3回
2025/12 訪問
鎌倉で“また来たい”と心から思える鮨】──鮨 えにし
鎌倉の知る人ぞ知る場所に佇む「鮨 えにし」。結論から言うと価格以上の満足感。つまみから握りまで、派手さではなく“丁寧な仕事”が一貫して感じられる、安心して身を委ねられる一軒です。
前半のつまみは、真蛸の柔らかさや白身魚の扱い、揚げ物の油切れまで隙がなく、日本酒が自然と進む構成。中でも生しらす+卵黄の一品は、素材の良さと温度管理の妙が際立ち、印象に残りました。後半の握りも、シャリの温度とネタの切り付けが的確で、海老や白身の旨みが素直に立ち上がります。奇をてらわず、しかし確実に「美味しい」と唸らせる技。
特筆すべきは、店主の穏やかな人柄と、常連さんが自然体で集う空気感。カウンター中心のこぢんまりした店内は居心地が良く、初訪問でも不思議と落ち着けます。観光地・鎌倉でこのクオリティと価格感は貴重。肩肘張らず、でも確かな鮨を楽しみたい日に、ぜひ再訪したい名店です。
2025/12/18 更新
2025/07 訪問
鎌倉で味わう、極上のつまみと鮨。酒好きにはたまらない名店「えにし」
鎌倉駅近くの隠れ家「鮨 えにし」は、昼から日本酒を嗜みつつ極上の肴と鮨を味わえる至福の空間。カウンター5席のみの小さな店ながら、常連で埋まる人気店のため予約は必須です。
今回は四国近くで採れたイワシを酢締めにした「イワシつまみ」、滋味深い自家製ぬか漬け、ふわっと揚がった「穴子の天ぷら」をアテに、まずはビール、そして新潟の銘酒「清泉」の熱燗でスタート。この組み合わせ、文句なしの黄金比!
握りは長崎産の「鯵」、艶やかな「小肌」、ふっくらと旨味が溢れる「蛤」をそれぞれ(二貫ずつ)。特に鯵と蛤は毎回必ず頼むべき逸品。冷酒には宮城の夏酒をチョイス。香り控えめでスッキリとした口当たりが、魚の脂と完璧に調和します。
これだけ食べて飲んで、お会計は8,000円弱。都内で同じ体験をしようとしたら倍は下らないかと。大将の丁寧な仕事ぶりと、居心地の良さも魅力で、いつ来ても「来て良かった」と思えるお店。鎌倉に来るたび、また立ち寄りたくなる一軒です。
2025/07/05 更新
鎌倉・小町の丸七商店街の奥にある「鮨 えにし」。カウンターは基本5席、MAXでカウンター6席という潔いサイズ感で、距離が近いぶん一貫一貫に集中できるのが魅力です。 予約は必須。
この日は生ビールでスタート。つまみは「カワハギのキモ叩き」が濃厚で酒泥棒、自家製豆腐はやさしい大豆感で箸休めにちょうど良い。熱燗を合わせると、空間の温度まで整っていく感じ。黒板メニューも豊富で、今日は何があるかを見る時間も楽しいです。
握りは、あじ/縞鯵/つぶ貝。特にあじは包丁の入り方が良く、香りと食感の立ち上がりが鮮烈。小さめのシャリでテンポよく進むので、昼でも重くならず満足感だけが残ります。 
萩の月の冷酒も追加。
初訪問でも、ネタ札(値段表示)があるのでお好みで頼みやすいのも安心材料。  あるレビューで大将が「全部。すすめられないようなものは仕入れてこない。」と返した、という話も“らしさ”が出ていて印象的でした。 
観光地の鎌倉で、肩肘張らずに“ちゃんと旨い町鮨”を静かに堪能したい人におすすめです。