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夜の点数:4.2
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¥30,000~¥39,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味4.2
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.5
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
虎ノ門の誇る和食の名店
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2024/06/01 更新
【再訪】2013年12月21日19:00頃の訪問。今回の東京滞在一番の楽しみ。1ヶ月近く前に予約をし、約1年2ヶ月ぶりの再訪。
■頂いた品・味
23,000円のコースに冷酒(〆張鶴)を2合頂き、会計は28,875円。
・蛤の酒蒸し:貝独特の匂いがほんの少しだけ気になる。
・鯖寿司:今回は焼き鯖の寿司。前回は、酢〆したもので、ほのかに温かく、しかも米がホロリとほどけるような加減も絶妙だったので、前回の方が好みだったかもしれない。
・丹波の黒豆:素晴らしい煮加減。水飴のような甘さ控えめの煮汁で味付けされていた。実に美味い。
・海老芋の揚げた物:海老芋は本当に滑らかで、芋としての味が濃い。これまた美味い。
・お椀:焼いたふぐの白子が具材で白味噌仕立て。味付けは少し甘め。もう少し甘さが抑制的な方がより好みだったかもしれない。
・造り(平目、平目のエンガワ、鰤):平目は熟成感があり、ネットリと絡みつくような食感。
・赤座海老:今回も頭を持ちつつ、尾の方からカブリつく。甲殻類特有の匂いがほんの少しだけ気になる。
・大根を粕で炊いたもの。
・鰻茶漬け
・玉子の葛焼:葛の食感、玉子の風味、表面にこんがりと焼目を付けた香ばしさ。今回も大変美味しい。
■総評
今回も確かに美味しかった。ただ、前回は調理、調味、食材、提供の温度等、あらゆる面で個人的な好みに完全にフィットした。全てにギリギリ、ピンポイントを付いてくるような研ぎ澄まされた凄みのようなものを感じたが、今回は、そこまでの印象ではなかった。
前回の印象があまりにも良かったので、期待値が高すぎたというのもあるかもしれないし、この季節であれば、一番価格帯の安いコースでなく、思い切って蟹を頂けば、より印象が良かったのかもしれない。(ただ、予約の際に確認したところ、蟹は2人で1パイで、1人当たりの単価が4万円程度とのご説明だったので、会計額を想像し断念。蟹の場合、1人に半分を出すというわけにはいかないので、1パイを独りで頂くと恐らく8万位になると思われるので。)
この価格帯の高額店になると、私にはそうそうお邪魔できる機会がなく、本当にイベント的な利用にならざるをえない。頻繁に伺えるお客様のような楽しみ方は難しいのかもしれないなと感じた。
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前回タイトル「人生2度目の1回の食事での3万超え!料理は驚愕の連続♪♪ご主人との会話も非常に楽しかったです!!」
2012年10月11日の夜の訪問。せっかくの長期休暇。単価が3万を超えることから、さんざん迷いましたが、意を決して二日前に予約のお電話を入れてみる。可能であれば、土曜日に予約をと思うものの、既に予約で一杯で、木曜日なら大丈夫とのこと。
過去のトラウマがあり、(1回の食事でそれだけの値段を出して、本当に満足できることがあるのだろうか?)ともの凄く迷いましたが、bottan様の好きなお店ならばと伺うことにしたもの。
18:00からの予約。17:47に虎ノ門駅に到着。この辺りは土地勘があり、全く迷うことなくお店に到着。何と昔、行きつけにしていたパスタ店ハングリータイガーのすぐ斜め前でした。(既に別のお店になっており、少し寂しい気持ちになる。)
■お会計:おまかせの3万円のコース。ビールと冷酒でお会計は36,960円。
■内容・味
・ワタリガニのあんかけ
・鯖寿司
まず鯖が少し温かいのに驚く。鯖の酢飯も酸味が尖っておらず、塩梅もちょうどいい。酢飯の硬さも程よく、握り具合も口に入れると、ちょうどホロリとほどける。鯖そのものの味わいの引き出し方も凄い。
・栗を炊いたもの
栗の自然な味わいを感じさせるよう味付けを最小限に抑え、最後に口の中には栗そのものの甘みだけがふっと残る。
・はまぐりの茶碗蒸し
こちらにも本当に驚いた。茶碗蒸しの中に全く具がない。一点の曇りもない滑らかさで、口の中に入れると雪のように一瞬にして消え、出汁と素材の風味だけが口の中に残るのだ!!もし具を入れていたら、こういう口どけは絶対に生まれない。非凡すぎる!!
・鱧と松茸のお椀
今週はちょうど国産の松茸価格が落ち着いてきていて、提供しやすい状況になっているとのこと。丹波の松茸のお話や、松茸の市況は、とり市さんに行ってみると分かる等、興味深いお話をたくさん伺うことができました。(京都に帰ったら早速、寺町三条に行かねば!!→10/15に早速、寺町三条のとり市さんを訪問。丹波産の松茸が店頭に並んでおり、中くらいのサイズのもので何と3本4万円!店で出そうと思えば、これ1本で3万とかになるイメージか?これを見て、個人的には丹波産の松茸は一生食べられなくてもいいやと思いました(笑)と村さんの一番手頃な通常のコース1回分より高い計算になってしまいますから。正直それならば、コースを1回頂く方が個人的にはいいですね。)
・鯛の造り
鯛も産卵を終えた麦わら鯛等と違い、この時期は、総じて良い物が手に入れやすいとのこと。こちらは塩で頂くか、醤油で頂くか山葵を付けても、付けなくてもお好みでどうぞとのお言葉に従い、塩と醤油それぞれで、山葵とともに頂きました♪
・鰻
「この鰻は蒸していないのですよ」と言って、鰻のお皿が目の前に。身は味が凝縮されていて非常に美味い。そして、更に驚いたのが肝。柔らかく、エグみや苦みがなく、肝の風味、コクだけが口の中に残る。今まで食べてきた鰻の肝とは別の食べ物なのだ!!
・赤座海老
海老を茹でたものは正直あまり好きではなかった。著名な寿司屋等でも、茹でた海老で本当に美味しいものには、ほぼ巡り会えない。でまたしても驚くことになる!お勧めに従い、頭を持ちつつ、尾の方からカブリつく。お行儀はよくないかもしれないが、うーん身の味がしっかりと残っていて本当に美味い!!!ミソの部分まで完食でした♪
・きぬかつぎ
怒涛のメイン食材の後は、きぬかつぎで一服。一呼吸置いてフィナーレへ向かいます!
・ごはん、赤出汁(生麩入り)、香の物、さんまの煮付
新米の甘さとさんまの煮付けがベストマッチ。最後に、直球勝負のごはんのお供がまたいい。
・玉子の葛焼
葛の食感、玉子の風味、表面にこんがりと焼目を付けた香ばしさ。最後のデザートもまた独創的。ここまでのお料理の素材の良さを引き出すピンポイントを狙った繊細さから、今日初めての少し強めの味付け。最後に敢えて強く放つ味の抑揚!美味しく頂きました!
■総評:料理は別次元のレベルだと思います。お話していて、ご主人の中に(お客に提供する料理のラインというかレベル)が厳密に存在していて、その軸はどんなことがあっても絶対にブレさせないという強固な意志というか職人としての矜持のようなものを強く感じました。それでいて、お客に対して居丈高になるわけでなく、威圧感があるわけでもない。ひたすらに料理を追求されている方だと思います。奥さまもお店に出ていて、かわいらしくとてもいい空気感を出されています。やさしさが体から滲み出ているようなのです。
ご主人との様々な食材にまつわる会話(その他、今の若者について等、色々なお話ができました!)も楽しく、お店に滞在した2時間弱、本当に心地よく贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
最後もちりめんを炊いたものをお土産として頂き、さらに、この日は、あまり混んでいなかったからでしょう。ご主人にお見送りまで頂き、本当に心に残りました!!!(お土産のちりめんはご飯のお供として美味しく頂きました。山椒の効かせ方も程よく、塩分も抑え目、ちりめんの柔らかさも残っており、絶妙の味でした。)
今の住みかからは遠く、値段も私にはとても普段使いできる価格ではないですが、絶対に定期的に(できれば四季に応じて)伺いたいと思うお店です。人生での1回の食事の最高額を大きく更新しましたが、それだけの価値のある特別な時間になりました。(CPはそういう観点で満点としています。)
お店を出ても体温が少し上がっているような興奮というかが収まらず、渋谷駅迄2時間近く歩いてしまいました!
いやー本当に凄かった!!!