レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/05訪問 2016/07/19
立石ツアー二軒目はこちらのもつ焼きの大人気店です。
栄寿司に行く前に横を通ると10人以上の並びでしたが
少し時間が経って落ち着いたのか並びは5人ほどでした。
3人でしたがまとめて同じ場所に案内されました。
まずはぶどう割りを注文します。
ぶどう割りって飲んだことなかったので1杯目はこれって決めてましたね。
店員さんが目の前に来てグラスと受け皿をセットして焼酎を注いでくれます。
焼酎がちょっと溢れるぐらいまで入れてぶどう液は本当に少しの香り付け程度。
そして1杯200円という安さ。
こりゃ凄いね。
メニューは壁に貼ってあるけどざっくりなのであってないようなもの。
伺った時間は16時半ということもあって売り切れ多数なのが残念でしたが
ある中から注文してみます。
というかそもそも何があるのか分からないけど
店員さんがあるものをたまに大声で言うのでそれを聞き逃さないこと。
まずはコーヒー屋のお姉さんもこれは絶対に食べてほしいと言ってきた
煮込みを注文します。
煮込みは黒っぽくて濃い色をしている。
本当にモツだけで味は甘めかと思ったがそうでもなくモツの味がちゃんと分かる。
たしかにこれは特徴的だけど美味しい。
串は食べたかったタンやレバがないらしいので
ハツ、アブラ、ガツをタレでもらう。
串は2本単位なのでハツだけは4本にしてもらった。
もつ焼きは2本で200円という値段設定。
そう考えると1本あたり100円になる。
しかしここで出てくるもつ焼きは大きくて身が厚い。
このコスパは脅威でしかない。
もつ焼きは頼み方が色々とあるらしいが
煮込みを頼む方は「黒いの多め」とかお新香頼む人が「生姜のっけて」とか
もつ焼き意外にも色々と設定できるんだね。
これは本当に面白いよね。
友人は珍しく飲むペースが早い。
気がつけば2杯目の梅半分ぐらいまでいっていた。
私はぶどう割りの後は梅割りにすることにした。
そして「うめ」と店員さんに告げると友人も残っていた半分をいっきで流し込み「こっちもうめ」と注文していた。
友人は15分で3杯目だ。
ここに来てまわりを見るとほとんどが梅割りにチェイサーでビールを頼んでいる。
浅草で言えばデンキブラン的な飲み方か。
たしかにここにも電気ブランはあるが電気ブランやウイスキーを頼んでいる方は全くいないのではないだろうか。
隣の常連のおじさんは梅割りにチェイサービール&ウーロン茶というわけのわからないことをしていた。
これもこのお店だから見られる面白い光景だろう。
また梅液なしでウーロン茶を頼んで焼酎をウーロン茶で割りながら飲んでいる人も多い。
このグラスではほとんど割れないのにこれも面白い。
隣のおじさんに「焼いているお姉さんが凄いから見ておいたほうが良い」と言われる。
焼き手の女性は注文が入ると次々に高速で焼いていく。
かなりのオーダーが入っているがメモは一切とらないで次々に焼き上げていく姿にはかなり驚かされた。
「このお店で一番すごいのはあの人だ」と常連のおじさんが言っていた通りかもしれない。
いや、ホール担当の坊主の方たちも大体何杯飲んだか記憶していたりと凄いのだが
焼き手にはかなわないだろう。
さて追加注文。
シロ生をお願いした。
生と言ってもボイルしたものを焼かないで出すスタイル。
酢がかかっていてこれも美味しい。
最後に大根を頼んで〆ることにした。
これはさっぱりしていて〆にはいいね。
常連さんは最後に焼酎半分と注文していた。
半分ってのは最後の合図らしい。
焼酎は1人5杯半までとなっているのはそういうことなのか。
会計時は焼酎何杯飲んだか申告して後は皿の枚数を計算する。
これだけ良い気分になったのに1人1000円だった。
なんとも素晴らしい酒場だろうか。
今度はもっと早い時間に行っていろいろと楽しみたい。
2位
1回
2016/06訪問 2016/06/16
一度5月頃に伺ったのですがすっかり魅了されてしまってその3週間後ぐらいにまた行ってきました。
ということで2回分をまとめてレビューってことにします。
外観から名店のニオイプンプンですね。
2回とも比較的空いていたのですぐに席に案内されました。
席はどれも大テーブルなので相席確実店なのだ。
しかしテーブルは歴史を感じさせてくれる味のある木のもの。
手触りがよくってスリスリしたくなるのだ。
相席だからといってぎゅうぎゅうになることもそれほどなく
ゆったりとそしてまったりとしているのがこのお店の良いところだ。
まずは緑茶割で乾杯。
お通しは落花生が2つ。
最初に伺った時はカレーコロッケときぬかつぎ、こごみのごま和えを注文した。
するとまさかのそれらは全て売り切れということに。
ホールの女将さんは「凄い少ないところ当てにくるね」と笑っている。
それならとポテトサラダをお願いしたら「それももう売り切れちゃたのよ」と急いで調理場に行ってしまった。
すぐに戻ってきて「これが今日の売り切りリスト」と言って売り切れたもの一覧の紙を見せてくれた。
そんなの売り切れは多くないのだが見事に私達が当てにいっていたようだ。
それならと私は「そのリストの中からオススメくださいと」言うと
女将さんはツボにハマったらしくゲラゲラと笑っている。
気を取り直して注文したのは「しいたけ煮」「串カツ」「月見芋」だ。
二度目に伺った時には念願のカレーコロッケを頼むことが出来た。
それときぬかつぎも。
後はつけもの的なのを食べたのだが名前はすっかり忘れてしまった。
串カツは玉ねぎと豚で粗い頃がここの特徴だ。
気持ち添えられているキャベツもいいね。
シイタケ煮は小さなシイタケが何個か入ったもの。
この味付けは美味い。
実家を思い出すような渋さが好きだ。
月見芋はとろろに黄身が落としてあるもの。
かき混ぜて食べるのだがこれも美味しい。
カレーコロッケは素朴感があって良い。
きぬかつぎは塩を付けて食べる。
これはこのお店の雰囲気にも合っていて美味しいし良いね。
料理は手の込んだものというよりも素材をそのまま活かしたものや季節ものが多い。
しかしどれも安くて酒場の良さが出ているようだ。
緑茶割りを2杯飲んだあとにチューハイを頂いた。
大テーブルには真ん中に調味料が置いてあるので
お客さん同士で取り合ったりと客同士ですぐに仲良くできる雰囲気もいい。
テレビもあるので1人でテレビの席に入っている方もいるし
ワイワイと賑わう酒場だけど決してうるさくはないし
非常にバランスのとれた酒場だと感じた。
一度目はそれほど長居しなかったのだが二回目は少しゆっくりと飲ませてもらった。
私の好みにもガチっとハマった素晴らしい酒場だった。
3位
1回
2016/06訪問 2016/08/09
まるます家さんには何度かチャレンジしているけどいつも行列だったり
休業日にあたってしまってこの日が5度目ぐらいのアタック。
行列になっているとまるます家は後回しにして先に他で飲むことになり
気がつけば閉店してるパターンですね。
この日も友人と明るいうちから飲もうということになっていましたが
予定が押してしまって結局お店に着いたのは17時ぐらい。
「あー今日も入れなかったらどうしよー」なんて思っていると並びはなしですんなりと入る事ができました。
案内されたのは左側のカウンターでこの日は傘を持っていたので
店員さんに「傘は後ろに置いていいですよー」と言われる。
しかしその場所には「傘は席へ」なんて張り紙があるじゃないか。
後で怒られたりしないよね?
なんて思いつつとりあえず瓶ビールで乾杯。
サッポロラガーはやっぱりこういう酒場に合うよね。
瓶の蓋は目の前に置かれて何本飲んだかすぐに分かるようになっている。
料理は食べてみたかった鯉生刺(600円)、たぬき豆腐(500円)を注文。
鯉の生刺は鯉自体初めて食べるのでドキドキでした。
やや骨っぽいっと言われていましたが
たしかに少しは感じるもののあんまり気にせずに食べることが出来ましたね。
それに生臭さなんかは全く無くって良かったですね。
鯉自体が特別美味しいとは思いませんでしたがニンニク醤油との相性良いんですね。
たぬき豆腐は500円ですが豆腐、揚げ玉、きゅうり、わかめ、カニカマがのっていて豪華ですね。
立石の江戸っ子のはシンプルでピリ辛でしたがこっちは具は豪華で味はさっぱり系。
共に思うのが豆腐と揚げ玉の相性の良さだね。
ビールの後はあこがれのジャンボ酎ハイ(1100円)にモヒートセット(100円)を注文。
ここは1人三杯までだけどこのジャン酎は1本で1杯分とカウントされるので本当にお得。
因みにこの日は2人で1本をシェアしましたが1本で3杯ずつ飲むことが出来ましたね。
最初はそのままプレーンで飲んで二杯目はモヒートにしました。
うん、すっきりさっぱりとしていて美味しい。
この後うなぎのかぶと焼きを注文しようとしたらそれは売り切れということなので
おもち煮おろし(400円)を頼みました。
おもち煮おろしは大きなおもちが2つ入ってたっぷりの大根おろしで煮てあるのです。
優しい出汁の味が安心しますね。
たっぷりの大根おろしこれだけでお酒呑めますよ。
もう1本ぐらいジャン酎行こうと思ったけど
後ろを振り返ると結構な並びができていたのでこの日はこれで会計してもらいました。
この酒場の雰囲気に大満足ですね。
やっぱり今度はお昼ぐらいから飲みに行きたいですね。
4位
1回
2016/05訪問 2016/05/30
今夜は横浜三大市民酒場の1つであるこちらの「常盤木」に行ってきました。
お店の前に着くとまず確認しなくてはいけないのが暖簾の色ですね。
紺でフグの絵が書いてあればフグの時期の合図。
そうでなければ白色で黒字なのです。
まあフグの時期は秋から3月ぐらいまでなので
フグを食べたければそこら辺を目安に行けば大丈夫だと思いますね。
私が伺ったのは5月半ばなのでもちろん白い暖簾です。
ちらっとドアを開けると「いらっしゃいませ」とカウンターに迎え入れてくれました。
テーブル席は2卓、小上がりは2卓、カウンター4席ってところで
カウンター2席以外は全て埋まっていました。
ラッキーでしたね。
とりあえず生ビールで乾杯。
お通しは高野豆腐でしたね。
料理はネギチャーシュー(450円)、自家製焼売(400円)、アナゴ天(250円)をお願いしました。
まずはネギチャーシュー登場。
写真で伝わるかどうか分かりませんがかなりの量です。
ネギとチャーシューが細かくカットされのりが付いていました。
のりで巻いて食べることもできるんです。
一口食べてみるとネギの辛味が良い感じで効いて美味しい。
これ好きだなー。
ということでここでレモンサワーにチェンジ。
レモンスライス入りで炭酸も効いていて美味しいです。
続いて自家製焼売。
4つ入りで大きめ。
お肉たっぷりでシンプルな味付けですがふわっとしていて美味しい。
そしてあなご天。
思っていたよりも大きめではありませんでしたが
これが250円のは安いですね。
山椒と塩で食べるようです。
レモンサワーおかわり。
さきほどのグラスをそのまま使うのでレモンスライスがどんどん溜まっていくシステムですね。
これ結構好きなんですよ。
これを飲んでいるとお店がいつのまにか落ち着いたのか
大将が出てきて色々と話しかけてくれました。
結構私と接点があることもあり会話が盛り上がり大将は奥から椅子とお茶を1杯持ってきて私の隣に来ました。
明るくて会話好きな方のようですね。
レモンサワーも結局5杯ぐらいいってしまいました。
大将はその間一夜干しをサービスでくれたりとサービスもいいですね。
この時に分かったけど大将はお酒呑めなくて元々中華料理屋で働いていたらしいですね。
だからネギチャーシューも焼売も美味しいんですね。
そして会話しているときはお酒じゃなくてお茶を飲んでたのはそういうことだったんですね。
市民酒場の話になり市民酒場リストをくれたり
この辺のお店事情とかも詳しく教えてくれましたね。
印象に残っているのはあの武蔵屋さんのところにマンションができるということでしたね。
あの建物無くなっちゃうんですねー。
気づけば3時間ぐらい居座ってしまいました。
帰りは大将自ら外までお見送りに来てくれました。
いつかここでフグを食べたいですね。
5位
1回
2016/06訪問 2016/09/20
ずっと行ってみたかったこちらの鍵屋さん。
お店の前に着くとその痺れる程のレトロで趣きのある佇まいに見とれる。
暖簾をくぐってみると満席ではないか。
あちゃーと思って女将さんに「3人です」と告げると
小上がりのお客さんが詰めてくれてどうにか入ることが出来た。
靴を脱いで上がると小さな1枚板を渡される。
ここにメニューが書いてあるのだ。
まずは瓶ビールを頂き乾杯する。
料理はとりもつやき、合鴨塩焼き、煮奴を頂くこととする。
うなぎくりから焼きはどうやら終わってしまったようだ。
まずはとりもつやき。
タレはレバーで塩は砂肝ということだが
レバー嫌いな友人がいたため塩にすることにした。
まあ砂肝はそれほど好きではないのでこれはまあこんなものだろう。
合鴨塩焼きははネギが間にうってある。
これは1本串が焼けてしまったようでこれで出てきた。
合鴨とネギの相性は良くこれは本当に美味しかった。
煮奴は鍋で登場。
豆腐だけかと思っていたが砂肝やレバーも入っていた。
味付けも非常に私好みでこれは美味しい。
汁まで全て飲ませていただいた。
雰囲気も素晴らしいしこういう酒場で呑めることは幸せだと思う。
また鶯谷に寄った時は絶対に行きたい酒場だ。
今度はもう少しゆっくりとしたいねー。
6位
1回
2016/05訪問 2016/07/21
江戸っ子を出て次に向かったのがこちらの手作り餃子のお店。
お店の前に着くと4人ぐらいの待ちが出ている。
でも回転が良さそうなので待っていると本当にすぐに店内に入ることができた。
店内はカウンター13席ぐらいにテーブル席も1卓あるようだ。
私たちは3人カウンター横並び。
瓶ビールを1人1本づつ頼んで
水餃子を二人前と焼き餃子を1人前頼んでシェアして食べることにした。
水餃子は400円で焼き餃子は350円となっている。
焼き餃子は小ぶりだが餡はジューシーで肉汁したたる。
水餃子は本当はパクチーのせしたかったんだけど
この時の友人がパクチー大嫌いでどうしても無理と言われたのでパクチーはなしの
ノーマル水餃子にした。
このやりとりを隣の方が聞いていたのか
パクチーのせ水餃子を私に「一口食べてみます?」と進めてきたが
流石に初対面の方のものを横取りするわけにはいかなかったので断った。
水餃子はツルッとしていてモチっとしていて味がしっかりあるので美味い。
私は断然水餃子派だね。
そういえば一番最初のスウィート ビターズのお姉さんがここの水餃子美味しいって言ってたの思い出した。
友人と「あそこのコーヒー屋のお姉さんすごいね」「また後でコーヒー屋顔出してみようか」なんて
会話しているとこちらのお母さんに「あの子はこの時間いないよ」と返された。
そういえばあのコーヒー屋にここのママも来るって言ってたな。
うーん立石は繋がっているねー。
ここはかなり気に入ったなー。
今度は是非パクチーのせ水餃子食べてみたいね。
7位
1回
2016/05訪問 2016/07/09
立ち飲み市場、お太幸と続いて3軒目に向かったのがこちらの焼き鳥屋です。
店内はカウンターが6〜7席ほどで4人がけテーブル席が2卓ほどです。
テーブル席は2卓共埋まっていました。
カウンターには1人客が2人いました。
私は一番手前の焼き場の前の席に座らせてもらいました。
まずはホッピーで乾杯です。
ジョッキ、中身、外とキンキンに冷えている3冷ホッピーです。
中身は氷なしでほぼ半分ぐらいの量がある。
大体1対1ぐらいになるように割って2杯分に設定して飲むことにした。
やはり3冷ホッピーは美味しい。
お通しは玉ねぎスライス。
アテはトリネギとツクネにみそこんをお願いした。
焼鳥は90円からになっていて安い。
炭焼きではなくこれも小ぶりではあるが丁寧に焼かれた焼鳥は美味しい。
みそこんは2本出てきた。
こんにゃくに辛味噌が塗られて焼き上げられる。
これは美味しい。
続いてうずらの姿焼きというのが気になったので大将に聞いてみると
トリを開いて焼くもので少々時間がかかるというのでそれも早めにお願いしておいた。
出てきた時に「バリバリと食べてください」と声をかけられる。
小さくて細かい骨がたくさんあるが柔らかいので食べられるのだ。
やや食べづらいが強めのホッピーのアテにはゆっくりと食べられて相性は良い。
ホッピーの中身をお願いする。
後は隣の常連さんらしき方と大将と話をして盛り上がる。
ちょうどオークス前日の土曜日だったので競馬の話がメインだったが
大将も競馬好きで日曜日は日の出町のウインズまで行くらしい。
こういう老舗酒場に多い頑固タイプの大将ではなく
こちらの大将は腰が低くて会話好きのようだ。
なので初めての私でもすんなりとお店に馴染むことが出来た。
雰囲気も大将の人柄も含めてかなり好みの酒場だった。
8位
1回
2016/06訪問 2016/08/17
あさひやを説明しろと言われればこのタイトルの3つの言葉は必要不可欠なのは間違いないだろう。
いやもうここは「梅とおでんと女将さん」のお店なんだ。
私は今回が初訪問だったがもう何度もトライして入れなかったお店だ。
特に少し肌寒い時なんかは行列を見て何度も引き返している。
今回は6月半ばの17時半ちょい前ぐらい。
先客は4名で皆さん常連さんのようだ。
私は右側の奥の方に座らせてもらった。
座る前に綺麗と噂の女将さんにカバンを預かってもらう。
店内はL字カウンター9席のみでおでんだけのシンプルなお店だ。
そしてお酒類は1人3杯までのルールがある。
まずは瓶ビール。
キリンのラガーで乾杯だ。
瓶ビールは一番搾り、スーパードライ、ラガーの3種類だ。
そして日本酒と梅割りウーロンハイしかない。
それしかないと思っていたが隣の常連さんはレモンサワーを飲んでいた。
レモンサワーもあるんだね。
サワーグラスに焼酎半分ちょい入って炭酸レモンの瓶が別で出てくるようだ。
ビールをグラスに注いで一口飲むと
女将さんがおでん用のお皿手に持ち「何にしますか?指差して下さい」と言ってくる。
とりあえず1番気になっていたロールキャベツとこんにゃくを貰うことにした。
澄んでいるおでん汁は出汁がしっかりと出ていて優しい味わいながらも旨味がある。
ロールキャベツは手作りらしくこれは美味い。
私の母が作るロールキャベツは大きくてコンソメで味付けした洋風の味付けで味はかなり濃い方だったが
これは対照的でコンパクトでおでん出汁を吸い込んだ優しいものだった。
やはり人気があるようで殆どの方がこれを注文していた。
ビールの後は梅割りを頂くことにした。
焼酎を受け皿まで流してくれて梅シロップは本当に少しの香りづけ程度。
別で梅シロップが渡されてそれで自分で調節することもできるが
梅割りはやはりこれぐらいのほうが好きだ。
おでんのおかわりをする。
貝と新作のネギ玉をもらう。
貝も美味しいね。
練り物系は業者さんから新しい物もススメられてどんどんやっているみたいで
ずっと同じおでん種で勝負しているわけではないらしい。
梅割りおかわりする。
これでビールと合わせて3杯ということになる。
女将さんは美人で優しいしゃべり方で人気があるのも頷ける。
この女将さん目当ての常連さんもきっと多いだろう。
隣の野毛歴の長い常連さんとも喋らせてもらっていると
突然、隣の常連さんが「おもち入れてー」と女将さんに言う。
なんのことかと思ったら「いなり餅」のことのようだ。
薄揚げにお持ちが入ったもの。
ずっと入れているとおもちが溶けてしまうのでこれだけは注文してからお鍋に入れているようだ。
これは5分ちょいかかるようで
女将さんが「おもちそろそろいけますよー」と言うと
その方が「隣の方にあげてー」と言ってきた。
実は少し食べてみたかったので私はありがたく頂戴することにした。
出汁を吸った薄揚げはもちろんおもちも美味しく頂きました。
このお店は1人3杯までだが酔いすぎている方にはそれまででストップがかかるし
大丈夫と判断された方には+1杯ぐらいはあるそうだ。
この常連さんも4杯飲んで満足そうに帰っていった。
私もそろそろ会計しようとしたところに若い女性3人組が来店した。
「ちょっとタイミング悪かったかなー」なんて思ったが仕方ないので席を譲るべく会計してもらった。
ここは今回みたいに1人でふらっと来たほうが楽しいかもしれない。
ちなみに店内は完全禁煙。
また近いうちに行こう。
9位
1回
2016/06訪問 2016/07/05
横浜三大市民酒場制覇のために今回はこちらの東神奈川駅と神奈川駅の間らへんにある
みのかんさんに行ってきました。
横浜三大市民酒場といえば市民酒蔵諸星、常盤木と伺っていたので
こちらでコンプリートということになります。
もっとも市民酒場組合に登録されているのは野毛にある庄兵衛 本店さん等もそうなのですが
今でものれんに市民酒場と書いてあり営業しているのはこの3つ。
三大市民酒場といえばやはりこの3つなのです。
時間的には17時ちょいすぎですが6月のこの時間帯はまだまだ明るいですね。
目の前には滝の川という川が流れています。
さあ入店。
10人以上は座れる長いカウンターと4人掛けテーブルが4卓ぐらいでしょうか。
テーブルは2卓埋まっていました。
カウンターには3名ほど先客がいましたので空いている手前の方のカウンターに座らせてもらいました。
まずは気になっていた酎ハイを頼みます。
キリンのサワーグラスに氷と焼酎が入って出てきます。
それとは別に炭酸の瓶が出てきます。
焼酎の量が凄すぎてほとんど割るスペースがないんだよねー。
これは強烈ですね。
焼酎はアサヒから出している「まろやか」と言う糖蜜が原材料の焼酎。
残念なのは炭酸が常温保存なのでそれほど強くないこと。
やっぱり炭酸は冷えていないと効果ないからね。
お通しは無料のおでんが2種。
じゃがいもと厚揚げでしたね。
出汁が染みていて美味しいですね。
最初の1杯はこのおでんをアテに飲んで中焼酎をおかわりしました。
やはり炭酸が弱いのでレモンを追加してきんぴら(200円)も頼みました。
きんぴらは優しい味付け。
ごぼうの食感が残っていて美味しい。
レモンは絞る道具はないので手で握りつぶす。
これで二杯目はレモンサワーとして飲む。
店内はテレビもBGMもないのでそれぞれのお客さんの会話やグラスを置く音がBGMとなる。
店主は高齢で行動は少し遅いがテキパキとこなしているように感じる。
トイレを借りたが男性用の小便器しかないと思っていて女性はどうするのだろうと疑問に思っていた。
しかし後々他のレビューを見てみると女性は靴を脱いでもう一つ部屋を抜けたところにあるらしい。
男性用の小便器も狭くて中々最近は見られないものだ。
これは是非トイレも行ってみて欲しい。
しばらくすると私の隣に40代ぐらいの男性が1人来た。
慣れたようにレモンと酎ハイを注文してすぐに1杯を飲み干した。
するとそれまでゆっくりと飲んでいたのにスイッチが入ったようで
頼んだ湯豆腐ときんぴらに七味唐辛子を大量にかけだした。
一口食べては「辛れぇぇぇぇ」と良いまた追い七味をする。
「いやいや、辛いならやめてよー」と言いたくなるがその追い七味のスピードは加速する。
1本分の七味を使い切りそうだし男性はもう汗だく状態だ。
最後までどうなるのか見ていたかったが
私もこの後があるので会計してもらうことにした。
なんと会計970円。
辛っ!
・・・じゃなくて安っ!
この酒場の雰囲気は最高だ。
安いしゆっくりと飲みたいときなんかは良いね。
明るい時間から飲むのが一番良いかもね。
10位
1回
2016/07訪問 2016/07/06
大手町ガード下の大手町ラーメンの2階に出来た野菜巻き串のお店です。
このガード下はそれほど人通りも多くないディープゾーンです。
階段を上がって2階にたどり着くと
カウンター6席に2人掛けテーブル4卓の全14席ほどの小さなお店です。
オープニングキャンペーンということでドリンク1杯サービス中でした。
大きなテレビもありましたがそちらはまだ準備中。
まずは生ビールで乾杯。
生ビールはキリンハートランド使用で480円という安さ。
瓶ビールはサッポロラガー。
このチョイスは素敵ですね。
焼酎のセレクトが渋いのも特徴です。
天誅、三岳、吉助なんて芋焼酎好きにはたまらないラインナップ。
天誅が500円で呑めるお店は初めてかもしれませんね。
オススメの黒板には天使の誘惑が450円と書いてあります。
これはオープンして間もないからなのか分かりませんがこの誘惑には負けそうですね。
料理は巻き串の中から青ネギとみょうがを注文。
さらに小エビとアボカドのサラダとオススメの中からたぬきやっこを頼みました。
巻き串は1本から注文可能のようです。
青ネギもみょうがも焼き加減も良くって美味しかったです。
たぬきやっこはまるます家のように具材は少ないけど天カスと青ネギ、かつおがたっぷりのって
麺つゆがかかっているようです。
小エビとアボカドのサラダはエビがたっぷりでドレッシングはゆず風味でした。
お酒はその後キンミヤ酎ハイを頼みました。
レモンスライス入りです。
炭酸はハイサワーの瓶を使用しているみたいですね。
トイレは男女共同の洋式トイレ。
従業員は男性2名でした。
ガード下なのでBGMは電車の音でもありますね。
客層は比較的若めで女性も多かったです。
まだまだオープンしてすぐのようで不慣れな部分は見えましたが
私の好きな野菜巻き串のお店なので今後も頑張って欲しいですね。
酒場のみの2016年のマイベスト
今年は銘店と言われる酒場によく行ったなぁ