ななしょうさんが投稿したみかわ 是山居(東京/門前仲町)の口コミ詳細

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徒然なるままに日々の呟きとお店訪問(*^_^*)

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みかわ 是山居門前仲町、越中島、清澄白河/天ぷら

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/08 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

これをてんぷらと言うんでしょうね

たまたまNHKの放送を見ていたら、このお店のことが紹介されていて、本物だと直感しました。

丁度8月に東京に行く予定があるので、その場で早速予約。

最初は夜の予定で申し込みましたが、同行者が日帰りで帰るとのことで、急遽お昼に変更です。

当日は、自宅を朝早くの出発で近鉄電車→新幹線→地下鉄で門前中町駅迄行き、その後は徒歩で約10分ほどで到着。

お店の外観は、テレビで見たとおり(当たり前か)で結構小じんまりです。

玄関の引き戸を開け、中に入ると仲居さんがお出迎えで席に着きました。

当日は12時半の到着で、すでに先客が5人、私たち2人を入れてカウンターはほぼいっぱいです。

先客の方はサラリーマン風の3人連れと、奥様2人づれです。

まずは、ウーロン茶でかんぱーい!!

料理は、迷いましたが食べきれないといけないので、お昼のコース@10,500です。

料理が出されるまでしばらく店内と、店主の方(早乙女さんと言うことです)の様子を拝見ヽ(^ω^)ノ

座席が正面のカウンター席なので、目の前でてんぷらを手際よく揚げていく様子が良く見えます。

それにしても、いろんな材料を次々と入れながらキチンと仕上げて行くのは、すごい物です。

そうこうする内に、最初のてんぷらが目の前に。

えびが2匹です。

黄金色に見事に揚がっています。

熱々のまま、夏つゆにつけてがぶり!!

衣のさくさく感と、中身のジューシーさがとっても素敵です。

この「夏つゆ」と言うのを聞いてみましたが、どういった物かは分かりませんでした。

ただ、出し汁は鮎を煮込んだ出汁を使っているとのこと。

色からはお茶か、野菜の緑が強いですが味わうとそんな感じは無く、さっぱりとした味です。

一般的な天つゆより、揚げ物の味をより引き立てている感じです。

その次は、えびの頭部分をからっと揚げてぱりぱりのお菓子みたい!!

その後、「キス」、「イカ」、「メゴチ」、「茗荷」と続き、途中でジュンサイの澄まし汁が。

ジュンサイは夏らしく、とっても綺麗です。

その時、お隣が頼まれた「鮎」が見事にお皿の上に乗ったのを見てびっくり。

と言うのも、普通「鮎」のてんぷらは全体に衣をつけて、中の鮎は見えないものですが、

ここの物は姿そのままで泳いでいるようにお皿に乗っています。

見事な腕前です。

その後も次々とてんぷらが出され、黙々と食べていました。

途中、お隣が食べていて美味しそうだったので、雲丹巻きを追加。

最後に、天茶漬けで〆に。

この天茶漬けは、貝柱の掻き揚げを使い、お茶をかけて食べるオーソドックスなものですが、

これが又、うまい!!

食事が終わった後、お店の方と少しお話をしました。

従業員の方はお店で10年修行しているが、「まだまだです」と仰られていました。

どうしてこの様に絶妙のタイミングで揚げることが出来るのか質問してみたら、店主の方はにやりと笑って

「てんぷらは揚げているのでは無い、蒸し料理だ」とのこと。

意味が分からずにいると、材料によって火を通したいところと、火を通したくないところをつける衣によってコントロールしているし、

油の温度は入れる材料の質と、量でコントロールしているとの事。

良く料理本に「180度の油で何分揚げる」なんて書いてあるが、それではまともなてんぷらは出来ない、と仰られていました。

最後に、私たちが最後だったからなのか、自筆のえびの絵をメニュー表に書いていただき大感激でした!!

次回、上京したときも是非行ってみたいと思います。

ご馳走様でした。


  • 入り口

  • 夏つゆ

  • エビ

  • エビの頭

  • キス

  • キス

  • いか

  • めごち

  • 茗荷

  • じゅんさい吸物

  • アナゴ

  • ナス

  • 椎茸

  • さつま芋

  • 雲丹

  • 雲丹

  • 天茶漬け

  • デザート スイカ

  • 早乙女氏自筆

2012/09/09 更新

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