2回
2016/10 訪問
やっぱり美味しいRyu
レビュー1500件目はこのお店!!
明和町にて・・・この日はゆきわきさんと食べログ活動。
実は「Ryu」には長い間来ていなかった。多分10年ほど前のOpen当初に来た覚えがあるが、料理の内容や雰囲気はうろ覚え。
勿論その時は「食べログ活動」をやっている訳もなく、ただ食事を楽しんだのみ。印象としてはお手軽に食べられたと言う事が残っている。
じゃあ、10年経った今行けばどんな感想になるか?? 楽しみにしていく事にした。
訪問したのは平日のお昼。12:00ジャストに一斉スタートと聞いていたので遅れないように近場で時間調整をした後お店に着いた。
駐車場はお店の横に4台分、裏側の少し離れた所に4台分の合計8台が停められるスペースが有る。
ただ、先客は無し。暫く待って12:00丁度になってから入店したが、結局この日は貸し切りになった(*_*;
案内されて奥側のテーブル席に着席。貸し切り状態なので写真を撮るのも気兼ねせず出来たのは嬉しい所。
暫らく撮影タイムで店内をあれこれ写してみると、シェフご自身が作られた器が沢山並んでいる。料理に使うのは勿論、販売もしている様子。
そのほか、お洒落な小物が一杯。それだけを見ていても楽しい。
改めてテーブルに着席、直ぐにコースがスタートした。
飲み物はノンアルコールカクテルで「ラフランス」「薔薇のカクテル」。まずはカンパ~~イ!!
料理は以下の順。
「ポタージュ」・・・里芋、セルベスの親を使った物。抹茶色をしているのは空心菜の色。まったりとした飲み心地。塩味が強めだがベースとなるブイヨンが美味しさを感じさせる。
「十寸の野菜類」・・・和食の八寸にも似せたセッティング。紫芋、ベニアズマ、そうめん南瓜、黒豆、むかご、黒イチジク、次郎柿、スペイン産ハモンセラーノ(生ハム)、キノコのテリーヌ、定番のテリーヌにはカンボジアの友人から送ってもらった生胡椒が乗っている。
どれも美味しいが、印象に残ったのは生胡椒。みずみずしいがピリッとした辛さが濃厚なテリーヌとよく合う。
「リゾット」・・・シェフ自ら、「命のブイヨン」と名付けられたうまみ成分が満載のブイヨンをベースに炊き上げた物。そこにテーブルの上でシェフがメレンゲを掛けてくれるのを食べる。
確かに濃厚な旨味。塩味は強いがそれを感じさせない美味しさが有る。
「魚と肉」・・・真鯛のポアレ、リヨン地方の郷土料理クネル。真鯛にはスペイン産キャビアが一緒に。クネルにはマスタードをベースにしたソース。
それとさつま芋を使ったマッシュドポテト。また、目の前でスダチをすりおろして料理に掛けてくれる。
意識してクネルを食べたのは今回が初めて。肉汁がジュワーと沁みだし甘さ、胡椒のスパイシーさ、スダチの酸味、肉の旨さが微妙に絡み合いとっても美味しい。
「パン」・・・自家製リュスティック。見た目と違いしっとりとしたパン。マスタードソースに付けて食べると美味。
「デザート」・・・南瓜のモンブラン、黒糖ラスク、栗のアイス。間違いなくそこらのケーキ屋さんより美味しい。材料だけでなく組み合わせが抜群。
「飲み物」・・・紅茶で茶葉はムジカティ。ポットで提供される。お約束のティコージーが掛けられて・・・
1杯目はストレートで、2杯目はミルクティーで。濃厚な味わいで香りも良い。
此れにてコースが終了。
正直、最近は地元でもあまり話題になっていなくてどうなのか??と思いながら訪問したが、間違いなく美味しい。
シェフのお持てなしも良く、好感度が高い。
帰り際に少しお話をしたら、これからの展開も色々考えておられるようで、目が離せないお店の一つだと思う。
お勧めします。
ご馳走様でした。
2016.10 食べログ3.79点
濃厚な紅茶
ムジカティを注いで
南瓜のモンブラン
紅茶の準備中
自家製リュスティック
クネルの断面
スダチを削って掛ける
真鯛のポアレ、リヨン地方の郷土料理クネル
命のブイヨンの説明
リゾットはメレンゲを掛けて
生ハムはこんな物
十寸の野菜類
セレベスの親ポタージュ
カンパ~~イ!!
ラフランスと薔薇のカクテル
店内の様子
店内の様子
店内の様子
店内の様子
駐車場の案内
正面玄関
看板
2016/10/20 更新
多気郡明和町にて・・・
少し時間が経ってしまったが、父の日の話題を一つ・・・
毎年子供たちが父の日の祝いをしてくれる。
昨年は御薗町の「伊勢 三玄」で娘と一緒に美味しい和食を食べた。
「今年はどうするの??」と聞いてみると、「又、一緒に食事はどう??」と言う。
「お店は??」と言うと「どこでもいい!!」との返事。
それじゃあ、久し振りにフレンチに行くか・・・と予約を入れたのがこのお店!!
訪問したのは平日のお昼12:00丁度。
お店の場所等は以前の物を要参照(^^)/
一斉スタートなので店内の様子を見ると、先客が1組。
道路側のテーブル席に案内されて着席、シェフと挨拶を済ませてコース料理が始まった。
先ずは、サクランボと杏のノンアルカクテルでカンパ~~イ!!
以下料理が順番に・・・
☆ アンデスレッドジャガイモを使ったスープ。最後にテーブルで黒胡麻を掛ける。
☆ 八寸風の十寸料理。鶏むね肉、国崎産のイサキの卵を2週間熟成したカラスミ、鱧、ラディッシュ、胡瓜ピクルス、茄子、モロッコインゲン等。
☆ 御糸米を使ったリゾット。トッピングには熟成した鯖。ロメインレタスも。
☆ 真鯛のポアレ。バジルソースと共に。
☆ 口休めに甘夏を使ったソルベ。
☆ 松阪牛にニラを使ったパン粉をまぶしレアで。
☆ ホールズミント、南高梅紫蘇漬けを使った桃シャーベット。
☆ 最後にムジカティー。
この間、約1時間半ほど。地元の食材にこだわったシェフのアイデアがいっぱい詰まった料理の数々。
お味が良いのは勿論、目でも楽しめるのはとても嬉しい(^_-)-☆
又、季節をかえて行って見よう。
ご馳走様でした。
2021.08 食べログ3.96点