jinklesさんが投稿した金田(東京/自由が丘)の口コミ詳細

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jinkles

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金田自由が丘、奥沢、九品仏/居酒屋

6

  • 夜の点数:4.2

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク 3.5
6回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.9
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

秋の恵みを静かに味わう自由が丘の隠れ家「金田」

自由が丘の喧騒から少し離れた路地に佇む「金田」。カウンターに腰を下ろすと、木のぬくもりと湯気の香りがふっと心をほどく。まずはエビスの瓶ビールで一息。お通しの豆腐ほっとするルーティン。

切り干し大根が、ほのかな甘みと出汁の旨みで胃をやさしく目覚めさせてくれる。
この日の主役は秋刀魚の塩焼き。皮は香ばしく、脂はほどよく乗りながらもくどさがなく、添えられた大根おろしと酢橘で清々しく締まる。次にいただいたあい鴨串焼きは、炭火の香りをまといながら肉の弾力が心地よく、辛子の風味が絶妙なアクセント。続く土瓶蒸しは、この季節ならではのごちそう。蓋を開けた瞬間に立ちのぼる松茸と出汁の香りに、思わず笑みがこぼれる。すだちをひと絞りすれば、秋そのものの味わいが広がった。

途中からは七年貯蔵の焼酎をロックで。丸みのある香りが料理をさらに引き立て、ゆるやかに夜が更けていく。料理も酒も奇をてらわず、ただ「丁寧においしい」。そんな誠実さが全ての皿に宿っている。

ひとり静かに季節を感じたい夜に、ここほど似合う場所はそう多くない。支払いは6,230円。控えめながら満足度の高い、大人の一軒だ。

2025/10/24 更新

5回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:3.9

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.9
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク3.6
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

季節を味わう幸せ、自由が丘の隠れた名店「金田」

自由が丘の路地裏にひっそり佇む和食の名店「金田」。この日は旬を意識して以下の料理を堪能し、会計は一人あたり3,580円。

まずは「トマト煮」からスタート。まるごとのトマトが出汁に浸され、旨味と酸味のバランスが絶妙。夏の訪れを感じさせる一品で、心身ともにリフレッシュ。続いて登場したのは「鮎の塩焼き」。表面はパリッと、中はふっくらとした焼き加減で、鮎の香ばしさと苦味が日本酒にぴったり。このほんわか香るが出過ぎない味と香り、鮎を女性に例える理由がわかるというもの。

酒は「菊正宗」を常温で。猪口にはしっかりと「利き酒蛇の目」の模様が施され、見た目からも楽しめる。最後は「冷やしとろろ汁」でフィニッシュ。すりおろした自然薯に青のりがたっぷりと乗り、じんわりと体に染みる一杯。これだけでも訪れる価値あり。

大瓶ビールで始まり、日本酒でつなぎ、滋味深い料理で締める。旬の食材にこだわるこの店では、日によってメニューが変わるため、何度訪れても飽きが来ない。カウンター越しのご主人の仕事ぶりも見ていて楽しく、まさに大人の隠れ家。

「旬を選ぶが吉」との教訓を改めて実感した夜。季節の移ろいを料理で感じたい方にはぜひおすすめしたい一軒です。

2025/07/24 更新

4回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.1
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

夏の風物詩、ハモ落としとウニ煮凝りに酔いしれる贅沢なひととき

自由が丘の隠れた良店「金田」さんで、夏の旬を存分に味わってきました。会計は一人で7,650円。少々贅沢ではあるものの、それに見合う納得の内容でした。

まずはハモ落とし(2,000円)。梅肉ソースの酸味が絶妙で、しっとりとした白身に爽やかさを添えます。量こそ少なめながら、一人でじっくり堪能するにはちょうどよく、この時期だけの贅沢を静かに味わえる逸品。続くウニの煮凝り(1,000円)は、見た目の透明感からは想像できないほど濃厚な海の旨み。口に入れた瞬間「これは安い」と感じさせるインパクト。銀座や赤坂で同じものを出されたら倍では済まないはず。

枝豆(700円)は素材の良さは伝わるものの、他のメニューと比べるとやや印象が薄め。しかし卓上の塩で“追い塩”すれば、キリッと輪郭が立ち、満足度が上がります。

生ビールに始まり、瓶ビール(大瓶)を追加して程よく満腹に。気になっていたトマト煮や鮎の塩焼き、オクラ酒盗和えはまたの楽しみに取っておきます。

静かに季節を感じたい夜、金田さんはやっぱり外せません。

2025/07/03 更新

3回目

2025/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味3.9
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

灯りに誘われ、心ほどける自由が丘の夜

自由が丘の静かな一角に、そっと灯る「金田」の暖簾をくぐる。
昭和の日の祝日であるが営業中であることを発見。

まずは生ビールで喉を潤し、馴染みとなった「おから」を。やさしく、ふくよかな味わいが、今日も変わらず迎えてくれる。

続いて出会った新メニューの「じゃがいも煮」。出汁は深く、煮加減はまるで語りかけるような程良い柔らかさ。箸を運ぶたび、胸の奥にほのかな温もりが広がる。
ここで堪らず熱燗を注文して一献。湯気とともに立ち上る香りに包まれ、時が緩やかにほどけていく。

会計は2,430円──この地にあって奇跡のような値付け。
若くても頼もしく甲斐甲斐しく働くスタッフの微笑み、控えめな気配り。すべてが、ただ静かに、心を満たしてくれる。
また、灯りに誘われる夜が来るだろう。

これが本当の、ご馳走様様でした!

2025/04/29 更新

赤星と春の風 ―「おから」に恋した夜

路地裏の一軒、どこか懐かしさを感じる木のぬくもりに吸い寄せられるようにふらりと入りました。

カウンターに腰かけ、まずはお通しの冷奴、そして赤星(サッポロラガー)の大瓶。泡立つグラスを口に運ぶと、それだけで今日が報われる気がするから不思議です。

最初に出されたのは、ふっくら炊きあげられた「おから」。しっとりとして、出汁がしっかり染みていて、優しさの中に芯の通った味。添えられた人参やネギも春の訪れをそっと告げてくれます。あまりのおいしさに思わず「これ、いつでも置いてください」と伝えたくなりました。季節ものでは惜しい、ぜひ定番にと願うばかり。

続いては、香ばしく揚がった桜海老のかき揚げ。見た目の軽やかさに反して、旨味はどっしりと深く、口の中で広がる香りに春風が通り抜けるようでした。

たまらず日本酒の熱燗、そしてそれに合わせるこれまた旬の「てっぺい」。赤貝と鳥貝を白味噌で和えたぬた。程よい酸味と甘みの調和が見事で、日本酒との相性は言うまでもなく、まさに“春のうねり”を舌で感じるような逸品です。

熱燗の器が空になる頃には、心もすっかり解けていました。丁寧な料理に、静かな気配り、言葉数少ない接客がまた心地よく、つい時間を忘れます。

料理の一つ一つが季節と会話しているような、そんな夜。またあの「おから」に会いに行きたくなる。そんなお店です。

2025/04/24 更新

1回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

金田酒学校、やっぱり良い!

まだまだ寒いですが、お店のメニューは一部は冬らしさが残るものの、タラの芽や蕗のとうといった春の野草をはじめとして、すっかり春らしさ満開に切り替わってました。

本日いただいたのは、自家製のさつま揚げ、粕汁、アサリの生姜煮付け。お通しはいつもの可愛く小さい冷奴。飲み物は赤星に熱燗一本のみ。これで3,500円弱はコスパ良いと思います。

来るたびに、旬の食材で季節の移ろいを感じられるこのお店、やっぱり好きです、素敵です。

若い学生のような店員が基本は注文取りです。「雰囲気がない、風情が足りない」とお叱りの向きもいるようですが、なかなかどうして、真面目に頑張っていて若い人も捨てたもんじゃないな、と微笑ましく私は見ています。

毎月、美容院帰りにこちらに寄るのがルーティン、また来月も伺います!!

2025/03/08 更新

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