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ゴンドラに乗って、いざホテルへ…。
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ポロモイ山頂の案内。
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ポロモイ山頂（６２５ｍ）に建つホテル。
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ハイフロアダブルの客室。
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アメニティはブルガリ。
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窓からこの眺めを独り占め。
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ロビーの開放感。
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正面玄関側（内浦湾側）のロビー。
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温泉大浴場もあります。
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暮れてゆく内浦湾。
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翌朝は雨と霧で…。
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２０１４．８ 再訪
このホテルの前身「ホテルエイペックス洞爺」は
１９９３年に６５０億円をかけて会員制高級リゾートとして開業。
北海道拓殖銀行が経営破綻した翌１９９８年に、
経営会社の倒産により、廃業しました。
その後、石ノ森章太郎氏の漫画「ＨＯＴＥＬ」の主人公のモデルと言われる
窪山哲雄氏の「（旧）ザ・ウィンザーホテルズ・インターナショナル」が
遺された建物を使って、内装やソフトウェアによる再建に着手、
２００２年に、改めて「ザ・ウィンザーホテル」として開業しました。
２００８年に各国首脳を招いたサミット会場として、（さらに）名を馳せたのは周知のとおり。
（今年６月に、再び経営主体が変わった模様ですが…。）
私が以前、こちらに宿泊したのは２００３年と２００４年。
いずれも開業から１～２年までの間でしたが、
当時、フランスのミシュラン三ツ星レストラン「ミシェル・ブラス」と
京都の摘草料理「美山荘」の、それぞれ世界で唯一無二の支店を持つことで
有名でした。
レストランはその後少しずつ入れ替わり、
創業当初からあるものは「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」
と「アウト・オブ・アフリカ」「ギリガンズ・アイランド」「ポロ・バー」
でしょうか。
「美山荘」撤退後の「あらし山吉兆」と合わせて、
現在でも館内レストラン３か所でミシュランの星６つを獲得し、
ホテルそのものも宿泊部門の５つ星に輝くという、驚くべきホテルです。
でも、当時も何より驚かされたのは、
洞爺湖と内浦湾を前後に見おろすロケーションを最大限に活かす、施設そのものの素晴らしさと、
窪山氏のホテル経営理念に立脚した、スタッフ一人一人のホスピタリティの高さ！！
ホテル滞在とはこんなにも快適で気持ちの良いものかと…。
今回、念願の再訪を果たし、
以前と変わった部分と変わらない部分、感慨深く見聞して来ました。
サミット以前と以後では、やっぱり施設面で手を入れた部分が多いようです。
専用ゴンドラやサミットテラスができ、ショップやアクティビティもさらに充実しました。
一方で、建築物そのものは、当たり前ですが
少しずつ老朽化・陳腐化が進んでいるところもあります。
しかしながら、その場にいるだけで気持ちが明るく開放的になれるような空間づくりと
それを助けてくれるスタッフの笑顔、
そして食の豊かさは、不動のものと感じました。
食の詳細は、各レストランにレビューを順次アップします。
部屋の窓からいつでも洞爺湖…。このことだけでも、心が不思議と落ち着きます。
今回、二日目の天候が思わしくなく、
予約していた洞爺湖を見下ろすホーストレッキング（！）ができなかったので、
いつかその（勝手に作った）宿題をクリア？？するために、
また行きたいと、心に決めたところです。
以前の回想レビュー↓
独身時代、札幌＆函館出張から足を伸ばす最高の贅沢空間がココでした。
洞爺湖を眼下に見下ろすロビーの圧倒的な開放感、
真っ白なリネンのかかったベッドで手足を伸ばす時の心地よさ、
ブルームスパ・トーヤでアロマテラピーの施術を受ける、天にも昇る気持ち良さ、
そしてお約束、「ギリガンズ・アイランド」での朝食。
朝からグラスのシャンパーニュでカラダを目覚めさせ、
ふわふわのオムレツとメゾン・カイザーのパンと
ホテルオリジナルのミルクジャムをいただきながら
紺碧の洞爺湖を眺めて朝日を浴びると、
カラダの内側から元気が湧き出てくるように感じたものです。
その元気を支えてくれるチカラが、
ホテルスタッフの皆さんのさりげない優しさや
温かい笑顔であることは、言うまでもありません。
一人旅での贅沢ができる身ではなくなりましたが、
娘にも、いつか一緒にこういう空間で時間を過ごす幸せを
感じてほしいなあ、と思っています。