4回
2017/08 訪問
ガネーシャ祭りへ、行きましょ。(9月3日まで)
名古屋から新幹線に乗り、八重洲口から日本橋駅へ。
東京駅で丸の内から大手町へ行くより楽よ。
インド人のヨギさんから、教えてもらったとおりの道順で、
あたしは葛西駅へ向かった。
ずっと雨続きだった東京なのに、
晴れ女のあたしがいく日は、途端にギラギラ猛暑へと装いを変えていた。
汗だくで到着したあたしを、
迎えてくれたのは、ちょっぴり大人な雰囲気をまとった陳明君だった。
あの、小学生サービス係で世間を賑わせた男の子が、
あたしなんかより、ずっと背が伸びて。
大人じゃん!
ヨギさんの姿が見えない。
「どこにいるの?」
ガネーシャ祭りで2階にいるんだと。
レカの1階は、レストラン。
2階は、イベントホールになっていて、ガネーシャが祭られている。
ここでは、インド舞踊・楽器演奏・ヨガ教室などの、イベントが開催されているそうなの。
あたしが伺った8月22日は、ちょうどガネーシャ祭りの初日でした。
お祭り見れるのかしら?
ワクワクしながら、扉を開けると、ちょうど儀式が終わった後で。
見れなかったことがすごく残念。
でも、祭りの時に使ったインドの楽器の音を楽しませてくれて。
澄み渡った音が、ホールを包んだ。
ありがとう。
祭られたガネーシャは、いつもよりも華やかで、
お供えもたくさん添えられている。
お菓子やカレーが盛られたプレートを、そっと持ち上げたヨギさんは、
「今からこれをいただこう♪」と1Fまで持って行った。
お下がりをいただくのは、インドも日本も同じなのね。
お供えのごはんには、
ターメリックと塩、少しのヒングで煮た、トゥールダルがかけられている。
とてもシンプルなんだけど、豆の味をそのまま感じる。
辛さもないから、子供でもOKな味。
あたし、このダル好き。
じゃがいものサブジと、もう一つのダルを、
ママのチャパティで包んで。
そういえば、ママのチャパティをいただくの、久しぶり。
何とも言えない、美味しさがある。
ふんわりと層になっていて、
アタの素朴な美味しさを感じることができるんだもの。
一番好きなチャパティ。
お供えのお菓子は2種類、いただきました。
スチームモダックと、カワモダックと。
スチームモダックは、
蒸したお餅のようなものに、アンコが詰められている。
不思議な食感のアンコは、
ピーナツの香りとか、スパイスの香りがして。
でも、それだけじゃないし。
なんだろう?
と思ったら、クスクスを使っているんだとか。
えー、アンコにクスクスなの!
もっちりとした、お餅にとっても良く合うね!
カワモダックは、たまごボーロのようで、
サクッとしていて、お口の中で蕩けちゃう。
ミルクがギュッと凝縮された味が、いいね。
お菓子は、モダックだけでなく、ジャレビやラッドゥなど、
8種類くらい揃っています。
インドのお菓子が、これだけ揃っているのは、めずらしいですね。
もちろん、テイクアウトOKなので、
お菓子は持ち帰ってもいいかも。
たぶん1週間くらいは日持ちすると思います。
2階のガネーシャも、もちろんご覧になれますよ。
キレイに飾られたガネーシャをぜひご覧くださいませ。
ガネーシャ祭りは、明日(9月3日)まで。
特別なお料理が、召し上がれます。
行きましょ、ガネーシャ祭りへ。
2017/09/02 更新
2017/03 訪問
インドの家庭料理、いただきます。
お連れさまの同級生のインド人は驚いて、あたしにこう言った。
「how u know?」
お連れさまの同窓会が、名古屋で行われたとき、
色んな国から卒業生が集まりました。
その中の一人に、インド人の同級生がいて。
20年近くぶりの再会に、嬉しさを募らせた。
インド人の同級生とは、あたしも何度かお会いしたことがあって。
ただ、その頃のあたしは、
インド料理=ナンもしくはチャパティくらいしか知らない。
彼に教えていただいて、初めて、
インドでは、家でナンは食べず、チャパティを食べることを知ったの。
彼の奥さんが作ってくれたカレーを、
うまい、うまいと、
誰よりも多くいただいちゃったくらいで、知らないことだらけだった、あたし。
そんなあたしが、ワダ・イドッリ、サンバーを知っているなんて。
20年ぶりにあった同級生は、とても驚いていました。
ワダは、インドのドーナッツ。
イドゥリは、インドの蒸しパン。
サンバルは、ワダ・イドゥリをいただくときに浸すスープ。
ドーナツ型に揚げたワダは、ドーナツと一緒じゃなくて。
お豆の粉で作ったもの。
ウラド豆をパウダーにしたもので、できている。
サンバーや、チャトニをつけて、いただくの。
レカのワダには、さらにじゃがいもが入ってて、
コロコロっと丸いドーナツ型になっている。
バタタ・ワダというらしい。
油で揚げてあるので、アツアツ&サクッが、楽しいお料理。
あたしの、お気に入りのひとつ。
イドゥリは、まっ白な蒸しパンなんだけど、
あたしたちが普段いただいている、甘いお菓子みたいな蒸しパンとは違うの。
小麦粉じゃなくて、ウラド豆のパウダーとお米の粉とMIXさせたもの。
ここには甘さはなくて、
スチームしているから、蒸しパンのような触感なの。
フワフワに蒸しあがった、イドゥリは、
添えられた、サンバーとチャトニと一緒にいただいく。
うー、yummy!
あたしの、お気に入りのひとつです。
「インド ニ キョウミ アリマスネ!」
同級生のキラキラした目に、
「はい!」
と、答える。
いつか、インドのお家へ遊びに行きます。
日本では、東京のレカで、
ママの作った、インドの家庭料理をいただきます。
2017/08/30 更新
インドのお菓子が好き。
甘い、あまい、とても甘いお菓子が好き。
甘さ控えめなんて、言葉はいらない。
ガツンがいっぱいがいいの。
レカには、インドのお菓子がある。
みんなママの手作りなの。
毎日、何種類ものお菓子が並んでいる。
ジャレビは、ハッタイ粉を練ったものを、
細い口から絞り出しながら、油でカリッと揚げて。
シロップにしたす、オレンジ色の鮮やかな、グルグルなお菓子。
インドでも、パキスタンでも、バングラディシュでも、
家庭でも作るお菓子だそうな。
ラドゥは、豆粉などとギーという、
南アジアのバターのように香りのよいオイルと、お砂糖を合わせて丸めたもの。
ホロホロッと、クッキーとはまた違う、口どけがいい。
ベイスン(緑豆をひいたの粉)のラドゥが、一般的なもので、
私はベイスンラドゥが好き。
*
今日はランチで、ベジタブルのspecialをいただいたの。
紫色の、四角のなにかが目に留まる。
あたしが紫色の四角を、じっと見つめていると、
ママは微笑みながら「ビーツのバルフィ。」と教えてくれた。
そして、スペシャルのサブジの説明を。
ダルと、まっ白なヨーグルトのカレー・インゲンのサブジ・インドの梅干・ココナツと人参の和え物。
まっ白なバスマティライスに、ふわふわハンカチみたいなチャパティ。
どれもこれも美味しくて、チャパティをいただくと、
あぁ、レカに来たのね、って思う。
名古屋でもしばらく、レカママのスイーツが楽しめるように、
カウンターの前に並んでいるスイーツの中から選んだのは、
ミルクを煮詰めて作った、バルフィ。
パックにいっぱいのバルフィを、名古屋まで持ち帰った。
ミルキーのようで濃厚な、ミルク味のバルフィ。
カルダモンの香りが、インドらしい装いよね。
ホロホロっと、口どけて、
お口いっぱいに甘さが広がるの。
好きよ、バルフィ。