『天草・島原の旅　2015 （１）』sophia703さんの日記

いつまで経っても編集が覚束ないので
自分のためのアルバムとして、アップすることにしました。
追って少しずつ、日記の内容を完成させます。

２０１５年の夏、キリシタンの足跡を訪ねて天草・島原へ旅してから、
もう７ヶ月も経ってしまいました。
なかなか落ち着いて日記にまとめる時間がなく、
そうこうしているうちに、だんだん記憶が薄れてしまい…。
でも、今年のユネスコ世界遺産への登録申請が取り下げになったと聞き、
長崎と天草（熊本）に残る貴重なキリシタンの歴史遺産の
私なりの備忘録としてアップしておこうと思います。

天草諸島から、あたかも庭のように広がる海を隔てた島原半島。
今でも熊本県と長崎県に分けられてはいるものの、
海を挟んだこの半島と島々は、海と山に抱かれたひとつの文化圏であることがわかります。
ここは、戦国時代にポルトガル＆スペインからもたらされた
日本におけるキリスト教の隆盛と衰退の歴史、
江戸幕府体制を大きく揺るがせた天草・島原の一揆、
そして二百七十年もの間キリスト教信仰を秘かに守り続けた民の心を