「フレンチ」で検索しました。
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2024/01訪問
1回
ずっと行きたかったグランメゾン。 カンテサンスへ、ある週末のディナーへ。 予約してくれた知人に、感謝、感謝! 照明を落とした、王道な大人フレンチの佇まい。 王道グランメゾンですね。 個室でなければ、写真が撮影できないのが、残念。 でも、脳裏に焼き付けながら、食します。 8品の料理に、4品のデザート。 サブレ、サヨリ、上はサクサク。 ホタルイカのスープ。 春キャベツなど。 イタリアン感 ヤギのミルクのブラマンジェ。 スペシャリテ。 オリーブオイルと岩塩でシンプルに素材を活かす。 しかし、ヤギとは思えないほどのクセのなさ。すごい。 与一でカンテサンスが作ってもらった、オリジナル白ワインと。 透明感ある、白ワイン。 乳酸感が、スペシャリテと合う。 フォアグラのテリーヌ、チーズケーキ、下はガナッシュ、表面にチーズを焼いたもの。ハーブと。 車海老。 殻を強火で焼いたもの。 食感が楽しい。 ホワイトアスパラのフリット。 中身、熱々。 赤貝や、ブラックオリーブと。 イタリアンっぽい。 魚のメインです。 アンコウのグリル。 入れ抜群のしっとり部位と、淡白な部位と。 肉のメインは、鳩。 なんという、火入れ! しっとり、レア感。 うまみしっかり! デザートです! ピーカンナッツと、上にマシュマロ。 キャッチーなデザートから。 メロンと、スポンジケーキのデザート。 よもぎの、フレンチトースト。 すっごいふわふわ、温かくて、よもぎの香りが、これでもか! 最後の締めは、スペシャリテ! メレンゲのアイスクリーム。 水飴のような、上品な甘さに、海塩水をかけて、優しい塩味をアクセントに。 プティフールと、コーヒー、紅茶で、締め。 洗練されていて、和の食材を活かした、 パンチが強くないけど、確実に美味な、優しい日本人のための、王道フレンチ。 美味しゅうございました。
2025/05訪問
1回
本町駅と、淀屋橋駅の間あたり。 ミシュラン二つ星、アジアのベストレストラン50に選ばれて、大阪で勢いのあるフレンチに、久しぶりに仕事先の社長とディナーへ。 久しぶりに来たけど、日本人客よりも外国人客の方が多い。男性同士も結構いる。 まず、沢山のアミューズからスタート。 ブーダンノワールの、丸いアメリカンドッグ風。生地は竹炭が練りこんである。 周りの黒い小石と間違えないようにしながら食べる。 菊芋のメレンゲ パルメザンチーズが上からかかっている。 驚くほど柔らかくて、気を付けないと崩れてしまいそう。 円柱型で空洞があるカリカリの牛蒡の中に、安納芋のペーストが入ったもの。 安納芋の甘さの後に、ごぼうの苦味と香りがやってくる。 台湾のルーローハン風味のウズラの卵。お米のパフと。 ぜんまい、下に牡蠣のペースト 鰹節を練りこんだ薄いタルト。和のテイストの料理。 それぞれ創意工夫があって、楽しみながら食べた。 菜の花のフラン。洋風茶碗蒸し。 鮮やかな緑色。中は、ホタルイカと、貝。 菜の花のスープは驚くほどエグミがない。 花の香りが強いアクセントになっていた。 円状の鯖と、下にジャガイモのニョッキ。 乾燥したジャガイモの器の上に。 鯖と、むっちりしてバターの香りが強いニョッキが合う。 たぶんアイナメとアボカドのタルタル。 フェンネルと、奄美でとれるヒジキと。 フェンネルの香りが強め。緑色のヒジキだけで食べるとうまみがあってうまい。 個人的にはフェンネルは抑え目でもいいかな。 お米の泡。の上にはホタテと、カリカリしたナッツなど。 酸味が少し強くて、そのあとに優しい甘さがやってくる。 シイタケと、豚肉のスープ。 脂っこそうだけど、そうでもない、しみじみと優しい味のスープ。 青野菜の中にエビなどのテリーヌ。 失念したが、ふわっと柔らかい白身魚。皮はカリカリ。 甘いソースと、酸味あるソースを組み合わせながら食べた。 なにわ黒牛。アスパラの原種、ソバージュと。 低温調理しているのかな。 見た目ほどレア感はなく、柔らかくて、ジューシィ。 デザートは、しょうがとお米のデザート、 フレッシュイチゴと感想イチゴのデザート。 プティフールは、 ミックスジュースが入った丸いチョコレート、黒ゴマとごま油のペーストをチョコレートで挟んだもの、山椒の葉がアクセントとなったフロランタン。 以上と、それぞれの料理に合わせたペアリングワインで3万円ほど。 最後まで楽しく食べられた。 少し気になるのは、料理について尋ねると、必ずしも答えが返ってこなかったこと。 そこをスラッと説明してもらえたらなぁ、と思いました。 料理は、創意工夫楽しく、組み合わせも良く、良い感じの非日常でした。 再訪したい
2019/04訪問
2回
東京出張。 予定は夕方で、ゆっくりランチへ行けるタイミングがあったので、気になっていた、アランデュカスへ行ってみることに。 銀座のシャネルのビルの上階にある、 二つ星のフレンチ。 このイベントがあるから、テンション上がります! 12000円のランチコースを注文。 野菜中心の優しいアミューズからスタート。 前菜の皿は、 ウフ モレ 半熟卵を軽く燻製したもの。 アオリイカ のア ラ ブランシャ 茄子のキャビア 魚料理は、 尾長鯛のドレ フヌイユのフォンダンとオニオンのロースト オマールブルー ホワイトアスパラガス 野生ニンニク 肉料理は、国産牛のロースト ポレンタ エシャロットコンフィ デザートには、 チョコレートのデザート バニラムース ルバーブ 山椒とレモン プティフール 見た目美しく、組み合わせも良くて、どれも丁寧で流石にクオリティ高い。 天井高く、シャネルの店内のような雰囲気の中食事できて、優雅なランチでした。
2023/06訪問
1回
名古屋へ行った際に、折角だから、と何処か気になるお店を探していると、 様々な場所で評価を受けている、 レミニセンスがとっても気になるので、行ってみることに。 約15000円のコースと、10000円ぐらいのペアリングを注文した。 まずは、雲丹のアミューズ。 サクサクしたチップと。 海藻と相俟って、海の味わい。 次は赤座海老。 下にはサックリしたタルトのような生地。 むっちりした赤座海老と、なんとも調和していて、印象的。 パンは、岐阜のトランブルーのもの。 牡蠣。 パリパリの生地で、牡蠣を巻いている。 左から徐々に濃厚な味になっていく。 天の岩戸をテーマとした、名古屋コーチンの出汁。 ほっと、ひと息。 スペシャリテ。 カリカリに揚がった鰻。 蕗のとうの苦味を生かしたソースが印象的。 肉のメインは、小鳩。 様々な部位。赤ワインのソースや、八丁味噌のペーストなどと。むっちり、レア感のある、良い火入れ。 デザートは、 ブラッドオレンジのしっとりシャーベットと、 苺チョコレートの器に入った冷たいデザート。 最後のプティプールは、 駄菓子をテーマとしたフレンチ小菓子。 きのこの山、プッチンプリン、雪見大福など。 内装は、真っ白な王道レストラン。 スタッフは殆どソムリエだったのが、印象に残っています。 王道な、気を衒わない、丁寧なフレンチでした。 二つ星のフレンチとしてはコスパ高かったです。 近々、一軒家に移転するらしく、そちらも楽しみです。
2023/04訪問
1回
天満駅から東へ、徒歩数分。 町家の2階にあるフレンチ、フナシェフへ、久しぶりに。 この日は体調がそれほど良くはないので、ペアリングは断念して、グラススパークリングワインを軽めに。 一皿目。 甘海老、透明な澄んだトマトスープ、上にたっぷりの雲丹。 二皿目。 ハマチと、色とりどりの野菜のテリーヌ。 三皿目。 冷製スープ。海ぶどうやじゅんさい。魚貝がたっぷり。 四皿目。 ほんのりピンクの牛肉。下にトレビス。 梅と桃のソースや、黒トリュフと。 五皿目。 皮パリパリの、白身魚。 ムール貝、オマール海老などと。 六皿目。 牛肉、ヒウチ。 ソバージュなどと。 七皿目。 デザート。 ホワイトチョコレートのブラマンジェと、ブルーベリー。 相変わらず、ボリュームしっかりだが、繊細さもあります。 予約はストップされてしまっていて、少なくとも来年以降になりそう。次、予約取れるかな… 天満駅を降りて、高架沿いを西へ数分。 小さな路地に町家が並ぶ一角。 ある町家の2階にあるカウンターのみのフレンチが、 フナシェフだ。 あまり使われない食材を積極的に使い、内装にも廃材などを利用する、循環型フレンチ。 有名店や本田圭佑氏の専属シェフなどを経験されているシェフのレストランだ。 雲丹とのれそれ トマトのジュレ ホタテ 菜の花の燻製 松葉蟹 洋風茶碗蒸し 濃厚 オマール海老たっぷり クリーミィなソース 黒トリュフたっぷり 炙ったマグロ 下には大麦 根セロリ、大葉のソース 洋風マグロ丼のイメージ 金目鯛 ふっくら蛤 柔らか筍 酸味のあるクリーミィなソースと。 口直しは赤紫蘇のジェラート イチボとヒウチのグリル。 マデラ酒ソース。 イチボはイカと雲丹と一緒に。濃厚ですな。 デザートはチョコレートケーキとイチゴ、ジェラート。 ボリュームしっかり。 13000円のコースとペアリング7000円でほぼ20,000円。 まあなんとコスパ高いことか! 予約はもう取れなさそう。 この日にお願いしたけど、早くても7月になりそう…
2021/06訪問
2回
SEZANNE(セザンヌ) アジアのトップレストラン1位、世界のトップレストラン15位に輝いた、東京・フォーシーズンズホテル内のフレンチレストラン「SEZANNE」。 フランス料理の伝統と革新を融合させたコース料理が楽しめる名店。 外国人客は半数ぐらい。アジアのトップレストランで1位になってから、特に外国人客が増えたとのこと。 今回の訪問は、SEZANNEのランチコースを味わうために東京へ日帰り。 明るくカジュアルさもある内装で、堅苦しさのないリラックスした空間。 まずは、 48か月熟成コンテチーズのグジュール。 グジュールとは、フランスのチーズシューのこと。コンテチーズの熟成されたナッツのような香りとコクが凝縮され、サクッとした生地の中からとろけるような味わい。 麦芽大麦サワードウ ブルターニュバター サワードウは、天然酵母を使ったパンのことで、香ばしさと酸味が特徴的。ブルターニュバターの濃厚な塩味と絶妙に合う。 ブイヤベース 佐賀県産サフラン ブイヤベースは、フランス・マルセイユ発祥の魚介のスープ。佐賀県産サフランが加わることで、華やかな香りと深みのある味わいに。 北海道シマエビ ナージュ シマエビの甘みとナージュ(軽い煮込み)のジュレ旨味が絡み合う、上品な一皿。 フォアグラ 醤油 デーツ フォアグラのリッチなコクに、醤油の和のアクセント。デーツ(ナツメヤシの実)の甘み。上にはマッシュルーム。濃厚なため、ワイン必須。ちょっとボリュームが多く感じた。 千葉県産キンメダイ つぼみ菜 蛤 皮目をパリッと焼き上げたキンメダイに、蛤の出汁が染み渡る一品。皮目のパリパリ感は凄く、身はしっとり柔らかで、火入れは抜群。 雲南省産モリーユ茸 行者ニンニク 甘エビ モリーユ茸の芳醇な香りと甘エビの旨味の相乗効果。行者ニンニクのアクセント。 モリーユ茸の香りが強い。 愛媛県産のれそれ イベリコハム イタリアンパセリ のれそれはアナゴの稚魚。淡泊な味わいに、イベリコハムの塩気と脂の旨味が加わり、一口ごとに変化を楽しめる。 京都産子持ちヤリイカ ししとう ガーデンバジル ヤリイカの食感とプチプチした卵の食感が楽しい一皿。 愛知県産めぐみ鴨 神奈川県産グリーンアスパラガス ムーレットソース めぐみ鴨の肉質はしっとりジューシー。ムーレットソースは赤ワインビネガーとエシャロットをベースにしたフランス料理の伝統的なソース。酸味が鴨の旨味を引き立てる。 鴨肉にもしっかりと下味があるので、美味しいけど、濃い。 アボカド キュウリ オシェトラキャビア まろやかなアボカド、爽やかなキュウリの組み合わせに、オシェトラキャビアの塩気とコクも。 なかなかの強い個性。 高知県産マイヤーレモン パテ・フイユテ マイヤーレモンの爽やかさとパテ・フイユテ(フランスの伝統的なパイ生地)のサクサクした食感のコントラストが印象的。 ミニャルディーズ 最後の小菓子。繊細で上品な甘みのプティフールを楽しみながら、余韻に浸る。 まとめ 素材の良さを最大限に引き出しながら、創作性のあるアプローチが光るSEZANNEの料理。 素材、調理、創作性良かった。 少し私には塩味を含めて、味が濃かったかな。 ワインを含めて美味しかったので、 ペアリング必須かと思います。
2025/03訪問
1回
食べログ フレンチ WEST 百名店 2025 選出店
食べログ ホットレストラン 2025 受賞店
北新地、西梅田、大阪梅田(阪神)/フレンチ、イタリアン
Pluie d’été(プリュイデ) 北新地駅・西梅田駅からほど近く、 大阪駅前第一ビルの中にある、白を基調とした本格フレンチ。 エルメスの食器が並び、上品で洗練された空間。 一歩足を踏み入れると、ビルの外観とのギャップに驚く。 古いビルの中に、まるで別世界が広がっている。 キノコンソメ 木の器で供される、温かな一杯。 キノコの香りがふわりと立ち、滋味深く体に染みる。 静かなスタートながら、余韻はしっかり。 レンコン・蟹・生ハム レンコンのシャキッとした歯ざわり、蟹の甘み、生ハムの塩味。 それぞれの旨味が重なり、ひと口で完成されたバランス。 ワインを誘う、絶妙なつまみ前菜。 鮮魚(鰆) オレンジ 麹 ほろっとほぐれる鰆の身に、オレンジの酸味と麹のやさしい香り。 和のテイストを繊細に織り交ぜた、印象的な一皿。 シンプルなのに、深みがある。 サーモン 梅 大葉 カダイフで包んで揚げたサーモン。 外はカリッと、中はふんわり。 梅と大葉の香りがアクセントになっていて、軽快。 ピンクのソースが見た目にも華やか。 奥丹波鶏 エスカルゴバター はなびら茸 「Pluie d’été」の焼印入り最中で登場。 鶏の旨味とバターの香り、茸の香ばしさ、いぶりがっこが入っていて食感と燻製香りがアクセントになり、渾然一体 軽やかで楽しい中盤のひと品。 平目・ナス・タコ 優しい泡とともに出される温かい皿。 ナスの甘みとタコの旨味がソースに溶け込み、 ほっとするような一体感。上品な塩味が心地よい。 メイン:黒毛和牛フィレ +約2,000円の追加で選んだフィレ。 火入れは完璧。しっとりと赤身が柔らかく、肉の旨味がダイレクトに伝わる。 ソースは控えめにして肉を主役に。 付け合わせのブロッコリー、カリフラワー、ポテトピュレも優しく寄り添う。 自家製バゲット&発酵バター 粉の香りが立つバゲット。 発酵バターがまた格別で、思わず手が伸びる。 フレンチの楽しみは、やっぱりこの組み合わせ。 デセール ヨーグルト・はちみつ・黒胡椒のアイスで軽やかに。 黒胡椒の香りが甘さを引き締める大人の味。 続く栗とフランボワーズ、ラムレーズンのデザートでフィナーレ。 香りと酸味が見事なバランス。 ワインペアリング 60ml × 7杯のペアリングを注文(税込8,228円)。 泡・白・赤、ロゼと多彩で、 量を抑えつつ幅広く楽しめる構成。 料理とのマリアージュも的確で、コスパ抜群。 ディナーコースは税込5,390円。 この内容でこの価格は、正直驚き。 エルメスの器に盛られる丁寧な料理、繊細な味、心地よいサービス。 追加の和牛フィレ、ペアリングを合わせても、 この完成度ならコスパは抜群。 クラシックを軸に、和のニュアンスを織り交ぜた構成。 静かで気品のある時間を過ごせる、北新地の隠れ家フレンチ。 Pluie d’été、コスパ高い!クオリティも高い!再訪します。 古いビルに佇む、洗練のフレンチでした。
2025/10訪問
1回
広島のナカドの姉妹店、 中之島にある、Roots Nakanoshima で、週末ディナー。 イタリアで10年修行したシェフの、 イノベーティブ料理。 優しい玉葱のポタージュスープからスタート。 サラミのチップが載った、タコ焼きのような食感の前菜。 白海老とキャビアのパスタ 鰹の炙り。トマトのかんずりと。大根おろしの泡と。 分厚いアスパラの、オーランジュソース。たっぷりのカラスミと。 燻製の牡蠣と、ドライトマト。 ニョッキ。たっぷりのサマートリュフと。 サラダで口直しして、 メインは、猪。 締めのご飯は、 蟹ごはん。 酸味のある蟹ごはんを、薄切りのプロシュートと。 癖になる味。 デザートは、 木の芽のアイス、 苺とカスタードクリームのようなクリームとクランブル。 最後は小菓子とコーヒー。 ペアリングと合わせて、ひとり3万円少しぐらい。 イタリアンベースの、 創作料理。 楽しく美味しかったです。 立地が少し行きにくいけど、 優雅にディナーできました。 オープンしてすぐにミシュランひとつ星とったのも、分かります。 ご馳走様でした。
2025/04訪問
1回
趣のある重厚感ある建築物、淀屋橋の芝川ビル内にある、大人のイタリアン。 席数もほどよく、ガヤガヤしない“静かな時間のためのレストラン”という雰囲気が心地よい。 この日は “cena A” のコースを注文。 創作イタリアンとして適度に凝っていながら、素材の活かし方とバランスがよく、全体的に「ちょうどいい」仕上がり。 サービスも柔らかく、非常に過ごしやすい。 ⸻ 始まりの小さな前菜 一口サイズのアミューズが二つ。 ひとつはミニコロッケ。もうひとつはニョッキ。 最初の一皿として軽やかで、これからの構成への期待を高めてくれる。 ⸻ 柿・黄柚子・鮮魚のカルパッチョ バルサミコ カルパッチョは美しい盛り付けで、タルタル仕立て。 光の当たり方が映える皿。 鮮魚はねっとりと上質で、柿と柚子の優しい甘さと香りが合わさり、 バルサミコの甘い酸味が全体を調和させる。バランスの良い前菜。 ⸻ 蕪 鴨リエット ほんのり甘い蕪と、鴨のリエットをシューで挟んだもの。 鴨の旨みと優しい蕪の味を、シューの食感でまとめている。 ⸻ 仔牛 アーティチョーク(パスタ) 手打ちのパスタがしっとりとしたラグーソースに馴染み、 仔牛の旨味とアーティチョークのほんのりとしたほろ苦さが調和している。 重すぎず、ちょうど良いボリューム感。 ⸻ 本日の鮮魚 スルメイカの燻製 リゾーニ ふっくらと火の入った白身魚に、スルメイカの燻香がよく合う。 リゾーニはイカ墨の旨み、コクがあり、魚の柔らかい食感とのコントラストが心地よい。 香り・食感・温度のバランスが良い皿。 ⸻ 岩手鴨 バターナッツカボチャ メインは厚みのある岩手鴨。 断面の綺麗なロゼ色で、噛むほどに香りが広がる。 バターナッツカボチャの優しい甘みが鴨を引き立て、 付け合わせまで丁寧に作られていて満足度が高い。 ⸻ 巨峰 ヨーグルト エルダーフラワーのパンナコッタ 巨峰の瑞々しさとヨーグルトの爽やかさが心地よく、 エルダーフラワーの香りがふわっと伸びる。 軽やかで締めにぴったりのデザート。 ⸻ まとめ 雰囲気が抜群に良く、料理は「凝りすぎない創作イタリアン」としてとてもバランスが取れている。 素材の使い方が丁寧で、コース全体に一貫した美しさがある。 サービスも自然体で心地よい。 そして、芝川ビルの趣ある建築、和風モダンな大人の内装が雰囲気よく、居心地が良い。 特別な夜にも、旅の途中のディナーにもおすすめできるお店でした。 淀屋橋のレトロな建物、芝川ビルのイタリアン、 isolataで、クリスマスディナー。 アミューズ 帆立 カリフラワー キャビア パルミジャーノ サクサクの生地に帆立のむっちり食感とキャビアの塩味が印象的。 ベニズワイガニ ブリー 紅時雨大根 クリーミーで癖のないチーズとズワイガニが合います。酸味がある紅色の大根の食感と味が口内を爽やかに。 折り畳んだショートパスタのスープ。 前菜 マグロ トンナートソース レモンのジャムとモッツァレラ マグロのサラダ。ツナマヨソース、甘味と酸味が、マグロの鉄っぽさを中和します。 パスタ マグレ鴨 ポルチーニ 白インゲン豆 黒胡椒のタリアテッレ 鴨肉のラグーソース。手打ちのもちもちパスタと。分かりやすく美味しい。 魚料理 オマールのカネロニ リコッタチーズ ほうれん草 大きく伸ばした生地を筒状にして具材を包むパスタ、カネロニ。 中にはオマール海老と、爽やかなさっぱりリコッタチーズ。ソースはしっかり濃い。 肉料理 和牛サーロイン ジャガイモのガトー ローズマリーとお肉のスゴー お肉で煮込まれたソースに、柔らかな和牛サーロイン。ローズマリーの香りがアクセント。 デザート あまおうのパンナコッタ フロマージュブランのジェラート コーヒーと小菓子 和風レトロモダンな、落ち着いた空間で、 ゆったりと創作イタリアンを食べられます。 ボリュームは多くなく、私にはこれぐらいが適度かな。 料理は丁寧で、気を衒ってなく、安心できるイタリアンでした。 芝川ビルの別館。 淀屋橋駅から近くのビルが建ち並ぶ一角の古いピル。 おしゃれに改装した吹き抜けのイタリアンレストラン、 isolata 気になっていたので、ディナーに行ってきました。 小さな前菜からスタート。 目見麗しい、凝った細工の前菜。 鰹のタルタル アボカドとエルダーフラワーのソルベ。 スープは、かぼちゃの冷製ポタージュ。 浮いているのはリコッタチーズだったかな。 鴨もも肉のポタッキオ ほうれん草 手打ちパスタと。 鮮魚とリコッタのコトレッタ 発酵トマトとマリナーラ サルサベルデ もち豚のグリル ニョッキと。 パッションフルーツのデザートと、小菓子で締め。 凝っていて、どれも美味しかったです。 この雰囲気とこの内容なら、コスパ高いですねー。 次のシーズンに、また行きます!
2025/11訪問
3回
扇町駅と南森町駅の間ぐらいかな。 商店街から東へ数分歩いた場所、本店オンゾロの近くに、姉妹店のスタンド、 presができた。 15時ぐらいからオープンらしい。 週末、昼酒できるやん〜と、 15時半ぐらいに行ってみると、もうほぼ満席! パンも売っているらしく、そちらも並んでる。 後で聞くとオープンして1番混んでた日だったみたいだけど、すごいなー。 スタンドだけど、ちゃんとしたフランス料理…イノベーティブ料理かな。が供される。 内装はスタイリッシュかつカジュアル。雰囲気良い。 圧倒的に若い女性が多く、皆オシャレな格好で来ている。 泡のグラスワインから。 まずはそら豆のフムス。 スパイスは少し抑えめ。 パン3種。 フォカッチャも、柔らかパンも、バゲットも普通に美味。 ハム。 塩味抑えめ、食べ応えしっかり。 創作性高いカルパッチョ。 バジルオイルや、甘くないシャーベットと。 山菜のフリット。 しっとり柔らかな、豚肉がメイン。 スタンドとは思えない、ちゃんとしたフレンチでした。 グラスワインを6杯ほど飲んで、ひとり7000円ぐらいだったかな。 スタンドしては高めだけど、料理はちゃんとしているし、ワインも美味しかった。 今度は、もう少しサクッと行こうかな。
2024/05訪問
1回
奈良、桜井市のオーベルジュ、 オーベルジュ ド ぷれさんす 桜井 へ、秋の夜に。 8室しかない、レストランのためのホテル。 小高い丘から、農園風景を見ながら、食事。 秋をテーマとしたメニュー構成で、ふんだんに奈良の食材が使われていた。和の食材を使うので、フレンチなんだけど、どこか和風な感じ。 見た目も、紅葉した葉の細工など、秋らしい色など、美しい。 デザートから、小菓子まで、楽しく食事できました。 朝ごはんは、オムレツ、パン、スープ、サラダ、デザート。 優雅に食事できました。
2022/11訪問
1回
最近オープンして気になっていた、東天満のカウンターフレンチ、le logis hへ、ディナーへ行ってみることに。 ラカンロの跡地。 カウンター席のみで、カウンター後ろの棚と相まって、オーセンティックなバーのような雰囲気。 11000円のコースを注文した。 まずは、ハーブティーからスタート。 珍しい。 身体に染み入るハーブの香り。 ほっと、身体が落ち着く。 一品目。 イクラとクリームチーズを挟んだ最中と、 サザエのアメリカンドッグ。パセリとガーリックバターのソースと。 最中の食感やイクラの味が和風テイスト。クリームチーズの酸味に味が落ち着く。 2品目。 天使の海老とコンソメ、ウニのクリームソースと。 3品目。 紅芯大根と、鰤の刺身。 スライスした紅白の紅芯大根と、 酸味ある紅芯大根で鰤を包んだもの。 4品目。 見た目が、なんともデセールとしか思えない! 苺、苺のソース、ハーブ、エディブルフラワーに彩られて、真ん中に求肥で包まれたこし餡、フォアグラ。 なんとも華やかな料理。 5品目。 キノコとオマール海老。クリームソースと。 トリュフがしっかりかかっている。 濃厚な味わいに、トリュフの香り。 6品目。 魚料理。 菊芋と海老芋に、しっとり火入れされた金目鯛だったかな。 7品目。 和牛のランプ肉。 ブロッコリー、ブロッコリーのソースと。 ソースは丁寧なんだけど、むむ…ランプ肉が硬い…むむ…これまでかなり良かったので、少し残念。 デザート。 グレープフルーツに、ホワイトチョコレートと、アマゾンカカオ、柚子胡椒のソース。 カカオの苦味と、柚子胡椒の風味とホットさが、面白い調和。 最後にプティフールとコーヒーでしめ。 どの料理も見た目美しく洗練されて、創意工夫に富んでいる。 肉のメイン以外はかなり良かった。 シェフは、南西フランスで修行して、大阪ではヴァリエやリュミエールで修行されていたそう。 なるほどなるほど、綺麗な王道フレンチでした。 また、行きます。
2021/12訪問
1回
天満橋のフレンチ、 今年、ミシュラン一つ星を獲得した、 オリジンで、クリスマスコースのディナー。 かぶらのブラマンジェ、甲殻類のジュレや、 変わり種パイ包み、 鯛の鱗パリパリ焼きなど。 メインは鹿肉。 それぞれ、クリスマスっぽいメニューだったけど、 少しずつ凝っています。 ワインはペアリング的にソムリエールさんに色々相談しながら、楽しく食事できました。 少し時間が足りず、デザートまでは行き着けなかったけど、美味しかったです。 内装は落ち着いた、カジュアルな隠れ家感。 また、ゆっくりと行きます。
2022/12訪問
2回
西天満。 裁判所北側すぐ。 気になっていたフレンチ、 ラボンヌターシュのディナーへ。 すっきりした、シンプルなカウンターメインのフレンチ。 シェフとサービス2人で切り盛りされている。 6800円のプリフィクスコースを注文。 アミューズ、前菜、メイン一皿、デザートをチョイスできるコースです。 アミューズは、赤ピーマンのムース。 とっても丁寧で、滑らかさも味のバランスもいいです。 前菜は、サーモンの燻製と、オマール海老のムースを注文。 牡蠣のクリームスープを追加。 メインは、牛頰肉の赤ワイン煮と、 平目のソテー。 デザートは、チョコレートテリーヌ。 王道なフレンチなんだけど、一皿一皿が丁寧で、とても美味しかったです。
2024/02訪問
1回
カネトンで秋のコース
2021/11訪問
4回
ひらまつ賢島!! 大好きなオーベルジュ、 ひらまつ。 以前、宜野座のひらまつへ行った際に、スタッフの人から賢島のひらまつが良いと聞いていたので、年始に行ってみることに。 ベージュと木を基調とした、 落ち着いた、大人の雰囲気のオーベルジュです。 ウエルカムドリンクは、ライチのジュースを。 濃厚。でも、爽やか。 貸切露天風呂に浸かってゆっくりして、 部屋着でディナーへ。 賢島のひらまつは全部で8部屋のみ。 しかも、食事は全て個室なので、部屋着でもいけるのです。 ワカメのしゃぶしゃぶからスタート。 食感がくきくきした歯応えのワカメを出汁に潜らせる。 柑橘系の爽やかなポン酢と。 この日使う食材を見ながら まずは、サクサクの黒米、海藻、タイラギ貝、マンボウの腸、アオリイカ、ドライトマト、アオサのジュレなどのサラダ。 色鮮やか、様々な食感、香り。 フォアグラ、上にカリカリに焼いたチーズ。 トリュフのソース。クスクスが添えられている。 臭みのない柔らかいフォアグラに、チーズのカリカリした食感が対照的で、良く合います。 醤油麹漬けの鰆焼き。 しっとり、パサついていない丁度良い火入れ。 皮が焦がしていて、苦味とパリパリ感が良い。 アサリの出汁とミルク、白ワインの泡、ポルチーニと味噌のソース、ほうれん草のソースをそれぞれ別に味わったり、組み合わせたりして食する。 タリアテッレのカルボナーラと、たっぷり白トリュフ。白トリュフの香りを味わいつつ、もちもちしたカルボナーラの濃厚さを味わう。 松坂牛、イチボのステーキ。 脂が適度なイチボ。 黒胡椒のソース、黄色い、酸味とクミンの香りのソースと。ジュワッとジューシィなおおぶりのしめじが添えられている。 伊勢海老のソテー。シュガーフラワー添え。 海老の殻も使った、アメリケーヌソースと。 半生感があり、海老みそとアメリケーヌソースと混ぜて食すると、幸せです。 最後に、とろっとろのもずくとろろイクラご飯、フォンダンショコラと小菓子、ハーブティーで、〆。 ワインは、ペアリングで頂きました。 好みも色々注文出来て、良かったです。 個室でゆったり。朝ごはんも個室です。 スタッフやソムリエさんとゆっくりお話をしながら、自分たちの空間で落ち着いて食事が出来ました。 どの料理も美味しいし、接客も、雰囲気も良くて、とても満足しました。 食事終えたらすぐに部屋に戻ってゆっくり温泉に入れるのも、堪らないです。 とても良かったです。 また行きます!