幸庵のレビューですが、15000文字の制限に引っかかっていますので
過去のレビューを日記として退避・保存しておきます。
2013/9月下旬に再訪です。
今回もいつものコースで予約しました。
内容は以下になります。
・あられ茶
・前菜
毛蟹と舞茸、菊の花に胡麻ソースをかけて、さらに加減酢のジュレをかけたもの。
井戸をイメージした木枠に、すすきが1本飾られています。
毛蟹はレアで食感も味も素晴らしかったです。
・お椀
焼鱧、松茸、銀杏豆腐の椀物。あしらいのニンジンはうさぎの形になっています。
今回の吸地は王道の京料理を彷彿とさせる淡い味わいで美味しかったです(^^)
水を変えたそうですが、もっと旨い出汁を取るために何を変えたらいいのかを
試行錯誤し、水を変えようとなった模様です。日々精進ですねえ!
・造り
鮪、鯛の造りです。辛子醤油、造り醤油が添えられました。
あしらいは赤大根、紫蘇の葉、わかめ、すだち。こちらも王道の刺身ですね。
今回は王道シリーズか?
・焼物
なんと焼いた石の登場。これは初めて。
別皿に松茸、さざえ、いか、鮑が盛られており、自分で石焼にする趣向。
具材はポン酢ベースのタレで味付けされていますので、焼いたらそのまま食べます。
この石焼は、京都のフレンチ懐石のお店からヒントを得たようです。
・八寸
桶に入っての登場。この桶も初めて見ました。
いちじくの天ぷら、銀杏、鰻の酒焼、白瓜昆布、ホタテととびこ、生海苔、
大黒しめじの辛煮、〆鯖です。酒が進みまんがな(爆)
特に鰻の酒焼、〆鯖が秀逸。もっと言えば、〆鯖が超秀逸!
この〆鯖は今のところ日本一です・・・ 脂の乗り、酢のギリギリの加減、そして旨み。
こういうのが出るからここは5.0ポイントにしているんですよねえ(^^)
・煮物
鴨と大根の治部煮です。万願寺唐辛子と白髪ねぎが添えられます。
ここの鴨って脂身が見事なんですよねえ。治部煮なので味は濃いめですが。
・食事
昆布締めにした鯛と実山椒の炊き込みご飯。銅釜で焚いてくれました。
無茶苦茶旨いです。昆布締めにしたので鯛の身はほろほろではなくてしっかりとした
弾力があり、旨味も凝縮。それを実山椒がさらに香りづけし、きりっと〆ています。
あああ、ほんと旨い!余裕で完食です(^^)
なめこの赤だし、昆布の佃煮、きゅうりとかぶの漬物でいただきました。
・和菓子
卵黄と葛を練って焼き上げて作ったきんとんです。それに小豆餡をかけています。
ここのデザートは全てが優しい味なので甘党じゃ無い私でもいけますね。
・お薄
・水菓子
柿、シャインマスカット、梨にコアントローゼリーを掛けたもの。
そして紫蘇のアイスを従えます。下手なフルーツパーラーは消し飛んじゃいますね。
最後を締めくくるのに相応しいです。
飲み物は私は、前回ボトルキープしていた五石橋という芋焼酎。
かみさんは珍しい緑茶の梅酒から始まりマンゴー梅酒に落ち着いていました。
今回はご主人にも伝えましたが、王道の料理を堪能させていただきました。
長い時間我々のおしゃべりに付き合って下さりありがとうございます(^^)
次回はもう少し寒くなってから訪れることにしました。
今度はいつものコースでは無く、初めての”お・ま・か・せ”で(^^)
ご馳走様です!(2013/10/5現在、4.37ポイント)