2回
2012/05 訪問
兵庫・伊丹の餃子専門店。昔も今も餃子と瓶ビールだけで勝負!
帰省ついでに久々に立ち寄りました。
相変わらずメニューは餃子と中瓶のみ、単純明快です。
個人的には、京都王将より大阪王将の餃子のほうがカリッと皮を焼いている印象がありますが
こちらはさらにその上をいくカリカリ感。餡の味付けもしっかりしていて麦酒との相性抜群です。
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(2012.5)
阪急伊丹駅すぐそばにある老舗の餃子専門店。
「大阪王」そのものは大阪王将の数店舗が独立したお店で大阪・京橋に本店があります。
他の大阪王は、餃子以外のメニューもあるようですが、ここは餃子と瓶ビールだけ。
つまり、元々は大阪王将の餃子専門店だったところが、大阪王の餃子専門店に変わりました。
大阪王将から大阪王の看板に変わった以外、全く昔のまま。私の知る限り、少なくとも30年以上は
全く変わっておらず若干ノスタルジックな雰囲気も漂います。細長い店内では、4人ほどの餃子職人が
忙しそうに餃子を包んだり焼いたりしていますが、その調理場は2畳ほど。さらにカウンター席が10席程度
あるだけなので、店内はかなり狭く人口密度が高いです。また、調理場の端は、商店街に面したお持ち帰り
コーナーになっていて、自転車を降りずに餃子が買えたりします。
さて、餃子についてですが、1人前(6個)240円とお手軽で、味は大阪王将と似た感じがします。
特徴的なのは、皮が揚げ餃子のようにカリカリに焼かれるところです。持ち帰りでも美味しいですが
このカリカリの焼き立てをアツアツのまま店内で食べるのが一番美味しいと思います。
但し、最初に注文するときに、何人前食べるか言う必要があり、追加注文できないので要注意です。
(暇な時は追加注文できるのかもしれませんが)
1000円あれば瓶ビールと餃子2人前いただけるので、一人で軽く一杯するには最高のお店です。
2013/11/23 更新
伊丹が誇る餃子専門店。店名が大阪王将から変わった以外は、店舗もそのまま、たぶん40年は何も変わってないはずです。
大阪王は王将から派生した中華料理店で、京阪神エリアに数店舗ありますが、ここ伊丹店は特殊で、餃子とビールしかない潔い店です。どうみてもキタナシュラン(失礼)な外観ですが、京橋の本店すら獲得していないミシュランを伊丹店が獲得したところからも実力は折り紙つき。
ここの餃子の最大の魅力は、焼きたてのクリスピー感だと思います。少し揚げ焼きに近いですが、皮のカリカリな食感がクセになります。
テイクアウト利用も多い店ですが、イートインが断然おすすめ。テイクアウトだと持ち帰る間に、餃子がふやけて普通の餃子の印象になってしまいます。ちなみに元々が王将だけあって、餃子の餡は王将と似たような味。つまりはごく普通の餃子なのですが、絶妙な焼き加減がここの餃子の魅力だと思います。
1点注意事項として、カウンターに座って、最初に何人前食べるか決めてオーダーしないといけないローカルルールがあります。最低でも2人前(12個)は必要ですが、しっかりおやつ食べる感覚なら2人前でもいけるでしょう。麦酒を頼まなくても問題ありません。
さくっと食べてさくって出ていく感じの店ですが、狭い店なので、片手で瞬間的に餃子を握る職人芸とか観察できて、ちょっと面白いです。伊丹名物を名乗っていますが、その通り、伊丹が誇るお店だと思います。