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美山の旅行と美味しいものたちの記録
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美山 (女性・大阪府) 認証済
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1回
昼の点数:4.3
2025/11 訪問
炭焼塩ホルモン「あ」【神戸・三宮◆焼肉】ランチの最高峰
【2025年11月訪問】 神戸・三宮の喧騒から一歩入ると、静かに灯る炭火の香り。 ★完全紹介制/1日1枠・6名様まで★世界一の美肉を味わう、神戸の“極みコース”(食べログで予約できる) ここでしか味わえない、完全紹介制・1日1枠のみの「極みコース」をいただきました。 1名¥33,000〜(仕入れで変動)。“特別な時間”という言葉が似合う場です。 ◆まず驚いたのは、素材への向き合い方。このコースでメインで扱うのは上田畜産「但馬玄(たじまぐろ)」。“世界一の美肉”と呼ばれるあの但馬玄を、屠畜当日に但馬まで往復300キロ以上かけて自ら内臓を取りに行き、その日のうちに処理したホルモンとともに仕上げるという徹底ぶり。 説明を聞いた瞬間に、「これはただの焼肉じゃない」と悟る。 ◆火入れは芸術。紀州備長炭と珪藻土コンロ。火は、佐野公一さんの紀州備長炭「馬目上小丸」。そして台座は能登・丸和工業の“天然珪藻土切り出しコンロ”。 この組み合わせ、もう“音”から違う。炭がパチ、と弾くたびに旨味が立ち上り、肉が焼ける香りが柔らかい。 ひと切れずつ、部位に合わせて焼いてくれる。これが本当に“職人の火”。 ◆ここから料理の流れ(プレミアムコース) ●梅酒と付き出し(大根おろしとうずら) ●キムチ四種(白菜・きゅうり・長芋・パプリカ) それぞれの食感の違いで、口の中がリセットされていく。彩りも美しくて、もう前菜からワクワクする。 ●チレ・レバー・センマイ 屠畜直後の内臓を当日処理。まず鮮度の概念が違う。チレはもっちり甘く、炙りレバーは臭みゼロでとろける。センマイはシャキッと清らか。“命をいただく”ということを、とても丁寧に感じる一皿。 ●神戸玄 昆布締め、藁焼き 国産のマカ(スーパーベジタブル) 藁焼き美味しい〜。たまらん。 ●熟成タン(1ヶ月) 塩は**高知の「塩二郎」**と、兵庫竹野浜の「誕生の塩」。 タンに触れた瞬間、ふわっと香る熟成香。外は香ばしく、中はしっとり。噛むほどにじんわり甘い。 「タンって、こんなに繊細だった?」心の中でそう呟いてしまうレベル。 ●但馬玄の証明書とステーキ ●ステーキ(塩焼き) ここから完全に別世界。 シンプルに塩で焼かれたステーキに、・国産マカ・フライドガーリック・本わさび(豊岡・北村わさび園)・塩昆布これらの組み合わせで味が何層にも変化する。塩だけで仕上げる潔さの中に、香りと旨味の複雑さが広がる。 ●村岡米(コシヒカリ) 但馬・村岡のコシヒカリ。粒が立っていて、甘い。肉の旨味を受け止める“静かな主役”。 ●たれ焼き(3種) 味噌、ガーリック、醤油。 優勝は味噌とガーリック。味噌は甘みとコクが肉と溶け合い、ガーリックは一気に香ばしさを引き上げる。 「タレ焼きってこんなに上品になれるの?」そんな驚きがある。 ご飯とたれ焼き合うなー。 ●テールスープ(20時間、お塩だけ) 一杯がしみる。透明なスープなのに、深い“旨味”を超えて“静けさ”そのもの。胃と心にすっと沁みていく。 ●〆のご馳走このご飯、美味しすぎてことばが出ませんでした。 ●星の模様の柿とミルクアイスとっても甘い柿でした。 甘いアイスとよく合いました。 アイスにトリュフ風味のはちみつをかけてもらっても最高でした。 ◆総評 塩と火と時間で、肉の生命力をそのまま皿に載せる店。これは、神戸に来たら人生で一度は体験すべき“美肉のコース”。 完全紹介制なのも納得。派手さではなく、ひと皿ひと皿の“深さ”で魅せるお店。 心が震える体験。
記事URL:https://ameblo.jp/19791105777/entry-12945523027.html
2025/11/15 更新
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【2025年11月訪問】
神戸・三宮の喧騒から一歩入ると、静かに灯る炭火の香り。
★完全紹介制/1日1枠・6名様まで★
世界一の美肉を味わう、神戸の“極みコース”
(食べログで予約できる)
ここでしか味わえない、完全紹介制
・1日1枠のみの「極みコース」をいただきました。
1名¥33,000〜(仕入れで変動)。
“特別な時間”という言葉が似合う場です。
◆まず驚いたのは、素材への向き合い方。
このコースでメインで扱うのは上田畜産「但馬玄(たじまぐろ)」。
“世界一の美肉”と呼ばれるあの但馬玄を、屠畜当日に但馬まで往復300キロ以上かけて自ら内臓を取りに行き、その日のうちに処理したホルモンとともに仕上げるという徹底ぶり。 説明を聞いた瞬間に、「これはただの焼肉じゃない」と悟る。
◆火入れは芸術。
紀州備長炭と珪藻土コンロ。
火は、佐野公一さんの紀州備長炭「馬目上小丸」。
そして台座は能登・丸和工業の“天然珪藻土切り出しコンロ”。
この組み合わせ、もう“音”から違う。炭がパチ、と弾くたびに旨味が立ち上り、肉が焼ける香りが柔らかい。
ひと切れずつ、部位に合わせて焼いてくれる。これが本当に“職人の火”。
◆ここから料理の流れ(プレミアムコース)
●梅酒と付き出し(大根おろしとうずら)
●キムチ四種(白菜・きゅうり・長芋・パプリカ)
それぞれの食感の違いで、口の中がリセットされていく。彩りも美しくて、もう前菜からワクワクする。
●チレ・レバー・センマイ
屠畜直後の内臓を当日処理。まず鮮度の概念が違う。
チレはもっちり甘く、炙りレバーは臭みゼロでとろける。
センマイはシャキッと清らか。
“命をいただく”ということを、とても丁寧に感じる一皿。
●神戸玄 昆布締め、藁焼き
国産のマカ(スーパーベジタブル)
藁焼き美味しい〜。たまらん。
●熟成タン(1ヶ月)
塩は**高知の「塩二郎」**と、兵庫竹野浜の「誕生の塩」。
タンに触れた瞬間、ふわっと香る熟成香。外は香ばしく、中はしっとり。
噛むほどにじんわり甘い。
「タンって、こんなに繊細だった?」心の中でそう呟いてしまうレベル。
●但馬玄の証明書とステーキ
●ステーキ(塩焼き)
ここから完全に別世界。
シンプルに塩で焼かれたステーキに、
・国産マカ・フライドガーリック・本わさび(豊岡・北村わさび園)・塩昆布
これらの組み合わせで味が何層にも変化する。
塩だけで仕上げる潔さの中に、香りと旨味の複雑さが広がる。
●村岡米(コシヒカリ)
但馬・村岡のコシヒカリ。
粒が立っていて、甘い。
肉の旨味を受け止める“静かな主役”。
●たれ焼き(3種) 味噌、ガーリック、醤油。
優勝は味噌とガーリック。
味噌は甘みとコクが肉と溶け合い、ガーリックは一気に香ばしさを引き上げる。
「タレ焼きってこんなに上品になれるの?」そんな驚きがある。
ご飯とたれ焼き合うなー。
●テールスープ(20時間、お塩だけ)
一杯がしみる。透明なスープなのに、深い“旨味”を超えて“静けさ”そのもの。
胃と心にすっと沁みていく。
●〆のご馳走
このご飯、美味しすぎてことばが出ませんでした。
●星の模様の柿とミルクアイス
とっても甘い柿でした。
甘いアイスとよく合いました。
アイスにトリュフ風味のはちみつをかけてもらっても最高でした。
◆総評
塩と火と時間で、肉の生命力をそのまま皿に載せる店。
これは、神戸に来たら人生で一度は体験すべき“美肉のコース”。
完全紹介制なのも納得。派手さではなく、ひと皿ひと皿の“深さ”で魅せるお店。
心が震える体験。