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1位
3回
2018/08訪問 2018/08/21
盛夏のランチ訪問。
娘の夏休み、最後のお楽しみです。
百日紅の色が青空に映える、午後。
カウンター席、私はシャンパーニュ、娘は白ぶどうジュース。
私は真ん中のランチコース、娘は子供用のステーキコースにして
魚料理は半分コすることにします。
前菜 才巻き海老のマリネ
スープ とうもろこしの冷製スープ
魚料理 イサキと万願寺唐辛子のナージュ
ステーキ うかい特選牛ステーキ
ご飯 ガーリックライス、あおさの赤だし、香の物
デザート 桃のジュレ
コーヒー 小菓子(フィナンシェとナッツチョコレート)
娘のステーキコースは
前菜 太刀魚のフリット
スープ、ステーキは私と同じメニュー
ご飯は白いご飯
デザート パイナップルシャーベットを、
メニューには載っていないメロンシャーベットに差し替えていただきました。
以前にも食べた「冷製とうもろこしのスープ」の甘さが
旬の美味そのもので、言葉を失います。
アサリで取ったスープで煮た、イサキの旨み。
前回の「甘鯛」以来、娘はステーキだけでなく
こちらの季節ごとの魚料理も、楽しみにしているようです。
特選牛(今日は栃木産)ステーキには、焦がしネギを浸した生醤油が添えられました。
ブラックペッパーやガーリックチップでシンプルに食べても美味しいステーキですが
醤油を合わせても互いを引き立て合う、実にイイ関係です。
ふくよかで瑞々しい白桃に、シャンパーニュのジュレと桃のシャーベットを合わせたデザート。
盛夏の美味を楽しみました!
ワインなどを含め、価格は数年前より全体的に上がっていますが
気取らずに特別な時間を過ごせるコチラの良さは、変わっていません。
夏の良い想い出になりました。
ごちそうさまでした。
2年ぶりに、娘の誕生日祝いをこちらで。
今回はカウンター席ではなく、個室予約でゆったりと。
秋はやっぱり季節が良く、食材が特に美味であることと、
お祝いやイベントに適しているのでしょう
土・日・祝はランチもディナーも予約がギッシリでした。
ピカピカに磨き上げられた鉄板を囲む、重厚な個室。
大人は真ん中のディナーコース、娘は子供用の一番上のコースにしました。
アミューズ ずわい蟹のゼリー寄せ キャビア添え
前菜 北寄貝と木の子のソテー
スープ 栗のスープ
魚料理 甘鯛のナージュ
肉料理 うかい特選牛のサーロインステーキ
ガーリックライス とろろ昆布の赤出汁 香の物
デザート うかい亭モンブラン
紅茶 焼き菓子(いちごジャムのクッキーとフルーツパウンド)
子供用のコース
オマール海老のソテー
とうもろこしのスープ
うかい特選牛のサーロインステーキ
ご飯 味噌汁
バニラアイスクリーム フルーツ添え
ワインはグラスで、白は山梨・勝沼産のヌーヴォー
後からフランスの赤((^-^; 銘柄は失念)を。
娘はお気に入りの「有機葡萄ジュース(赤)」で乾杯。
バターソテーされた北寄貝の、プリンプリンの身と舞茸の香ばしさ。
娘のオマール海老も「すご~く美味しかった!」そうです。
秋のメニューでは大人気という栗のスープの、豊かでナチュラルな甘味。
今回、忘れられない味となったのは「甘鯛のナージュ」。
皮目から焼き上げ、小さなウロコが松かさのように立ち上がったら
蓋をして、水菜の水分で蒸し上げます。
身の側には火を当てず、ふっくら、ふんわりと仕上げ、
甘鯛から出汁を取ったスープをかけて、阿波のスダチをキュッと搾る…。
サックサクのウロコと、ふんわり軟らかい身、
スダチの薫りと酸味がアクセントになったスープ、なんとも絶妙。
季節ごとに、新しいメニューを皆で意見を出し合いながら「研究」するという
このチェーンならではの逸品。
今日は鹿児島産の黒毛和牛、というサーロインステーキの極上の旨さは
言わずもがな。今回は、たっぷりと添えられた「山わさび」で食べるのが
私の中でのヒットでした。
ガーリックライスに舌鼓を打った後は、階上のサロンでティータイム。
娘のコースは、バニラアイスクリームとフルーツの盛り合わせ(Happy Birthdayのメッセージ入り)
が付きますが、娘はお目当ての「うかい亭モンブラン」も別注で(^_^;)。
濃厚な和栗のペーストと冷たいバニラアイスクリームのコンビネーションには
今日も感嘆!!いたしました。
やっぱり、いつ来ても底力を感じる料理とサービスです。
ごちそうさまでしたm(_ _)m。
2015.10 再訪
娘の9歳の誕生日祝いには、娘のたっての希望で
こちらを再訪することになりました(笑)。
私も、春・初夏・盛夏と訪れていますが秋にぜひ、来てみたかったのです。
素晴らしいモンブランがある、と読んでいたし(≡^∇^≡)。
遅めのランチ予約、カウンター席です。
シャンパーニュ Gosset と有機葡萄ジュースで、乾杯!!
先ずは「タスマニアサーモンといちじくのサラダ」。
肉厚のサーモンに、いちじくとナッツが香ばしいソース。秋、ですねェ~(*^^*)。
「栗のスープ」は、栗の甘さとバターの薫りがいっぱい。底に栗が沈んでいます。
鉄板の前にシェフが登場し、山盛りのキノコを見せてくれます。
丹波の舞茸(白・黒)、ひらたけ、しめじ(共に産地失念)、大きな平戸椎茸。
鉄板の上に岩塩を撒き、その上で丁寧に焼かれてゆきます。
いい薫り~(*´∀`)。調味は塩と油だけですが、天然の美味そのものですね。
素晴らしいサシの但馬産サーロインが目の前で焼かれ始めたら、
赤ワイン(グラス)にシフト。
肉塊には、最初に両面を焼いたら、時に鉄板の低温の部分で寝かせながら
ゆっくりと火を通してゆきます。
添えられたのは、ややトロミを感じる濃厚なポン酢と、山葵ソース。
美しい有田焼の大皿に配された、スライスオニオン、
ガーリックチップや粗挽き胡椒とも組合せながら、肉の旨みを余すことなく堪能します。
香ばしいガーリックライスに、茄子の赤だしで〆。
秋のお料理は、本当に薫りが多彩で変化に富んでいました。
娘は最後にシェフから赤い薔薇を贈られ、照れ笑い(*^^*)。
午後の日だまりとなった、デザートコーナーに移ります。
私のお目当ては「うかい亭モンブラン」。
サックリしたメレンゲ台の上に、バニラビーンズたっぷりのバニラアイスクリームが乗り、
その上をマロンクリームで覆ってから、濃厚なマロンペーストが豊かに絞ってあります。
ライブな美味しさ満喫の、ココでしか味わえない贅沢なデザートです(*≧∀≦*)。
娘にも味見させたら、もっと食べたかった様子。
ヤバい、来年のお祝いもココ!って指名されそう(^_^;)。
秋の西陽が透けるサロンを出て、ゆっくりと三人で散歩しながら帰りました。
娘の9歳は、素敵な秋の一日から始めることができました。
ご馳走さまでした。
2014.6 再訪
うかいグループの最初の店舗「うかい鳥山」が高尾山にオープンしたのは
1964年12月。今年でちょうど50周年なのだそうです。
以後着々と評価を高めながら、鉄板焼きレストラン、豆腐料理レストラン、
デセールショップ、割烹と展開を拡大してきました。
いずれも、お料理の内容はもちろん、接客サービス、建物、庭、調度品、など
総合的な顧客満足度が非常に高い評価を得ているお店ばかりです。
(「箱根ガラスの森美術館」を‘うかいグループ’が経営しているなんて、
ココで調べるまで、まったく知りませんでした!!)
小学校に通う娘が毎日毎日こちらの裏口前を通っていることもあり、
「せっかくご近所なんだから、1年に一度ぐらいはこちらで贅沢したいよね~」と
再訪の機会を窺っておりました。
今年は、父と妹のダブル誕生日祝いの名目で、ディナーを(*^。^*)。
予約は17:00から。
まだ外が明るいので、到着後も美しい庭園で遊んだり、
大きなガラス戸越しに緑を眺めながら食事ができます。
4人以上だと、内装も豪華な個室でいただくことができます。
お願いしたのは10,800円のステーキコース。
グラスのシャンパーニュ(ルイ・ロデレール)←こちらも50周年記念ラベル!!
と、ワインの原料有機ぶどうのジュース(白)で乾杯です。
オクラ、ヤングコーンなど初夏の野菜と濃厚な雲丹を取りあわせたジュレ、
歯ごたえが素晴らしい分厚い牛タンのグリエ
牛タンがダメな人には、さばいたばかりプリップリの穴子の白焼き。
スープは、じゃがいもの薫りとザラつき感が舌に楽しいヴィシソワーズ。
野菜料理は、トロ~リアッツアツの賀茂茄子に甘辛いソースとトリュフをかけて…。
メインは、うかい牛のランプステーキ(腰から尻にかけての部位)。
娘の分として100gを追加していただきます。
塊りのまま、塩胡椒で焼き上げ、食べやすい大きさに細長くカットされたステーキ。
適度な硬さと脂の乗りがあって、美味ですね~。
本山葵と、ガーリックチップ、それに大きな山葵の葉が添えられた肉は、
別添えの小豆島の醤油と淡路島の刻みタマネギ、山葵の葉や茎(辛味はなく薫りが素晴らしい!)
も含めて、いろいろな組み合わせで楽しみながら、食べます♡
〆はこんがりガーリックライスと、じゅん菜の赤出汁に茗荷と白瓜の漬物。
以上、初夏の美味を150%満喫です!!!!
貴族の館にご招待された気分で(娘はホントにすっかりプリンセス気分(^O^)
赤絨毯の階段を昇り、食後のお茶&デザートの席へ。
すっかり暮れた窓の外と、ランプの優しい明かりの中、
ジノリのカップでいただくコーヒー。
そして冷たくて仄かに甘い、季節のデザートと焼き菓子。
到着した時からここまですべての時間が、美味しく心地よく過ぎてゆきました。
やっぱりスゴイ。名店です。
余韻に浸りたくて買った美しいクッキー詰め合わせは、
「アトリエうかい」の方にレビューアップすることにします。
2013.7 再訪 (画像は27枚目まで)
3月の初訪問から4カ月。
念願のディナー訪問を果たすべく、‘夫の誕生日祝い’という名目で再訪。
夕方、自宅からトコトコ徒歩で豪華な玄関先に…。
今回は3人なので個室ではなく、2階のカウンター奥に案内されました。
大人は12,600円のディナーコース、
娘は前回グラタンなどには手をつけなかったことを伝えたら、
「それでしたら、ステーキ単品にして、他のお料理はお取分けでいかがでしょう。」
と勧められ、うかい牛サーロインステーキ100g4,200円を別注。
まずはグラス・シャンパーニュ「ルイ・ロデレール」1,890円と
ワイン用のオーガニック葡萄を使ったグレープジュース(赤)1,050円で乾杯です。
今日のアミューズは「雲丹とじゅん菜のジュレ」。
前菜は冷菜「石鰈のカルパッチョ」か温菜「オマール海老」のどちらか。
ハーブを多用した夏らしいカルパッチョと、
プリプリのオマールにバターソースのかかった幸せな一品。
付け合せのズッキーニのフリットの、ゴリッとした歯触りも新鮮です。
感動の「冷製とうもろこしのスープ」。
トロけるようなとうもろこしの甘味と、粒のシャキシャキした感覚に、言葉を失います…。
(ちなみに娘は、夫から譲られたスープの器を飲み終わるまで幸せそうに放しませんでした…。)
季節の魚、スズキとともに若手のシェフが登場。
穏やかな会話を挟みながら、丁寧に鉄板でスズキをソテーし、ソースを作って蒸しあげます。
「スズキのマリニエール」は、皮はパリパリ、
身はふっくらしたスズキに、季節野菜たっぷりのソースがかかって、さっぱりと…。
飲み物は大人が赤のグラスワイン「ムーラン・ド・シトラン」1,260円、
娘はこんどは葡萄ジュース(白)を、いっちょまえにワイングラスに注いでもらい、
気取った仕草でグラスを傾けています(^_-)-☆。
さて、いよいよ‘うかい牛’の登場です。
今回は3人ともサーロインでお願いしましたので、300gの塊が目の前に…。
焼き方はお任せすることにしました。
にんにくチップを作った後、ステーキが目の前で焼かれていきます。
今回は露草の柄の大皿に、付け合せとしてたっぷりのオニオンスライス、
薬味には山葵、黒胡椒、塩、別添えで醤油とポン酢。
キレイに切り分けられた肉が、皿に積まれてゆきます。
肉の脂は別に醤油味で十分に炒めた後、皿へ。
口に入れると、肉の甘みと旨みが脂にのってじわ~っと拡がってゆきます。
普段はフィレが好きな私ですが、「ステーキはサーロインが最高」というのが
よくわかる、至福の旨さですねエ…。
このぐらい脂があると、塩・胡椒よりも山葵醤油のほうがピッタリかもしれません。
食事ものは柚子風味の効いたサッパリ素麺。鷺草の器が美しいですネ。
席を移してのお楽しみ、デザートと珈琲の時間。
誕生日祝いと伝えておいたら、スタッフの方から夫に一輪のバラの花のプレゼント、
さらにはこちらのソファで記念写真を撮って、すぐにバースデーカードに仕立てて下さいます。
さり気ないけれど、嬉しいサービスですね。
次の記念日にまた来たくなっちゃいますよネ(^O^)。
デザートには夫は「マンゴーのムース」、娘は大好きな「メロンのシャーベット」、
私は「白桃のスープ仕立て」を選びました。(デザートの追加1,260円。)
この白桃が素晴らしかった…。
大きなグラスにミントの薫るふるふるのゼリーと白桃の果肉、
中央にトロリと濃厚でとびきり薫り高い白桃のソルベ。
味見させた娘の目も真ん丸に…!!
焼き菓子としてマドレーヌとメープルクッキーもサービスされました。
なんとも美味なる、幸せな時間を過ごしました…。
サービスの質の高さは変わりませんが、
やっぱり、全体の雰囲気もお料理のクオリティも、
ランチよりもディナーの方がさらに素晴らしいですネ。
記念日のご利用が、絶対オススメです。
次のウチの記念日は何だったかナ…(*^。^*)。
ご馳走さまでした…!!!
2013.3 のレビュー ↓
自宅から徒歩圏にありながら、なかなか機会がなかったこちら、
ついにランチで訪問することができました。
うかい牛のステーキがいただきたかったので、
スペシャルランチコース8,400円、娘はお子様コース6,300円を。
まずはシャンパーニュをグラスで。
桜の季節に合わせて、「テタンジェ キュヴェ プレスティージュ ロゼ」1,890円。
シャンパーニュ大好き、特にテタンジェには思い入れがありますが、
ロゼをいただくのは初めてです。美しい桜色。すっきりと軽やかながら深い味わい。
アミューズは雲丹のフラン。料理名はフランス料理ですが、
だしの効いたあんかけに雲丹の乗った洋風茶わん蒸しそのものです。美味!
桜鯛のマリネも、お造りにほんの少し季節のソースをつけていただいているよう。
季節の素材の良さを最大限に活かすお料理、とでも言うのでしょうか。
このあたりで、飲み物はグラスの白ワイン「コート・デュ・ローヌ」1,050円を。
飲み物のメニューにも、すべて明朗に値段が記載されているので、
頼むにも余計な心配がありません。
ホワイトアスパラに、卵黄を使ったオランデーズソースで春らしく。
筍と大あさりは、目の前で調理してサービスされます。
えぐみのない柔らかい筍と、プリッと大きなあさりの食感。
旬の素材を活かす若緑色の香草とあさりの旨みがスープ仕立てになっています。
そして、うかい牛のステーキ。
私はフィレを、他の連れはみんなサーロインでお願いしました。
鉄板の上で焼かれるステーキの見事な手さばきには、見惚れるばかり。
焼きあがる肉を見て「よだれが出そう…。」とつぶやいた娘は、
直後に本当によだれを垂らしてしまい、自分で爆笑していました(笑)。
こちらではステーキには塩は供されず、
「黒七味と、刻み玉ねぎ&醤油で食べ比べてみてください」とのこと。
黒七味は独特の薫りとピリリとした余韻がお肉にぴったり。
春玉ねぎ&醤油で食べるのも、あっさりしていて美味でした。
娘はよほどおいしかったのか、ただ黙って真剣に肉を食べ続けています。
最後はお決まりの香ばしいガーリックライス。
これには母が、まるでTVの紀行番組レポーターのように
「美味しい~~!」を連発していました。
席を替えてゆっくりいただくコーヒーとデザートは、それだけでも食べに来たいぐらい。
こちらも季節感満点です。
お店は加賀の古い庄屋屋敷の建材(欅の柱は210年前のものだとか…)を使い、
重厚かつ豪華に建てられた明治時代の洋館で、
日常とは隔絶した空間であるばかりでなく、
内装、調度など洋館としての意匠の中に、欄間の彫刻など至る所に和の技術が見事に活かされています。
お料理もまさに同様で、洋の中に和のエッセンスが窺われ、
どれも素材を最大限に活かしながら、
季節感にあふれ、さり気ない優しさや繊細さを感じさせるものばかりでした。
このお店の本領が発揮されるのは、やはりディナーなのかもしれませんね。
次の機会には、ディナータイムにこちらの真髄に触れに伺いたいと思います。
御馳走さまでした。
2位
2回
2017/08訪問 2017/08/15
盛夏にお昼をいただくのは、初めてです。
今日は私も含めて、カウンター4人が全てお一人様。
大将は訊かれたコトに答える程度だし、女将サンもお料理の説明のみ
なので、基本はシーンと静かな昼のご馳走になりました(^_^;)。
最初が、柚子の薫るあんかけの掛かった瓜の冷やし鉢。
炙り〆の魚の切り身にポン酢と青ネギ、一味唐辛子。
ピリリとした唐辛子とポン酢の酸味が爽やかでイイですね。
蒸し物は温かい、穴子の茶わん蒸し。優しい味。
鱧・加賀南瓜・万願寺獅子唐・緑竹の天ぷら。
サックリと揚がった鱧に梅肉。他の素材にも、夏が感じられます。
ねっとりと濃厚なずんだあんを乗せたおこわ。
蕎麦はいつもの細身の更科ですが、純白の肌に僅かに黒い星が点々と。
ツルリといただいた後、汁は蕎麦湯でぜーんぶ飲み干しました(^_^)v。
デザートには、いちぢくのシャーベット。
チョットずつ手の込んだ美味を堪能できる、
新橋のお手軽昼懐石としては不動の存在です。
季節をわざと変えて訪問してはいるものの、
今まで一度も同じ料理が出されたことがありません。
にこやかに寡黙(^o^)な大将の、料理に向き合う姿勢が窺われる、仕事ぶりです。
久しぶりに伺ったら、前回から500円アップして3,300円になっていました。
やっぱり、この価格で(最大9名に)毎日お昼を提供するのは
なかなか厳しくなってきているのでしょうね。
ご馳走様でした。
2015.11 再訪
憧れていた季節のお昼ご飯、念願の秋の訪問です。
最初は「イクラ入りのむき蕎麦」でしょうか。
粒々のイクラと茹でた蕎麦の実に出汁をかけた、
山形・酒田の名物「むきそば」に似た一品です。
〆の蕎麦以外に蕎麦の実を味わえる料理も、季節らしくてイイですね。
そのあとは小鍋にグツグツと登場した「湯葉」。
こちらも穏やかな出汁が効いて、体がポカポカ温まります。美味~(#^.^#)。
今日のお造りはカワハギ。よくある薄づくりというより、かなり肉厚な身。
そして、ねっとりしたカワハギの肝とポン酢が添えてあります。幸せ~(#^.^#)。
天ぷらは、雲子(タラの白子)に伏見唐辛子とポロ葱。
甘~いポロ葱とトロリとした雲子が、カラリとアツアツ~(#^.^#)。
ご飯は鯛のおこわ。硬めツヤツヤ、もちもちの糯米が美味~(#^.^#)。
〆はいつもの清楚なせいろそば。
そしていちじくとゴールデンキウイのゼリーがけ。
丹精された季節の美味を、小一時間堪能しました。
次は冬、かな(笑)。楽しみですね(*^^)v
2015.6 再訪
約1年ぶりに、再訪です。
初めてカウンターから、厨房内で大忙しの大将の動きを眺めながらいただきました。
「あん肝と海老の茶碗蒸し」
ねっとりあん肝にプリッと海老が、上にかかったジュレと一緒に卵と溶け合います。
「鰈の昆布〆」
肉厚の鰈を、サッパリと。
「穴子、アスパラ、玉蜀黍の天ぷら おろし和え」
揚げたての天ぷらが、おろしと天つゆに浸かって供されます。
ホクホクの穴子に天つゆが滲みて、くっきりとした印象に。
「鱧皮のおこわ」
おそらく、夜の部で出す鱧の皮を使っているのでしょうが、
いい味が出ていて美味ですね♪
「せいろそば」
細く清楚な、いつものせいろの佇まい。
「梅のシャーベット」
今年は秋にも1回、季節のお料理をいただいてみたいものです。
夜…はやっぱりなかなか…(^_^;)ですが。
2014.5 再訪
再訪の機会を狙っていて、今年は初夏の昼会席をいただくことになりました。
総数9席の店内は、美味しいランチを楽しみたいという空気に満ちています。
「魚ぞうめん(ぎょぞうめん」と「衣かつぎ」。
魚ぞうめんは、白身魚のすり身で作った素麺。枝豆や海老、温玉の黄身が入って、
ユニークに美味いです。初夏らしい彩りもキレイ。
衣かつぎがまた、指で押すとツルッと口に入るんですが、美味だな~。
「あいなめのお造り」
これは昨年と同じでしたね。皮は焼いてあるのですが、ちょっと硬めで食べにくかったかも。
「季節の天ぷら」
真ん中をレアに揚げた帆立、青々したアスパラ、甘~いとうもろこし(*^。^*)。
衣はごく薄く、素材の良さを味わえる天ぷらです。
「季節のおこわ」
何のお魚か聞きそびれたのですが、旬のお魚のそぼろが乗ったおこわ。
もち米の丸さと硬さに沁みこんだ出汁が旨い!
「せいろそば」
相変わらず、清楚な細打ちの蕎麦。色白ながら、星も見えています。
こちらの蕎麦は、そのままでは端正すぎ、
そばつゆを付けて初めて生きる蕎麦ですね。
雰囲気は、鎌倉「こ寿ゝ」サンの蕎麦にちょっと似てるでしょうか。
育ちの良い、江戸の町家の一人娘、みたいな印象の蕎麦です(~o~)。
白濁&とろみの蕎麦湯が、旨かったです。
「梅のシャーベット」
これはまあ、季節っぽく。味は普通。
消費税分もあってか、ランチ価格は2,800円になりましたし、
内容的にも昨年よりはちょっと抑え気味…な印象ではありましたが、
それでも十分満足のお昼ごはんです。
夜に来てみたい気持ちは山々ですが、
バブルの頃ならいざ知らず、30,000円の自腹ディナーはさすがに…(^_^;)。
ランチばかりのリピーターは、お店にとっては不本意かも…??ですが、
せっかくなら秋・冬のランチもいただいてみたいな…と思いました。
ご馳走様でした。
2013.3 のレビュー
新橋界隈でお昼の和食ランキング第2位のこちら、
満を持して伺う機会を得ました。
扉を開けると、小ぢんまりと美しい空間は
ミシュラン☆などという敷居の高さはまったく感じさせない
和やかでアットホームな雰囲気。
ご夫婦の目の届く広さなのでしょう、わずか9席のカウンターとテーブルに座っただけで、
お宅の食卓に招いていただいたような落ち着きを感じられます。
「茶碗蒸し」
ゆずが仄かに、出汁が豊かに香ります。
「鴨ロース」
脂の乗った鴨ロースの旨み。添えられた菜の花とツマがピリッと効きます。
「あいなめお造り」
霜降りにしたあいなめがふっくら。
「天ぷら」
サクッと揚がった海老に筍、山椒の葉と白子。天つゆが仄かに甘くてとても上品。
さり気ないけれど、素材の良さが活きた天ぷらです。
「桜海老のおこわ」
サクサクの桜海老の美しい彩りと、桜葉の香りのおこわ。
嬉しい春、そのものですね。
「手打ち蕎麦」
細くコシのある手打ち蕎麦。つゆは穏やかで優しい味です。
専門店の蕎麦のような力強さや主張はありませんが、
食事の〆にピッタリの味わいとのど越しです。
薬味もひとつひとつがキレイ。
蕎麦湯は一人分ずつ陶器の器でいただけます。
ドロリと白濁した蕎麦湯。オナカもずっしり温まります。
「桜色の白玉ぜんざい」
ほんのり桜色に色づいた白玉が、
ふっくら炊かれたあずきの中で、ゆったり温まっています。
1品1品丁寧に作られた、少しずつだけれど本当に美味しい、
心のこもったお料理をいただきました。
これで2,500円なのですから、手を合わせたくなります。
「夜にまたお伺いしたいですね。」と伝えたら、奥様が
「ボーナス出たら、ぜひ来てください。」とにこやかに送り出してくださいました。
ホントにぜひまた再訪したいです。
ご馳走さまでした。
3位
2回
2018/01訪問 2018/01/17
今年最初のご馳走ディナー。
八ヶ岳の季節の旨い食材と、甲信産の日本ワインを揃えた
リゾナーレ八ヶ岳のイタリアンダイニングotto setteです。
席に着いて係りの方に伺ったところ
以前のようなアラカルトメニューはなくなり、
1コースメニュー\11,800(税・サ込)のみになっていました。
前回、アラカルトで色々リクエストや相談にのって貰ったので
正直かなり残念でしたが、せめてコースでは量が多すぎる旨を伝えると
「メイン料理の前の魚料理をなくす」提案をいただき、それに決定!
でもドリンク以外、メイン料理も含めて“何かを選ぶ”余地は
全くありません。
コースメニューは下記のとおり。
融和 Distensivo 人参、玉葱、椎茸、生姜のスープ仕立て
自然 Natura 鱒、里芋、鶏肉、海老を4つのカップにアレンジ
畑 Orto 八ヶ岳高原野菜と牛肉のテリーヌ、岩魚
一途 Imperituro フォアグラソテー、紫白菜
直前 Catastasi 帆立と根菜、春菊のスパゲッティーニ
郷土 Patria 鹿肉、牛蒡、ペコリーノのパッパルデッレ
(相性 Affinit 鱈、ジャガイモ → 私はこのひと皿を省略)
期待 Aspettanza 牛肉のタリアータ
変化 Cangiare 柿のムース
重奏 Raddoppio ラングドシャでチーズクリームを巻いたお菓子、イチゴ、煮リンゴ、キャラメルアイスクリーム。
毎度の定番ながら、八ヶ岳高原の野菜の美しいガラスプレート、
パスタも、こちらのは魚介系より肉のラグーソースなど
コッテリ系が旨いですね。
全ての料理に必ず添えられる野菜の美味しさも、もちろん。
今回感動したのは、フォアグラソテーのとろけるような絶妙な味わいと、
地元・北斗市のワイナリーの赤ワイン
「TSUGANE BEAU PAYSAGE」の深さと豊かさ。
娘も、小学生向きコースScoraloを
たまに私の料理と交換し合いながら楽しみました。
さらに娘は、前回同様にお気に入りのココのパンを
お代わりを重ねて6個も平らげました!
スタッフの方、何度もお代わり恐縮でした(^_^;)。
相変わらず、地のものの良さを引き出す丁寧なお料理と
地のワインを堪能しました。
でもやっぱり、コースメニューのみになってしまったのは
チョット残念だなぁ。
ご馳走様でした。
2015.4 再訪
娘にとっては春休みレジャーですが、
私の今回のリゾナーレ滞在目的は、こちらを再訪することでした。
今回は娘と二人だけなので、コースではなく、アラカルトでいただく旨を伝えます。
メニューから前菜を一品選ぶつもりでしたが、テーブル担当の方に希望を伝えると
コースの定番メニュー、ガラスの大皿に美しく盛られた
「季節の地元野菜を中心にした前菜」を用意して下さる、とのこと。さらに、
「アラカルトメニューはポーションが多めなので、
コース同様の量にアレンジいたしましょうか。」とご提案いただき、大喜びでお願いします。
こういうサービスを提案いただけるところが、こちらの第二に素晴らしいところ。
でも最も素晴らしいところは、季節に合わせた地元産の美味しいものを活かした料理を提供したい、
という堅実で揺るぎない意志。
笛吹市の名ワイナリー「ルミエール」のオーク樽の薫り高い「光 甲州」をいただきながら、
最初に生姜の効いた、野菜たっぷりの小さなミネストローネ。
娘は、白ブドウのジュース。まるでグレープフルーツジュースのような色合いと濃厚さ、です。
次にお願いした前菜。虹鱒、岩魚、ホタルイカ、甲州豚なども織り込んだ、
八ヶ岳高原の野菜達の彩りと新鮮さを味わいます。
娘も、取り分けた美しいブロッコリーやスナップエンドウ、にんじんなどをきちんと食べています。
プリーモピアットには、娘は「トマトソースのスパゲッティーニ」。
私は「豚と春野菜のタリアテッレ サワークリームとともに」。
トマトソースのパスタは、定番中の定番なのでしょうが、
普段はたらこスパゲッティ好きの娘も、美味しそうに完食しました。
(私は味見もさせてもらえず…(^_^;)
私のパスタは、肉感たっぷりのミートボールと甘い春キャベツ、菜の花を和えたタリアテッレに
別添えの、チーズの風味を加えたアツアツのサワークリームをかけて食べるもの。
ふんわりチーズが薫り、春らしい甘さとほろ苦さがステキです。
赤ワインは、塩山市・機山洋酒の「キザンファミリー リザーブ」を。
パンはプチフランス(娘がエラく気に入って翌朝も食べたがっていました(^_^;)と
米粉パン、全粒粉パン。どちらももっちり、小麦粉の甘さを感じます。
セコンドピアットに選んだのは、娘は「牛肉のロースト」。
ゆっくり火入れをした柔らかい牛肉に、ローストしたアスパラガス、クレソンのサラダが付け合せです。
私の「鴨肉のロースト」は、フランス・シャラン鴨の分厚い胸肉に、
カブやエンドウなどの春野菜ロースト、そして県内産のバルサミコを使ったソースを合わせています。
ブラックペッパーが効いた鴨肉は、噛みしめると野趣あふれる匂いと旨みが口の中にじゅわっと拡がります。
そのまま食べると野趣豊か、バルサミコソースと付けると強さが緩和されて柔らかさが増します。
大満足したところで、ドルチェが登場。
娘は「イチゴのジュレ&レモンソルベ」。飴がけの大きなイチゴを頬張ってニコニコ(*^。^*)です。
私の「甘夏のデザート」がまた、スゴイ。
天球儀のような球体はメレンゲで出来ていて、その中に甘夏のジュレとマスカルポーネのムース。
まわりを取り巻く惑星たちは、甘夏のエキスを固めたザラメみたいな飴とバラの香りのするムース(泡)。
なんとも想像力を刺激する、手の込んだドルチェです。
コースでお願いすると、時間がかかるだけじゃなく、
満腹になりすぎて最後の方は食べることが苦行のようでしたが(-_-;)、
アラカルトで食べたいものを厳選してお願いしたら、どれも適量で美味しく、
実に満ち足りたディナータイムになりました。
唯一残念だったのは、ふだん食べきれずにお持ち帰りして
後から余韻に浸れる「焼き菓子の小箱」が
(当たり前なんですが)今回はなかったコトぐらいでしょうか(^^ゞ。
食事を終えた時にも
「量はいかがでしたか。ご満足いただけましたでしょうか。」と
お気遣いをいただきましたが、なんのなんのホントに幸せなひとときでした。
贅沢な季節を楽しみに、また来たいなア…と思います。
ごちそうさまでした。
2013.10 再訪
娘の7歳の誕生日祝い(ホントは10日ほど早いけど)ディナーに、
お泊りしていたリゾナーレ八ヶ岳内のリストランテを再訪しました。
大人は9,000円のディナーコース。
娘は小学生向けの「Scolaro」コース5,000円です。
天井の高いゆったりした店内に、
キャンドルランプと生花が飾られた真っ白なクロスのテーブル。
いつもよりドレスアップした娘は、緊張しているのか、
今日はいつものように足をブラブラさせたり、食器をいじりまわしたりせず、
神妙な面持ちでお嬢サンらしくしています…(^O^)。
テーブル担当の爽やかな青年が、笑顔でメニュー選びの相談にのってくれます。
メインの料理とドルチェ、飲み物を選んだら、あとはサービスされるのを待ちます。
最初の飲み物はグラスの白にしました。
地元ルミエールワイナリーの「光甲州」。
オーク樽の薫りを仄かに感じる、個性的で重たい黄金色の白ワイン。
こういうクセのある白、結構好きなんです。
トマトのズッペッタ(スープ)、
秋刀魚や鹿のサルシッチャなど秋らしさ満喫のひとくち前菜盛り合わせに続き、
こちらの名物、ガラスの涼しげな皿に盛られた地元野菜と虹鱒・山女魚のサラダ仕立ての前菜。
野菜の美しさ、とろけるような虹鱒と、山女魚のホロ苦さ。
娘も、ホタテのソテーやアイコ(ミニトマト)とモッツァレラのカプレーゼ、生ハムサラダ、
海老とポテトのタラコ和えなどの前菜4種を静かに(^_^;)食べています。
温前菜はとろ~りフォアグラのソテーにきのこのムースとなめこの素揚げを添えたもの。
自家製パンは乾いた食感が美味しいプチフランスと全粒粉を使った香ばしいパン。
そろそろ赤が飲みたくなりますネ…(*^。^*)。
夫があれこれ悩んだ末、シチリア産「GIFFARRO」のボトル6,400円を注文。
渋味はないけれど重くて深い、ゆったりと秋の味覚にピッタリの赤です。
2種のパスタ、最初は蛸と茄子のラグーソースのスパゲッティーニ。
オリーヴの酸味がアクセントになっています。
もう1種のパスタは富士桜ポークのサルシッチャと地元のきのこに
ポルチーニの風味が効いたパッパルデッレ。
娘もボリュームのある秋茄子入りのクリームボロネーゼのパスタを、ほぼ完食。
さて、メインのビーフがサービスされました。
甲州ワインビーフのタリアータ、山葵のピュレ添え。
娘には牛フィレ肉の網焼き、温野菜添え。
柔らかくて豊潤なビーフに、大人も子供も幸せいっぱい、ニッコニコです(~o~)。
最初のひとくちドルチェは巨峰にローズウォーターのムースをかけたもの。
そしてしばらく間が空いて…
特注したバースデーケーキが、
7本のキャンドルに照らし出されながら、娘の前に厳かに登場\(^o^)/。
カジュアルなレストランではないので、やや小さい声で歌を歌い、
キャンドルを嬉しそうに吹き消す娘にカメラを向けます。
その後、ケーキは6ピースにカットしてもらい、半分はお部屋にお持ち帰り。
バースデーケーキは一番小さなサイズにしましたが、
ふくよかながら後味がイイ良質のクリームがたっぷり、
スポンジはしっとりとまるでクリームに同化してしまったような軽さ。
ケーキのデザインや素材については、事前に相談に乗ってもらえます。
その後で、各自チョイスしたドルチェがサービスされました。
私の洋梨のジュレとソルベもそれなりに美味でしたが、
特筆すべきは夫がチョイスした「苺のサイフォン」。
見た目はシンプルながら、ものすごく凝ったつくりのドルチェで、
苺のつぶつぶ感と酸味に、シュワッとした炭酸の清涼感がマッチした
今まで出逢ったことのないような逸品でした。
できれば味見じゃなく、オーダーしてしっかり味わってみたかった…(^^ゞ。
食後のエスプレッソと一緒に、オリジナルの焼き菓子詰め合わせが
銀色のキレイな缶に入れてすすめられます。
これがまたホントに美味しいので、もはやオナカに入れる余地のない私たちは
残ったワインと一緒にお部屋にお持ち帰り。
ステキな想い出と満足感に包まれながら、お店の方に見送られてお部屋へ。
焼き菓子は、マカロン、プチシュー、さつまいものケーキ、りんごのケーキ、
生チョコレートのトリュフ、アーモンドキャラメル etc.…。
翌日までも美味しい味の余韻に浸ることができました。
こちらは、純粋なイタリア料理というよりは、
フランス料理風の創作イタリア料理、と表現するべきリストランテかと思います。
創意工夫と手間を惜しまない、繊細で美しい皿の数々。
とにかく地産地消の素材にとことんこだわったレシピと
豊富に使われる新鮮な野菜、
そして何よりスタッフの皆さんのホスピタリティと落ち着いた雰囲気で、
子供連れでも気兼ねせずに心づくしのお料理を一緒に味わえる
…と言うより、この雰囲気の中で美味しいものをゆっくり味わっていると、
子供も決して騒いだり、飽きたりしないということが、
前回(前回利用時は娘は5歳)も今回もよくわかりました。
実際、この晩も子供連れの家族でほぼ満席でしたが、
どの子供もみなお行儀よく、静かに‘食べること’に集中しており、
他のテーブルに迷惑をかけるようなことはありませんでした。
こちらは子供にとっても、貴重で美味しい体験ができる、
素晴らしいお店だと思います。
穏やかな、いい時間を過ごせました。
ご馳走さまでした。
2011.6 の初訪問時のレビュー↓
昨年、家族の誕生日をリゾナーレで過ごした時に、
記念日ディナーをこちらでいただきました。
涼しげなガラスのプレートに盛られた「高原野菜の前菜」の
カラフルな美しさとフレッシュな美味しさにまず驚き!
パスタもメインもドルチェも本当に素材の良さが活きていて素晴らしく、
忘れられない記念日になりました。
さらにこちらで紹介していただいた地元ワイン、
勝沼醸造の『アルガブランカ ヴィニャル イセハラ』の
豊かな芳香と深い味わいには、
これまで持っていた国産ワインの印象がまったく覆され、
すっかり惚れこんでしまいました。
このディナー以来、通信販売でこのワインを探し、
自宅での記念日ディナーには必ずいただくようになりました。
簡単に「また行きたい」とは言えないリストランテですが、
機会があればぜひまたお伺いしたいと思っています。
4位
1回
2013/10訪問 2013/10/10
満を持して、新橋界隈で焼き鳥ならココ、という「益子」サンを初訪問。
予約不可とあって、扉を開けるのもドキドキでした。
看板の鳥マークが、お気に入りの「鳥助」と同様に
京橋の老舗「伊勢廣」の系列の方の独立店であることを窺わせます。
こちらは焼き鳥10本コースのみ。
お酒もそんなに種類はなくて、冷酒は宮城の「浦霞」。
お通しには「もやしとキュウリのナムル風お浸し」。
あとは座って、丁寧な大将の焼きを眺めていると、
次々と焼き鳥が目の前にやってきます。
「ささみ」は仄かな塩振りで、中はふんわりレア。わさびが効きます。
トロリとした「レバー」、コリコリ食感の「砂肝」。
プリプリの「うずら」、あっさりしたタレが絡みネギがイイ感じにシャキッとした「ねぎ巻き」。
そして究めつけは「だんご」!!
粗挽きの鶏からジュワっと肉汁があふれ、程よい塩味と炭火の薫りが…。
ああ、今思い出しても、ヨダレが…(*^。^*)。
こちらの「だんご」は、他の「伊勢廣」系のような麻の実やナンコツなどのコリコリは感じません。
その代わり、噛みしめるほどに味わいが増す肉の旨みがギュッと凝縮されています。
このあたりは、お店のオリジナリティを出しているところなのでしょう。
サラダも、すりおろし系のドレッシングがかかって、とても美味。
身も適度に挟み込まれた「かわ」、大き目の肉がジューシーな「もも」。
脂がのった「ぼんぢり」に香ばしい「手羽先」。
穏やかな旨味がしみわたるような「鶏スープ」をいただいたら、
〆はオリジナルの「鶏そぼろごはん」。
この鶏そぼろがまたスゴイ。程よく甘辛く香ばしく、まさにぼろぼろした粗挽き肉が
口の中で白いごはんと混じり合う…アア、幸せ…(~o~)。
調子に乗って「浦霞」をガンガン追加しちゃったので、お会計は5,000円超となりましたが、
おそらく10本コースは3,800円ぐらいでしょうか…。
店員の男性陣も皆さん感じが良く、時間があれば大将の焼きの手元を熱心に観察しています。
こういうお店から、また次の焼き鳥の名店が生まれるのでしょうね。
(どうやら、福岡「益子」はこちらで修行した方のお店だとか。)
心から幸せな2時間を過ごしました。ああ、毎月、通いたい…(^・^)。
ご馳走さまでした。
5位
6回
2021/10訪問 2021/10/06
昨年食べ歩けなかった分、緊急事態宣言明けのこの秋は
1日おきに蕎麦を食べ歩いています。
今日は新橋勤務時代に大好きだった蕎麦。
3年ぶりの、ランチ訪問です。
カウンターやテーブル席の数を半分に減らしているので
店外で少し待つことに。相変わらずの人気ですね。
今日は「いか天汁そば」1,300円をいただきます。
令和2年の常陸の秋そば。今年の秋新が食べられるのは、もう少し先ですね。
揚げ立てのいか天を3つ浮かべ、ネギ、椎茸、三つ葉、柚子が薫る汁に
大将渾身の、歯切れともっちり感を併せ持った十割そば。
ひと口啜って唸ってしまうほど、美味。
私、やっぱりコチラの蕎麦大好きですねぇ。
いか天から豊かな油が汁に溶け合いながら、
揚げ立ての天玉は汁の中でもサックリとした軽さを失わず。
あぁ、至福のランチ蕎麦。
ようやく蕎麦屋酒の楽しみが取り戻せたし、
今年の新そばに向けて、まだまだ食べ歩くゾ!!
ごちそうさまでした。
さよなら新橋ランチvol.8
6年通った新橋を、異動で離れることになりました。
それならばと、お気に入りだったランチ店を順番に再訪していくことにします。
先日の夜、プチ送別会をやってもらったこちら。
やっぱりランチに「鴨ざる」を食べ納めておかなくては!と、伺いました。
「鴨ざる」、ココはフンパツして“大盛り”にして1,770円。
やがて、鴨肉とネギを焼き付ける香ばしい匂いがして…(*^▽^*)
来ました!私の「鴨ざる大盛り」♡
甘味を感じる会津産の蕎麦を、香ばしい鴨の旨みがたっぷり溶け出した汁で。
あぁ、シアワセ~。大好きでした、こちらの鴨ざる。
店内に低く流れている落語「ときそば」も、どこか名残惜しいけど…。
私は、手打ちそば激戦区の新橋でも、こちらの蕎麦が大好きでした。
大盛りで、大満足。美味しかった!!
ごちそうさまでした!
6年通い続けた新橋を離れるにあたり、
どうしても夜、蕎麦屋酒に再訪したかったこちらへ。
奥のテーブル席は、少人数の宴会にはピッタリ。
定番の「肉どうふ」や「玉子焼き」「焼き味噌」に加え、
「野菜と山菜の天ぷら」「厚揚おろしポン酢」「地鶏の香味焼き」「むかごと小松菜の煮びたし」
などをいただきながら、「澤の花」(長野)のぬる燗を好みのぐい飲みで。
「肉どうふ」の、ホロホロの美味しさ
「玉子焼き」の、優しいながらしっかりした味わい
「むかごと小松菜の煮浸し」の、穏やか過ぎず程よい出汁加減
「地鶏の香味焼き」の、ジューシーな鶏肉に和のスパイス(山椒ですよね?)の香ばしさ
お蔭で、お酒をかなり過ごしました(^_^;)。
〆には、会津産蕎麦の田舎ざる。
わしわしと噛み締めると、蕎麦の甘さと力強さを感じます。
チョッと引っかけるどころか、真剣に!?飲んだため支払いもそれなりの金額になりましたが
大満足の蕎麦屋酒&イイ思い出となりました。
ごちそうさまでした!
年の瀬、今年の〆ランチ週。
まずはコチラで、旨い「鴨ざる」を食べておこう!と思い立ち。
「鴨ざる」1,500円。
今日の蕎麦は、会津・いいで山麓産の会津在来種だそうです。
厨房から、鴨肉を焼きつける香ばしい匂い。あぁ、もう堪りませんね~(^^♪
会津産の蕎麦、野性味のあるコクと甘味があって、私大好きなんです。
そして、鴨汁。濃厚な鴨の脂と旨味がじんわりと溶け出した、
素晴らしい味わいです。至福~♡
蕎麦湯で割って、キレイに飲み干しました~。
やっぱり、新橋界隈の「鴨せいろ」なら
私はココのがイチオシ(^_^)v、です。
実は本日、12月28日からお店は休業。(年越しそば打ちと発送作業)
大みそかは予約でフル回転、年明けは1月9日から営業、とのこと。
今年も、ご馳走様でした!!!
今日のランチには「旨い蕎麦食べよう!」と決めて、コチラへ。
天ぷらを、初めていただいてみることにしました。
昼のお品書きの中では、「いか天汁そば」1,250円。
今日は大将がお一人で調理担当。
店内満席、待ち列もあってなかなか忙しそうな、ランチタイムです。
待っている間に、いかの天ぷらを揚げる香ばしい匂いとピチピチ音が…。
他の天ぷらと違い、「いか天」って調理中からイカの匂いがするんですね~?
間もなく、小さな丼に「いか天汁」が先に。
蕎麦の笊は、大将からカウンター越しに受け取り、いざ!
細打ちの蕎麦は、やや色黒なツルンと系。
蕎麦粉の産地は、福井・武生市の大野在来種とのことで、
昨年末の夜に伺った時と同じ、ですね。
以前は季節ごとに蕎麦の産地も変えていましたが、
通年「大野在来種」にされたのでしょうか。
「いか天汁」には、分厚くて衣もボッテリと大きい「いか天」が3本。
噛み切れないほどの、アッツアツのイカの歯ごたえがスゴイです。
衣からは、ジンワリと汁に油と旨味が移ってゆきます。
汁には、さらにブツ切りのネギと椎茸、三つ葉と青柚子。
蕎麦を浸けてももちろん旨いし、蕎麦湯で割っても旨い!
ぜーーんぶ飲み干して、ごちそうさま。
また折をみて、夜の「肉とうふ」と日本酒と〆蕎麦を楽しみに
立ち寄りたいものですねぇ。
2016.12
念願だった、こちらでの夜の蕎麦屋飲みが叶いました(*^^)v。
独り飲みで最初に喉を潤すのには恰好な、ビール小グラス(それも銘柄が2種類も!)あるのは
実に嬉しい…喜んで「琥珀ヱビス」の小グラスを、先ずはグーーッといきます!!
花番サンが「お品書きにはありませんが、本日のオススメは蒸し牡蠣でございます。」と。
さらに喜んで早速「蒸し牡蠣」をお願いし、
こちらの名物「肉とうふ」も併せて頼んでおきます。
お通しは「小松菜としめじの煮浸し」。野菜の小菜は嬉しいですよね。
松島産という「蒸し牡蠣」は実に立派な大きさで、
ふっくら、プリンと潮の香りと旨みがじんわり…シアワセです(#^.^#)。
このあたりで、お酒は「ぬる燗」指定で大将にオススメを伺い、
大信州「火入れ」を5勺。0.5合でお願いできるところも、独り飲みには嬉しい。
さて、登場した名物「肉とうふ」。
先行レビューで見ていたとはいえ、ビジュアルにはチョットびっくり。
ホロホロに煮込まれた牛肉と青ネギをたっぷり乗っけた、真っ黒なおとうふ。
八丁味噌ベースなんでしょうか、風味はしっかりしているけれど、
味がキツイとか濃いイわけではないんです。そして、断面は真っ白なおとうふ…。
旨いですねぇ。思い出したら、また食べたくなってきました(笑)。
ホントは焼き蕎麦味噌も食べてみたかったけれど、
ココまでで結構おなかに溜まるものばかりだったので、
〆に「田舎(太打ち)ざる」をいただきましょう。
昨年からいる若いお弟子サンが、蕎麦打ちも、茹でも盛りも
すっかり一人でこなしています。頼もしいですね~(^^♪。
その田舎ざる。蕎麦の甘みがしっかりと感じられる、大好きな蕎麦です。
今日の蕎麦は福井・大野産。店の入り口では電動石臼が、回り続けています。
この蕎麦だと汁に漬けずに食べる方が、蕎麦そのものの良さが味わえますね。
…というわけで半分ほどは、そのまま啜ってしまいました。
もちろん、つゆとの組み合わせもベストな状態です。これ以上の言葉は要りません(笑)。
今年の秋はいろいろな場所で、いろいろな蕎麦屋酒を楽しみました。
まだ、本日の蕎麦屋昼飲みレビューが残ってますけど(*^^)v、
これで心置きなく年が越せますね(笑)。大満足!!
ご馳走様でした。
2016.5 修学旅行生が、初訪問(*^^*)
一度食べると、しばらく食べたいと思わずに済む料理
(例えば私なら、天ぷら・トンカツ・鰻・ステーキなど。)がある一方で、
一度食べるとそれが引き金となって何度でも食べたくなっちゃう料理、ってありませんか?
私にとっては、「蕎麦」と「カレー」がそれなんですヽ(*´▽)ノ♪
一度「蕎麦」づいたら止まらない(笑)。
青葉台の十割蕎麦の余波で、今日はどうしても、お気に入りのこちらの蕎麦をと思い。
「越前おろしそば」1,050円に挑戦してみることにしました。
大将の隣りで、若いお弟子サン(だいぶ腕、上げてますネ。)が、大根をごりごりおろしています。
大将手ずから「よく混ぜて、お召し上がりください。」と提供された浅めの鉢に、
鮮やかな三色に盛り上がっているのは、辛味大根おろし、青ネギ、削り節。
極太の十割そばに絡む、鋭い辛味の大根。
素朴でありながら、手斧の切れ味のようなズドンとくる辛みに、鼻がツンとして涙が出てきます(;´∀`)。
「東京の方向けに辛さを抑えてあります。」と書いて、この辛さ。
本場越前のおろしそば、だったらどんだけ辛いんでしょうか…(^^;。
濃いめの蕎麦湯で、この辛みおろしたっぷりの汁を割ると、これがまた旨い!
…と、サラリーマンとOLばかりの店内、蕎麦湯を味わってる私の横を抜けて、
リュックを背負った学生服の男女5人組が、おずおずと入って来て
奥のテーブル席に座りました。店内の常連サンもビックリ。
「アレ大将、どっかに広告でも載せたの?」(笑)
大将も「修学旅行生が来たのは、開店以来初めてです(笑)。」
渋いなぁ…東京に修学旅行に来て、新橋のこういう蕎麦屋を訪れるコト自体、
実に微笑ましく、かつ渋い選択だと思います(^_-)-☆
「すみませ~ん。」と彼らがオーダーした蕎麦がまた渋い。
「越前おろしそば」×3、「ざる」×2。
ひょっとして、越前・福井から来た学生サンなんでしょうか。
その後、大将が彼らのテーブルにお話しに行き、
厨房に戻ると、大将手ずから辛み大根をごりごりおろし始めましたヨ(笑)。
私はもう蕎麦湯の段階だったので、お店を後にしましたが
彼らの「越前おろしそば」への反応、ぜひ見たかったですネ~(^^♪。
新橋駅付近、この季節は修学旅行生をよく見かけます。
自由行動中のランチは、気軽だけどどこでも同じファストフード店ではなく、
こういうお店でサラリーマンに紛れて食べるのも、
東京での、忘れられない体験になりそうですもんネ~(笑)。
ご馳走様でした!
2015.12 再訪
2年前同様、今年の新橋ランチの〆蕎麦に…とこちらへ。
ちょっとフンパツして「鴨ざる」1,500円にします(*^^)v。
お品書きの表記が少し変わりましたが、メニューは基本変更はありません。
ランチ客で混んでいる店内に、鴨を焼きつけている香ばしい匂い。
来ました~私のご馳走「鴨ざる」!!
今日の蕎麦は、産地はわかりませんがかなり黒っぽい色をしていて、
噛みしめた時のもっちり感が強いです。
チョットずつ価格が上がり、鴨肉のボリュームが減少気味なのは、
仕方ないですよネ(^^ゞ。
でも、焼き目が香ばしい鴨肉と、太くて甘~い葱、それに三つ葉。
鴨の脂と旨みが溶けだしたつゆに蕎麦を漬けて啜る幸せ…(#^.^#)。
こちらのご主人の親方は千葉県の「新橋辻そば」とのことで、
「越前おろし」のアレンジ形である「剣客そば」がお品書きに見えてますネ。
常連サンが「ごちそうさま。」と去るたびにご主人
「来年も、よろしくお願いします!」と声をかけています。
ランチにしろ、夜の蕎麦屋酒にしろ、
新橋駅からやや離れたロケーションながら、しっかり定着し、
サラリーマンに愛されている蕎麦店です。
ご馳走様でした。
2015.10 再訪
新橋界隈でランチで食べられる蕎麦では、一番好きな蕎麦屋サンです。
今日は久々の「地鶏ざる」1.200円。
店内には落語「ときそば」が低く流れています。
先日も見かけた若いお弟子サン、
今日は蕎麦茹で担当ではなく、つゆ担当のようです。
地鶏汁は、鴨汁に比べるとかなりあっさり目、ですね。
葱が香ばしく、柚子と三つ葉が薫ります。
細打ちの蕎麦はやや黒っぽく、ツヤツヤしています。
蕎麦粉は北海道のキタワセ、新蕎麦です。
蕎麦の印象も、蕎麦の産地や種類・季節で随分違いますね~。
蕎麦湯で割った地鶏汁も一滴残らずいただきました。
内地の秋新そばが出る頃、また来たいですね~(*^^)v
ご馳走様でした。
2015.8 再訪
ランチタイムに、先日両国で食べた「北斎そば」と比べてみたくて、
こちらの「茄子汁そば」をいただきました。
アチラのそば はあられ状に切られた具がたくさん、でしたが
こちらは大きめにタテに割った茄子とピーマン、葱、柚子、三つ葉が入った、
コクのあるつけ汁。鴨肉が入っていない分、つゆの脂分や深みでは勝てませんが、
自慢の出汁にかえし、野菜と野菜を炒めた油の旨みだけでも、
蕎麦の良さを十分に引き出しています。
そして、何度も言うけどやっぱり、こちらの蕎麦がイイんですね。
細打ちでもザラつき感のあるせいろ、実に好みなんです。
つい先日は、12:30頃に早くも昼の分の蕎麦が切れて、大将が暖簾を仕舞っていました。
そうそう、今日は厨房内では大将でなく、若い男性が釜で蕎麦を茹でていました。
未来の蕎麦店めざして修業中なのかな??頼もしいですね。
ああ、今年こそはこちらで夜の蕎麦前、いただかなくっちゃ!!
ご馳走様でした。
2015.3 再訪
久々の「鴨ざる」ランチ。1,450円です。
鴨の脂と旨みが溶け出した鴨汁に、大将の手打ち蕎麦。
やっぱり美味いですヨ~(^O^)。
何度も言うけど、蕎麦とつゆのバランスが抜群です。
1,500円前後になるとご馳走ランチではありますが、
たまにはこっそり食べたい、職人サンの蕎麦の味です。
ご馳走様でした。
2013.12 再訪
クリスマス・イヴから続く‘トリ三昧’、そして今年の新橋ランチの食べ納めに、
こちらで「鴨ざるそば」1,400円をいただくことにしました。
御用納めの会社が多いのでしょう。
お昼から蕎麦とお酒で和やかに〆よう(いいな~♡)というグループが複数で、
店内混雑、ご主人以下大忙しです。
今日は珍しくテーブルに相席でしたが、
お店全体がよく見えて、これはこれで面白い位置取りですね。
「鴨ざる」が到着。
蕎麦をつゆにちょっと付けただけで、
こんがりと芳ばしい鴨の匂いが蕎麦に移ります…。
ああ、至福…(*^。^*)。
鴨肉はぽってりと厚みがあって、脂もしっかり付いた、
焼き目も素敵な抱き身(むね肉)が5切れ。
ネギとの相性も最高~(*^^)v。
薬味にはおろし生姜と粉山椒が添えられてきました。
せっかくだから大盛りにすれば良かったな…と思っているうちに、
蕎麦が終わってしまい、あとは鴨の出汁が出た汁を、
蕎麦湯で割りながら大事に大事にいただきました。
年末挨拶があちこちで見られる、新橋の年の瀬風景を見ながら、
私も今日で御用納め、です。
ごちそうさまでした~。
来年も美味しい蕎麦、楽しませていただきます~(^O^)。
2013.11 再訪
‘太打ち蕎麦のぶっかけ’を食べに、再訪。
先日チェックしておいた「剣客(けんかく)そば」950円をいただきます。
太打ち蕎麦に、生姜・ネギ・貝割れ大根・岩のりの乗ったぶっかけ、とのこと。
新そばは、いよいよ会津産が登場の模様。
間もなくやってきた「剣客そば」は、山盛りのトッピングで蕎麦が見えません(^_^;)。
「よくかき混ぜて食べて下さい。」とのことで、まずは混ぜ混ぜ。
おもむろに口に入れてみます。
最初にガツンと来るのは生姜の薫りと辛さ。
そして貝割れ大根とネギの辛みと味。
岩のりはバリバリの状態で乗ってきますが、蕎麦とつゆの水分で
だんだんシンナリしてきます。
‘剣客’というネーミングは、この切れ味鋭いピリッと感から来るんでしょうかネ。
ぶっかけのつゆはホントに薄口ですが、具材の個性が強烈なので、
太打ち蕎麦の存在感とのバランスは取れています。
啜るなんてコトはとてもできなくて、
箸で掴んで口に押し込んで(^_^;)、よーーく噛みしめる感じ。
会津の新そばかな~♡なんて思っていたのに、
具材の強烈さで蕎麦の薫りはどこかに行っちゃっていましたネ…。
せっかちな江戸っ子が好んだという‘ぶっかけ’そば。
美味しかったんですが、ちょっとさっぱりし過ぎてて
完食後もオナカに余力が…(^^ゞ。
時間もあるし、おやつ食べて帰ろうかな~(^O^)。
ごちそうさまでした。
2013.11 再訪
今日の蕎麦は「北海道石狩沼田産の新そば」とのこと。
ココはやっぱり「細打ち&太打ちセット」1,150円を堪能しましょう。
薬味の辛みおろしと葱が先に。
聴こえてくるのは、店名にもなっている落語「ときそば」。
もう少し音量があればしっかり聴き取れるんですが、
会話を妨げない程度の微妙なボリュームなので、何話してるのかはチョットわからないですネ。
そしてまず、細打ちの「ざるそば」がご主人から渡されます。
前回より黒味が強い蕎麦。
ホントにこちらの蕎麦は、そのまま啜ったときの感動よりも、
つゆに付けて啜ったときの感動が大きいんです!!
おお~っ…ていう感覚。旨いですね。
細打ちのざるが下げられると、すかさず太打ち(田舎)のざるが…。
薫り、歯ごたえ、弾力のある、濃厚な旨み凝縮蕎麦。
やっぱりこちらのお店では、この田舎が‘真打登場’という印象。
辛みおろしで食べるのがまた旨い。
次来るときは、太打ちぶっかけの「剣客そば」(名前からして好み(*^。^*)を
いただくことに決めながら、お会計。
ごちそうさまでした~!!
2013.9 再訪
先日の「蕎麦切り 酒 大愚」の余韻がまだ残っているうちに、
こちらの蕎麦をいただいてみようと、再訪。
細打ちの「地鶏ざる」1,150円にしました。
‘地鶏つけそば対決’ですネ\(^o^)/。
今日の蕎麦は「会津の夏新そば」、と店内に貼ってあります。
薬味には、おろし生姜と粉山椒が供されました。
いつも変わらず丁寧な仕事ぶりのご主人。
間もなくカウンター越しにご主人から受け取ったのは、
黒い星が散ったつるりとしなやかな蕎麦。
量も結構ありますネ。
地鶏つけ汁は、かえしが強めで辛めのつゆに、
炭火焼きの芳香が豊かでプリップリの鶏がゴロゴロと入って、
柔らかい葱と三つ葉、柚子がひとかけ。
蕎麦&焼き鳥好きには、この地鶏は堪えられませんね…。
蕎麦とつゆの醸し出す妙も…アア、幸せ…(*^_^*)。
しばらく食べてから山椒を、さらにその後生姜を足して、
味と薫りの変化を楽しみました。
湯桶に入った蕎麦湯は、「よくかき混ぜてどうぞ」と言われます。
地鶏つゆを蕎麦猪口に取分け、かき混ぜた蕎麦湯を注ぐと、
蕎麦で食べたときよりも、鶏の出汁を豊かに感じます。
旨いなあ~。
蕎麦だけの味で行ったら、私はこちらの「ときそば」サンの方が好みです。
でも、先日の「蕎麦切り 酒 大愚」サンは、名前のとおり
蕎麦屋というより酒と料理を供するお店、というカテゴリですので、
単純にお店そのものの比較にはなりませんネ。
次はどちらに‘蕎麦屋呑み’に行けるかナ…。
楽しみになってきました。
ご馳走さまでした。
2013.6 の初レビュー↓
小雨の中、「手打ちそば」の幟を目当てに走り込みました。
暗めながら、ゆったり落ち着いた店内。
カウンターもゆとりがあるので、1人でも気兼ねなく空いた席に入り込めます。
レビューで調べておいたので、「細打ちと太打ち蕎麦のセット」1,150円をお願いします。
カウンターの中で、ご主人がひたすら沸き立つ釜に向き合い、
水切りをしては、ざるに丁寧に盛り付けています。
つゆと薬味が出されました。こちらでは、わさびでなく、葱と辛味大根が出されます。
言えば、わさびもいただけるようですが…。
「ハイ、細打ちどうぞ。」とカウンター越しにご主人からざるを受け取ります。
黒い星がイッパイの、十割そばです。
一口、何も付けずに啜ったときは何も感じなかったのですが、
辛目のつゆにサッと付けて啜ってみたら、
思わず、目を見張ってしまいました。すごい!!
蕎麦とつゆの組み合わせが生み出す世界が一気にぱあーーっと拡がりました。
このつゆあってこそのこの蕎麦なんですね。
旨いです。
つゆは鰹の香りとみりんの風味を強く感じる辛口。
十割蕎麦なんですが、とてもしっかりしていて、すぐに伸びたりしません。
薬味は辛味大根をこのつゆに入れるのは惜しい気がして、
細打ちはそのままつゆと葱だけで食べちゃいました。
食べる速さを見ながら、接客の女性がすかさず厨房に声を掛けるので、
1枚目を食べ終わると待つことなく「ハイ、太打ちです。」と2枚目が。
これはまたスゴイ、見た目もインパクト大ですが、
食べると硬めモチモチ、噛みしめると後から濃厚な蕎麦の味。いわば蕎麦粉パスタ。
太打ちはつゆに辛味大根を入れて啜ると、とてもバランスがイイ感じになりました。
どちらも実に個性的で旨いですね。
辛味大根がピリリと効いたつゆを、とろみのある蕎麦湯で割ったのも、
ハッとするような何かを感じる美味でした。
夜のメニューの中から、
「自家製豆腐の味噌漬け」「鴨の香味焼き」「出し巻き玉子」に日本酒で、
最後に細打ちを啜ったら、至福の時間が過ごせるでしょうね…。
ご主人も、カウンターの中からきちんと一人ひとりのお客サンに声をかけていて、
穏やかさと誠実さが伝わってくる仕事ぶりです。
ランチの再訪は確実ですが、夜にもぜひ訪問してみたい…!!
そう切望しつつ、再び雨の中に歩み出ました。
ご馳走さまでした。
6位
2回
2021/09訪問 2021/09/23
地酒と料理と蕎麦を楽しむための、新橋の小庵。
本来は夜営業のみなのですが、長引く緊急事態宣言を受け
昼の臨時営業をしていると知り、正午少し前におずおずと扉を開けると
空間をとって5席に絞られたカウンター席がひとつだけ空いていました!!
久しぶりの「地鶏そば(太打ち)」1,400円を、お願いします。
いつもながら丁寧かつムダな動きのない、大将の仕事ぶりを眺めます。
濃い灰色をした、極太打ちの蕎麦。
啜るなんてとてもムリで、ワシワシと嚙みしめると
蕎麦の野性味と品格が、バランス良く共存しているのを味わえます。
香ばしく炒りつけられたジューシーな地鶏もも、円やかなつくね、
トロリと甘いネギ、シャキシャキ三つ葉、ホロ苦く薫り立つ青柚子
それらをまとめて太打ち蕎麦に絡みつく、ふくよかな汁。幸せですねぇ。
カウンター席はみんなお独り様で、それぞれ黙って好みの蕎麦を噛みしめています。
イイ蕎麦、イイ空間。
またお酒が楽しめるようになったら、ぜひ再訪したいですねぇ。
ごちそうさまでした。
2016.2 再訪
アイリッシュ・パブでウォーミングアップの後は、久々にこちらへ。
ビールの後ですから最初から日本酒、行っちゃいます(*^^)v。
おまかせ3,600円コース+今夜は酒呑み3人で、
日本酒のおしながきをほぼ制覇しちゃいました~(^_^;)。
季節外れの春の嵐から寒さが戻った今夜のコース内容は
鶏皮入りきんぴら 菜の花茶碗蒸し ★
地鶏たたきの昆布〆
こめたまの出し巻き玉子
ブロッコリーとカリフラワーの炭火焼 ブロッコリーソース ★
ロール白菜 ★
千住葱と媛っこ地鶏、つくねの炭火焼
蕎麦 (細打ちまたは太打ち 相盛り可)
★マークが季節の料理、無印はこちらの定番料理です。
淡い緑色をした「菜の花茶碗蒸し」の、春を先取りの優しさとねっとりしたホロ苦さ。
カッチリした「出し巻き玉子」の旨み。
和風出汁の中の、心も温まる「ロール白菜」に
ブリブリの歯ごたえの香ばしい「地鶏焼き」。
この、穏やかでしっかり旨い肴に、次から次へと燗酒が楽しめるんですから
もう~何も言うコトありません~(*^。^*)。
いただいたお酒は
「玉川」(京都)・「隆」(神奈川)・「悦凱陣」(香川)
「✚旭日」(島根)・「宗玄」(石川)・「秋鹿」(大阪)きもと
とここまではすべて燗酒。
最後に「風の森」(奈良)の冷酒で〆ました。
〆蕎麦は細打ちと田舎の相盛りでお願いしました。
繊細な仕事ぶりをうかがわせる二種の蕎麦。
不思議なことに、これだけ個性が違う蕎麦なのに、
穏かなつゆがピタリとどちらの蕎麦にも寄り添い、見事に活かしていて、
飲んだ後でもまったく違和感がありません。お見事\(^o^)/
大将に窺ったら、今はランチは一切提供していないとのこと。
(仕込に忙しくて、とても手が回らないそうです(^_^;)
店舗情報、修正しておきます。
それにしても、やっぱりこちら、料理も蕎麦もお酒も素敵。
季節によって変わる美味と変わらぬ美味を求めて、
折にふれて訪ねたいお店ですよね。
ご馳走様でした。
2014.1 再訪 夜レビュー
「大愚」サンで念願の夜のおまかせコース3,500円を。
カウンター7席だけの店内には、モダンジャズ(トランペット)が流れています。
コース内容は
前菜2品 冷奴のじゃこ掛け 小松菜の胡麻あえ(鶏皮乗せ)
季節料理 海老芋まんじゅうの蟹あんかけ
鶏料理 地鶏のたたき昆布〆
こめたまの出し巻き玉子
野菜料理 ふろふき大根の炙り
媛っこ地鶏と千住葱の塩焼き
蕎麦 (細打ちまたは太打ち)
となります。
最初はプレミアムモルツの小瓶で乾杯。
すぐにおまかせ料理に合わせたおすすめ日本酒にスイッチ。
初めは「開運」(静岡)を。
お酒はいずれもぬる燗にしてもらいました。
とろりと味わい深い豆腐。
ぽってりした海老芋まんじゅうに出汁の効いた蟹あんかけ。
お料理はいずれも‘京風’ではなく、関東風の骨太な味ですね。
パプリカ色素の入ったエサではなく(色素で卵の黄身が濃い黄色になるとか)
お米をエサに育った鶏の卵で作った
こめたまの出し巻き玉子。
丁寧に、ふんわり、じゅわっと焼かれた玉子に、
辛みの強い染めおろしがまさにピッタリ。旨い~(*^。^*)。
お酒は「✚旭日」(島根)を。
口に含む瞬間にふわっと薫りが立ち上るお酒ですね。
じっくり炊かれた大根を炭火で炙った野菜料理。
刻んだ大根葉と葱と醤油がピリリと…。
そして、愛媛の媛っこ地鶏と千住葱の塩焼き。
塩加減も良くカリリと焼けた皮の下に、
素晴らしい歯ごたえと肉汁を秘めた地鶏の身が。
レモンを絞り、「やげん堀」の七味でいただくと、
うーーーん、至福の味ですう~\(^o^)/
ご主人は、蕎麦だけでなくこの鶏焼きにも、
とても情熱を注がれたと某記事で読みました。
甘い葱とつくねもGOOD!!
いいな~、コレお替りしたかったです。
3種目のお酒は「秋鹿」(大阪)。
最後が一番重みのあるお酒でした。
蕎麦は、先日食べられなかった「太打ち」をお願いしました。
薬味には辛味大根とネギ。
「細打ち」に添えられる薬味は山葵とネギです。
噛みしめると太打ち蕎麦の強さに圧倒されますが、
優しいつゆに付けると、蕎麦の野趣が息を潜め、
とても落ち着いた感じになります。
こういうところが面白いですネ~。
蕎麦湯を飲み切って、ご馳走様。
CPも上々です。
ご主人は、名だたる蕎麦店で修業を重ねた後、
こちらをオープンされたとのこと。
お料理は、いわゆる蕎麦屋の‘蕎麦前’ではなく、
「コレを食べて欲しい」という、静かな中でも強い
ご主人の心を感じるものばかりでした。
イイお店です。
また伺いたいと思います。
2013.9 の昼レビュー↓
蕎麦屋が犇めく新橋界隈で最高ポイント(4.0)の「大愚」サン。
マイ蕎麦ブームの中、ぜひランチを…と足を運びました。
白い暖簾をくぐると、カウンターだけの店内に先客はポツポツ。
でも、ランチは限定15食なので、
席が空いてても蕎麦が終わっているかも…と恐る恐る
「せいろと田舎(1,340円)をお願いします。」と言ってみたら、
ご主人「今日は田舎が終わっちゃったんですよ。」と…。
うーん、残念…(;_;)。だけどココは気を取り直して、
「地鶏そばを細打ち(本来は田舎)でお願いできますか?」
OKとのことで、「地鶏そば(細打ち)」1,200円を。
カウンターに取り囲まれた厨房では、ご主人が一人で
丁寧に丁寧に仕事を進めています。
隣りの男性に、田舎そばの「越前おろしそば」が来ました。
横目で見ると、素晴らしい太打ちの蕎麦が、器の中でのたうっています。
「いいな~、やっぱりアレも食べたかったな~」と思いながら、
ご主人が地鶏つけ汁を作るさまを眺めます。
削り取った青柚子、ブツ切りにした地鶏、地鶏のつくね、長ねぎ、しめじを
フライパンでこんがりと焼きつけ、
小鍋に用意したかえしと出汁に入れて強火で煮ています。
大鍋に沸かした湯の中に、蕎麦をパラパラと入れ、
もう一度沸き立ったぐらいで大きなざるに掬って、よく洗い、
作っておいた氷水で〆ます。
実に無駄のない、手と身体に沁みついているかのような自然な動き。
出された「地鶏そば」、早速いただきます。
繊細ながら、肌や切り口に若干の野趣を秘めた蕎麦。
そのまま食べても旨いです。
出来立ての地鶏つけ汁につけると、蕎麦が秘めていた仄かな野趣が、
鶏の出汁と脂、葱やしめじと絡まって、一気に香り立ち、
旨みが一つになります。スゴイ!!
丸々としたつくねの旨さ、歯ごたえのある地鶏の旨さ。
これは堪りません…(*^。^*)。
私の後に入った男性客二人で、ランチタイムの蕎麦は売り切れ終い。
ああ、このお蕎麦、食べられて良かった…(^O^)。
寡黙ですが、誠実そのもののご主人。
夜のおまかせコース(〆は蕎麦)3,500円に、
おすすめの日本酒をいただきに、次は必ず夜、伺いたいと思います。
ちなみにこちら、
「夜は日本酒を飲まない方の入店はご遠慮願います。」と但し書きが…。
誠実ゆえに、実にきっぱりしています。
7位
1回
2015/05訪問 2015/05/11
2015.5 再訪
しばらくお休みのようだったランチ、「営業中」になっていたので、久しぶりに訪問。
価格は1,000円据え置きで、焼き鳥丼オンリーではなく、
昔のように焼き鳥丼か皿盛りかが、選べるようになっていました。
焼鳥定食を楽しむべく、皿盛りでオーダーしてみます。
やがて、皿盛りの焼き鳥4本とご飯、鶏スープ、漬物が到着。
一見して気づいたのは、焼き鳥のポーションが以前の2/3ぐらいになったコト。
そのこと自体は、価格据え置きのための策だから当然だと思いますが、
実は塩振りや焼きが以前のまま?なので、せっかくの麻の実入り「だんご」がかなり塩辛い。
小さくなったことで、ジューシーさも感じにくくなってしまいました。
もちろん、香ばしい焼き鳥自体のレベルは高いんですけど、やや残念ポイントかな…。
もうひとつ、実はこちらは白ご飯が今イチ、と思っていたんですが
定食スタイルだと、ご飯単品が余計にクローズアップされるんですネ。
炊きの問題ではなく、お米の質の問題だと思います。
夜の訪問も課題のまま、なので偉そうなコトは言えませんが、
応援してるので、もう少し頑張って欲しいなア…。
ごちそうさまでした。
2013.7 再訪
ランチ焼き鳥丼を食べに伺って、カウンターに落ち着きましたが、
やっぱり大将と奥さんの姿が見えないので、
ついにガマンできず「大将は、ランチにはお見えにならなくなったんですか?」と尋ねてみたら、
「大将は、3月に引退したんですヨ。」とのこと。
やはり、そうだったんですネ…。
でも、だからと言って何かが変わったのかというと、
そんなことには気づかないぐらい、実は焼き鳥のレベルは保たれていると思うのです。
逆にそれを伺って、ちょっと安心してしまいました。
夜は焼き鳥コースのみとのことですが、やっぱり夜伺いたいですね。
今日のランチももちろん、大好きな焼き鳥を美味しくいただきました。
こんどは夜、お邪魔しますから、頑張ってくださいね~~!!
2013.5 再訪
月イチぐらいのペースで、
ゆっくりランチができる日を見つけて通っていますが、
ココ2カ月、ランチタイムにはご主人と奥様と思しき姿が見えません。
焼きは、ご主人よりはうんと若い、別な男性が担当しています。
仕込みそのものは変わっていないし、焼き方にも極端な変化はないので、
とりあえず旨い焼き鳥ランチは健在…とはいえ、
やっぱりこういうお店では、その後の動向が気になってしまいます…。
カウンターまわりも、あまりに黙々と作業&焼き&食べるステージであるため、
気軽に「ご主人、どうしたんですか?」とはついに聞き出せず…(-_-;)。
夜に来る機会が作れないのは残念ですが、
引き続き、様子を見ながらランチに通ってみます…。
2013.2 再訪
初レビュー以来、ランチタイムに何度か再訪しています。
マイレビュアーの方のオススメ店で、BMしている焼き鳥屋サンはたくさんありますが、
仕事と家事&育児でなかなか遠出は難しいので、
やっぱり仕事の昼時に足を延ばせば(時間があるとき以外はムリですが)
たまに食べに行けるこちらの存在は、私にとっては貴重です。
ご主人の‘焼き’に対する姿勢が決してブレないため、
いつ行ってもガッカリすることは絶対にありません。
‘焼き’料理のお店は、やっぱりこの‘焼き’のワザの安定感に尽きますね。
もも&ねぎの串は皮がカリッとして塩味がやや強いですが、
まず手初めはやっぱりもも皮に箸が伸びます。うーん、美味い!!
焦げ目がやや強いのは、焼きすぎたからではなく、
炭火から立ち上る直火に近いからで、
どれもふっくらジューシーです。
麻の実でしょうか、だんご(つくね)のコリコリ感も堪りません。
充実のランチでした。ご馳走さまでした。
ご主人は、焼きが一段落すると、
大きなまな板の上で黙々と鶏をさばいていました。
地道な仕込みと地道な焼きが生み出す美味。
頭が下がります…。
以下は2012.9の初レビュー
新橋界隈の焼き鳥ランチ店として、
一度行ってみたかった『鳥助』をついに初訪問。
カウンターで楽しみに待つこと10分。
目の前に置かれた焼鳥丼にまずはホレボレしました。
丹念に炭火で焼かれ、ぷっくりとして存在感溢れる4串の焼鳥。
皮はこんがり、肉はふんわりと焼かれたねぎまの微妙な塩加減と焼き加減。
口の中でトロリとふくよかにとろけるレバー。
脂のないむね肉の開きで巻かれた太いネギやしいたけのプリップリの食感。
香ばしくてジューシーなナンコツ入りのだんご。
それぞれが見事に完結して、ハッキリと個性的な4串が、ご飯の上で絶妙なアンサンブルを奏でます。
黙々と串を焼くお父さんの横顔と丁寧な職人技には、神々しささえ感じます。
ああ、私の職場がもう少し近かったら、週に1回焼き鳥詣でができるのに…!!
とにかく幸せな邂逅でした。ごちそうさまでした(合掌)!!
8位
3回
2024/05訪問 2024/08/02
以前の離れ利用から4年。
今年5月、父の一周忌の会食で再び離れを利用。
法事用の懐石松花堂6,500円(昼限定)で予約しました。
先付やお造り、お椀、炊き合わせの他は松花堂として
美しく盛り合わせになっています。
離れの快適さとサービスの質の高さは変わらないので
高齢の母も含めて、大食でないメンバーなら
このぐらいのボリュームと価格は、
通常のコースよりもリーズナブルでありがたいですね。
手打ち蕎麦は少量のおろし蕎麦でしたが
ご飯までしっかり食べた後なので
これはこれでちょうどイイ感じ。
甘味が「揚げ蕎麦饅頭」だったのだけは残念ポイントでしたが
それ以外には言うことナシな、落ち着いた時間を過ごせました。
蕎麦が大好きだった父も、一緒に食べてくれたかな?
ごちそうさまでした。
備忘録として、アップしておきます。
2020年の10月。
ちょうど娘の誕生日の頃には、緊急事態宣言解除中で
今思えばお店でお酒が飲めたんですねぇ。
(この後、年末に向けて新型コロナウイルス感染がじわじわ拡大し、
再び酒類の提供ができなくなったのですが)
誕生日だからと初めて、離れの個室で“密”とは無縁に「そば懐石コース」をいただくことにしました。
離れまで歩く道すがら、竹林や灯篭、石仏風に配置された陶器の動物たち などが
心を癒してくれます。
囲炉裏を囲む掘りごたつ席が設えられた、離れ座敷。
懐石とは言いながら、コースのメインは
黒毛和牛を主役に据えた炭火焼きになっています。
季節を感じさせる料理の数々と
繊細な細打ちの手打ち蕎麦。
(娘も私も、もう少し太めの粗挽き蕎麦が好みとはいえ)
とにかく気を遣うことも、感染を気にすることもなく
静かに整った離れの一室で、身内でゆっくり会食出来る
のは最大の魅力です。
何かの折りには、これからも利用したいと思います。
ごちそうさまでした。
2013.11 再訪
娘の七五三のお詣りを済ませた後、
晴れ着姿に似合うのはやっぱりこちらかな、と予約ナシで再訪しました。
開店時間よりかなり早めに着いてしまったのですが、
お店の方が御親切に入店させて下さいました。
入口の蕎麦打ち場では、蕎麦打ちの真っ最中。
職人サンが丁寧に蕎麦を切っているところでした。
今日は小上がりに上げてもらって、
まず娘の「ざるそば」と、「出し巻き玉子」「天ぷらおまかせ盛り」「炊き合わせ」
「わかさぎ天ぷら」を。
私は富久娘の「樽酒」1,500円もお願いしちゃいました。
アツアツ、ふわふわな出し巻き玉子、
口に入れると出汁と玉子がジュワッと広がります。いや~美味ですね~(*^。^*)。
炊き合わせは、私はひろうすと海老といんげんをいただきましたが、
薄味の上品な煮物でした。
おまかせ天ぷら盛り合わせは、海老2尾(当然ながら今回も娘が独占)
牡蠣、白子、烏賊、南瓜、隠元、薩摩芋。
牡蠣の天ぷら、濃厚な旨みが凝縮していて、実に旨かったです。
わかさぎ天ぷらには、抹茶塩が付いてきました。
お酒もなくなったので、
季節の温そば「新そば豆腐の揚げ出しそば」と悩みましたが、
やっぱり冷たいざるそばをお願いしました。
キレイに手切りされた、淡麗な蕎麦。
前回と同じく、優しい味のつゆがピッタリです。
こちらはお料理もお蕎麦も、お庭も店内の雰囲気もステキですが、
何より温かみのある丁寧な接客が、本当に気持ちよい時間を過ごさせてくれます。
そういう意味では「うかい亭」に共通するものがありますネ。
私たちの後からも、七五三のお祝いに離れのお座敷を予約された家族連れが、
何組も訪れていました。
やっぱり、一度離れでコース料理、というのを体験してみたくなりますね。
ご馳走様でした。
2013.3 のレビュー↓
「うかい亭」と並んで憧れのご近所店だった
「九つ井 大和店」を、マイレビュアーさまのオススメに従い、
ランチにアラカルトで初訪問しました。
アプローチからして風情のある暖簾と手づくり陶板が敷かれた石畳。
あちこちで季節の生花と陶器の動物たちが迎えてくれます。
一歩店内に入れば、目黒交差点の排ガスの臭いと騒音が嘘のようにかき消え、
緑濃い草木と静けさに包まれた、心地よい異空間です。
運転してきた夫を尻目に(一人で飲んでごめんなさい。)まずは生ビール800円。
付き出しは、ドリンクを頼んでいない夫の分も出してくださいました。
続いて季節のお豆腐、「天豆豆腐」700円。
そら豆がザクザク入った変わり豆腐は、ぎゅっと詰まった香りも食感も色も、春そのもの。
「シーフードサラダ」1,800円は、プリッと活きのいいお刺身を使った贅沢なサラダ。
揚げたワンタン皮のパリパリ感がアクセントになり、
ドレッシングも程良く緑の野菜を引き立てます。
「だし巻玉子」800円はふっくら、だしの仄かな甘味が広がる優しい味わい。うーん、幸せ…。
「天ぷらおまかせ盛り」2,000円は海老2尾、白身魚、かぼちゃ、さつま芋、茄子etc.…
天つゆと抹茶塩が一緒にサービスされます。
いつものように、海老は2尾とも娘のオナカにアッという間に消えてゆき…(笑)。
野菜と魚の天ぷらをいただきましたが、天ぷらだけがごく普通な感じでした。
そして、〆に「ざるそば」800円。
細めで星のいっぱい見えるしなやかな蕎麦を、ちょっと甘めの優しいつゆで味わいます。
このバランスがとても良く、優しいつゆが蕎麦の香りをふわりと引き立てます。
なので薬味を使ってしまうのも惜しい感じで、蕎麦だけでするするといただいてしまいました。
蕎麦の薬味には、ネギ、大根おろし、山葵のほかに、胡麻が添えられています。
せっかくなので、蕎麦湯にネギや胡麻で少しずつ変化をつけていただきました。
蕎麦を食べた後に見ると、蕎麦を乗せてきたお皿ももちろん手づくりで、
水切りがしっかりできるよう、工夫されていました。
接客の方もみな気さくで親切で、とても気持ちよく食事を楽しむことができました。
3人でいろいろ食べて(自分だけ1杯飲んで…爆)8,700円。
離れで楽しむコースにも憧れますが、一人10,000円~になってしまうので、
ゆっくり食事を楽しめるテーブル席で、
豊富なメニューの中から好きなモノを選んでいただくのが、
マイレビュアー様おっしゃるとおりの‘賢い使い方’ですね。
…とは言いながら、何か口実を作って「離れでコース」を体験してみたい…というのも
隠せないホンネではありますが…。
いい時間を過ごせる、いいお料理といい空間でした。
御馳走さまでした!
9位
3回
2017/10訪問 2017/10/31
ららぽーと海老名で食べて以来の、若葉台店です。
昔から通い慣れたこちらは、木々に囲まれたゆったりログハウス風のお店が
昼でも夜でもとっても雰囲気がイイ!!
おまけに、ディナータイムには1,690円の「オリジナルハンバーグ220g レギュラーセット」が
ランチタイムだと全く同じ内容で1,350円!!
紅葉し始めた木々を眺めながら、ゆっくりと“肉を喰らう”楽しさ(*´∀`)♪
サービスも、新店舗よりはやっぱり「こなれた」感があり、余裕を感じます。
でもショッピングモール店との一番の違いは、ココではお客サンがみんな、
「ココで肉を食べるため」だけに集っているのだ、ということでしょうね(^o^)v。
ランチなので、今日は久しぶりにセットのパンもいただきましたが
肉の味に寄り添うふんわりと優しげなパンは、美味しかったですよ♪
不動の、「丁寧に仕上げられた豪快なガッツリ肉」の旨さは
やっぱりこういう個性的な一軒家で、気合いを入れて味わいたいですね(*^^*)。
ごちそうさまでした!
フードコートのなんちゃってハングリータイガーや
ココスのハンバーグで誤魔化していたものの、やっぱり久々にこちらの
オリジナルハンバーグステーキが食べたくなりました(#^.^#)。
ランチタイムやディナータイムには、どの店舗も待ち必至なハングリータイガーですが
数年前からE-PARKの順番待ちシステムを導入しており、
スマホから順番待ち受付ができ、順番が近くなるとメールでお知らせしてくれるため
以前よりは店頭での待ち時間がグッと短縮できるようになりました(^_^)v。
最近再び店舗数を増やしていたハングリータイガーですが
店舗挙げての「チャコールマンコンテスト」
第3位入賞の方が、こちら若葉台でハンバーグを焼いているのだとか。
http://www.hungrytiger.co.jp/news/170615.html
今日は、久々の「オリジナルハンバーグステーキ」。期待が高まります。
夜なので、私は単品オーダーに「アスパラガスサラダ」を別注です。
先にサラダを食べ終わると、ジュウジュウ音を立てて鉄板が目の前に…(ワクワク)。
最後の調理をしてもらう手さばきを、ナプキンで脂ハネを避けながら観察し、
ハンバーグソースは半分にだけ、掛けて貰います。
ビーフそのものの肉感ながら、ナイフを入れるとジュワ~と肉汁が零れるハンバーグ。
私は半分を塩胡椒だけで、パティの味を堪能しますが
もう半分は、絶対マネできないオリジナルソースの旨味で。
付け合せも「なんで相変わらずミックスベジタブルなのっ?!」なんて
もはや言うのはやめましょう(^_^;)。
ベイクドポテト、いんげんソテー、トロミのついたミックスベジタブルと飴色タマネギ。
どれひとつ欠けても、ハングリーのハンバーグじゃなくなっちゃうから…(笑)。
娘は「ハンバーグ&タンドリ-チキン」のコンボを豪快に食べてました。
最近カレースパイス風味のチキンが気に入っていて、すっかりご満悦でしたが
「ここのハンバーグはさぁ、ソースが美味しいのもあるけど
お肉がぎっしりしてるのに、ホロッと崩れるのがイイんだよねぇ~。」と
見事なコメント(^O^)。
おなかイッパイ、大満足のディナーになりました。
店内どのテーブルを見回しても、老若男女が嬉しそうに肉を頬張っている…
ココではこれが「日常風景」です(笑)。
ご馳走様でした。
2015.8 再訪
久々の訪問。
夏のプレミアムセット=オリジナルハンバーグ&イベリコ豚ロース 2,880円に。
セットには冷製アスパラガスのスープとライスorパンも付きますが、
残念ながらこれらはそんなに…(^^ゞ。
やっぱりこちらの美味しさの柱はハンバーグとステーキですね♡
オリジナルハンバーグはいつものように半分にオリジナルソース、半分はハーブソルトで。
今回お初のイベリコ豚ロース、
厚みのある豚ロースが、チャコールグリルでこんがり焼かれています。
なんとも骨太な感じの肉、しっかりした豚の旨み。
お好みでステーキソースを、と言われましたが、
豚のがっしりとした旨みには、むしろシンプルな塩胡椒が似合う気がします。
豚のタンパク質は夏バテにも効くそうだし、
これだけバッチリお肉を食べれば、夏バテ知らずですね(^_-)-☆
どうやら10月にNew Openする「ららぽーと海老名」の中にも
新たな店舗が入るようで、最近再びジワジワ足場を広げつつある虎サンです。
ご馳走様でした。
2014.12 再訪
娘が風邪をひいたりして予定が立てられなかったため、
今年のクリスマスディナーは、いつものココになりました。
今年度、月イチ以上のペースで通い詰めた娘は、「キッズカスタマーカード」から
「ウルトラスーパーキッズカード」に昇格し、
来るたびにスープやデザートがサービスされる待遇になりました(笑)。
せっかくのクリスマスなので、私はウィンタースペシャルメニューという
「オリジナルハンバーグとふもと赤鶏の肩こにく」2,080円にしてみました。
これがまた、すっごいボリューム!!
ハンバーグはいつものですが、
鉄串に刺さった、ゴロゴロ大きな「ふもと赤鶏の肩こにく」(←稀少部位だそうですが)が2本と
椎茸、ししとう、葱の串。柚子胡椒が添えられています。
さすがにビーフに較べたら、パサパサだと感じるほど脂が少なく、
鶏として食べればきちんと美味い鶏肉ですが、
とにかく大きくて量も多く、食べきるのがやっと…(^_^;)でした。
ハンバーグも鶏も、この半分の量でも十分満足、なんですけどネ~。
とは言うものの、来年も間違いなく頻繁にお世話になりそうなお店。
クリスマスもやっぱり、混んでました~。
ご馳走様でした。
2014.11 再訪
あまりの再訪ペースの速さ(最近はもう、いちいちアップしていない…)に、
毎回ハンバーグでは脂の取り過ぎとわかり、
今日は初めて、「サーロインステーキ」にしてみました。
単品サーロインは200g、2,800円。
180gもあれば、ホントは十分なんですが、
これで外側に付いた脂を食べなければ、ハンバーグよりはずっとヘルシーだし、
フィレとは違う、ホントの肉らしい噛みごたえと旨みがありますネ。
ステーキならやっぱりサーロイン!!と言う方が多いの、わかります。
ステーキに乗ってるハーブバターは、半分ほど溶かしたら
付け合せのポテトに乗せるのがオススメです(*^^)v。
最近は、パンやライスも頼まずに、単品ステーキ
(ポテト、インゲン、ミックスベジタブルが定番の付け合せ)と単品サラダで済ませています。
娘がキッズステーキと併せて、最近お気に入りなのが「シルクアイス」(みかん)。
キッズ専用スタンプカードがあり、スタンプが溜まるとこの
アイスが付いたり、スープがサービスになったりします。
間もなく川崎店がオープン。
再び少しずつ、店舗拡大中の我らがハングリーです。
2014.10 再訪
再訪ペース、早いです。
今日は初めて「オリジナルハンバーグ&レモンペッパーチキン」のコンビ1,960円に
してみました。
レモンペッパーチキンは、大ぶりのチキンもも肉を開いたものを
チャコールグリルにして、レモンとペッパーソルトを添えてあります。
チキンそのものは、ハンバーグの牛の脂に較べると
どうしても淡泊すぎてパサパサに感じてしまいますが、
付いてきたペッパーソルトが美味いんですよネ。
オリジナルハンバーグの半分を、いつものようにハンバーグソースではなく、
今日はチキン用のペッパーソルトで食べてみたら、素晴らしく美味(^O^)。
これ、お願いしたら普通のオリジナルハンバーグにも
使わせてもらえないかなア…(無理か…(^_^;)
11月下旬に、こんどは「グランツリー武蔵小杉」店がオープンらしいです。
再び少しずつ、店舗を拡大しつつあるようですヨ、
ハマの名物ステーキ店、ハングリータイガー。
2014.9 再訪
娘のリクエストで日曜日のランチタイムに行ったら、
数量限定の「オリジナルハンバーグ&フィレステーキ180g」のセットがありました。
セットのフィレステーキは、切り落としのような部位を使うため、
単品メニューとは違い、焼き方を聞かれることがなく、
ディナータイムになると売り切れていることが多いセットメニューです。
平日と違うので、土日はランチのお得メニューは残念ながらナシ。
軟らかくて美味しいフィレに醤油ベースのソース、そして定番のオリジナルハンバーグ。
今日も家族の笑顔がいっぱい(^O^)。美味しいな~。
でも、ハンバーグから滲み出て、鉄板の隅にかなりの深さで溜まっている脂を見ていたら、
「あまり頻繁に食べるとタイヘンなコトになりそうだな…(^_^;)」
と、ちょっと考えてしまいました。
やっぱり、「たまにはご馳走!」程度の訪問が一番です(笑)。
2014.8 再訪
夏休み中に、一度ステーキを食べに行きたい、と娘の希望で
日曜日の17:00に訪問。
この時間なら、駐車場も店内もまだ余裕があります。
小さなお子さん連れは、このあたりを狙って行くのがイイんでしょうね。
私は今日は軽め?にグラスワイン(赤)1杯と
「オリジナルハンバーグステーキ」。
それに「アスパラガスサラダ」Lサイズを3人でシェア。
サービスされた「オリジナルハンバーグステーキ」は
カットしてくれた半分にだけハンバーグソースをかけてもらい、
あとの半分は塩・胡椒だけで食べます。
最近の私の定番。
やっぱり、先日の「和牛スプリームハンバーグステーキ」よりは、
最初から味付けが強めだということが、塩・胡椒だけで食べるとよくわかります。
このガツン!がまた、美味しいんですけどね。
「ああ、肉を食べてるなア…」と実感させてくれるハンバーグ。
ご馳走さまして帰る18:00頃には、もうウェイティングの家族連れで
店先があふれ返っていました。
イイゾ、ハマの名店ハングリータイガー!!
2014.5 再訪
3カ月ぶり、です。
お店の入口に「東海地区初進出!6/27 イオンモール名古屋茶屋店OPEN」のポスターを発見。
なんと、横浜名物ハングリータイガー、市内に限定していた店舗を、
「炭焼きレストランさわやか」を展開する静岡県内を一気に飛び越して??
名古屋に進出する戦略のようですヨ。
それってどう思います、胃を切った男のグルメ日記先生????
3カ月ぶりに見たら、先日食べた「オリジナルハンバーグ&フィレステーキ」のコンビは
メニューから消えていたので(^^ゞ、
初めて「和牛スプリームハンバーグステーキ」にしてみました。
今日は初めてグラスワインもいただいてみましたが、
赤のテンプラニーニョ(スペイン・リオハ)は、
グラスになみなみすぎて、ワインというよりぶどうジュースみたい…(^_^;)。
ま、お酒飲むお店じゃないのはわかってますが、
ワインはもう少しワインらしくサービスして欲しいかも…(苦笑)。
そして待ってましたの「和牛スプリームハンバーグステーキ」200g。
またまた、半分は塩・胡椒で、半分をスプリームソースでいただいてみました。
夫のオリジナルハンバーグと食べ比べてみて気づいたのは、
和牛スプリームハンバーグは、肉の甘みを活かすためか、
モトモトのハンバーグの味付けがごく控えめ。
オリジナルハンバーグは、実はかなり胡椒が効いていますが、
そういうキツさがありません。
スプリームソースは、どうやらオリジナルソースにバターを加えただけのよう。
でも、ハンバーグ自体の味付けが優しいので、
塩・胡椒はもちろん、ソースで食べても、ガツンとくる感じがなく、
肉の旨みそのもの。イイですね、これ。
娘も嬉しそうに「キッズステーキ」を完食しました。
前回までの教訓を活かし、私はパンもライスも注文せず。
でも、ステーキ完食の娘が残したパンで、もう十分でした。
いつもながら、週末は待ち30分~が常識のこちら。
やっぱり老若男女みんな、お肉大好き!なんですネ…。
ごちそうさまでした。
名古屋店のレビュー、ちょっと楽しみですネ?!
2014.2 再訪
3カ月ぶり、ぐらいでしょうか。
土曜日の19:00前は、15組待ちでした(^^ゞ。
でも、やっぱりこちらは食事のみが目的なので、回転も速く、
30分ほどで着席。
初めて、「オリジナルハンバーグ&フィレ切り落としコンビ」にしてみました。
娘は、大好きなチキンを、ということで「バーベキューチキン」。
ハーフサイズもあるとのことですが、シェアして食べよう、とフルサイズ。
娘が好きなので、これも季節に関係なく「アスパラサラダ」。
健康&ダイエットにイイ、というので、3人で先にサラダを完食(*^^)v。
待ってました!!お肉の登場です…(#^.^#)。
今日はハンバーグを、オリジナルソースと
塩・胡椒のみの両方で味わってみたかったので、切り分けてくれたお姉さんに、
「ソースは(半分に切った)片方だけにかけてください。」とお願いしてみました。
「塩・胡椒でも、とても美味しいと好評ですヨ。」とお姉さん、ニコニコ。
そして、ジュウウゥゥ~~…。飛び散る肉汁とソース…。
先に塩・胡椒のみでハンバーグをパクリ。
肉の旨みと脂の甘みが、ストレートに感じられます。
こちらの肉感抜群の粗挽き肉だからこそ、の旨さ。
そしてオリジナルソースをかけたハンバーグ…。
マイレビュアー「胃を切った男のグルメ日記」サン絶賛のハンバーグソース(*^。^*)。
濃厚でメリハリのある独特の味は、肉の旨みと一緒になると
やっぱり最強ですね。旨いなあ~!!
コンビの切り落としフィレステーキは、さすがに焼き方を聞かれることはなく、
最初からミディアムぐらいでしょうか。
でも、このステーキソースも、他にはない味わいなんですよネ~。
マネのできない、ココだけの味。
娘のBBQチキンフルサイズは、ムネ部分と開いたモモ、ほぼ鶏の半身すべて。
もっのすごいボリュームです(+o+)。
皮目こんがり…はイイのですが、やや焼けすぎて娘は「苦い!」「硬い!」と
ずいぶん避けながら食べましたが、それでも半分も食べたら
「オナカいっぱいで死にそう…。もう食べられない。」と…。
確かに、ちょっと火が通りすぎて、ジューシーさには欠けるかな…???
これだけ肉を大量にオナカに詰め込むと、
パンやライスの入る余地もほとんどなく…(^_^;)。
次は単品のステーキとサラダ、だけでも十分そうですネ。
娘は満腹になりすぎて、寝ちゃいました…。
美味しいんですが、いつも‘適量’以上に食べ過ぎてしまうのが
困りもの…(^_^;)。メニュー研究、まだまだ続けなきゃ!!
ご馳走様でした。
2013.7 再訪
こちらも、1~2カ月ペースで再訪中。
コンビメニューに「オリジナルハンバーグ&フィレステーキ」が
新たに加わりました!!
これはイイ、と思ったものの、娘が取分けではなく、
フィレステーキを一人分食べると断固主張する(^_^;)ので、
娘にフィレステーキ、私はそれならとフィレはやめて
「ハンバーグ&リブロースコンビ」にしてみました。
アスパラガスサラダLサイズも毎回頼んでいますが、
さすがに生アスパラガスのサイズがだいぶ小さ目になってきました。
旬の季節も終わり、もうすぐメニューから消えるのでしょうか…。
実は、恥ずかしながら20年近く前から通っておいて、ココの一押し、
「オリジナルハンバーグステーキ」、食べたコトなかったんです^^;。
‘ハンバーグを食べずしてHungry Tiger を語るな!’と怒られちゃいますよネ…。
なんと、今日初めて、お姉さんに目の前の鉄板でハンバーグを切り分け、
じゅううッ…とハンバーグソースをかけてもらいました…。
うんまい!!粗挽きの牛肉のジューシーな旨みそのもの、
ペッパーをはじめスパイスが効いてるので、ソースがかかっても旨いけれど、
ソースなしでも旨いですね~~。
次食べるときは、半分切りした片方にソースをかけてもらい、
もう片方はソースじゃなく、塩&胡椒で食べてみたいものです。
私も娘と同じ?で、ハンバーグのあのモソッとした食感や、
玉ねぎや卵黄などつなぎの風味で好き嫌いがあったのですが、
つなぎなしの純ハンバーグステーキは、圧倒的に旨い!!
これからは、ハンバーグ付きのコンビを定番にしようっと!!
リブロースも、さすがにフィレの柔らかさとは違いますが、
肉の味がしっかりした、食べごたえのあるステーキでした。
今日も相変わらず満席の夫婦や家族連れ…。
皆さん、お肉好きなんですね~。
ご馳走さまでしたっ!!
2013.5 再訪
娘がすっかりこちらのステーキファンになってしまい、間をおかずに再訪。
それも、娘はキッズステーキではなく、
フィレステーキがお気に入り、とのこと…(^_^;)。
平日の19:00、待ちはないですが
店内の席はほとんど埋まっています。
すごいですね~、ごちそうディナーとしての地元での定着ぶりに、
昔からのファンとしては、やっぱりちょっとホッとしてしまいます。
おまけに、若い人だけじゃなくって年配の方が、
結構がっつりディナーにお肉食べてますね~。
この光景にはちょっと驚きます。
今日は私が「フィレセレクトステーキ200g」をスープ・サラダ付きの
スペシャルセットにし、娘とシェアすることにしました。
スープはコーン入りのクラムチャウダー。
サラダはパリパリの大ぶりレタスがたっぷり。
先日のレビューと同じですが、昔よりスープやサラダの質が
グーンとアップしています。
これで、‘ハンバーグやステーキだけがウリのレストラン’という印象から
見事に抜け出していますね。
企業努力の賜なんだろうと推察いたします。
ミディアムのフィレステーキが鉄板に乗ってじゅううううっと登場。
早速切り分けて娘と食べようとしたところ、
「お肉はぜんぶ○○ちゃんが食べる!」って…エッ?!
お願いして、ようやくお肉を分けてもらうことができました(苦笑)。
フィレの柔らかさと味わい。
子供でも、やっぱり美味しいと思いますよね、そりゃ。
次来る時には、どういうふうにオーダーして食べ分けるか、
ちゃんと考えとかなくっちゃ(爆)。
以下、2013.4 のレビュー ↓
本当に久しぶりに、こちらを訪問しました。
土曜日の19:30過ぎ、一番混んでる時間帯に訪問。
待ちは5組ほどいますが、こちらはゆっくり飲むお店ではなく、
ひたすら‘楽しく肉を喰らう(笑)’ところなので、そんなに長くは待たされません。
まず、「アスパラガスサラダ」Lサイズ780円が到着。
きちんと甘味のある太目のアスパラガスが横たわり、
トマト、レタスが添えられた旬のサラダです。
以前は、お肉はイイけどスープ&サラダが変わりばえなく不満でしたが、
メニューに改善が加えられていますネ。
「キッズステーキ」980円が先に到着。事前にカットの上、鉄板でサービスしてもらいました。
子供用でもチャコールグリルの焼き目が香ばしい、きちんとしたサーロインステーキです。
次に、大人向けに鉄板を乗せる木の台が先に配されます。
これが、‘いよいよ次はお肉が来るゾ’の前奏曲。ワクワクの瞬間です。
鉄板が運ばれてくる「ジュウ~~」という音が心地よい序奏となり、
来ました、メインのステーキ!!
で、ここからがこちらならではのパフォーマンス。
係の方が、ハンバーグを手早くカットし、くるりと鉄板に押し付けます。
ジュウウウウゥゥ~~とさらに高い音がして、
レアだった肉に火が入ると、上からソースをサラッとかけまわし…
ジュワァァァ~とこんどはやや含水率の高い音。
その間、私たちは鉄板の下に敷いた紙ナプキンを掲げて、
脂やソースの飛び散りを防ぎながら、
その見事な手際を食い入るように眺めています。期待はもはや最高潮…。
私はココで、紙ナプキンを片手で持ち上げながら、
さらにフィレステーキにソースをもう1杯かけまわします。
こちらのステーキソースは醤油ベースのオリジナルですが、
熱が入ったほうが若干トロミがついて、肉に絡めやすくなるんです。
ジュウジュウ音がやや低くなったら、ナプキンを下ろし、
おもむろにナイフを入れて、まずパクリ。
ミディアムレアーのフィレセレクトステーキ200gは、外側は香ばしく焼けて炭の香りがし、
中はふんわり柔らかく、かつ肉の旨みがぎっしり凝縮されてます。
うんま~~い)^o^(。
やっぱりコレですよ、コレ。
昔も今も、やっぱりご馳走。
ステーキに乗っているハーブバターは、やや溶けたところで今度は
付け合せのポテトの上に移動させるのも、昔からの‘私流’。
十二分に肉の味を堪能し、最後にはサッパリとカモミールティーをいただきました。
学生時代から社会人になり立ての頃、
実家に近かったこちらに、たまにステーキを食べに来ていました。
ビーフハンバーグステーキというものが、ビーフ100%つなぎナシであることや、
鉄板に乗せられた熱々の肉を客の目の前で切り分けたり、
ソースをかけてジュウッといわせるパフォーマンスは、
30年近く前、こちらで初めて知ったものです。
横浜を中心に展開されているこのステーキ・チェーン。
今でこそファミレスでもそこそこのステーキが味わえますが、
専門店ならではの、柔らかい肉そのものの旨みとボリュームを、
この品質にしてはお手頃な価格で堪能できるので、
バブルの頃は土日の夕方にはどの店も行列待ち必至でした。
その時分から私のお気に入りは名物ビーフハンバーグより‘フィレステーキ’。
その当時の何よりのご馳走でした…。
久々に訪れましたが、土日には相変わらず待ちの列があるのを見て、
正直、ちょっとホッとしました。
便利で低価格のチェーン・レストランなどが増える中で、
‘ハマ名物’とも言えるこちらのお店には、
これからも堅実に、このスタイルで頑張っていて欲しいです。
10位
1回
2013/02訪問 2013/02/06
2005年、「星野リゾート」の開発の魁としてオープンした和風リゾート。
‘日常の延長ではなく、自然に抱かれながら、別世界にゆったりと身を置く’
ことができる、贅沢な異空間です。
オープン当初に訪問したことがあるのですが、
その後散策路で繋がった「ハルニレテラス」が整備されて食事などのバリエーションが増え、
施設内の遊歩道の足元も歩きやすく、各所の照明なども工夫された印象。
スタッフの方々の押しつけがましくない、穏やかな笑顔の接客も、星野リゾートのポイントです。
今回は戸建客室「庭路地メゾネット」に2泊。星のやは2泊からが基本です。
ゆったりした室内は温泉の排水等を活用した地熱暖房で穏やかに暖められ、
部屋では裸足で過ごしてもちっとも冷たくありません。
施設内をめぐる水路や池の水を活用した‘水力発電’で、施設使用電力の16%を賄っているとのこと。
テレビのない部屋では、あの猥雑な騒音が私達を現実に引き戻すこともありません。
暖かい部屋でライブラリーから借りてきたCDや本、絵本やトランプなどを楽しめますし、
2Fの寝室には野鳥観察用の双眼鏡も備えてあります。
周囲の森にも、施設の庭にも、野鳥がたくさんやってきてさえずっています。
そして秘かなお楽しみ、備え付けのフレンチプレスで淹れる「丸山珈琲」のオリジナルブレンド!!
1日に2回補充してもらえるので、嬉しくてコーヒーを何杯もお代わりしてしまいました。
昼食はハルニレテラスの「せきれい橋川上庵」で食べたので、
外は寒いし、夕食はルームサービスでゆっくりいただくことに…。
ディナーの特選メニューは、施設内の「嘉助」で調理されるようです。
私は「信州牛の炭火焼き御膳」5,000円、娘には「お子様弁当」1,700円をお願いしました。
巾着袋から取り出した2段重ねのお弁当を開くだけでも、娘はウキウキ、ワクワク!
ぶりの照り焼き、出汁巻き玉子、青菜ときのこの煮浸し、合鴨スモーク、生野菜、
おにぎりと海苔巻、フルーツ…色鮮やかで豪華なお子様メニューです。
そして信州牛の御膳も、地モノの新鮮野菜がたっぷり摂れて、
焼き加減が絶妙な信州牛が、美味しーーい!!
牛肉は娘に分けたら、「美味しい。もっと!!」と結局半分以上
娘の胃袋に収まってしまいました(苦笑)。
この内容を暖かい部屋でくつろぎながら味わえるなら、サービス料20%もOKでしょう。
写真を撮りませんでしたが、部屋のお風呂にも生の’柚子’などが備えられ、
隣接の温泉「トンボの湯」や宿泊者専用の「メディテーションバス」に行かない場合は
部屋でもゆったり入浴できます。(但し客室風呂は温泉ではありません。)
何か目的をもって訪れても、何も決めずに訪れても、
異空間と時間の楽しみ方を自分で見つけられる人になら、まさに理想的なリゾートだと思います。
食べログ2年目は、ホントに楽しみましたネ。
食べるついでに撮る・書くのではなく、
予め撮る・書くコトを想定してお店を選ぶようになったのは、
何より大きな変化です。
人間、生きてる間は常に食べて飲んでるわけですから、
やっぱり美味しいものを、楽しく飲み食いしたいですもんね。
一方で、時には行きあたりばったりで、ステキなお店に出逢うコトもあるし、
未登録店にも魅力的なお店がイッパイあります。
マイレビュアーの皆さま、読者の皆様をはじめ、今年は食べログを通じて
たくさんのコミュニケーションが拡がりました。
これも、大きな出逢いであり、宝です。
来年も、さらにお気に入りのお店との、
新しい出逢いがありますように…!!