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この口コミは、ForestSpringWaterさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:3.9
2012/10 訪問
夜の点数:3.9
奇をてらわず直球勝負の骨太イタリアン♪お若いシェフの作る料理には迫力が!!良い店と出会うことができました♪
2023/07/20 更新
2012年10月19日18:30の訪問。何となく体調がすぐれず、仕事を早めに切り上げる。何か美味しいものを食べたいと思い、食べログでの高評価の当店を思い出す。(調子が悪いといいながらなぜイタリアンを食えるんだとの批判はご容赦ください)
■行き方:高辻通と寺町通の交差するところで南に下り、松原の辺りです。ただ夜は意外に暗く、目立つ看板もないので、位置のイメージをしっかり掴んでから行かれるのがいいでしょう。この辺りになると河原町通が西に歪曲し、寺町通に近づいているので、紛らわしいですが、寺町通沿いです。先客は二人組のみ。金曜の夜で、予約もなしでしたので、もしかしたら入れないかもとの気持ちもあったのですが、巡り合わせがいいようです♪
■注文の品:青身魚の燻製とキノコのオイルパスタ(タリオリーニ)1,780円、牛ホホ肉の赤ワイン煮込ゴルゴンゾーラソース1,800円、白と赤のグラスワイン1杯ずつで1,600円、本日のパンナコッタ500円で計5,680円
■味
・青身魚の燻製とキノコのオイルパスタ(タリオリーニ)
単純に美味しいとしか言いようがないです。パスタの茹で加減、麺のモチモチ感、オイルソースへの素材の味の移し方、にんにくの効かせ具合、塩加減と全てのバランスが本当によかったのです。また、燻製は燻し過ぎると雑味が加わりそうですが、燻し方もシェフが美味しいと思うピンポイントを突いたような絶妙さです。感服しました。
お店の方によれば、こちらの麺は私の座っている隣にあるパスタマシンでの自家製生麺とのこと。
正直、モチモチした食感は乾麺とは段違いです。細めながら、小麦のモチモチ感のある平打ち麺にソースがちょうどよく絡み、夢中で完食です♪
・牛ホホ肉の赤ワイン煮込ゴルゴンゾーラソース
ホホ肉はナイフがスーッと通る程柔らかく、ゴルゴンゾーラチーズで濃厚さを増しているのですが、その加減が過剰すぎず、かといって足らない感じでもなく、ちょうどよい濃さなのです。新奇さはないものの、メインとしての華も迫力も十分です。
・本日のパンナコッタ
胡桃のパンナコッタで、チョコレートベースのジェラートが添えられていました。自分の舌ではよく分かりませんが、シェフのご説明では、グラッパで香り付けをしているとのこと。パンナコッタは舌触りが本当に滑らかで、それ自体は甘さ控えめで、それが胡桃のコクを際立たせています。またジェラートはかなり甘めですので、別々に食べた後、両方を一緒に食べると、味わいが変わり楽しいのです♪
・ワインも料理に合わせたセレクトで非常に満足感が高かったです。
唯一、若干違和感を持ったのはパンが出てこなかったことくらい。赤ワインの煮込等は美味しいパンと合わせたら、更に楽しめた気がします。(パスタを自家製で作られていて、かつ仕込はデザートに至るまで、全てシェフお一人でされているようなので、そこまで求めるのは、単なる我侭かもしれません。)
シェフは見た目は凄くお若いです。ただ料理は本当に重厚感があるというか、奇をてらうことなく正々堂々勝負されているとの印象です。非常に抽象的ですが、過剰すぎることもなく、かと言って躊躇しているような感じもなく、自分がここと思った点に一直線に向けて、調味、調理をされているようなイメージです。
見かけはやさしそうな青年といった風ですが、凄腕の職人さんということだと思います。
■総評:親密な相手と二人で伺いたいと思うレストラン。ただ、一人でも非常に居心地がいい。理由は
1.料理のポーションを一人用に調整してくれる等、一人の客にも、お店がそれに合わせた料理の提供の仕方を考えてくれること。(例えば牛ホホ肉の煮込は単品では本来2,600円ですが、一人用に量を調整し、1,800円で提供して頂きました!)
2.ワインについてもグラスで頼みたいとか、味の嗜好を会話しながら、お店の方(若い女性で給仕もされるソムリエ的な役割の方)と相談しながら、選べること。この日は、料理に合わせ、白と赤をグラスで1杯ずつ頂きました。白はシャルドネで、樽のニュアンスがあり、香り/風味も楽しめるもの。赤はタンニンが強めのものがあまり得意でないことをお伝えすると濃厚な肉料理に負けない程度のミディアムボディのものをセレクトしてくださいました。
料理の提供には、相応に時間がかかりますが、接客には適度な余裕があり、大変居心地がいいです。その意味では、待ちながら会話を楽しめる相手とゆっくりと寛ぎながら食事を楽しむのが、やはり最適の利用法だと思います。
大変素晴らしい時間でした。最後、切り盛りされているお二人で見送って頂きました。(何となくですが、黙っていても呼吸を合わせられている感じなので、きっと良きパートナーなのでしょう。)それも含めて大変心に残りました。
ご馳走様でした♪♪♪