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昼の点数:4.3
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.3
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
料理人を愛すること。
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ネパールの豆カレー♪
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ダルバート♪
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ご飯におかずとダルをかけて、混ぜていただきます♪
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HOTチャイ♪
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2015/12/09 更新
レストランでご飯を食べることには、人それぞれのスタイルがある。
いちど伺ったお店には二度と行かない、という人もいれば、
お気に入りのお店を見つけて、何度も何度も通う人もいる。
私が今までどうしてきたのか?といえば、後者のほうで。
食べログを始めるまでは、狭い世界の一部のお店だけに、
何度も何度も、通い続けた。
ただ、私の大好きだったネパール家庭料理のお店は、
豪雨で川が氾濫したときになくなってしまって、
今、自分の贔屓のお店はここです!と言えるような、
週に2度も3度も、昼も夜も通っているお店を持っていないことが、とても恥ずかしい。
私がネパール料理好きなことでお友達になった方が、
ご自身の贔屓のお店の話をしてくださった。
店主のギミレさんのこと。
お料理の話。
ネパール人たちとの交流。
たくさんのことを、私に語ってくださった。
店主である料理人への彼の気持ちが、充分に私の心に届いたころ、
行きたい気持ちを抑えられなくなった。
ただ、普段の生活の中で、稲沢までの遠征は厳しい。
近くに駅もないので、電車の利用もできないから、車を飛ばすしかない。
休日の運転は非常にストレスがたまるので、行けるのは平日だ。
とりあえず、手帳には住所を書き込んでおいた。
ある日、すっぽりと時間ができた。
車に乗って、ナビに住所を打ち込んで稲沢まで。
名古屋の街中は、名古屋高速でスッと抜ける。
清州ICからは、ひたすら西へと走らせる。
1軒家のレストランは、まるでペンションみたい雰囲気。
扉を開けると、
少し年配のネパール人ご夫婦がいらっしゃいました。
優しい笑顔の奥さまに案内されて、カラフルな色のイスに腰かける。
インテリアも、ネパールっぽく飾り付けられて、かわいい。
初めてきたお店で申し訳ないとおもいつつも、
ご紹介いただいたことと、ネパール料理が食べれないかを尋ねてみました。
どんな料理が食べたいか、聞かれて。
メニューには、モモやチョエラはありましたが、ダルが飲みたいから、
思い切って、
「ダルバートが食べたいです。」答えました。
奥さんは笑顔で、
おかずはどんなものがいいのか?お肉とか食べたい?
細かくお料理のことを聞いてくださったので、
「ダルとアチャールがあればそれだけでいいのですが、
もし可能ならベジタブルのタルカリがあるといいです。」
と、私の気持ちを伝えました。
☆
奥さまが運んできた、銀色のプレートには、
さらさらと揺れるダルと、
こんもりライス、
カリフラワーのタルカリ、
オニオンと大根のカットしたものに、ゴスベラ・コ・アチャールのようなもの。
別の器に、大根の漬物、ムラ・コ・アチャール。
間違いなく、ネパールの家庭料理「ダルバート」だった。
ネパールの家庭料理は、それぞれの家庭で違う。
家庭の味という意味では、日本も同じですね。
もちろん、ギミレさんのダルバートのお料理も初めて食べる味です。
不思議だったのは、どこの味にも似てなかった。
ダルの豆は何だろう?と考えていたけど、
ムングの味はしないような?
マスールかな?トゥールダルかな?どっちかのような?
面倒になので、そのままおいしさだけを味わうことにしましょう♪
何かひとつが際立っているようなスパイス使いではなくて、
バランスというのかな、スパイス感が程よく食べやすい。
タルカリと、アチャールを混ぜながらいただくと、
なにもケンカしない、混ざり合った感じがよいと思った。
うまいです!
アチャールは、マスタードの香りをほのかに感じる酸味のあるもので、
好みの味です。
ごはんによく合う、お漬物ですね。
少しフレッシュパクチーもいれていただいたので、香りも楽しめました。
トマトのアチャールは、いただく前にギミレさんが種明かしをしてくださいました。
なので、新鮮な感覚ではなく、その素材をわかって味わいました。
ネパールのラプシーというお漬物と、
日本の梅干しの味がとてもよく似ていたそうで。
この、トマトのアチャールには梅干を隠し味にいれてあるそうなの。
ギミレさんオリジナルの、梅干し入りアチャールは、
もちろん、モモのタレでもあります。
このプレートでは、カットした玉ねぎと大根につけていただきました。
メニューにないネパール料理が、ここまで本格的に味わえることに、
私は驚きを隠せなかった。
でも、その理由はしっかりとわかっている。
彼らの気持ちの支えになる人の存在、
お店を、お料理を、彼らを丸ごと愛している人がいるからだ。