KEN21さんが投稿した一保堂茶舗 喫茶室 嘉木(京都/京都市役所前)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

KEN21の食べ飲み歩き

メッセージを送る

この口コミは、KEN21さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

一保堂茶舗 喫茶室 嘉木京都市役所前、神宮丸太町、三条/カフェ

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2013/01 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

絶対にお薦めは、玉露 天下一!驚愕です!

京都グルメツアー2日目の休憩で利用しました。

昨年のGWの時にもこちらの近くを通ったことがあり、行列になっていたので後で調べたら
有名な日本茶専門店でした。喫茶室も併設されており、そこを利用しました。

到着すると丁度お茶の時間の15時前くらいですのでかなりの行列に・・・
椅子も結構用意されているのですがそれでも間に合わずしばらく立って待ちました。

50分ほどしてやっとこさ入店。

2名用の小さなテーブルに案内されます。

メニューを選ぶ時間はたんまりと有りましたので、

・玉露 天下一 1890円

・濃茶 雲門の昔 1155円

ともにこの店の最高級品をいただくことに。それぞれに和菓子も付きます。

まずは天下一の登場です。

何やら茶碗がいっぱい。玉露の淹れ方には手順がありますので、それを店員さんから
ご指導いただきます。大体以下のような感じでした。

・急須に茶葉を入れる。結構多目で10グラムくらい入れたと思います。
 このくらい入れないと駄目みたいですね。

・ポットから熱湯を茶碗に注ぐ。

・茶碗は4つあるので、お湯の温度を下げながらどんどん茶碗から茶碗にお湯を移す。

・4つ目の茶碗に入れるころには、十分に温度を落としておく。
 目安は最低でも60℃以下。温度を下げないと玉露の旨み成分がうまく出ないらしい。
 ぶっちゃけ氷水でも出るので温度を下げる分にはいいですよと。駄目なのは熱いこと。

・4つ目の茶碗を手のひらに持って、十分に温度が下がっていることを確認したら、
 そのお湯を茶葉の入っている急須に回し入れます。そして蓋をして1分20秒待ちます。
 この時、時計で計ります。

・1分20秒ジャストで、茶碗にお茶を注ぎます。

・味わいます。

・同様に2杯目以降も同じことを繰り返します。違うのは2杯目以降からは
 1分20秒待たないで、一呼吸置いたら注ぐこと。2杯目からは茶葉が開いているので
 そうするらしいです。

・これで3杯、4杯と飲めます。私は6杯飲みました。それでもまだ普通のお茶より美味しいです。

1杯目を飲んだ感想。

「な、なんじゃあこりゃあああ!」です。

正直、旨いを通り越して驚きました。もの凄いグルタミン酸の旨みを感じます。
つまりこんぶのような出汁の味を感じるのです。舌に絡みつくようなねっとり感もあります。
甘みももちろん感じます。今までのお茶の概念を根底から覆しました。
これが本物の玉露・・・ 今まで飲んだのはなんだったんだろうと。
しかし店員さんもおっしゃっていましたが、ここまで来ると好き嫌いもあるそうです。
あまりにも旨みが強いから例えばこんぶ嫌いの人には向かないとか。
そのくらいハッキリと分かる味ですので。
この旨みは3杯目まで感じられます。4杯目からはかなり和らいできましたがそれでも
まだまだ美味しいです。6杯目からは普通の美味しいお茶くらいになりました。

続いて、雲門の昔の登場です。

濃茶というものを初めて見ましたが、たとえが悪いですが、緑色のペンキのようです。
それほどねっとりと濃厚です。
飲むという表現では無く、舐める?という感じですかね。
味も超濃厚。甘みも凄いです。二口分くらい飲んで、店員さんに渡して、今度は薄茶に
してもらいます。濃茶の残ったところにお湯を入れて、再度楽しめるんですね。
これで、なぜ薄茶というのか意味が分かりました。濃茶に比べれば薄いですし、
元々は濃茶を飲んだ後にお湯を足して薄めて飲んだからなんですね。なるほど。
懐石料理の最後の抹茶の事を”お薄”と言いますが、なぜ?と思ってました。
全然薄くないのにと(^^;

お茶に付いてきた和菓子は、松雪(ねりきり)とあかつき(上用饅頭)という名前でした。
もはやお茶が凄すぎて、お菓子の方は印象に無いです(^^;

もしこちらに来られるのであれば、絶対にお薦めは、玉露 天下一です!

お茶というカテゴリで、驚きと感動を与えてくれましたので、文句なしの
4.5ポイント以上です!

ご馳走様です!

  • 玉露 天下一のセット

  • 急須に茶葉を入れて

  • お湯の温度を下げていきます

  • 1杯目の天下一

  • 5杯飲んだ後の茶葉の状態

  • 6杯目の天下一。まだ旨い。

  • 濃茶 雲門の昔

  • 濃茶 雲門の昔をお薄にしました

  • 松雪

  • あかつき

  • 松雪断面アップ

  • あかつき断面アップ

2013/01/17 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ