sophia703さんが投稿した玉笑(東京/明治神宮前)の口コミ詳細

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sophia703 私のグルメ日記

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sophia703 (女性・神奈川県) 認証済

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玉笑明治神宮前、原宿、渋谷/そば

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2016/09 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

新たな‘蕎麦宇宙’が拡がるような、邂逅の場となりました。

2016.9

今回も、平日の昼に一人で伺うにあたり、
念のため電話で予約を入れ、「粗挽きせいろ」1枚だけは、
食べそびれることがないように確保をしてもらいました(*^^)v。
ガイドブックなどに載っているのでしょう、英語圏のお客サンもチラホラと。
カウンター席でゆっくりとお品書きを眺め、
「とうふ」700円、「お漬物」600円、「そばがき」ハーフ900円、
冷酒「風和 かぜやわらか」(新潟・佐渡)1,300円 をお願いして、
後から声かけで「粗挽きせいろ」1,000円をいただくことにしました。
BGMは一切ない静かな店内なのですが、
今日は「ゴジラ」について熱く語り合うおじさまグループの声が、かなり高め(苦笑)。
まぁ昼酒ですから、賑やかなのも悪くないですけどネ(^^;。
「とうふ」は「今日は、黒大豆のとうふです。」とのことで
やや灰味がかった甘~いとうふに、薄緑色の生湯葉がたっぷり乗っています。
石庭のように美しく盛られた「漬け物」5種。どれも野菜の匂いと歯ごたえ、旨みがあります。
ガラスの酒器でいただく「風和 かぜやわらか」は、
こっくりとした味わいのある、佐渡の海の濃紺を思い出させるようなお酒。
そして、アッツアツで提供された「そばがき」、
その器の地紋と同様に、各色の星星が鮮やかに散る、
蕎麦の実の滋味そのものの、優しい美味しさ。
蕎麦は、「そば切り」にする食べ方が普及する以前は「そばがき」で食べるものだったそうですが
正にシンプルで、蕎麦の美味さがストレートに伝わってきますネ。
そして、久しぶりにいただく「粗挽きせいろ」。
相変わらず、お日さまをたっぷり浴びた干し草みたいな、穀物の素朴さいっぱいの豊かな味わい。
つゆを使わずにそのまま食べても、「じーーーーん…(;'∀')」と感動の涙が出ちゃうほど、旨いんです。
私の中では、蕎麦だけで言うとこれまでで「一番美味い蕎麦」。
今回改めてつゆを使ってみると、「つゆもこの蕎麦に完璧に寄り添って」いて
蕎麦とつゆが無欠の組み合わせ なのだ…ということが感じられました。
蕎麦湯で割ったつゆも、じんわりと喜びが拡がっていくような、美味しさでした。
ワイン醸造家がぶどう作りから始めたり、日本酒造りが米作りにこだわるのと同じように、
「蕎麦作りから係わる」というご店主の姿勢が
最高に美味しい蕎麦を打つ、その業の元の部分にしっかりと根づいている…そんな感慨を持ちました。
蕎麦って、美味しいなぁ~~~(*^^*)。
ホントに幸せな時間でした。ご馳走様でした。


2014.1

平日の11:00過ぎ、渋谷駅から電話を入れて、
一人で伺う旨を伝えると、
「本日の開店は11:50頃になりますが、それでよろしければ予約をお受けします。」
とのこと。そこで渋谷駅から、冬晴れの下そぞろ歩き、
期待に胸をふくらませて、清楚な暖簾をくぐります。
先客はカウンターに1名。
私もカウンターの逆の端っこに陣取ります。
午後から仕事でなければ、日本酒か焼酎の蕎麦湯割り!!なんですが、
いくら顔には出なくても、匂いでバレちゃうかも(><*)…と躊躇し、
ココは堪えて結局ヱビスの生にしました。
(そんでもアカンやろ~と自分でツッ込んでみる…(^^ゞ )
つまみ選びにもさんざん迷ったあげく、直ぐに出てきそうな「ぜんまい」840円と
焼き立てを期待して「焼き味噌」630円を。
‘昼からビール’を味わっていると、「ぜんまい」の小鉢が登場。
小さい頃から、新潟出身の母が煮る干しぜんまいが好物でしたが、
今までに見たこともないような、太くて長い立派なぜんまいです。
国産のぜんまいを、いい塩梅で煮たものかと思われます。
ふっくらかつシコシコと、野趣を残しながら優しい山の味。
次に、今度は焼き立てアツアツの焼き味噌が…。
プチ鉄板に乗せられて、見た目はちっちゃなお好み焼きみたいですネ。
こんがり焼けた外見とは裏腹に、思いがけず甘くて‘たをやか’な旨さ。
いよいよ登場の「粗挽きせいろ」1,050円は、
蕎麦そのものの薫りと言うよりは、
お日さまをたっぷり浴びた干し草みたいな、日なたっぽい穀物の素朴さが溢れる味わい。
初めて出逢った蕎麦、これまで食べたことのないような蕎麦です。
旨いッ!!思わず声が出ちゃいました(^O^)。
つゆはもちろんありますが、つゆに付けない方が、
蕎麦の旨みと薫りが心ゆくまで味わえます。
結局、粗挽きせいろ1枚は、ほとんどつゆを使わずに
そのまま味わいながらペロリと食べてしまいました。
つゆが残っているので、「つゆなしお替わりそば」840円をお願いしたところ、
「予約のお客様だけで粗挽きが終わってしまったので、
もう少し細かい挽きのせいろでもよろしいでしょうか。」と。
ハイ、もちろん!!図らずも2種のせいろが食べ比べられます(*^^)v。
細挽きというせいろは、粗挽きとは対照的に、
真に蕎麦の薫りいっぱいの‘正統派そば’という印象。
細挽きとはいっても、色といい星といい、十分に蕎麦粉の個性を引き出した
力強い蕎麦です。こちらも旨いですね~(*^。^*)。
やっぱり、この蕎麦を味わうには私としては‘つゆは不要かも…’と思いながら、
そのまま、とそばつゆ使いを交互に、いただきます。
ただ、つゆに薬味のネギを入れてみたら、ネギの薫りが蕎麦の薫りを負かしてしまい…。
慌ててネギはもう一度すくい上げて(^_^;)から蕎麦を食べ、
山葵とネギはつゆの蕎麦湯割りに変化をつけるためにだけ、使いました。
ビールが終わってから出された温かいそば茶も、素晴らしい薫り高さ。
ロケーションもありますが、蕎麦の栽培から手掛けているという
まさにすべてが手づくりな蕎麦と料理は、当然価格も高いです。
でも、この価格に見合った手間をかけて、心をこめて作られたものであることは
豊かなこの味が証明しています。
この蕎麦にまた出逢うためになら、折に触れて来てみたいお店です。
ご馳走様でした。

  • 粗挽きせいろ。

  • 黒大豆とうふ。

  • そばがき、ハーフ。

  • 漬け物。

  • 黒大豆のとうふ、リフトアップ。

  • とうふの上に乗った、湯葉。

  • そばがき、リフトアップ。

  • 粗挽きせいろ、リフトアップ。

  • 粗挽きせいろを、つゆで。

  • 風和(かぜやわらか)【佐渡】。

  • せいろの薬味。

  • 湯桶。

  • つゆに蕎麦湯を注いだところ。

  • 冷水のピッチャー。

  • そばがきの薬味。

  • カウンターの隅。

  • 暖簾。

  • 粗挽きせいろ1,050円。

  • ぜんまい840円。

  • 焼き味噌630円。

  • 焼き味噌。

  • 焼き味噌リフトアップ。

  • ヱビス生。

  • 粗挽きせいろ。

  • 粗挽きせいろさらにアップ。

  • 粗挽きせいろリフトアップ。

  • 薬味2種。

  • 蕎麦つゆ。

  • 細挽きの汁なしせいろ840円。

  • 細挽きせいろアップ。

  • 温そば茶。

  • 蕎麦湯の湯桶。

  • シンプルな店内。

  • 明るいカウンター席。

  • おつまみメニュー。

  • 冷そばメニュー。

  • ドリンクメニュー。

  • 一見この周辺の瀟洒な住宅。

  • 営業中を示す行燈。

  • 近くの「穏田神社」の木立が目印。

2016/10/01 更新

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