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52℃で火を入れた牛ハツと水牛のモッツアレラとルバーブのコンフィ
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蝦夷鹿ハラコのムニエル
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(確か)80日熟成 経産牛のステックアッシェ
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スープドポワソン
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愛農高校の愛農ナチュラルポーク骨付きロース肉ロティ
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トゥーレーヌ・ルージュ ラ・ゲルリー 料理と相性抜群
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メニュー:前菜・メイン
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メニュー:デザート・コース
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リエーヴル・ア・ラ・ロワイヤル
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鳩と緑の豆類とハーブで香り付けしたオイル
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前菜盛り合わせ前面
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ホワイトアスパラ
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カ・デ・ノーチ ノッテ・ディ・ルナ 気に入りました!
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鳩おいしー
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前菜盛り合わせ背面
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H28.5
ある日、お店のFBに熟成牛の画像があがっていたのですが、
トリミングしたきれいな赤身の表面がとても美味しそうで
衝動的に予約して再訪しました。頂いたのは以下です。
・52℃で火を入れた牛ハツと水牛のモッツァレラとルバーブのコンフィ
涼しい水の香りがするモッツァレラの上に
しっとりと密な舌触りの、細切りのハツが盛られた一皿です。
ダイスカットされたルバーブも散らされていて
フルーツより抑え目に、香りと酸味と甘みで華を添えています。
爽やかな食べ口です。赤と白とオイルのグリーンで見た目もきれい。
いい前菜です!
・スープドポワソン
前回から気になっていたスープです。
すごく良い匂いがしてたので、今回絶対頼もうと思ってました。
オレンジ色でぽってりした粘度のスープは
お魚の色んな部位と甲殻類の出汁が濃厚です。
でも生臭みとかはなく、濃厚なのにエンドレスに飲める気がする。ちなみに
魚の出汁をお米にかけたいという私の要望は、シェフに全力否定されました。
美味しいものを食べると、とりあえず米が浮かんでしまうのは
米好きなので仕方ない。
・蝦夷鹿ハラコのムニエル
成体の鹿みたいな血が滴る赤身の美味しさとはまったく逆の、
完全に白いお肉のニュアンス。
一度も食物を口にしていないお肉は、香りのクセはほぼなく、
重力に抗ったことのない筋肉は、鹿よりはるかに体重が軽い鶏よりも
柔らかくジューシー。うぶで繊細で、コラーゲンのトゥルトゥル感があって、
でも四足の獣のニュアンスを、遥か遠くに感じます。
例えばクジラ肉って、獣肉にも魚にも出せない、唯一無二の個性があると思うのですが
蝦夷鹿ハラコにもそういったユニークさを感じます。
たぶん季節の食材なので、運が良かった。美味しいですよー!
・(確か)80日熟成 経産牛のステックアッシェ
経産牛とは、平均7年前後繁殖用に飼われた雌牛が、繁殖用の役割を終えた後、
あらためて食肉用牛の高カロリー餌を与えられて、
お肉の味を良くして出荷された牛さんとのこと。
ちなみにステックアッシェとは、つなぎのないハンバーグ様の料理らしいです。
小粒の小豆くらいのミンチは、粘りがでないように手切りしているそう。
噛み応えのあるお肉で、うまみが凄いです。
旨みの刺激の入力が強すぎて、舌の付け根あたりがキュッってなります(ならないですか?)。
もっと味わいたいと欲張りな気分になり、せっかく形成されているお肉をほぐして
舌への接地面積を増やすという、品のない食べ方をしてしまいました。
レースみたいな霜降りで、溶けるような柔らかさの和牛もとっても美味しいですが、
こういう美味しさももっとみんなに広まるといいですね!
・愛農高校の愛農ナチュラルポーク骨付きロース肉ロティ
なんと最後のポークが一番大きく、途中から脂身と付け合わせを残してしまいました。
残すのも、無理して食べるのも、本当に良くないですね。
お肉とシェフと生産者の高校生の皆さま、ごめんなさい。
今回、ハラコと経産牛とポークにあうやつ!(フランス縛り)という
難しいお題で選んで頂いたボトルは、コットとガメイの2010年です。
ボジョレーから6年ごしのガメイは、まるで久しぶりに会った姪っ子。
当時は若さと元気が取り柄の女の子だったのが、
たおやかで深みが出て、大人の女性に成長した感じ。
いい女になったな~!とか親戚のおっちゃんみたいな一声が
思わず出ちゃう、美味しい一本でした。
こちらのお店はワンポーションがかなり大きいこともあるので
丁度良い量を美味しく頂くために、腹具合が怪しかったら
グラム数を確認してみてください。
またお伺いします。ごちそうさまでした!
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H28.4
ジビエが評判のこちらのお店、1年越しの念願かなって初訪問です。
目黒駅(西口ロータリー)からバスに乗り、10分前後で最寄りバス停に到着。
カウンターに座りました。
一品目は前菜盛り合わせ。
メニューの肉系の前菜がほぼ入ってそうな太っ腹なメニューです。
前菜盛り合わせって、所詮冷菜の作り置きで、なんかどれもボンヤリしてて
でもお腹減ってるしいっか♪みたいに食べちゃう事多いです。
でもこちらの前菜は、ハム、パテ、テリーヌ、ムース、ピクルス、低温火入れのハツ、
どれもやる気満々で、トリを喰う気満々のフロントアクターの皆さまです。
全部美味しいんだけど、特にフォアグラのコンフィとラムレーズンが気に入りました。
舌にのせると少しひんやりしたあと、体温で温められて溶ける溶け方が綺麗で、
温度があがってラムレーズンの香りを感じた後、脂の旨みと塩気が追っかけてくる。
なんかちょっとセクシーで色気のある感じの食べ心地でした。
小食な方でなければ、前菜盛り合わせは頼むべき!
最初に頂いたワインはカ・デ・ノーチ ノッテ・ディ・ルナ(白・グラス)。
これがすごく個性的で複雑で力強い白ワインで、ちびちび飲んでたら
温度が上がるにつれさらにパワフルになり、獣肉に負けてませんでした。
二品目は季節もの、ホワイトアスパラです。
ブラウンのソースに卵黄を混ぜたソースが良く合います。
アスパラなので白にしましたが、ソース的には赤でもよかったのかも。
三品目は鳩です。
シェフがフランスにいたころ、日に何十羽も仕込んだという食材は
火入れもソースも鉄板の一皿。赤味のお肉は舌触りもよく、
ハーブ入りのオイルと豆類との色どりも綺麗です。
目の前で骨から外される手際は鮮やかで、見てて楽しい!
四品目はリエーヴル・ア・ラ・ロワイヤル。初野ウサギです。
ウサギは、中々入荷できないため、シェフが白神山地のどこかの自治体に
直接TELして、害獣駆除分を分けてもらったとの事。
調理が始まると、お皿が目の前に置かれる前から、野趣のある強い香りが席に届きます。
日本産なので、これでも香りは弱めとの事です。
たっぷりのソースは、置かれた形で横に広がらない濃厚さ。
事前に(色んな意味で)リエーヴルはすごいって話をいっぱい見たため、
さぞ難解で、通向けで、経験値がないと把握できないものだと思っていましたが、
ドキドキしながら食べてみると、そんな心配は無用で、
ストレートに美味しい。コンビーフとかハンバーグとかの、
肉の香りと旨みをしっかり押し出した料理に通じる、
食欲に直接訴えるおいしさがあると思いました。
結構大きいポーションだったんですが、
別腹が空いてしまったのか、もっと食べたくて仕方なかったです。
こちらの一皿も、他の料理も、ソースはどれもしっかりで美味しかったです。
初リエーヴルがユニックで本当に良かった。おすすめです。
お肉の仕込みだけでも大変そうなのに、パンも自家製とのことでした。
シェフによると、買いに行く方が面倒くさいとの事。
また、料理の仕込みと手際が素晴らしく、満席状態でも待ちません。
シェフは、調理を回して、グラスワインも都度数本を説明してくれて、
各テーブルにお話をしに行き、それでもまだまだ余裕ありそうな動きをしていました。
すごいなー。
最後にフォンダンショコラとハードリカーの食後酒を頂いて
大満足でした。
またお伺いします、ごちそうさまでした。