KEN21さんが投稿したヴィラ・デル・ソル(静岡/熱海)の口コミ詳細

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KEN21の食べ飲み歩き

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掲載保留ヴィラ・デル・ソル熱海/フレンチ、オーベルジュ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2015/09 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

【3200件目レビュー】日本の海の幸をフレンチ風にご提供しますというコンセプト

3200件目レビューです。

この日はかみさんと二人で沼津・熱海をブラブラ。

やって来たのがこちらのフレンチ。

場所は、熱海駅を出て左方向に歩くのですが、結局道に迷ってしまいました(爆)
普通は歩いて行かんからねえ・・・

いわゆる星野リゾートの経営である、界 熱海の別館の位置づけになるのですが、
スマホの地図でも明確な道が表示されませんので、界 熱海本館に伺って、
どうやって行けばいいのかを伺うことに。

すると親切なことに、タクシーを手配してくれてお店まで送っていただきました。
もちろんタクシー代金は無料で。本当にありがとうございますm(_ _)m
この一件で星野リゾートに惚れてしまいました(^^)
その上、レストランにも連絡を入れてくれているという至れり尽くせりの対応。

レストランの場所は、熱海駅から見て、ホテルニューさがみやの奥でしたね。

タクシーが玄関前に到着するとすぐにお店のスタッフの方のお出迎えが。
ということで外観写真は撮れずじまい(爆)
帰るときはタクシー呼びましたけんねえ。だからそんときもやっぱり撮れんと。

店内に入るとまずはウェイティングルームに案内されます。

そして席の準備が整うと2Fのダイニングルームに案内されました。

ダイニングルームは大きく2つの部屋に分かれており、その一つの窓際の
4名掛け円卓に案内されました。

こちらのレストランは、ランチは界 熱海のゲストしか利用できないのですが、
ディナーは外来のゲストも利用できます。

コースは、10000円(税・サ別)と15000円(税・サ別)から選べましたので、
15000円(税・サ別)のコースで予約をしていました。

以降は、税・サ込の料金表示になります。

ということで、

・シェフズスペシャリテ 17820円 × 2人前

のスタートになります。

この日に頂いたものは以下になります。

・シャンパン 2090円 × 2杯
  まずはソムリエの方からドリンクメニューをいただき、
  シャンパンで乾杯をすることに。
  すっきりとしていてやや辛口の美味しいシャンパンです。

・2種のオリーブ
  塩と唐辛子で漬け込んだものと、ラベンダーやローズマリーなどのハーブで
  煮込んだものの2種類のオリーブです。
  塩と唐辛子は一般的なオリーブの味に近いですね。オリーブそのものが美味しい。
  煮込んだものは、食感も少し柔らかくて、ハーブの香りが満載でした。
  いいスタートです(^^)

・鮑の海水蒸し焼きサラダ仕立て
  インゲンと大根のサラダの上に、鮑を海水で蒸し焼きにしスライスしたものを乗せ、
  肝をトッピングしています。
  味付けはほんのり塩味のマリネっぽい感じで、鮑そのものを味わえます。
  あとエストラゴンの風味も効いていました。甘い香りで。
  鮑は程よい弾力と柔らかさを併せ持ち、今まで頂いてきた鮑料理の中でも
  トップレベルに美味しかったです(^^)
  もはやこの一皿でこちらのお店のレベルが相当なものであることが分かりました。
  次の料理が楽しくて仕方ありません(^^)

・バゲット
  細長いタイプです。お腹をふさぐ目的というより、ソースを残さないように
  こちらでぬぐいながら食べました。同時にパンも美味しくなりますしね(^^)

・Pinot Gris 1540円
  次が濃厚な一皿になるので、それに負けない力強い白をということで、
  ソムリエにチョイスしてもらいました。以降ずっとソムリエにお任せ(^^)
  ピノグリとは、赤ブドウと白ブドウの中間のような品種らしく、
  確かに赤にも似た力強い味でしたね。これは好みでしたね(^^)
  料理に合わせるとか以前の問題で。

・北海道産毛蟹のリゾット
  パルミジャーノを入れたリゾットに、北海道産毛蟹の身と
  甲羅と蟹味噌から作ったソースをかけたものです。
  ほんの少しの量なのですが、丼1杯食いてえ(^^;
  毛蟹の濃厚な味を堪能し尽くす料理ですね。
  もちろんPinot Grisとの相性も最高!

・ライ麦パン
  しっかりとライ麦の酸味のあるパン。こちらも様々な料理のソースを
  ぬぐいながら食べ進めました。
  メインの前にもパンのお替りを促されましたが、これ以上食べるとブヒるので
  やめておきました。いやあ、奇跡の自己抑制ですわ(爆)

・Chablis 1650円
  次の料理が貝料理なので、それとの相性の良いこちらを。
  10年ぶりくらいにシャブリを飲んだ気がするなあ。

・蛤のグリル
  真っ黒焦げの蛤が2個。
  蛤のちょうつがいを切り取ってから焼いていますので、
  殻がずっとふさがれた状態で蒸し焼きに。同時に美味しいスープもこぼさず。
  ちょうつがいを切ってから焼くといいこと尽くめなんですね(^^)
  是非とも貝に含まれた美味しいスープを味わっていただきたいので、
  一口で食べてみてくださいと。ラジャー!
  貧乏根性からするとちょびちょびと切りながら食いたいところですが(爆)
  確かに一口で食べるとスープを余すことなく味わえますね(^^)
  今までに食べた蛤料理の中でもトップレベル!鮑といい凄いなあ。

・サンペレグリノ 880円
  かみさんのオーダー。以前、ペリエを飲んでから炭酸水にはまったようで、
  最近は、フレンチ、イタリアン系に行くと大抵炭酸水を頼んでいます。

・Cassis 1430円
  ソムリエいわく、ブイヤベースとの相性が素晴らしいとのことで。
  辛口でありながらマイルドな味わいの白ワイン。
  正直、私には軽めかなと頭の中で思っていたら、ソムリエから、
  「軽いかな?と思うかも知れませんが、ブイヤベースと一緒に飲むと
   印象が変わって来ますから(^^)」との説明が。
  私「あれえ?私の頭の中を見透かされたようですねえ(^^;」
  確かにブイヤベースと一緒に味わえば抜群の相性でしたわ。さすが。

・プティブイヤベース
  真鯛、ホウボウ、テナガエビのブイヤベースです。
  下には、ジャガイモとバゲットが沈められ、サイドにはルイユという
  ペースト状の調味料が添えられました。
  テナガエビは手づかみでどうぞと、フィンガーボールが用意されましたが、
  殻ごと食えるやろうと挑みましたが、硬いのでやっぱやめときました(爆)

・Pouilly Fuisse 1650円
  次はメインの魚料理ということでこちらを。
  シャープで透明感のあるテイスト。

・甘鯛の鱗焼きと農園野菜添え
  パリッパリに鱗を焼いた甘鯛の鱗焼きに、ブールブランソースを合わせたもの。
  周りには、黒人参、黄人参、アスパラ、大根、ブロッコリーが添えられます。
  甘鯛の鱗焼きなんかは至福ですよ、し・ふ・く。
  魚料理に関しては日本料理の方が優れていると思っていますが、
  こちらの料理は日本料理の最高レベルとも遜色ないレベル。
  いやあ、驚きましたわ・・・

・Ladoix 1650円 × 2杯
  最後の最後でメインの肉料理が出ますので今回初の赤を。
  ミディアムボディくらいに感じましたが、酸味が特徴だった記憶が。
  最後に名残惜しいのでもう1杯お替りを(^^;

・牛ヒレ肉のロースト
  分厚く切られた牛ヒレ肉のローストにマデラ酒のソースを合わせています。
  サイドには、ジロール茸が。
  私の好きな赤身中心のローストで噛めば噛むほど肉の旨味が味わえます。
  ただし今までの魚介料理が素晴らしかったので、こちらは普通よりも
  美味しいレベルでしたね。それでも普通よりは美味しいのですが。

・スープドフリュイ
  オレンジ、ピンクグレープフルーツ、パイナップル、グアバ、赤すぐり。
  爽やかで酸味のあるフルーツの協演。

・和栗のモンブラン
  旬の栗ですねえ(^^)
  中にはバニラアイスも仕込まれていました。
  マロンクリームといい、美味しいモンブラン。
  こういうのならなんぼでも食べたい(^^)

・珈琲
  私のチョイス。しっかりとした苦み有り。

・紅茶
  かみさんのオーダー。

・ミニャディーズ
  塩キャラメルとココナッツ風味のメレンゲの焼菓子でした。
  ちなみにココナッツのお菓子はこれまた激ウマで。

これで〆て50270円。一人当たり約25000円。

超満足(^^)/

例え30円でも満足できない時もあれば、10万円を超えても満足するときはすると。
今回は後者です(^^)

私は日本料理が好きです。特に懐石料理のようなものが。
そういうのが好きな方はこちらのスタイルは好みではと感じました。

つまり、魚介料理中心で、少量多品種で、素材そのものの味を生かすという意味で。

クラシカルなフレンチとは対極を成しますので、言うなれば、
日本の海の幸をフレンチ風にご提供しますというコンセプトかも。

実はこちらのお店を何年も前から推薦していたのは、藤沢の幸庵のご主人。

で、やっとこさの訪問なんですよねえ。

幸庵のご主人がこちらを推薦する理由は分かりますわ。通ずるところがあるので。

食事を終えると、料理長の金野氏が我々のテーブルに。

今回の私の驚き、感動などをお伝えしました(^^)

この日は最後に肉料理を出しましたが、ずっと魚介料理で通すこともあるそうで。

また、冬になると美味しい素材がありますよと(^^)でしょうねえ!

あれだけ凄い料理を提供されたシェフなのに、もの凄いはにかみ屋で、
腰が低くて余計に好感が持てましたわ。

間違いなく、再訪するお店になりました。

ご馳走様です!(2015/10/3現在、3.80ポイント)

  • 2種のオリーブ

  • シャンパン

  • 鮑の海水蒸し焼きサラダ仕立て

  • 鮑の海水蒸し焼きサラダ仕立てアップ

  • バゲット

  • Pinot Gris

  • 北海道産毛蟹のリゾット

  • 北海道産毛蟹のリゾットアップ

  • ライ麦パン

  • Chablis

  • 蛤のグリル

  • 蛤のグリルオープン

  • 蛤のグリルアップ

  • サンペレグリノ

  • Cassis

  • 真鯛、ホウボウ、テナガエビのブイヤベース

  • 真鯛、ホウボウ、テナガエビのブイヤベースアップ

  • Pouilly Fuisse

  • 甘鯛の鱗焼きと農園野菜添え

  • 甘鯛の鱗焼きと農園野菜添えアップ

  • Ladoix

  • 牛ヒレ肉のロースト

  • 牛ヒレ肉のローストアップ

  • スープドフリュイ

  • スープドフリュイアップ

  • 和栗のモンブラン

  • 和栗のモンブランアップ

  • 珈琲

  • 紅茶

  • 塩キャラメルとココナッツ風味のメレンゲの焼菓子

  • ダイニングルーム

  • ウェイティングルーム

2015/10/10 更新

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