レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2013/09訪問 2015/04/05
ずっと行ってみたかったお店、味家さん。
プルジャさんの作るネパールの家庭料理を食べてみたかったの。
味家さんは、池袋の駅からずっと北へ歩いたところにあるのだけれど、
バカね、私って。
いくらお洒落したいからといって、こんなに歩くときにかかとの高いバックバンドの靴をはいてくるなんて・・・
すでに足中マメだらけ、痛い(><)
あっ、ネパールの国旗だ。
お店に着いたんだ、良かった。
扉をあけると、ネパールの香りがする。
懐かしいな。
迎えてくれたプルジャさんの笑顔は、まるでネパールの子供のように
純粋でやさしい。
ゆっくりお食事をと思って、お昼のピーク時を過ぎた頃の時間を選び、
ディードというソバ粉の主食に、チキンカリーやアチャールがセットになったものと、
モモと注文。
変わったお酒のような飲み物もあったので、せっかくだからトゥンバもいただくことにしました。
トゥンバは、アルミの変わった容器に入って出てきました。
びっくり、ストローもアルミになってる。
一口飲んでみると、んっ?ドブロクの甘い版?
どこかで食べたような、懐かしい味がするんだけど、なんだっけ?
あー、きびだんごの味がするわ。
おもしろい♪
お摘みのアチャールは、ダイコンと苦瓜。
んー、おいしい。ネパールの味だわ♪
苦瓜はちょっぴり苦手のはずなのに、この味付けだといただけちゃう。
アルミのお皿に乗ったディードの登場!
初めて見るディ-ド。
灰色のかたまりに心が躍ります♪
でも、どうやって食べるの?
手でつまんで、おかずと一緒に食べてくださいって。
手で?
うふふ、手でね。
ドキドキしながら、ディードを手で摘み、ダイコンのアチャールと合わせてお口の中へ。
おいしい♪
蕎麦粉が荒引きになった感じで、少し触感が残っていて、
さらーっとしている。
見た目や摘んだときの感触ほど、お口の中に弾力が残らず、
おかずをやさしく包んでくれる感じがします。
チキンカリーをスプーンですくって飲んでみると、
やっぱりネパールのやさしい香りに包まれて、
とても幸せな気持ちになりました。
蒸したてのモモも、中からジューッとスープが♪
あーー、白のブラウスに・・・
バカね、私ったら、エスニックを戴く時に白のブラウスを着てくるなんて。
でも、モモのジューシーさがすごくいい。
皮もモチモチで、手作りのタレも良いですね。
名古屋にはネパール料理屋さんがないの。
そう私が話しかけると、プルジャさんは、
みんな怖いんだよ、ネパール料理だすの。
日本の人ネパール知らないでしょ?
ネパールどこ?どんな料理?なに食べさせるの?
みんな知らない。
だから怖くて出せないの。
そうよね。
私がネパール料理好きだというと、多くの人は、
ゲテモノ?って聞くもの。
そんな訳ないのに。。。
それよりも、活きた魚を嬉しそうに食べてる日本人の方が
彼らからしたらゲテモノに見えるんじゃないかしら?と思ったりもして。
お互いを受け入れなきゃ、なにも見えてこない、そんな気がします。
この先、ネパールの方が怖いと思わずにネパールレストランをOPENすることのできる時代がきたらいいな。
プルジャさんの話は、とても楽しかった。
お料理が大好きな女性は、とても熱く料理を語ってくれた。
ありがとう、プルジャさん。
また来るね。
2位
1回
2014/03訪問 2015/03/15
☆☆ 26年3月 ☆☆
やっと、東京にこれた。
そして、ウルミラさんに会えました♪
今日は、おひとり様の飲みになっちゃったけど、
アチャールをおつまみに、ゆっくり飲み。
あれっ?私、アチャールお摘みに、ビール飲んで・・・
まるで、居酒屋で漬物食べながらお酒のんでるオッちゃんと同じじゃん!。
でも、このムラ・コ・アチャール、本当に美味しいの。
ダイコンと一緒に入っている粒々は、グリーンピースなんです。
ネパール産のグリーンピースで小ぶりのタイプ。
これ以上の大きさには、ならないんですって。
ウルミラさんが、お子さんの為に作った、いわしの梅シソ巻。
これを、ネパール風にアレンジして出してくれたの。
梅がアクセントとなった柔らかいイワシを、ほんのりとスパイスが包み込んで、
ネパール料理に大変身したお料理は、ウルミラさんの魔法にかかったみたいに美味しかった。
アチャールのお話をしているときに、
干したダイコンを漬けて、醗酵させたものを出してくれました。
ムラ・コ・アチャールとは別の味がしたんだけど、
アレッ?私、この味を戴いたことがあるの、
名古屋で。
そうそう、ロサニのガンガラムさんのお母さんが漬けた、
マンゴの古漬けのようなアチャールと、
タンドリーキッチンのナラヤン君が出してくれた、
青唐辛子のアチャールが、この味と良く似ていた。
ウルミラさんにその話をすると、
このダイコンのアチャールも、知り合いの方が漬けたものだと仰っていました。
手作りのアチャールって、似ているけど、みんなそれぞれ味が違うの。
日本の手作り漬物と同じよね。
お料理も同じで、作る人によって違う味になるような気がする。
ウルミラさんが鍋を降ると、チチンプイプイ♪
お料理は、魔法にかけられたみたいに美味しくなるの。
ウルミラさんって、魔法の使いみたいね。
大好き、ウルミラさんとウルミラさんのお料理♪
あれっ?チョエラも戴いたのに・・・写真がない。
酔っていたものね。
一人で三本もビール飲まないでね(^^;)
☆☆ 25年12月 ☆☆
お店に入ると、ウルミラさんの姿が見えたから、聞いてみたの。
「覚えてる?」
変わらない、眩しい笑顔でウルミラさんは私を迎えてくれた。
「もちろん、名古屋からきた人でしょ。」
「ありがとうー♪」
私たちは思わず子供のようにはしゃぎ、
久しぶりに会う友達と再会したように自然に手を握り合う。
私は彼女の腕をグッと掴み、
「プレゼント」
と、彼に引き合わせた。
ウルミラさんの幸せそうな笑顔が、私はみたかった。
だって、彼女はずっと待っていたんだもの、彼のことを。
この日は、3人で晩餐会。
彼にエスコートしていただいて、私たちは素敵なネパール料理をいただきました。
・ スクティ
干し肉の和え物、前菜から感動の味でした。
・ 砂肝とレバーの炒め物
ネパール料理屋さんへいくと、必ず食べたくなる一品です。
とても柔らかい触感で、内臓の臭みもなくて、美味しいお料理です。
・ ラルコチョップ ネパールのコロッケ
ジャガイモと豆の風味があるような気がしました。
お芋好きな私にはたまりません♪
ビールにとてもよく合います。
・ ツォェラ
真っ黒に焦がしたメティの粒がアクセントになってます。
・ ウォー
ネパールのお好み焼きなんですって。
ほっくほくな山芋のような食感の生地に、半熟たまごとカレーソースが絡んでたまりません♪
私は、初めて戴く料理でした。
・ ダル
あー、この豆のカレー♪
ネパール料理店に通い始めた頃、何度も戴いたダルカリーを思い出します。
ウルミラさんのダルは、本当に美味しくて、毎日食べたいって思えちゃうくらいです。
・ 牡蠣カレー
プルプルの牡蠣と、エキスがしみこんだカレースープがとてもイイ♪
季節を感じるカレーです。
・ チキン&カブのタルカリ
柔らかいチキンとエキスを吸い込んだカブがマッチして、ほどよいスパイス感が良かったです。
・ トマトと小魚のアチャール
マチャというネパールの川魚の干物をアチャールにしたものです。
とまとの酸味と、小魚の風味と触感がたまらなく良かったです。
・ ムラ・コ・アチャール
ネパールの代表的な、大根のお漬物。
ウルミラさんのアチャールにはムング豆も入っていて、独特のうまみがあります。
ご飯にも、お酒のお摘みにもなりそう。
・ バスマティライス
バスマティの香りってとても好き。
テーブルにプレートが運ばれた瞬間に心が躍りました。
あー、いい香り♪
・ 紅茶
シナモンとカルダモンと一緒に煮出したのかな?
とても良い香りがあるストレートティーでした。
ミルク入りのチャイより、私はこの方が好きです。
ゆっくりとた時間の中で、お話しながら、
ウルミラさんが真心こめて作ってくれたお料理を楽しみました。
どのお料理も、戴くたびに感動して。
私が、戴きたかったネパール料理がいっぱい詰まったお店。
やっぱり私は思ったの、
ウルミラさんはいつも、太陽に向かって咲いているブルーポピーみたい。
とっても元気で、感情の豊かな女性。
ウルミラさん、大好き♪
素敵な夜に感謝です。
☆☆ 25年9月 ☆☆
お店は準備中になっていた。
あれっ?もう営業時間のはずなのに。
扉を開けて声を掛けてみる。
「あれっ、私またやっちゃった。準備中になってるね、あははっ☆」
とても明るくて華やかな女性だった。
「ウルミラさんですか?」
私の問いにとまどいながら「そうです」と、不思議そうに私の顔をみていました。
そうよね、だって初めてお会いするのに、なんで私の名前知ってるんだろうって思うもの。
「スージーさんの紹介できたんですよ、
ウルミラさんのお料理はとても美味しいから、是非めしあがってみてって♪」
嬉しそうな彼女の笑顔は、とても眩しくて、
私は、以前雑誌でみた、ヒマラヤに咲くブルーポピーの花を思い出した。
世界中の登山者が、きっと一度はみてみたいと思っている憧れのブルーポーピーの花を。
彼女は、とても強い存在感があって、
彼女の周りには、花がパッと咲き乱れているようで、
彼女の笑い声は、お店の中をパッと明るくしているようでした。
ネパールランチが運ばれてきました。
アルミのお皿にはカトリに入ったダルと
タルカリと、なにか白いものが乗っている。
なんだろう?・・・って、私の顔に書いてあったのね、
「マメのアチャールですよ♪」
と説明してくださいました。
ほんとだ、アチャールの味がする。
タルカリは、チキンやカボチャ、マッシュルームなどたくさんのお野菜がゴロゴロ入っていて
これもやっぱり懐かしいネパールの味がする。
少し甘みのある、やさしい味のダルのスープをそっといただいて、
ご飯にはタルカリをのせ、そしてアチャールの酸味を加えて楽しむ。
トマトのアチャールも戴き、マメとはまた違う美味しさに感動しました。
普段は、それほどご飯粒を戴かないのに、一粒も残さずに完食です。
ごちそうさまでした、ウルミラさん。
またお会いできる日を、楽しみにしています。
3位
1回
2014/12訪問 2015/03/14
<2014年12月>
クリスマスの日、私は東京にいたの。
東京に住んでいる2人の友人と、クリスマスのランチをしようと、
大森の、ケララの風Ⅱへやってきました。
私の予定に合わせて、時間を作ってくださる2人に感謝しながら、
ミールスを楽しみに大森駅で待ち合わせ。
このお店にしようと、誘ってくださったお友達は、
自分をしっかりと持っている方だった。
私は、まだこの時に、どうして彼がこのお店を選んだのか、
はっきりとした理由がわからないほど、子供じみたおばさんなんだ。
一人でいただく食事より、
みんなと一緒の方が楽しい。
趣味が同じなら、もっと、もっと、楽しくなる。
私は、彼らが話す東京のレストランの話や、
インド料理についてのことや、
料理人のことや、
インド料理の食べ方の楽しさ、などを聞きながら、
今日のミールスをいただいきました。
サンバルの優しさや、
ラッサムのすり抜けるようなスパイスと、
チャトニ、アチャール、カーラン、トーレン、カード、ダールの、
おかずたちを混ぜ合わせながら。
とても久しぶりのミールス。
炊き方にもこだわっているバスマティは、柔らかい香りがするの。
心にふんわりと残る印象の、ミールスなんだ。
それから、2か月もしたころに、
また、サンバルとラッサムをいただく機会に恵まれた。
日が浅いせいだからなの?
ケララの風のサンバルと、ラッサムの味をリアルに思い出せるのは。
「私いま、すごくあの時のサンバルの味を感じてるの。」
あははっ、そんなに強い刺激のサンバルじゃないでしょ。
そうなの、確かにそうなんだけど、
優しい味のサンバルなんだけど、
違うの。
あの時いただいた時の感覚が、サーッと吹き抜けるようなの。
わたしの心に、風が吹き込んだんだ。
<2013年8月>
大森ってどこにあるの?
数ヶ月前までは、そんなことさえ知らなかった私。
今回の宿泊先は白金だったの。
地図を見たら、意外と近そうな気がして、アクセスを調べてみると・・・
うふふっ、近いじゃない♪
日傘をさして、お洒落して、
今日の私は名古屋嬢?(笑)
目黒から山手線で品川まで、
品川から京浜東北線で大森まで。
大森駅の降りると、都心部とは違ったのんびした雰囲気にホッとする。
西口を出て左に曲がり、そのまま線路沿いの道を歩く。
うっ、頭が暑い。
もう日傘持ってるのにささないなんて、
慣れないことをしてるのがバレそうで恥ずかしい。
5分ほど歩いたら、ケララの風Ⅱかありました。
かわいらしい雰囲気の明るいお店☆
これから戴くお料理にワクワクします。
登場したミールスには、週替わりのおかずがならんでいます。
私が戴いた、今週の(8月12日まで)ミールスは♪
・パイナップルのカーラン (パイナップルのヨーグルト煮)
・キャベツノトーレン (キャベツとココナッツの炒め蒸し)
・エリセリ (カボチャと豆の煮物)
・ラッサム
・カード (プレーンヨーグルト)
・アチャール (マンゴーの辛い漬物)
・ココナッツ・チャトニー
・ダール (お豆のカレー)
・サンバル (お豆のスープ)
・パパダム (お豆のせんべい)
・ごはん
バナナの葉っぱ色のお皿に盛られたおかずたちが、とてもきれいで美味しそう。
ご飯をそっとくずして、ダールを戴くと、やさしい味がします。
私は初心者なので、おかずたちの名前がわからないのですが、
テーブルの上に説明書が置いてあるので、このおかずは何かな?って
確認しながらいただけます。
ダールを戴いた後に一番右端のサンバルを戴きました。
あっ、お味噌汁みたい。
美味しい♪
続いてラッサムを戴くと、酸味と辛味が程よい刺激をあたえてくれる。
かぼちゃの煮物は甘くて、またお口の中を楽しませてくれて、
キャベツの蒸し焼きはおかずを戴くという充実感を与えてくれた。
楽しい♪
お汁とおかず、お漬物。
一つずつのおかずが、色んな味で刺激を与えてくれるの。
一つずつの味を楽しんだら、次はインド風に戴いてみる。
ご飯の上に、色んなおかずを混ぜながら♪
アチャールで刺激を入れながら♪
パパドをバリバリわって、食感に刺激を与えながら♪
食べるという事がこんなに楽しいの、なんてって思えるほど感動です。
少ししたら、奥様がお替りを勧めてくださいました。
いつもは小食な私ですが、今日はご飯も全部いただけそうなので、
一番のお気に入りだった、カボチャと豆の煮物を戴きました。
その時に、勇気を振り絞って奥様に、
「ジュリアス・スージーさんからご紹介いただきました」
って話しかけたら、とても喜んでくださいました。
また東京にお越しのときはぜひ来てくださいねって。
是非、伺いたいと思ってます。
まだまだ、食べたいものたくさんありそうなの。
ワダ・イドゥリなどの軽食も戴いてみたい。
どこにあるの?大森って。
って疑問に思っていたのは数ヶ月前なのに、
もう私は地図も見ないでいけるわ。
4位
7回
2020/10訪問 2021/02/06
「今日は、チャパティがあるよ。食べてみる?」
食いしん坊の私に、いつもと違うをお勧めくださった土屋さん。
病気だったとはいえ、来られない距離でもないのに、
ずいぶんとご無沙汰していたのに、申し訳ない気持ち。
でも、ありがたくいただくことにしました(笑)
今日は、土屋さんの作ったチャパティを初めていただいた日です。
今日のお連れさまは、中学時代の友人で。
名古屋に里帰りに来ていた。
好奇心をいっぱい持っている彼女が選んだのは、南インド料理だった。
ドーサという、お豆の粉のクレープに興味を持ってくれたから、
迷わずにカルナータカーさんでいただくことにしました。
カンボジアやエジプトなど色んな国へ行ったことのある彼女は、
まだインドへは行ったことがなくて。
先日、シンガポールへ行った時にインド街にホテルをとって、
その街を歩いたら、とても楽しかったことを話してくれた。
土屋さんもその街で、小さなインドを楽しんだそう。
変わり者同士の私たちの話は、つきることなく、
共通点が見つかると、嬉しくなるものでした。
土屋さんが、ここまでのお料理を手際よく作れることに、
私は以前から興味を持っていて。
でも、お店の混雑ぶりを考えると、お話しかけることもできなくて。
お客さんが引いた時間に、知りたかったことを聞いてみた。
私が興味を持つことは、コックさんの作る料理。
それが例えチェーン店でも、美味しかったら誰が作っているのかとても気になる。
厨房をひよっこり除いて、誰?だれが作ったの?
いつもそんなことを楽しんでいるの。
カルナータカーさんは土屋さんのお店で。
カウンターからはドーサを焼いている姿が見えるようになっている。
手際よく焼き上げる姿は、家庭料理の技術を越えている。
土屋さんは以前、外国人向けの食堂でずっと働いていて、
そこで色んな国の料理を先輩から教えてもらったり、
時には、外国人研修生からその国の家庭料理を教えていただいたそうなの。
そのあと、単身でインドへ渡り、
インドの家庭で、お母さんから、たくさん料理を教えていただいたそう。
あっ、そうか。
優しいこの味は、インドのお母さんの直伝なのね。
私も、インドのお母さんの味が好き。
北でも、南でも、西でも。
インドのお母さんの手作りのお料理は、それぞれの家庭で違うのだけど。
そこには、インド人の感性がいっぱい詰まっているのだもの。
インドの家庭で、お母さんから教えてもらった土屋さんを、
ちょっぴり羨ましく思った。
サンバルという野菜スープに、ココナツのチャトニ、
アジョワンの香るチャパティは、以前、外国のインドレストランでいただいたチャパティと似ていた。
レカのママのチャパティとは違う味で。
家庭料理は、どこも違うのがたのしいのよね。
南インドのどこかで、土屋さんが教えてもらった料理が、ここにあるのね。
「ごはん食べに行こう♪」
2号ちゃんからお誘いがありました。
「スパイス系のどっか美味しいお店ある?」
あるある。
スリランカと南インド、どっちがイイ?
「南インド!」
という訳で、カルナータカーに参りました(笑)
ドーサ初めての2号ちゃんのために、
土屋さんはドーサの作り方から説明してくださって。
あたしたちは、講義を受ける学生さんみたい。
さて、お料理の登場です。
プレートの上に、色とりどりのおかずたち。
「これも、ネパール料理みたいに混ぜて食べるの?」
そうそう。
好きなように混ぜて食べるの。
この右上のサンバルが、基本のお汁ね。
ドーサは、サンバルとココナツチャトニをつけて食べるといいよ。
意外とモッチリな食感に驚ている2号ちゃん。
ごはんはネパール料理のダルバートで経験済みなので、
手際よくマゼマゼしながら食べてる。
「ネパール料理とはまた違う美味しさがあるね♪」
とても楽しそう。
あぁ、良かった。
お食事が美味しくて笑顔になれるのが一番うれしいもの。
今日のお料理は、
シソのチャトニがスカッと香り、
オクラなどのお野菜がゴロゴロのサンバル。
ダル、
ココナツで煮たクリーミーなお野菜のカレーに、
ズッキーニをココナツファインであえたもの。
どれも、おいしい南インドのおかずたち。
甘く、スパイスの香るチャイをいただいて。
ごちそうさま。
次はどこへ行こうね? 2号ちゃん。
<2016年10月>
今日のミールス。
冬瓜のサンバルと、ひよこ豆とシソの実のカレーがお気にいり。
ココナツチャトニは、あたしの好物。
混ぜて楽しい南インドのごはんは、優しい香りがいっぱい。
スパイスって使い人によって、違う香りがでる。
土屋さんらしいスパイスの香りが、お店を包んでいて。
持ち帰りした冬瓜のサンバルも、らしさのある香りがする。
今日は、時間がなくてドリンクも飲まずにサッと食べてしまったけど、
次回はチャイを飲んで、ゆっくりと楽しもう。
*Aセットのミールス(ドリンクなし) 1100円(税込)
*冬瓜サンバル 持ち帰り 300円(税込)
*ラッサム 持ち帰り 300円(税込)
<2016年3月 インド滞在51日間!帰ってきたよ♪土屋さん。>
お休みのあいだ、
土屋さんはずっとインドへ。
現地でバイクを借りて、北から南まで51日のあいだ走り抜けたそうなの。
景色と同じように、移り変わる食文化を楽しまれたり。
あたしが拝見したのは、
境目がわからないほど青く澄んだブルーの、空と海。
南インドの小さい島の、プライベートビーチでした。
土屋さんは、51日インド滞在のあいだで、
30枚以上のドーサを召し上がったそうなの。
それぞれの地方で、特徴のあるものをたくさん楽しまれたそうで。
途中で立ち寄った、インド人の友人の奥さまが、
ドーサを焼いてくださって。
奥さまが焼いてくださったドーサは、メチャメチャうまかったそうで、
土屋さん、感動したんですって。
どんな装いのドーサだったのか?・・・気になりますね。
あたしが実際いただいたわけじゃないので、
土屋さんのお話ですが、
ライトな焼きあがりで、ふんわり&もっちり感がとても良かったそうなの。
土屋さんの表情から、その時の美味しさが伝わります。
それからも旅は続き、レストランでドーサを食べたのですが、
奥様の、ホームメイドドーサが忘れられなくて、
ここで、ドーサの旅は終了。
復帰後はじめての、ミールスをいただきます♪
ドーサの装いが、ちょっぴり変わっているみたい。
前よりも、ふんわり&もっちり感がUPして、
あたしは好きです。
レストランのパリパリッと焼きあがったドーサも大好きだけど、
土屋さんのドーサは、また別のお料理だと思う。
もっちり、しっとりイイ感じ。
マサラポテトは、さくら色。
ビーツで、ほんのりピンクに染めてあるの。
インドではもっと激しいピンクだったそうだけど、
ここは日本だから、
あんまりピンクが強いと嫌われちゃうかもしれないからって。
ほんのりがいいね。
ふきとゴロゴロと大きくカットされたキャロットの、
サンバルの爽やかさ♪
ココナツとフレッシュトマトとカリフラワーのカレーは、
ちょっぴり酸っぱい。
ダルは、しっかりと濃い味で、パンチを与えてくれる。
サンバルをかけた後で、
まろやかなココナツチャトニを混ぜたり、
カードを添えたり。
たのしいね!ミールス。
ドーサはシンプルに、サンバルだけでいただくのが私は好き。
お野菜いっぱいのミールス。
幼いころ、野菜が嫌いだったあたしだけど、
もし、インド人として生まれたなら、きっとベジタリアンになれたかも?
そんな風に思えるくらい、
お野菜が楽しくいただけるのよ、ミールスって。
インドから帰ってきた土屋さんの、ミールスをどうぞ♪
<2015年7月 小さいミールスを、いただいて。>
名古屋で南インド料理の「ミールス」があるのは、ここだけ。
カルナータカーさんの、土屋さんが作っているの。
ランチには、2種類のミールス、
大きいサイズと、小さなサイズのものがあります。
大きなサイズのものは、ほぼ全部のお料理が楽しめる。
サンバルという野菜スープに、クットゥというおかず、
チャトニという漬物に、ドーサというクレープのようなもの。
カレー2種が選べるの。
チャイもセットになっています。
今日は、小さいサイズのものをいただきました。
カレー2種選を選び、おかず、
あとはドーサとライスがついてくるシンプルなミールス。
ごはんでしっかりといただきたい気分だったので、
ドーサはなくして、ご飯だけしてもらいました。
ラッサムは別注。
カレー2種は、「サンバル」、「豆と野菜のカレー」を選択して。
ラッサムは、生姜がパツンときいた「ジンジャーラッサム」にしてただきました。
土屋さんのスパイス使いは柔らかく、塩分もほどよい。
日本人が、おいしい!と思う味わいなの。
インド人のお客さんの時は、少し塩加減を変えているそうで。
そうよね、インドもネパールも日本よりも塩加減が強めのものを好むもの。
現地そのものの塩加減にしちゃったら、日本人には少し塩辛く感じると思うから。
昨年、土屋さんファミリーは、北インドから南インドまで、
自由な旅を楽しんだそうで。
インド料理を満喫されたようなの。
日本に戻ってきて、お料理を作った時にご常連の方に少し塩加減が変わったと指摘があったそうで。
私はインドもネパールも行ったことはないけど、
ネパールから日本に来たばかりのコックさんが作ったダルは、
少し塩辛く私には感じたことを思い出しました。
カレーって、塩加減で姿を変える料理のような気がします。
今日、私がいただいたお料理は、
小さいミールスとラッサムのシンプルなものだったけど、
でも、ここにはいっぱい南インドが詰まっている。
サンバルには、フレッシュトマトがゴロゴロと煮込まれていて、
爽やかさと豆のとろみがいいの。
マスターとシードの粒々で、南の味を感じて。
ラッサムは、生姜がしっかり。
胡椒とタマリンドの酸味が楽しい。
ししとうとヒヨコマメの、季節のお野菜がたっぷりのカレー。
ここには、コリアンダーの根っこが刻んでいれてあったそうなの。
私は、フレッシュパクチーが苦手なのに、
コリアンダーのパウダーも根っこも美味しいと思うのは、不思議ね。
いつも違うお料理を、ひとつひとつ仕込んでいるから、
何度うかがっても飽きないの。
季節を感じるお野菜の、南インド料理。
今度は、なにがいただけるかなぁ。
楽しみ。
<2015年4月 南インド料理の、扉を開けて。>
日本でも地方に郷土料理があるように、
インドでも地域によって食べられているお料理は違って、
名古屋のインド料理レストラン「カルナータカー」さんのお料理は、
インドの南側のお料理なの。
インドって、ナン食べるんでしょ?
いえいえ、それは日本でたまたま流行しちゃっただけで、
インドの家庭では、家の中にタンドリーの窯があるはずもなく、
普段は、チャパティという全粒粉の薄いパンのようなものを召し上がっているの。
それは、私のインド人の友人から、
もう、20年近く前に聞いた話だから、今はどうなのかしら?
FBで、彼女の今の様子を見ると、
デリーでパン屋を始めたらしくて、
それは、インドのパンというよりも見た目は洋風のものなの。
年代によって、少しずつ食文化というものは変わっていくものね。
ただ、彼女が私に作ってくれたカレーは、
日本のレストランで食べれるものとは違っていました。
もっと、サラサラとしたスープのようなもので、
辛さやスパイスが程よくきいた、やさしい味がするものでした。
私は、1年半前にボストンへ行って、一軒のインド料理店を見つけました。
バーガーショップで、早口の英語を話されたらどうしよう?と、
注文するのも怖くて、一人では入れなかったんだけど、
お連れさまは仕事なので、私ひとりぽっちのランチ。
開けれる勇気が持てる扉は、インドレストランだけ。
メニューはもちろん英語で書いてあったけど、
インドの料理名がわかるので、なにをいただけるのかわかりました。
このお店にも、ナンはない。
選べるのは、チャパティorパラタでした。
そうなの、日本では当たり前のナンは、ボストンでは当たり前ではなかったのでした。
インド南側では、
ご飯と、サンバル(野菜汁)、ラッサム(胡椒と酸味のきいた汁)、
おかずや、漬物(チャトニ)、パパド、ライタ(ヨーグルトとお野菜のあえ物)、
これらが一つのプレートにのったものを、
混ぜながら食べる、ミールスというものも食べられています。
私が初めて、南インド料理をいただいたのは、
カルナータカーさんでした。
どれが何なのか?どんな風にいただけばいいのか?
よくわからなかった。
でも、今までいただいていたインド料理とは全く違うもので、
それは、私にはとても美味しく感じるものでした。
こちらのお店では、3回ほどいただいて、
そして、東京には南インド料理のレストランがたくさんあることを知って、
アーンドラダイニング・マジックスパイスカルカッタ、
ケララの風Ⅱ、ダバインディアで、
南インド料理の、ミースルをいただいていた時に、
ふと、サンバルとラッサムの味が、
どのお店も個性的で、それぞれにおいしさがあることに気がついたの。
同じ味なんてしない、それでも同じサンバルとラッサム。
東京から帰ってきて、すごく思ったのは、
土屋さんのミールスをもう一度食べて、自分が何を思うのか知りたかった。
どんな感覚が、私に伝わるんだろう?
カウンターの一番端のお席をいただいて、
Aランチのミールスを注文して。
けっこうな量があるから、飲み物まではいただけないので、
チャイはなくしました。
飲み物は、好みで付けないこともできます。
土屋さんのミールスには、ラッサムはついてないので、
追加でラッサムを注文しました。
どうしても、ラッサムを飲んでみたかったから。
トゥールダルをトロトロに煮込んだサンバルのアクセントは、
楕円形のトマト。
この酸味と、タマリンドの酸味、
でも、ダルで柔らかさを感じるサンバル。
おいしい。
なんだろう?初めていただいた時よりも、もっと美味しさが伝わるの。
コロコロと、ヒヨコ豆が丸ごと煮込まれて、
おもしろい、土屋さんオリジナルのサンバル。
土屋さんのラッサムは、初めてでした。
胡椒汁のイメージの、ラッサム。
爽やかなのは、レモンがぽっかりと浮かんでいるから。
私、レモンラッサムいただいたの初めて!
ストライクゾーンに、どかんと直球がやってきた感覚。
すごい、すごい!
いろいろと、試してみる。
ココナツミルクで煮込まれた、カボチャのカレー。
女子が喜ぶ甘いカレー。
もちろん、私も♪
だって女子だもん、ナンキン大好きです。
あれ?ふきが入っている。
これも、季節を感じますね。
ふきって、苦手なはずなのに、おいしくいただける。
お野菜をおいしくいただける、
インド料理の魔法にかかった、お料理。
んっ?プチプチとした触感のこれはなんだろ?
イドゥリにも似た感じだけど・・・。
ウップマという、セモリナ粉のおかずでした。
材料がセモリナ粉なので、おなかいっぱいになるらしく、
インドでは夜には食べられないそうです。
楽しい触感がよかった。
チャトニは、アクセントに使うもの。
みどり色のは、セロリのチャトニ。
ちょっぴりの苦味が、爽やかさを引き立てます。
しろ色のは、ココナツのチャトニ。
ココナツの独特の風味と、甘さを加えて、
お料理の味をちょっぴり変えちゃうの。
私は、ココナツのチャトニが好き。
サンバルに、ぶち込んでもおいしい。
これは、おっちゃん好みの食べ方だから、女子はマネしちゃダヨよ。
ドーサは、クレープのようなもの。
土屋さんのドーサは、もっちりとしていて発酵された風味がある。
パリッと焼き上げられていて、香りがいい。
ドーサの中には、マサラで和えたジャガイモが入っているの。
そしてここからが、本番。
南インド料理の食べ方は、まぜまぜスタイルなんです。
ご飯に、ラッサム、サンバル、カレー、チャトニ、
なんでもかんでも、全部混ぜちゃって、
自分の好きな味に仕上げていただくの。
ドーサも、マサラがついていますが、
サンバルやチャトニを一緒につけるとおいしいと思いました。
まだまだ、勉強中なわたしです。
南インド料理の扉を開けたのは、ついこの前のことだもの。
昨日よりも今日、また新しい世界が見れたらいいな。
今日いただいたもの。
*Aランチ 1200円
(マサラドーサ・サンバル・ウップマ・かぼちゃカレー・ふきのカレー・セロリのチャトニ
ココナツチャトニ・パパド・ライタ・バスマティ米と日本米と雑穀米MIXの、2種類のライス)
チャイ ナシ -100円
レモンラッサム +150円
平成27年4月
<平成26年 10月訪問>
ナマステインディアが愛知県刈谷市で開催されたのは、10月5日のこと。
土屋さんのお店も出店されていました。
丸いクッキーが、この日の私のお気に入り♪
<平成25年 10月訪問>
カルナータカーさんの存在を知ったのは、移動販売をされていたころ。
場所は長久手のあたりで営業されているみたい。
自分で運転していけるかしら?
そんな不安があって、伺うことが先延ばしになっていました。
名東区にお店を出店されたことを知り、場所はどこかしら?と思ったら、
藤が丘よりも上のあたりで、やっぱり運転に自信のない私はしばらく躊躇していました。
でも、魅力的なお店、行きたい気持ちがとても高まっていた頃にrumbaさんと知り合って、
そして、このお店をご紹介してくださいました。
どうしても行きたい。
詳しく地図を見てみると、迷うような道もなく真っ直ぐ北へ走らせればいいみたいね。
行こう♪
車を走らせていた時に、ふと昔のことを思い出した。
私、たぶんこの辺り来たことがある。
そう、あれは免許を取り立ての頃、このあたりに勤めていた彼にどうしても会いたくて、
怖いの我慢して車を走らせたんだ。
会社の駐車場に着いて車から降りた瞬間に、足がガクガク震えて立っていることも出来なくて、
待っていた彼にしがみついて、泣けそうになって。
無理してこなくても良かったのに・・・。
でも、会いたかったの。
やっと辿りついたカルナータカーさん。
不思議ね、私、ちっとも運転怖くなんかなかったし、道にも迷うこともなく来れたもの。
自分がどれだけ運転できるようになったのか、気がつかなかったみたい。
少しずつ変わっていくことって、気がつかないものなのね。
初めて、このお店に来たときに、私は生まれて初めてドーサを戴きました。
これがドーサなんだ。
見た目はクレープみたいなんだけど、風味も触感もクレープとは違って、
中にはマサラポテトが入っているので、そのままちぎっていただいても美味しい。
この時はまだ、ミールスのいただき方が分からなかったのですが、
お店の方が丁寧に教えて下さったので、チャトニと合わせたり、
おせんべいを砕いてご飯と一緒に食べたり、ヨーグルトをかけたり、
カレーに酸味が効いているのをとても新鮮に感じたり、
とても楽しく戴きました。
10月のある日、ミールスが食べたい!と車を運転していてふと思い、
行き先を突然カルナータカーさんへ変更♪
なんとなくこの辺りだったかな?
車を走らせると、お店が見えてきました。
下調べもしてないから、ナビに登録も出来ず、よく記憶だけで辿りついたなと我ながら感心です。
お昼のギリギリの時間に到着しちゃって、ほんとごめんなさい。
お腹ペコペコだったので、迷わずAセットを戴きました。
今日までのあいだに、東京でミールスを何度か戴いて、
少しだけミールスの楽しみ方がわかってきて、
そして、あらためてこのお店でミールスを戴いてみると、
ひとつひとつのお料理がとても丁寧に作られていることや、
素材のおいしさを活かしている素敵なプレートだということを実感し、
お料理の美味しさに感動しました。
このお料理、どれだけお時間を掛けて仕込みをしていらっしゃるのかと思うと、
一粒残さず戴けて本当に良かったと思いました。
ドーサは、日本のお米とウラドというお豆を挽いたものを醗酵させて作っているそうで、
ほのかな酸味が楽しめます。
ひよこ豆のカレーは、やさしいトマト風味。
チャトニ2種も手作り感いっぱいで、ココナツは甘く、もう一つの緑色のは辛味がありました。
パパドも、普段私が戴いているのよりの、バリッと堅揚げでご飯と混ぜ合わせると、
食感がたまらなく良かったです。
ライタにもお野菜が入っていて、とてもクリーミーな感触で。
これも混ぜ合わせると、また、違う味が楽しめました。
私、きっとまた、土屋さんのミールスを無性に食べたくなると思う。
そしてね、すんなり運転してきちゃうの。
もう、足を震わせて泣きそうになってる私はいないから。
5位
1回
2016/08訪問 2016/10/03
<2016年7・8月 ママの、香り。>
都会の真ん中で、一人ぼっちになった夜。
ママのごはんが恋しくて、西葛西へ向かった。
平日の夜は、初めて。
夜に包まれた西葛西の街は、いつもと装いが違って少しドキドキした。
でも、ママはいつものようにそこにいて、
あたしは、ホッとしながら扉をあけた。
あっ。
ママの作る、インドごはんの香り。
レカ独特のマサラの香りが、お店をすっぽり包んでる。
今日は、カレーが食べたい気分になった。
チャパティとカレーが食べたくて、一番小さなセットと、
ビールのおつまみに、サモサをいただくことにして。
お料理が運ばれてきたころ、
ヨギさんが仕事から帰ってたようで、お店にやってきた。
あたしのテーブルの料理を見て、
「どうしてよ。サモサなんてどこにもあるじゃない。
レカはたくさんメニュー増やしたから、ここでしか食べれないものにすればいいのに。」
あははっ、ごめんね。
確かにレカはメニューが増えたよね。
でも、あたし、レカのごはんはみんな好き。
どのお料理もみんなママの味がするし、
ママの香りがするの。
あたしが食べてるサモサだって、
レカと同じ味のものなんてどこにもありゃしない。
手作りの皮がサクッとしてて、
皮にもクミンが練りこんであって香りがよく、
じゃがいものマサラ和えにはナッツやレーズンがアクセントになって、
レカママらしさが、いっぱい詰まってるの。
東京に来たときの、あたしの楽しみのひとつは、
レカでインドごはんを食べること、かな。
<2016年3月 ママの、インドごはん>
インドの言葉を話すママと、日本語しか話せない私。
二人が交わす、少しの日本語と英語。
「ママ。」
あたしは、厨房を覗きこんで、ママを呼んだ。
鉄のフライパンの上に膨らんだ、プランポリを指さして、
「それ、見せて。」
プランポリは、ひよこ豆のあんこをチャパティで包み、
フライパンで焼いたお料理。
お祭りの時に食べるんだと、ママが教えてくれた。
チャパティの生地を、クルクルと丸めて、
綿棒で伸ばしていく。
あんこが飛びださないか心配になるのだけど、
不思議ね、どこにも出てこない。
何度もひっくり返しながら焼いて、最後に一気に強火で。
ボンと膨れ上がっると、おもわず「わっ!」。
おいしそうなビジュアルに声を出さずにはいられない。
プランポリは、ダルと一緒に食べると、
少しの日本語と、私にわかりやすく話してくれる英語で伝えてくれた。
えーっ!あんことカレー?
まったく想像のつかない組み合わせに戸惑った。
プランポリ用に作られたダルだけ飲んでみると、
ママの味のスパイスが香る中に、ジャガリ(インドの砂糖)の甘みをちょっぴり感じる。
えっ?ダルにジャガリ?
でも、美味しいな。
ちっとも想像ができなかったけど、
あんこの詰まったプランポリをダルにしたして食べてみた。
えっ?おいしい。
初めての感覚が、楽しくて仕方ない。
プランポリのあんこと、ちょいと甘いダルが、
仲良く手を取り合ってるみたいなんだもん。
インドのごはんは、おもしろい。
とても想像できない未知の味。
あんことカレーなんて、だれが美味しいと思うだろう?
あたしは、名古屋に持ち帰って、
プランポリはテフロンのフライパンで温めて、
ダルは鍋で温めてみた。
レカのお店の中にいるように、スパイスが香る。
思いだす、ママの笑顔。
また、明日も食べたい、ママのインドごはん。
*
ママの作ったインドごはんを、ちょっぴり紹介します♪
*イドゥリ サンバル
米粉とウラッド豆の粉でできた、インドの蒸しパン。
子供のころ、母が作ってくれた蒸しパンとよく似た触感がしました。
サンバルと、チャトニと一緒にいただきます。
サンバルは、少し酸味のある野菜のスープカレー。
チャトニは、味に変化をあたえる存在のもので、
ココナツとグリーンチリ、ここにミントがすっきりと香ります。
ちぎったイドゥリを、サンバルにいれて、
チャトニも投入しちゃえば、インドのごちそうが味わえます。
*バタタ・ワダ
じゃがいもをつかった、コロコロのドーナツのようなもの。
サクサクで、中はトロッと。
揚げたてアツアツが美味しいです。
これも、サンバルと一緒にいただきます。
*バクリバジ Bakri bhaji
お米の粉で作った、チャパティのようなもの。
触感は、昔流行ったモッフルみたいです。
お餅のもっちり感とよく似てました。
ベサン粉のカレーと、2種のチャトニと一緒にいただきました。
ニンニクとココナツ、グリーンチリをあえたドライタイプのチャトニと、
カラレのチャトニ。
カラレは、インドのゴマみたいなものです。
カレーをバクリ包んで食べて、その後、チャトニでお口直し。
インド料理は混ぜると思っていたあたしは、びっくりしました。
*チウダ Pohyaan chaa chivDaa
「あー、干し米のことね。」
あたしが知ったかぶりしたら・・・、
ヨギさんにちょっぴり怒られてしまいました。
インドで干し米は、ポヘ。
ポヘを和えたものが、チウダ。
チウダは和えるという意味、だそうです。
ポヘ(干し米)と、ココナツフレーク、ピーナツ、
カリカリのベビースターみたいなのと、ひよこ豆のひき割り、
ときどきグリーンチリがクレイジーな辛さを誘う。
甘い、辛い、ちょっぴり塩味、
カリカリが楽しい♪
お酒のおつまみになりそうな、お菓子です。
*ジャレビ Jalebi
米と豆の粉を練って、細く縄上流して油で揚げたもの。
その後、シロップ漬けにしてあります。
甘いシロップの染みこんだお菓子が、ジュワっとお口の中に広がるの。
ノンシュガーのコーヒーにあう、おやつです。
ママの手作りのおやつって、おいしいよね。
*サブタナ・キチュデ
タピオカをスパイス炒めにしたもので、断食の日に食べられるものだそうです。
タピオカのプルプルした触感と、クミンの刺激。
青唐辛子の辛さ、ミルクとココナツの甘み、
レモンの酸味、
ピーナツのサクサクの食感
タピオカをデザートだと思っていたわたしにとって、衝撃的なインドごはん。
*フルーツサラダ
バナナ・リンゴ・マンゴ・レーズンを、マンゴーのシロップで和えたもの。
カルダモンがふんわりとフルーツを包んで、ペッパーの刺激が楽しい。
デザートにペッパーが加わるところが、日本にない感覚。
*ビリヤニ&ライタ(持ち帰り)
白・オレンジ・黄色の鮮やかな鮮やかな炊き上がりのビリヤニ。
スパイスの香り方が、刺激的。
野菜ビリヤニ・チキンビリヤニ・マトンビリヤニ。
その日のビリヤニを、何度か持ち帰りました。
もともと、レカさんちはベジタリアンだったそうなので、
マトンビリヤニを作ることは少ないのですが、
あたしがいった日は、よいマトンがあったそうで、
柔らかくって、ちっとも臭みがないマトンビリヤニ食べれちゃった。
ほかほかのビリヤニは、
冷たいヨーグルトのサラダのようなライタと一緒にいただくと、
スパイスの効いたご飯に、酸味とクリーミーさが重なって、
美味しいインドごはんになるの。
たまらない、ごちそうです。
*プランポリ(持ち帰り)
チャパティに、あんこをサンドして焼いたもの。
あんこは、小豆じゃなくてひよこ豆を使っています。
お砂糖は、ジャガリ。
シナモンとカルダモンで風味づけ。
お持ち帰りした時は、テフロンのフライパンにふた押して温めなおすと、
アツアツのプランポリがいただけます♪
冷蔵庫で1週間くらいもちますよ。
レカには、ママの作ったインドのごはんと、おやつがあって。
「ねぇ、ママ。今日のごはんはなぁに?」
まるで、西インドの片隅にあるレカさんちが、どこでもドアで現れたみたい。
<2014年10月 お母さんの優しさを、お持ち帰りして♪>
その日、私は赤坂見附駅で旅行者用の1日乗車券を引き換えました。
駅員さんに、今からどちらへお出かけですか?
と、尋ねられ「西葛西です。」と答えると、
駅員さんの顔の表情が少し暗くなった。
「今ね、止まっていますよ、東西線。」
ウソ・・・、私、レカへ行けないの?
とりあえず日本橋まで行って様子を見てくださいと、駅員さんに教えていただき、
日本橋で東西線のホームへ向かうと、葛西まで折り返し運転をしていました。
えっと、葛西ってどこだっけ?
あっ、西葛西は一つ手前ね、行けるわレカへ!
新幹線の時間が決まっているから不安は残るものの、
私は名古屋に住んでいるから、いつでもここへ来れる訳じゃないし。
今日を逃したら、次回いつ東京へ来れるかなんてわからないもの。
今したいことは、今しなくちゃ。
ヨギさんは、キラキラと眩しいくらいパワフルに生きていらっしゃる方で、
1年以上も前にきた私のことをしっかり覚えていてくれたの。
私はといえば、息子さんの陳明君のことばかりたくさんの記憶があって。。。
そんな私を、明るく笑って許してくれる、ヨギさん。
私は、心が広く紳士的なヨギさんが大好きです。
お店でお食事する時間がなかった私に、お持ち帰りでお料理を作ってくれました。
*チャパティ
*カボチャカレー
*チキンカレー
*チキンビリヤニ&ライタ
レカのお母さんの愛情がたっぷり込められたお料理を、新幹線の中で広げると、
とても華やかな香りに包まれて、幸せな気持ちになりました。
焼きたてのチャパティは、素朴な味わいのあるもので、
かぼちゃを乗せていただいたり、カレーをつけていただいきました。
パツンときいたスパイスと、シャキッと玉ねぎの触感が楽しいカレー。
カボチャカレーは、ほんのり香るピーナツのアクセントがイイ♪
チキンカレーはちょっぴり辛く、スパーシーで、
どちらもとっても美味しいの。
バスマティ米を炊き上げたビリヤニには、ライタもつけてくれて、
最初はそのままスパイスとご飯を味わって、
ライタをかけて変化を楽しんで。
スパイシーで美味しい、ビリヤニ。
レカのお料理は、どれもお持ち帰りできるんですよ。
もし、お店でお食事する時間がないときや、
家でゆっくり食べたいときは、
レカのお母さんの、あったかお料理のお持ち帰りがおすすめです♪
<2013年7月 東西線は私を、西葛西のインド家庭料理レカさんへ連れてってくれました☆>
東西線はあたしを乗せても 新宿におろしてくれなくて~♪
2000年に流行した、椎名林檎の「闇に降る雨」。
当時、私が、大好きだった椎名林檎さんの曲のひとつ。
私が、東西線に乗ったら、辿り着いたのは西葛西。
そう、レカさんに辿りついたの。
お連れ様には、
「ホテルから乗り換えなしでいける店があるの。
普通のインド料理屋さん。」
なんて、半分ホントで半分ウソ。
だって、東西線の快速は西葛西には止まらない。
東陽町で次に来る普通乗り換えなきゃならないもの。
そして、普通のインド料理っていうのはね、普通のインドの家庭料理って意味。
先に言うと、絶対に「行かない!」なんて言われそうだから、内緒。
東陽町を越したら、地上に上がり荒川が目の前にドンと広がった。
思わず「わぁ。すごいキレイな景色」と目を奪われた。
とても大きな川だった。
駅に辿りつくと、食べログの交通案内通り、Ys'マート方向へ渡り、
そのまま北へ歩いていくと小島団地が見えて、
1Fの商店街にレカさんはありました。
レカさんあった!!!
こじんまりしていて、でもキレイにしてあって、
陳明くんというこのお店の家族で、小学生の男の子が接客係りさん。
しっかりとして真面目で、聡明なお子さんで。
注文も彼がとってくれるの。
大人顔負けの接客がとても愛らしい。
私はスペシャルをベジタブルで、お連れ様はノンベジで注文しました。
お連れ様・・・注文するまで困っていました。
「本格的だな・・・」
「ビリヤニ、本格的だな・・・。どうしようか。。。」
というのは、以前、他のレストランでチキンビリヤニを戴いたのに、マトンの味がしたの。
その記憶が蘇ったみたいで、恐怖心に包まれて注文できないでいたみたい。
「ノンベジは、チキンと魚のカレーだよ。」
「じゃあ、wolfskinと同じスペシャルをノンベジにする」
決まりね。
ノンベジのお皿には、
チキンビリヤニ ・ サラダ ・ チャパティ ・ 魚カレー ・ チキンカレー
が乗っていました。
おいしそう~♪
でも、お連れ様はうかない顔。
私のベジタブルのお皿には、
野菜のビリヤニ ・ サラダ ・ チャパティ ・ ほうれん草カレー・ 豆カレー
が乗っていました。
ビリヤニ☆ キレイに白・オレンジ・レモン色に染まっています。
そっか、ベジタリアンだから、ビリヤニも野菜オンリーなのね。
美味しい~初めて食べるお野菜のビリヤニに感激。
こんなに美味しいお料理なら、わたしもベジタリアンになれそうな気がしちゃいました。
お連れ様が、チキンビリヤニを戴いた時に、ん?って顔をして、
そのまま、パクパク~って食べて、最後の一口を私にくれて。
あっ、この味!チキンの美味しさだわ。
マトン入ってない。
だからね、そんなにパクパク食べてたの。
良かった、きっと美味しいって思ってくれたんだわ。
だって、あなたのお皿、もう何にも残ってないもの。
レカさんのお料理は、とても優しい味がする。
お母さんが心を込めて、家族のために作ったような、
そんな優しさが感じれるお料理。
チャパティ・カレー・ビリヤニ・みんな手作りで心を込めて作ったお料理。
私は、そんなお料理がとても好き。
陳明くんに名古屋からきたんだよってお話したら、とても驚いて喜んでくれました。
素直な陳明君も大好きです。
また、会いに行きたいな。
6位
1回
2013/05訪問 2013/05/16
初めての銀座で☆南インドカレー☆アーンドラ・ダイニングさんへ
名古屋から東京まで1時間40分。
新幹線の車窓から、薄っすらと富士山が見えてちょっと気分が良くなる。
どうして日本人って、富士山が見えると興奮するのでしょう?
「あっ!富士山」って誰が見ても分るのに、つい言葉に出てしまします。
東京駅に着いて八重洲口を通過して、初めて通る道にワクワクして。
そう、今日は銀座へ行くのですもの。
今日の為に、ピンクのワンピースを新調して、心を躍らせながら銀座へ向かって。
少し汗ばむ陽気だけれど、お店へ辿り着くまでの道のりが、なんだか楽しい。
今日は銀座の「アーンドラ・ダイニング」さんで念願のランチです。
銀座へ行ってみたかったのもありますが、マイレビューアーの
TO.さん rumbaさん ジュリアス・スージーさん(順不同)方々が行ってらして、とても気になっていたのでお伺いしました。
お店は2階にあったので、大きな荷物を抱えながら階段を登ると、接客係のサントスさんが
「いらっしゃいませ」と笑顔でお出迎えしてくださいました。
東京のお昼は凄く混んでる!というイメージだったのですが、ちょうどお昼時が外れた頃だったので運よくお席が空いていて良かったです。
何を頂こうか凄く迷いましたが、Aランチ(野菜・チキンカレー・チャパティ)とドーサセット(マトンカレー)を頂くことにしました。
チケットで、ラッシーをサービスしていただきました。
お店は2階にあり、窓から街が見えます。
ふと見渡すと、お一人様女子の方がチラホラ。
女性の方が一人でも入りやすいオシャレでキレイなお店ですものね。
オシャレした女性がインド料理を頂いているのって、なんだか嬉しいな。
最初に、ラッシーを頂きました。
とても爽やかな味です☆ 以前、チャトラパティさんで頂いたのと良く似た味で、とても好みです。
何が入っているのか、すごく気になりました。レモンかな?
そしてカレーのプレートが運ばれてきました。
サントスさんは、注文する時に「マトンのカレーは辛いけど、大丈夫?」と何度も聞いてくださいまして、
「大丈夫です。辛いの好きですよ」と答えましたが、
食事をしている時にも「マトンカレー辛いけど大丈夫?」って気配ってくださいました。
「うん。辛くて辛くて美味しいです」と答えると安心した様子でした。
サントスさんにはお話しませんでしたが、私は本当はマトンが苦手なんです。
臭みでウッとくるのと、お肉が悪いとアレルギーが出て喉が腫れたり、酷いと蕁麻疹ができたり。
でも、このお店に来る前に、名古屋のRAJAさんでマトンビリヤニを頂いた時に美味しいと思ったのと、蕁麻疹がでなかったので、
もしかしたら羊が新鮮だと大丈夫なのかもしれないと思い、チャレンジしてみる事にしました。
TO.さんがマトンをとても勧めてくださいましたので、こちらのマトンカレーならきっと頂けると思ったのもあります。
私の頂いたマサラドーサは、クレープの生地にマサラポテトが挟んであって、マトンのカレーやココナッツチャッネをつけていただきます。
ドーサを手でちぎり、マトンカレーをつけて頂いたら☆やっぱり美味しい。
このお店のマトンカレーって、お肉も柔らかくて臭みもありません。
私が今まで食べてたマトンと全然違います。
マトンカレー選んで良かった。
美味しいって気持ちって、顔に出てしまう。
きっと、今の私って顔がほころんじゃってます。
サントスさんにTO.さんのお勧めで名古屋から来たことを話したらびっくりしちゃって。
って東京で用事があったからですけど。
ジュリアス・スージーさんのレビューで、ラマナイヤさんの人生を拝読いたしまして、お店へ伺ったので、どの方がラマナイヤさん?ってとても気になりキョロキョロしちゃいました。
どの方だったのかな?お店にいらしたのか分りませんでしたが、何度か通うようになったらお話できるかな。
東京だから、頻繁には行けないけど、でも、また行きたいな。
スパイスの職人さんのカレー、マトンが苦手な方でも美味しくいただけます。
7位
1回
2015/06訪問 2015/06/06
2年ぶりに降りた駅、岩塚。
懐かしい気持ちで改札を通る。
2番出口から、右にどんどん進んでくと浜木綿が見えて。
浜木綿を目印に、その次の信号を右へ。
パレ・マルシェの向こう側の、道の角っこにあるのがニューデリーさん。
あの時。パレ・マルシェのそばの木の下で、
暑い日差しをしのぎながら、お父さんは休んでた。
ちっとも変わらない笑顔のお父さん。
息子さんと、奥さんと、3人でお店を切り盛りしているの。
あの時の赤ちゃんは、もう3歳。
女の子だと思いこんでいたら、男の子だった。
インドの方の赤ちゃんって、目がくりくりとまん丸でかわいいんだもの。
間違っちゃうね。
私、チリチキンに縁があるのかしら?
2年前も偶然に金曜日だったのかな?
本日の日替わりカレーは、「チリチキン」だった。
*日替わりカレーのランチ 840円(税込)
サラダ・日替わりカレー(チリチキン)・ナン・ドリンク(ICEチャイを選択)
チリの辛さと、ほんのりとした甘さ。
たっぷりの炒めたお野菜と、
下処理がキチンとされた、柔らかい鶏の胸肉。
ゴリゴリと擦ったブラックペッパーが、
ドン!とパンチをいれたような刺激のチリチキン。
懐かしい。
あの時の感動がよみがえるようなの。
そして、お父さんが守り続けている、このナンは、
パリッと香ばしく焼き上げられて、中はもっちり。
弾力があって、噛みごたえがあるの。
家で、パンを焼くときに香るイースト菌のような香りもする。
私、やっぱりここのナンが好き。
いくら家から遠いからって、今まで来なかったこと後悔した。
そうだ!このナン、持ち帰ろう。
チーズナンを焼いてもらうことにしました。
*チーズナン(420円)
レッドチェダーチーズ?
オレンジ色したチーズが入っていて、コクがあります。
パリッとしたナンの中に、とろりチーズ♪
男女問わず、美味しく召し上がれるナンだと思います。
チリチキンのランチは、金曜日限定です。
ちなみに、水曜日はプローンチリ(チリ風エビ)です。
また、行こう。
<2013年8月>
とても暑い名古屋の夏の、或る日のことでした。
岩塚の駅から南に向かい、せっせと歩く。
頭がアツい・・・日傘を手に持っているのにささないなんて、
バカね、ちょっぴり緊張してるのかしら?(笑)
ニューデリーさんに着いたのはお昼の1時ころ。
お店はお客さんでいっぱいで、お子さん連れのご家族もいらっしゃいました。
とても人気店なんですね。
メニューをみて、今日の日替わりを見ると、
やったー♪今日の日替わりはチリチキンなんてラッキーなの。
迷うことなくチリチキンを注文しました。
とても大きなお皿にたっぷりのカレーが入っていて、
お野菜とチキンがゴロゴロしています。
チリチキンは、甘みとチリの辛味を楽しむ料理。
んっ。ブラックペッパーだ!
甘みとチリの辛味、そしてブラックペッパーがガツンときて
とても好みのカレーです♪
ナンは、なんだか見たことない雰囲気で、ずっしりしてそうです。
ちぎってみると、弾力がすごい!
噛み応えがあるような、しっかりした感じで、
今まで食べたことがないナンでした。
チーズナンと、残ってしまったカレーとタンドリーをお持ち帰りにさせていただきました。
次の日の朝とお昼に戴きましたが、
チーズナン、絶品でした。
チェダーチーズを使っているのかな?
オレンジ色してるし、とてもコクがあります。
お父さんが鍋を振って作ってくれたカレーは本当に美味しくて、
職人がたぎの真面目さが、お料理を通して伝わった気がしました。
帰りには、弟さんの奥さんなのかな?お子さんと一緒に見送ってくださって、
子供にバイバイ~♪って言って手を振ったんだけど、
私のことが怖かったのか??じーっと反応がなくて。
まさか、嫌われたの?と思い再度挑戦。
子供にそっと手の平を見せて、じゃーねってすると、
ニコーッて満面の笑みを浮かべてハイタッチ♪
やっぱり子供の笑顔は癒されます。
子供ってなぜかハイタッチ好きですね。
家族で営んでいる、街の小さなインド料理店。
愛情いっぱいのカレー屋さん。
私は、好きです。
8位
1回
2016/02訪問 2016/02/15
<2016年 2月>
ときどきカレーライスが食べたくなる。
自分では作れない味で、
スパイスが抜群に香って、
炒めた玉ねぎの甘みがふんわりと、
体にマサラがしみわたり、汗がじんわりとでてくくる、
マスターの作ったカレーライスが、食べたくなるの。
カレー食べようというと、あまり良い顔ができないお連れさま。
ここに入るときも、やや不機嫌そうなお顔してる。
そのくせ食べたいものは決まってる。
ビーフカレーなんだ。
私は、最近エビとナスを好んでいて。
それでも、何にしようかとメニューをながめる。
でも、やっぱり食べたいのはエビとナスのカレーなの。
生野菜は得意じゃない。
ドレッシングが美味しいと、とたんに得意になるあたし。
マスターの手作りゴマドレは、あたしを野菜好きにチェンジしてくれる。
ふんわりとスパイスの香りが食欲を誘う。
カレーライスなんて、美味しいお店ないわよ。
なんて、恐ろしいくらいの固定観念を変えてくれたカレーは、
やっぱり、美味しい。
じんわりと体がポカポカしてくる。
小麦粉を一切使わないけど、玉ねぎの舌触りなのかしら?
それほどのサラサラスープでもなくて、
でも、こてこてのドロドロでもなくて、
ほどよい感じでごはんになじむ。
「おいしいね!ここのカレー。」
さっき、やや不機嫌そうだったお連れさまは笑顔になって、
おいしい、おいしい、と、何度もあたしにはなしかける。
ほら、そうでしょ。
お連れさまのビーフカレーをスプーンですくって飲んでみた。
ビーフのコクがカレーを包んでいて、
あたしのエビとはまた違うカレーみたいな装いです。
溶け込む出汁で、別の味が楽しめるね。
でも、やっぱりあたしはエビが好き。
このお店いつからあったのかしら?
20年くらい前は、この辺りで働いていて、
お昼はいつも外食してたけど、
気が付かなかっただけかな?
お店は、ちょっぴり気が付きにくい場所で、
回転灯もついていないけど、
営業中の木の看板が立てられていたら、OPENのしるし。
扉を開けると、ふんわりスパイスが香る。
いつもの、お気にいりのカレーライス。
<2013年 11月>
私ね、間違ってた。
カレーライスなんてご飯にカレーがかけてあるけじゃない、
わざわざ、お店で戴くものではないわ・・・と思っていたの。
そう、確かにご飯にカレーをかけてあるだけ、それだけなんだけど・・・
ううん。
でも、このお店のカレーは違ってた。
ある日の休日のことでした。
お連れ様が「今日のお昼はカレーたべに行こう♪」と、めずらし~いことを仰いますの。
少し耳を疑って、「んっ?カレーって言ったの?」
「そうだよ、wolfskinの好きなカレー屋へ行こう♪ でも一つね、疲れてるから家の近くにしてね。」
近くのカレー屋さんね、了解でございます。
家の近くかぁ~、どこへ行こうかなぁ・・・?
そういえば、昔、八事あたりをふらふらと歩いていた時に、
かるだもんって怪しそうなカレー屋さんの看板みたことあるのを思い出ました。
食べログで検索してみると、あります!
あっ!rumbaさんが名古屋在住のころ、このお店でお召し上がりになっています。
そしてレビューを読んでみると。。。
rumbaさんはこのお店のことを、大変お気に入りのようだったみたいですね。
行ってみよう♪
「今日はカレーライスを食べに行きましょう♪」
そう、お連れ様に申しますと、かなり驚いてます。
普段、カレーライスなんていらない、、、なんてほざいてる人間が率先して、
カレーライス食べに行きましょう♪なんて、そりゃ不思議ですよね。
「それって普通のカレーライスなの?」
完璧に疑ってます(笑)
カレーライス専門店だということを告げると、即OK☆を戴きましたので、早速伺いました。
お店は、マスターが一人で切り盛りされています。
マスターは大人しい感じで、とても優しそうな雰囲気の方です。
でも、ほどよい距離で細やかな気遣いをしてくださる方で、
ドリンクを出すタイミングなど、とても気配りのある方でいらっしゃいました。
メニューの表紙には、スパイスの説明が手書きで丁寧に書かれています。
なににしようかしら?
ランチは、カレー・サラダ・ドリンクがセットになっていて950円、
カレーの具を2種類選べるので、私はチキンと野菜を選びました。
お連れ様は、大好きなビーフカレー1,100円を選び、ドリンクは二人ともアイスチャイを選択。
サラダはドレッシングも手作りで、上にのってるタマゴサラダもとても丁寧に作ってあります。
お連れ様が、
「おいしい!このドレッシングもタマゴも本当に旨いな。」
まぁ、嬉しいこと、私も同じ意見です。
続いて、カレー&ライス登場♪
カレーを口に運んだ瞬間、お互いに顔を見合わせました。
お連れ様は、驚いた顔から満面の笑顔に代わり
「このカレーも旨いな!こんなカレー初めてだ、旨い!」
そうです、そうです、私も同じこと感じてます。
なになに、これ?カレーライスよね?
でも、普通じゃない、特別な感じ。
インドのカレーとも違うのですが、スパイスの感じが絶妙なんです。
カレーをいただくたびに、体が喜んでいるような気分になる。
スパイスが強いわけじゃなくて、でもやさしく香る、ほどよいスパイス。
私のチキン&野菜カレーは、食べやすく少し小さめにカットされたお野菜と、
ゴロンとチキンが煮込まれていて、そして程よくスパイスが香る。
お連れ様のビーフカレーもちょっぴりいただいたのですが、
とても良い牛肉を使っているのでカレーにお肉の甘みがあり、また違う味わいです。
こちらも同じように程よいスパイスが香ります。
もしかしたら、ホールスパイスを磨り潰したものを入れているのかしら?
カレーとご飯だから、カレーライス。
でもね、ちょっぴり違うの。
これは写真でも、言葉でも伝えきれないかもしれないけど、
名古屋で誇れるカレー店の一つであるような、私はそんな気がしました。
私、間違ってた。
このお店のカレーライスは、美味しい。
初めてかも、お店で食べるカレーライスを心のそこから美味しいっておもったの。
my favorite カレーライス♪
9位
1回
2013/11訪問 2013/11/07
振られたんじゃなかったの。。。
ちょっと!wolfskinどういうことなの?
あなた、新しい恋が始まったら、もうどうでもいいなんて言ってたじゃない。
ごめんなさい、それは私の強がり。
だって、本当は私、そんなドライな女じゃないの。
ずっと気になって、心のどこかで、どうなのかしら?って、
ホントはとてもとても気になっていたの。
だからもう、我慢できなくて・・・電話しちゃった。
受話器を持っても、まだ戸惑っていた。
ダイヤルのボタンを押すとコールする、、、あっ!電話繋がってるわ。
受話器の向こうから、何語か分からない言葉が出てきて一瞬ひるんでしまう。
「日本語だいじょうぶ?」
「はい、ダイジョウブです」
良かった。
ランチは15時までで、14時30分かラストオーダーと聞いてさっそく家を飛び出しました。
今日は名鉄を使って、電車で安城駅まで。
ゆらゆらと揺れる電車の中で、出会えるなにかに気持ちがふんわりと膨らむ。
鳴海駅から新安城までは、15分の小旅行。
「こんにちわ♪」
「さっき電話くれた?」
「うん、したよ。それからね、電車にのってきたの。」
「ええっ?ここに?わざわざ来てくれたの?」
「うん、そうだよ」
お店はとてもキレイなレストランなんだけど、この近くにはモスクがあるから、
お客さんは、お祈りしにいらしたイスラムの方が多いみたい。
だから、日本人の女性が一人で、しかも遠くから電車にのってくるなんて、
それはホントにおかしなことなのかもしれないです。
そして、嬉しそうに微笑んでくれて、
やっぱりこの笑顔を見ると、きて良かったって思えちゃいます。
ランチメニューをいただくと、シンプルなセットからタンドリーのついたセットまで5種類ほどありました。
シンプルなものですと、カレー・ナンorライス・サラダで680円
これに、チキンテッカがプラスされると780円となります。
どうしようかな?もしかしたらビリヤニあるかな?と思い、
「ビリヤニある?」と尋ねると、
「ありますよ、チキン?マトン?どっちにする?」
「チキンでお願いします」
やった~☆ ビリヤニあったわ。
パパド・サラダ・カレー・ビリヤニがセットで880円です。
バスマティライスを炊き上げたものに、チキンがゴロゴロと入っていて、
豊かなスパイスが香りました。
小さなカレーも付いてくるので、それをかけるとまた味が楽しめて、
そしてパパドも砕いて触感を楽しんで。
私、きっとすごく嬉しそうな顔してる、このビリヤニおいしいもの。
私がひとりでお料理を待っていた時に、隣に座っていた男性が、
「辛いのダイジョウブ?」
って声を掛けてくれました。
「うん、スパイス大好きだよ。」
バングラディシュ人の彼。
お客さんである彼がそう話しかけてくれて、そこから会話が生まれて、
お料理を待っている間、ずっとお話していました。
彼は、日本料理がどうしても合わなくて、刺身が特に苦手みたい。
日本人である私が、スパイス好きなのをスゴイ!って喜んでました。
このお店にわざわざ電車に乗って、名古屋からやってきたこともね♪
ボイシャキレストランは、とてもフレンドリーな雰囲気のお店で、コックさんもバングラ出身の方でした。
コックさんは、ご自身で作ったお料理の写真を見せてくれて、
どんなお料理なのか説明してくれました。
ポテトをくりぬいて中にキーマカレーを詰めたもの、
甘いタルトのようなお菓子。
俵形のシシカバブ。
とっても覚え切れないくらい、たくさんの写真を見せてくれて。
色んな国のお客さんがくるから、それに合わせて作っているんだと仰っていました。
そして、金曜日はモスクでお祈りがあるので、そこでお弁当の販売をしているようです。
骨付きマトンと玉子のビリヤニと、骨付きチキンのビリヤニを650円で、
モスクとお店で購入できるんですって。
モスクは豊田にもあるので、新安城と豊田のモスクで購入できるそうです。
13時30分まではお祈りがあるので、それからの販売になるみたい。
ホットペッパーのクーポンで、チーズナンを1枚いただいて、
それはtake outにしてくださったので、夜ご飯でいただきました。
なかなかコシのある、美味しいナンです。
本格的なナンなのかもしれないですね。
「今度はお友達も一緒にきてくださいね♪」
「うん、ありがとう、またくるね。ごちそうさま。」
お店を後にして、新安城の駅に向かった。
電車が構内に入り、特急でとりあえず知立まで向かう電車に乗ろうとすると
「チリュウ、イク?」
とパキスタン系?の男性に尋ねられた。
「イクよ、この電車OK。」
特急だったので私も知立で降りるから、その男性に「ここだよ。」と声をかけて一緒に降りました。
今日お話したの確実に外国の方だけ、安城までちょっぴり外国☆小旅行したみたい。
振られたんじゃなかったのね、良かった。
生きている中で、誤解するってことは、もしかしたらたくさんあるのかもれない。
だから、もう一度確かめてみることも、時には必要なのかも。
そうしたら、また違う道が開けることってあるのかもしれないですね。
10位
1回
2016/03訪問 2016/03/12
<2016年 3月>
ときどき通っているベトナム料理ホンハさん。
料理人であるお父さんのファンで、ずいぶん前から通っているお店です。
ホーチミン出身の、お父さん家族。
ベトナム人らしい、はにかみ屋なお譲さんはサービス担当で、
料理人のお父さんの助手もつとめてる。
今日のランチタイムは、女子祭りみたいに女性だけだった。
でも、女性がおしゃべりを楽しめるお店になっているみたいで、
ちょっぴり嬉しい。
私は、日替わりランチを♪
お連れさまは、いつものフォーランチをいただきました。
今日の日替わりはね、フクロダケの炒めものだったの。
味の想像をすると・・・う~ん、と思ったんだけど、
麺はあんまり得意じゃないし、
まっ、いいか。
醤油味で中華風な、フクロダケの炒め物を想像していたあたしは驚いた。
白いクリーミーな感じなんだもの。
いただいてみると、
中華でも洋風でもない、
なんともベトナムチックな、装いなの。
クリームに練乳を隠し味で入れてるのかしら?
レモングラスの香りもするような?
なんだかわからないけど、ベトナムな味がする。
柔らかく煮込まれたチキンも、
たっぷりとクリームを絡めていただく。
パクパクと、ごはんがすすみ、
酸味のあるサラダと、小さな肉団子の入ったスープもいただいて。
満足な、日替わりランチでした。
日替わりなので、フクロダケの炒めものがいつになるかわからないけど、
また、食べたいって思った。
ベトナムのクリーム煮、美味しいよ。
日替わりランチは、ベトナム茶付きで税込850円です。
<2015年 8月>
ベトナムから帰ってきて、ちょうど1週間が経った日。
不思議なことに、
お連れさまも、私も、ベトナム料理が恋しくなった。
「ホンハへ行こうか?」
平日のお昼少し前に、お店へ向かう。
ほんと、このお店。
いつも通っている私たちでさえ、今日は営業してるのかわからない外観なの。
ドアを開けてみて、電気が付いていたら営業中。
ここから、ベトナムが始まる、
そんな感じ。
今日の日替わりは、エビのココナツ炒めでした。
ラッキー。
だって、お父さんの作るエビのココナツ炒めは、
今まで食べた中で、一番!
私はそう思っているんだもん。
日本米と、野菜と肉団子のスープ。
大根とレンコン、ニンジンのナマスにはピーナツのカリカリがアクセントで♪
すっぱいナマスは、こってりココナツ炒めとよく合う。
チリの辛さと、ココナツの甘み、エビの出汁がしみ込んだソースも、
スプーンですくってご飯と一緒にいただくのが好き。
*日替わりランチ 日替わりのおかず・ナマス・ごはん・スープ・ベトナム茶(ハス茶) 850円(税込)
ベトナムコーヒー付きは、プラス200円
扉を開けると、ベトナムの香り。
ヌクマムと香草がふんわり香るの。
1週間ぶりのベトナム料理。
懐かしさを感じた。
ホーチミンへ行った話をすると、
「私たちも南の方出身なんです。」
娘さんが嬉しそうに話してくださいました。
ホンハさんは、
ベトナムの南部料理がいただけるレストラン。
家族で、頑張ってます。
<2015年8月>
「Wolfskinの好きなごはん食べに行こうか。」
お言葉に甘えて、ホンハさんでランチ。
お連れさまもベトナム料理は好きだから大丈夫なんだけどね。
私は、日替わりランチを♪
お連れさまは、フォーのランチ。
*日替わりランチ 850円(税込)
レモングラス炒めのタレ、おいしい!
香草が華やかにパッと咲いたように香るの。
パツンと塩とチリの味が効いて、ココナツミルクが甘く包んでくれる。
鶏肉のレモングラス炒めは、ご飯のおかずにとてもよく合う。
ベトナムは、フランス領だったから、
お料理は繊細だという。
縦にながいベトナムは、たぶん、ハノイとホーチミンでは御料理も違うんだろうなぁ。
どちらも行ったことないけど。
コックのおじさんは、どこ出身なんだろう?
今度、聞いてみよう♪
<2015年6月訪問 お父さんのベトナム料理。>
お連れさまは、ベトナム料理が好き。
お連れさまが連れて行ってくれる、唯一のアジアン料理店、
ベトナム料理 ホンハさんは、
ノーベル賞受賞で有名になった名城大学正門の向かい側にある、
ベトナム人家族の小さなレストランです。
コックさんは、お父さん。
ホールは、娘さんが仕切っています。
ゆる~い雰囲気なので、もしかしてハノイか?と思えてしまうかもしれません。
でも、日本語OKなので、大丈夫♪
今夜もまた、お連れさまからのお誘いでホンハさんへ。
メニューにあるお料理のほかにも、
壁にぶら下がっている黒板に書いてあるお料理もあります。
*チャ ジョー 揚げ春巻き 800円
*ブン サオ 魚介類の焼きビーフン 900円
*牛肉のサイコロステーキ 1200円
*タイガービール 600円
揚げたてアツアツの揚げ春巻きは、
大きな、レタスの葉っぱでクルリと包んで、
ヌクマムの香りのついたお酢のタレでさっぱりいただきます。
魚介の焼きビーフンも、イカやエビのうまみをぎゅっと吸った麺がいい味だしてますね。
牛肉のサイコロステーキにも、たっぷりのお野菜があり、
お肉と一緒にいただけるように、少し濃い目の味付けになっていました。
ベトナム料理は、香草の香りとヌクマムの香りが素敵ですね。
レモングラスやミント、コリアンダーのフレッシュな香りが、
とてもいいお料理でした。
以前いただいたお料理。
*ランチフォーセット 1080円(土日祝)
鶏肉のフォー・揚げ春巻き・ベトナムのお漬物・ご飯・お好きな飲み物(ベトナムコーヒーを選択)
私、お父さんの作ったフォーが好き。
刻んだパクチーが香り、ネギもたっぷり入っているもの。
自分で、味の好みを調整できるように、
ナンプラーと、チリソースも別にでてきます。
以前は、最初からナンプラーをきかせてあったけど、
癖のある味だから、最初から入れなくなったみたい。
だから、ベトナム初めての方でも、ナンプラー苦手の方でもOKなんじゃないかしら?
さっくりと揚がった春巻きは、お酢と野菜のソースと一緒にいただいて、
レタスにくるんでいただきました。
フレッシュなミントの葉っぱもあったから、これをちぎって一緒にいただいても良さそうね。
飲み物は、ベトナムコーヒーを選択。
「コンディスミルクになさいますか?ご自分でお砂糖で甘さを調整されますか?」
と、とてもきれいな日本語で聞いてくださいました。
私は、コンディスミルクで、お連れ様は砂糖でいただくことにしました。
両方の味を楽しんだのですが、私の好みは、砂糖を入れたほうでした。
ベトナムコーヒーにはコンディスミルクを入れるのが普通なのかもしれない。
でも、せっかくのベトナムコーヒーの風味が消えてしまう気がして、
コーヒーの風味をがっちり味わいたい方には、お砂糖で調整のほうをおすすめします♪
*平日 日替わりランチ(エビのココナツ炒め) 850円
エビを、ココナツミルクとチリ、ヌクマム、お塩で味付けて炒めたもの。
甘さと、辛さ、しょっぱさが好きです。
濃い目の味付けなので、ご飯がすすみます♪
*平日 日替わりランチ(鶏肉のレモングラス炒め) 850円
レモングラスとヌクマムの香りが楽しく、
ココナツの甘さでまろやかに包まれた鳥のモモ肉。
ご飯によく合う、おかずです。
スープは、干しエビで出しをとって、小松菜とパクチーが入っていました。
サラダは、蒸し鶏とヌクマムがベースの手作りドレッシング。
ベトナム満載☆の味付けです。
1年経つのって早いですね。
今年一年お付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。
私が、この1年のあいだに伺ったお店の中で、10軒を選ぶことも、
その10軒に順位をつけることも大変難しいことでした。
すべて私のお気に入りのお店なので、本当は順位はつけられない気持ちです。
私は、ネパール料理が好きなので、好みの味だから順位は上位になりましたが、
ネパール料理以外のどのお店もとても素敵なお店なので、
みんな1番でイイんじゃないかって思えちゃいます。
今年1年色んなところへスパイス店を周りましたが、
名古屋にも、とても良いレストランがあることも実感しました。
これからも色んなところへ行けたらいいなって思ってます。