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昼の点数:4.4
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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感動の栗きんとん
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2013/11/13 更新
京都随一、つまりは日本一との呼び声も高い上和菓子の嘯月さん。
字面からして既にえもいわれぬ美しさが滲む店名は
初代が修行した虎屋にちなんで「月に嘯く」なのだとか。
なかなか北大路まで足を伸ばせる機会がないのですが
今の季節ならきんとんはもしかしたら栗かもしれないと思い立ち
数年ぶりに予約の電話をかけました。
嘯月の栗きんとんの噂は聞きつつ、まだ食べたことがなかったのです。
何を作るかは当日にならないとわかりませんということで
その日のお菓子全種類、とお願いしておきました。
きんとん・こなし・薯蕷あたりの定番を含みつつ
いつも4種類か5種類を作られます。
受け取りに行くと、この日は5つありました。
なお、セロハンを敷いた平たい箱に少しずつ離してお菓子を置く、
というだけの詰め方です。
デパートの和菓子屋さんのような個別のパックには入っていません。
綺麗に保ったまま家まで辿りつけるかドキドキしました…
いつもなら自宅⇔駅は自転車ですが、彼らのために徒歩にしてみたり(笑)。
◆きんとん
やったー!栗きんとんだー!!
快哉をぐっと心の中にとどめて、受け取りました(笑)。
大好きなすやの栗きんとんは、潰した栗を茶巾絞りにした
きゅっと締まった食感のお菓子ですが、こちらのものは
そのすや同様の本物の栗より濃厚な栗の味と香りを備えながら
嘯月の御家芸であるあの繊細至極のきんとんとなっています。
なんだか途轍もないハイブリッド感でした…
◆こなし
色づいた紅葉を象ったこなし。
ややもちっとした生地に、存在感のある漉し餡。
口に入れると、ふうっと融けてゆきます。
◆栗蒸し羊羹
あっさりと上品で口当たりのよい蒸し羊羹です。
へえー羊羹かー、となんの気なしに口に入れたら
中の栗の実の、上質な香りに驚きました。
よくある甘露煮ではなく、新鮮な栗の実そのものの風味。
さすが嘯月さんでした。
◆かるかん
橙色、餡、若草色というなかなかカラフルな組み合わせ。
かるかんって、そこにあれば食べるけれどわざわざ買ったことはない
お菓子だったのですが、こちらもまたおいしくて嬉しい驚き。
しっとりむっちりした、なんともいえない色気のある生地でした。
◆薯蕷
真っ白なお肌にモミジの焼印が押されていました。
もっちりとした皮は、お芋の野性味がほどよく香ります。
2人しておいしいねえ凄いねえと唸りながらいただきました。
日頃は生菓子にさほど興味がなく「安い葛饅頭で充分」派の旦那も
これは星四つ越えを捧げるに吝かでない、と感動の面持ちでした。