2回
2016/08 訪問
南インド料理っておいしいな
再訪しました。
前回同様、かわいい手描きのランチメニュー看板がお出迎え。
お店に入り、席を決めて、いざビュッフェコーナーへ!
すると、お手伝いの手をいったん休めて、席まで来てくれた
マイレビュアー様が、恐れ多くもよそってくれました。
お任せして拝見していると、炊飯器から盛ったお米に、
なんと直でサンバルとラッサムを半々にかけています(画像参照)。
余ったスペースにジャガイモ炒め、小鉢のカレー2種をよそい、完了。
やっぱり詳しい人の一挙手一投足は、全部勉強になるな~と思いながら着席。
確かに先にかけた方が、白米・サンバル・ラッサムの構成を軸とした
南インド料理の文脈を、力強く明確に理解することができます。
ちなみにカレーの小鉢は、底がサンバルとラッサムにひたっていますが、
皿からテーブルに退避させていいそうです。準備万端、レッツ手食♪
・野菜のクリーム仕立てのカレー
北インドカレーの後味は、乳脂肪やお肉の出汁で厚みがあり
どっしり長く続く余韻に魅力がありますが、
南インドカレーのクリーム仕立ては、ライトなクリーミーさ。
クラムチャウダーみたいに、出汁とクリームのおいしさが両立して、
後味のコクは消え際よくすっと引いていきます。
そして、その余韻を追いかけるように、
最後に抑え気味にふわっと香るシナモンが、最高に色っぽくて素敵でした。
正直、洋菓子とか八つ橋とか中華のシナモンって
強すぎて下品と思うことが良くあるのですが、絶妙でした。
・ハマチのちょっぴりすっぱいカレー
南インドのすっぱいカレー、大好きです。
考えてみれば、ビーフシチューもハヤシライスもブイヤベースも
酸味が他を引き立たせる気がします。
ただ、すっぱいものでご飯食べるの苦手な人が
まわりに結構いるので、苦手な方は苦手なのかも?
私は大丈夫なので、いっぱいかけて食べました。
ハマチも柔らかくておいしいです♪
その他、ワダもジャガイモ炒めもデザートも美味しかったです。
まだ行ってない方はぜひ!
この日の日曜ランチビュッフェの全メニューは以下です。
・多産地混合日本米(スペシャルブレンデッド)
・パロタ(うずまきパン)
・ほうれん草のワダ(豆のペーストのドーナッツ風・甘くない)
・ラッサム
・ジャガイモのスパイシー炒め
・ナスのサンバル
・あれこれ野菜のクリーム仕立て
・ハマチのちょっぴりすっぱいカレー
・ゴマドレサラダ
・パヤサム?料理名の写真撮り忘れ。デザート
貴重なお話をたくさん聞かせていただいたマイレビュアーさま、
ありがとうございましたm(_ _)m
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マイレビュアー様より、土日ランチビュッフェすごいからおいでよー、
というお誘いを頂いたので、いそいそと西葛西に駆けつけました。
北口を降りて、ロータリーを左手奥の信号のほうに進み、
2階の窓に「ミールス」と書いてあるビルの前を通過して
北にちょっと行くと、地下にお店があります。
土日のお昼は1,200円のビュッフェだけなのかもしれず、
特にオーダーは聞かれませんでした。
アルコール含むドリンクメニューはテーブルにあったので
ドリンクは別に頼めるのかも?
ビュッフェコーナーの近くに、今回情報をくれた
マイレビュアー様がいらっしゃったのでご挨拶^o^
この日のメニューは以下です。
・バスマティライス&日本米
・パロタ(うすいパン)
・豆のペーストを揚げたワダ(確か)
・じゃがいもとトマトの炒め物?
・マトンカレー、大豆カレー、ゴーヤカレー、鶏肉入りラッサム
・タマリンドとかミントの甘いドリンク
・米を甘く煮た感じのデザート
・サラダ(ごまドレ)
最初はマイレビさまもいるし、節度アピールをしないとなー!
なんて志高かったのですが、美味しいのですぐ挫折。
ビュッフェ全部持ってこよ~、と席を立ちます。
全部持ってきてミールス状に並べたとしたら、
小鉢5個、その他パロタ、ワダ、炒め物、サラダも乗っかるんだから
本当に1,200円でいいのかなぁ。
個人的にカレーの中で一番おいしかったのはゴーヤカレー。
酸味が効いて、あとにちょっとだけ苦い。日本米で食べるのをお勧めされました。
そういうのもアリなんだ!と、ちょっと意外。
でもふっくら水気が多くて、舌触りがつるすべの、
甘め重めの日本米に何だかよく合います。
あとワダと炒め物も美味しかった。
一般的なワダはフカフカドーナツ系らしいのですが、
今回のは鶏ひき肉のお団子に匹敵するしっかりした食べ応え。
カリカリに揚げられていて美味しいので、4個も食べてしまいました。
麦茶みたいな色のフリードリンクは、甘くて爽やか。
生姜とかミントとか入ってるのかな?
なんか、真夏日の京都で飲んだ冷やし飴に似てて美味しいです。
そして最後はお楽しみ、インドのあっまいデザート!
気温が高い地域でよく見られる、激甘デザート大好きなのです。
この日はお米を甘く煮たっぽいものでした。
他のお店で、トウモロコシを甘く煮たそっくりのデザート食べたことあるので
穀類の甘煮って、かの地で一般的な調理法なのかもしれないですね。
違う地域の料理の最後に出て来たら、どう考えても甘すぎなんだけど
そのスイーツが作られた地域の、他の料理の続き物として考えた時、
圧倒的な説得力があると思うんです。
この日の甘いお米のデザートも、食事の文脈と一筋につながって
ブレなく堂々と締めていました。
歯が溶けそうとか言わずに、ぜひ食べてみてくださいw
今度はぜひ、夜に行ってみたいです。
これが南インド通の盛り方!(たぶん)
食べ放題です
それぞれ全然違う味と香り
美女と出世魚
パヤサム?カットした甘い麺です
炊飯器大先輩、まだまだ現役
マトン・大豆カレー、ワダ、ギー・プラオ(ご飯)、ウルライ・ワルワル
インド人もびっくり!
タマリンドのドリンク、お米を甘く煮たもの?
2016/09/10 更新
仲良しのマイレビュアー様お二人と、
土曜のお昼にまったりプチオフしてきました。
土日ランチはビュッフェとなっており、大人1,200円です。
当日の内容は
バスマティライス、日本米、パロタ(パン)
オニオンのワダ(揚げ物)
じゃがいもとナスのカレー(炒め物)
サンバル、ラッサム
鶏肉ソテーのカレー、ナスのカレーごま油風味
グリーンサラダ
バターミルク(ドリンク)
揚げパンのシロップづけ(スイーツ)
でした。豪華〜。
印象に残ったのは以下です。
オニオンのワダ
黒板メニューにがんもどきとある通り、豆ペーストを
ドーナツ型に揚げたもので、今日は何かの葉っぱも入っていました。
日本人にはなじみのある味です。
ナスのカレー
酸味しっかりの、南インドらしい味のカレーです。
すっぱいカレー大好き♪
ナスはトロトロに煮込まれていて、ごま油の旨みを吸っているので
厚みのあるおいしさ。
バターミルク
あっさりした塩味のミルクに、フレッシュなリーフが入っています。
すこしだけ酸味がある?発酵してるのかな。
甘さは一切なく、口の中をリセットできる爽やかなドリンク。
揚げパンのシロップづけ シャヒ・トゥクラ
この日のデザート、シャヒ・トゥクラは、
かりっと揚げたパンにミルクシロップがしみていて、
フレンチトーストとクルトンが合わさったような感じです。
ナッツやドライフルーツも贅沢に入っていて、とっても美味しい♪
最後にカルダモンがふわっと香るのがニクイです。
暑い地方のデザートって、油脂分が舌に面で来て、甘みも強いので、
まさに脂肪と糖!という直球に、古い脳がワーイと盛り上がる快感があります。
そういえば洋菓子の油脂は粒、暑い地方のお菓子は面ってイメージを
漠然と持ってて、なんでだろうと思ってたんですが
単に暑い地方では脂肪が固まってられないって事かもしれないですね。
北インド料理みたいに、濃厚でわかりやすい美味しさじゃないですが
こちらのお店も訪問3回目となり、
南インド料理がしみじみ美味しくなってきました。
何となく、毎日食べられる一汁一菜の和食みたいな雰囲気も感じます。
気軽な値段で現地仕様の南インド料理を食べられる、素敵なお店です^^