよく食べられるので、
これら主食とご飯がわりのチップスというのがパターンかと思います。
驚くことに島国ながらシーフードもあまり食べません。バリエーションの少なさも
イギリス料理が魅力なくみせているのかもしれません。