たかまつせんいちさんが投稿した大平製麺(香川/善通寺)の口コミ詳細

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うどん県巡礼日記(うどん以外もあるよ)

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閉店大平製麺善通寺、金蔵寺、羽間/うどん

2

  • 昼の点数:3.8

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 3.4
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/09 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気4.8
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

今回は「あつひや」で楽しみました。

いつも休日の朝は「池内うどん店」ばかり入り浸っているので、

たまには、気分を変えコチラへ・・・朝7時半ごろの到着。

しか~っし(◎_◎;)

表の道路は車車車3つで、とどろきィ~\(◎o◎)/!(オドロキ~ともじってみた^^)

どうにか、隙間に車を埋め、いざ店内へ・・・(店内と言うのは、ちと違和感あるが^^;)

なんとまぁ~ こんなにも、人で溢れる、この製麺所を見たのは初めてです(;´・ω・)

ざっと見渡した感じ、20人ぐらいは居るんじゃないか??

しかも、釜茹でを見守る(店の)オバちゃんの元に、釜揚げの行列が出来てる( ̄▽ ̄;)

こォ~んな風景は初めてだぁ(;^_^A アセアセ・・・

・・・と、呆気にとられ見入ってると、後から来た客がササッと最後尾に並び出したので、

慌てて、その後に連なる^^;しまった…3人分は損したな"(-""-)"

列が徐々に進み、やがて自分の番・・・ちょうど、釜からとれそうだったので、

「釜かけ」にしよう!と、揚がりたての1玉をドンブリに入れてもらっていると、

先客さんらが出汁ポットの前でモソモソし始めた・・・

どうやら、温出汁が切れちゃったようで・・・^^;

「ごめんでぇ~・・・冷たい出汁ならあるけど・・・」

と、申し訳なさそうに、オバちゃんが声をかけてきた・・・

イイよ~イイよ^^と・・・醤油で食べようかな?と醤油かけのスタンバイに入ったところで、

いや、待てよ・・・釜揚げ麺に冷たい出汁かけて食べる「あつひや」に、してみよ~っと♬

あの、宮武スタイルの4段法則「あつあつ」「あつひや」「ひやあつ」「ひやひや」

その内の「あつひや」だけは未経験だったって事もあるので・・・

まさか、ここで、それが実現できるとは思いもしなかったが・・・w

で・・・製麺所中は人でごった返しているので、

出来立ての「うどん」に「あつひや」を施して外で食べる事に・・・

「あつひや」・・・細いながらもモチモチっとした膨張感のある麺の食感♬

釜揚げ麺ではあるけど、冷たい出汁に冷やされ表面の一部がオブラートに包まれたような感じ?

始めひんやり感なんだけど、口に運ぶと、ぼわ~っと釜揚げ特有の膨張的な熱々麺^^;

冷たいのに熱いという逆バンジーみたいな感覚で、

食べてるうちに楽しくなっちゃう不思議な感じですね。

これが「あつひや」なんだぁ~♬

薬味のショウガがのキリッとしたアクセントが、天地逆転したような、ふわふわした味わいに、

喝をいれてるような感じがして、これもイケるね~♬

いや~・・・「あつひや」初体験(^^♪イイね~この食べ方も^^

美味しかった~♬朝から大満足です・・・

ごちそうさまでした~(*'ω'*)


※追記:この店が、こんなに流行り始めていることに、
ちょっと複雑な想いを感じている今日この頃です・・・

初めて店に行き出した頃には、こんなに店が知れ渡っておらず客も疎らでしたが・・・
今回のような大渋滞大行列を直に見て・・・
また、その大量に押し寄せるお客に一生懸命対応しようと
忙しく働くオバちゃんやオッちゃんを見ていると、
ここまで流行ってしまい、果たしてそれが良かった事なのか?

(以下中略)

優しいオバちゃんオッちゃん達がいつまでも気持ち良く元気で続けてもらえるように、
今一度マナーと常識を守って、
いつまでも気持ち良く在り続けて欲しいと感じる今日この頃です。
どうか宜しくお願いしますm(__)m

  • やはり、この構図でパチリ

  • 今回は諸事情により「あつひや」で・・・

  • 「あつひや」の何とも言えない食感♬最高ですね(*'ω'*)

2017/09/29 更新

1回目

2014/06 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

今回は家族も連れて行きました。

26・6月 再訪。

ひょんな事から、この日はディープな「うどん屋」を巡ろう~って運びになり、
一軒目の「池内」を巡った後、二軒目に突入~♪

どうせ行くんなら、超ハードル高くて、滅多に行けんような店を・・・
と思い、この店へ行ってみようと思いました。

前回、訪問した時は一人で巡っている時で、あまりにもディープすぎて、
こりゃ・・・家族は連れてこれんな・・・って
思ったのだけど、
逆に、うどん県・香川でなければ見る事が出来ないのでは?
とも思えるレア度の高い民家系製麺所というスタイルに、
子供達を触れ合わせてやりたいとも思い、時間もピッタリ条件に合っていたので
連れて行ってやることにしました。

自分以外は、店の事を知らないわけで・・・
予想通りの反応と言うか、当然ですが・・・店(家ですが・・・)に到着した途端、
みんな目がテン・・・
この反応が、見たかった^^v

そして恐る恐る店の入り口(玄関ですが・・・^^;)を入って、
奥の部屋に広がる製麺所に行きついたら、今度は、その空間に興味津々・・・
年季の入った製麺機器や、時代を感じる釜付近をつぶさに観察しています。

連れてきてヨカッタと思いました。
ある意味、社会見学みたいな感じですもんね・・・
昔ながらの製麺風景。それも今では、かなり貴重な製麺作業風景・・・
今の子供達には、そう簡単に見れるものではないと思います。

この日は、店のおじちゃんは、配達に出かけていて、
オバちゃん一人で釜ゆでと、お客さん対応をされていました。

みんな其々、一玉づつ注文・・・
この店としては遅めの7時半頃の入店だったので、残念ながらダシは
売り切れていましたが、
先客で食べておられた方・・・恐らく常連さんなのだと思います。
その方がオバちゃんに言って特別に作ってもらったらしい「ぶっかけダシ」が容器に少し余っていたので、
これをかけるといいよ、と手渡してくれ、「ぶっかけ」として食べました。

室内で座って食べても良かったのですが、
個人的にキレイな「うどん」の画像を残したかったので、
自分だけドンブリ片手に、外へ出て庭木を眺めながら食べました。

やはり、美味いですね~♪
麺の弾力、風味・・・
そして、ここのような、民家系製麺所でなければ味わえない雰囲気・・・

ふと気が付くと、皆がいる奥の間から、楽しげな笑い声が・・・
どうやら嫁とオバちゃんとで楽しそうに会話が弾んでいました。

気になって戻ってみると、どうやら会話の内容は子供達の事のようでした。
製麺機や釜に興味津々な面持ちで観察をしてみたり、
庭の中を探検気分でウロウロする我が娘達・・・
その姿を微笑みながら目で追ってくれるオバちゃんの姿を見て、
まるで田舎のおばあちゃん家にでも行ったかのような錯覚を感じるほどでした。

店を後にする時に、おばちゃんが「また、おいでよ~^^」と、
子供たちに優しく語りかけてくれました。
その言葉に、照れながらも頷く我が子達・・・

ノレンも看板も掲げておらず完全なる民家の製麺所。
営業日も週に一日だけ・・・それも営業時間たったの1時間だけと言う
超レアな「うどん店」は、
田舎の実家に戻って来たかのようなどこか懐かしい旧家の雰囲気・・・
アットホームで、人と人とのツナガリ・・・人の温もりを感じる場所でした。

家族向けの店では無いのかも知れませんが・・・
家族を連れて行って良かったと思いました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


このお店・・・いや、そもそも店じゃなくて、民家なのですが・・・^^;
その民家である「大平製麺」さんの「うどん」を食べたいが為に、この決して広くは無い生活道路を過去に3度も訪れています。

初回は、なんの知識もないまま・・・そりゃ、見つかりませんって^^;ふつうの店だと思ってましたモン。
2度目は、ちょっと学習して、この「大平製麺」が店では無く民家なのだと言う事が分かりましたが、結局発見するまでには至らず・・・10分ぐらい周辺をウロウロした後・・・断念。
そりゃ・・・見つけれるわけないです。

実は・・・この2回の訪問とも、営業日以外の日の訪問ですもん・・・

3度目は・・・それらしい民家は付き止めました。しかし・・・時間が遅かったのでしょう。その出入り口は深く閉ざされていました。
だって・・・営業時間が朝7時から1時間程度だけって事をチェックし忘れてたみたいですから・・・
のこのこ、お昼前に行ってみても開いてるわけ無いですよね^^;

そして・・・マイレビュアー様の投稿も含め、色んな方面から情報を得て、満を喫しての今回の訪問。

店(民家)の近くまで行くと・・・停まってました。数台の車が・・・今までは、車が停まる姿は見ていなかったので、停車している車を見て、今回は勝ったぞ~と思いました。
勝った・・・って表現は可笑しいのかも知れませんが、4度目の正直。
やっと出会えるであろう、この店の「うどん」に逸る気持ちが「勝った」と思えたのだと思います。

それぐらい、自分にとって今回の店は、訪問できる事、食べれる事への喜びを感じる事のできる店なのだと思います。
ちょっと涙が出そうになりましたモン・・・
映画「ロッキー」でスタローンが、エイドリアーン!って叫びながら両手を挙げる最後のシーン・・・あの時の感動的なテーマミュージックが、この時、確実に自分のバックグラウンドで流れてましたモン(笑)

そして、その感動的シーンを胸の奥に沈めながら、両手を挙げてエイドリアンに会いに行きます。
・・・イヤイヤ、ちゃうがな^^;
エイドリアンやなくて、大平製麺やった(汗;)

その大平製麺・・・完璧な民家です。

一瞬、その古民家とも言える年季の入った佇まいの一か所だけ開け放たれた引き戸の奥へ入って行く事に躊躇しましたが・・・奥に薄明るい部屋があるのが見え、そこに数名の人の姿が見え、安心して入って行けました。

その古民家の奥には、普通のうどん店では見ないような製麺機や釜が・・・
その釜の横に、もうかなり年配であろう・・・しかし、背筋のピンっと張った姿勢の良い、おばあちゃんが・・・奥には、その方のご主人らしい方の姿も・・・
先客がスデに3名ほど並んでいらしたので、その後に続くような形で、前の人の行動を観察しながら順番待ちを・・・

どうやら、ここの注文は玉の大きさを告げると、ドンブリに入った「うどん玉」を渡され、小さな台の上に並ぶ鍋の中にはダシが・・・それをかけ、「ネギ」「ショウガ」の薬味をかけて食べる・・・ショウガは、おろし金でセルフで摩り下ろすタイプでした。
他の総菜とかは無いようです。
会計も後払いなのだと思います。

「一玉」を注文。「小」「大」と注文した方が良かったのか、おばあちゃん、「え?ひと玉?ふた玉?」「ばあさん、耳が遠いけん・・・ごめんでぇ~」と笑いながら聞き返してきます。
「いえいえ、僕の発音も悪いけん^^;」と切り返しながら、無事うどんが「ひと玉」入ったドンブリを受け取り、ダシ・薬味をかけ、適当に座って食べ始めます。
あっ、適当に座って・・・って言うのは、ここにはテーブル席などちゃんとしたもんはありません。
座布団が数か所置かれていて、そこに座って食べるのも良し、表に出て立って食べるのも良し・・・って感じです。

一口、麺をすすった瞬間に思いました。
何度も諦めずに、訪問を続けて良かった・・・と。

感動的な「麺」でした。
モチモチっとした食感という言葉で片付けてしまうのは勿体ないぐらい、美味しい「うどん」でした。
この「麺」を味わいたい為に、日曜の早朝7時から1時間ほどしか営業しない、この店を訪れる事が大変価値のある事なのだと思えました。
ダシは、イリコがほのかに香って、モチモチした麺に絡み、ほんとうに美味しいと感じました。

食べてる途中、奥にいらした店主らしい、おじいさんが、自分の目の前にあった作業台の前に立ち、麺を延ばす作業を始められました。
その後ろ姿・・・哀愁を帯びた後姿ですが、どこか優しい雰囲気も併せ持つような背中・・・
そんな後ろ姿を見ながら、食べる「うどん」の味・・・

自分にとっては、色んな思いもあり、忘れられない味になりそうです。

食べ終わり、お代を支払おうと、おばあちゃんの元へ・・・
「ごちそうさん。なんぼ?」と聞くと、信じられない答えが返ってきました。

「かけ」一杯・・・70円でした。

儲けの為、お金の為に、ここを開けている訳では無いのでしょうね。
その気持ちに、改めて感謝・・・
色々な意味で、素晴らしい店だと思います。

ただ、大量生産も追いつかないような状況だとは思うので、単純に高得点を付ける事に対しては、深く考えさせられます。
営業に拍車をかけてあおるつもりは無いので、点数付けには、少し慎重になってしまいますが、この得点が自分の気持ちです。

ご自身の体の事を気遣い無理をせず・・・ただ、無理をせず、出来るだけ長く続けていってもらいたいものです。

この店の「うどん」を食べれて本当に良かったと思えました。


  • 今回は外で食べてみました。

  • 少し到着が遅かったので、ダシは無かったのですが、ブッカケ用のダシ(?)を特別にいただきました。

  • ちょっと持ち上げスギ~^^;

  • これが店の玄関(店って^^;)

  • 今朝は、オッチャンは配達に出て、おばちゃん

  • かけ小 なんとっ!70円なりィ~\(~o~)/

  • モッチモチの麺でした~♪

  • 薬味・ダシ・・・この狭いスペースに集結されています。

  • 有形うどん文化財に推薦します^^

  • 昔ながらの製麺風景。

  • 麺打ち台

  • 目の前で店主のおじいちゃんが、麺を打ち始めました。

  • 店・・・とは言いませんよね?

  • この家の奥に入って行く勇気がある人、手ぇ~挙げて^^v

  • 道路側からは、こんな感じ・・・当然、屋号の看板も「うどん」のノボリもありません。

  • 目印は、コレ・・・この向かいの民家がそうです。

2014/07/09 更新

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