なまらうまいさんが投稿した神楽宿(宮崎/高千穂)の口コミ詳細

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「なまらうまい」の、とにかく美味しいもの食べたい! 美味しいものから、珍しいもの、食べ歩きに、面白いものまで、全くまとまりのないグルメ旅日記。

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なまらうまい (50代前半・男性・東京都) 認証済

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神楽宿高千穂/郷土料理

1

  • 昼の点数:3.9

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク 3.6
1回目

2016/10 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク3.6
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

天孫降臨の地、神々の住む高千穂で「蘇食物語」♪ 「神庭」のある座敷で頂く伝統の料理、「夜神楽煮〆」「古代黒米うどん」「かっぽ酒」などなど、身も心も蘇った気分になりました!

神様が降臨したという高千穂、神話の里と呼ばれるのにふさわしい場所で、心も身体も蘇るという「蘇食物語」を頂きにきました。

「千穂の家」さんが経営する「神楽宿」で、こちらで頂くには予約が必要です。
前日に高千穂峡に行った時に、事務所のようなところに案内してもらって、翌日の神楽宿での食事を予約して、翌日のランチでお伺いしました。 高千穂峡から車で約5分、山道をうねうねと走ったところに素晴らしい茅葺き屋根の建物があり、そこで食事ができます。

この「神楽宿」さんの坂を登っていった「宵殿屋敷」と書かれた建物で食事を頂きます。
「宵殿屋敷」の中では座敷席が広がっていて、中央に「神庭」があり、神楽を舞う神殿のような造りになっています。 説明では、この「神庭」は昔から女人禁制と言われていて、結界のように囲われているところで神様が奉られているようでした。 といっても、女性の方もみなさん記念撮影などをされているようですので、現在はそんなに厳しいというわけではないのでしょうね。

こちらに予約をした前日の夜に、高千穂神社に行って夜神楽を見てきました。
本来は、三十三番の夜神楽があって、毎年11月末から翌2月にかけて、各地の農村を回って、夜通し舞う儀式のようなものです。 天照大神が天岩戸に隠れられた折に岩戸の前で天鈿女命が調子面白く舞ったのが始まりとのことです。 この三十三番の神楽の中から代表的な4番を、高千穂神社で毎日見られます(一人700円です)。 「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」と、高千穂に伝わる神楽の舞いで楽しむことができるというものです。 これを、一般の方が伝承して後世に伝えていってるというのがすごいですね。

なんか、高千穂って別世界だな~っと思いました。 日本の文化の原点がここにあるといってもよい場所ですね。

そんな伝統の夜神楽を見たあとの翌日の「神楽宿」です、前夜の興奮そのままにランチにやってきました♪
築260年以上の民家を移築した食事処になっていて、この座敷で頂く「蘇食物語」は、夜神楽の時にみなさんにふるまわれた料理と言われています。 蘇食の「蘇」は、よみがえるの「蘇」で、薬膳の意味合いがある神聖な食事のようですね。

メニューは6種類あって、すべてが「蘇食物語」です。
一番安いのが「蘇食物語 (1200円)」で、その他も名前は変えているけれども、全て「蘇食物語」とのことで料理の内容が異なっているとのことでした。

「高千穂郷御膳 (3500円)」「高千穂宴御膳 (3000円)」「高千穂彩御膳 (2500円)」
「高千穂花御膳 (2000円)」「神話御膳 (1500円)」「蘇食物語 (1200円)」


の6種類で、ボクは「高千穂花御膳 (2000円)」にして、嫁は「蘇食物語 (1200円)」を予約しました。
「高千穂花御膳」にしたのは、高千穂名物の「かっぽ酒」が入っているから♪ これも楽しみにしていたものの一つです♪

予約した時間に行くと、入口のところから建物のほうに案内してくれました。
この坂、結構急で疲れますね…(笑) 「神楽宿」の座敷に付くと、正面に「神庭」が祭られていて、ちょうどそのすぐそばの席が準備されていました。

「高千穂花御膳 (2000円)」
一、高千穂名物「かっぽ酒」
ほれぼれとする料理も並んでいるのですが、まずは店員さんがやってきて「かっぽ酒」を注いでくれます。
青竹に清酒を注いて、焚火にかけて燗にしたもの。 竹酒って美味しいですよね~、どことなく風情もあるし、青々しい風味もあってお酒が美味しくなります。 「かっぽ酒」は、お酒を注ぐときに「カポッ」と音がすることから「かっぽ酒」なんだそうです。 これも高千穂が発祥で、全国に広まったらしいですね♪

一、苫屋:夜神楽煮〆、山菜珍味
お神楽のときには必ず食べるという「夜神楽煮〆」です。
風情のある苫屋をイメージした器に入って、屋根の部分が蓋になっています。 これを見たかったので「高千穂花御膳 (2000円)」を注文したということもありました。 パカッと蓋を取ると、タケノコ・ニンジン・里芋・出汁巻き卵などの煮しめが入っています。 味もしっかりと入っていて、素朴ながらも優しい味わい。

わさび菜がちょっと付いていて、これまた色鮮やか♪ これもステキなアクセントになっていました。

一、椀物:古代黒米うどん
見た目はどうみてもお蕎麦なのですが「古代黒米」を使ったうどんです。
よく見ると粒々っとした黒米の殻のようなものが見えます。 食べてみると、思った以上にツルツルっとしていて喉越しもよかったです。 ふわっと残る後味が、お米を使っていることがよくわかる香ばしいうどんでした。 これはまた高千穂らしい良いものを食べれた気がします。

一、中皿:三色刺身蒟蒻(酢味噌にて)
酢味噌でさっぱりと頂く刺身こんにゃくです。
柚子・よもぎ・地こんにゃくの3切れでした。 柚子の香りが高くて、涼しげにスッと頂けて美味しかったです。

一、揚げ物:虹鱒の唐揚げ
塩加減がよくて、パリッパリに焼かれています。
一匹をそのままの姿で登場するのではなく、頭や尻尾を落とした状態で真ん中で切って揚げられていました。 パックリと食べると、虹鱒独特の風味も感じられるが、クセはなくほっくりとした味わい。 淡白な中に、ほんのりと旨みが感じられて、しっかりと虹鱒の美味しさを味わうことができました。 やっぱり水が美味しいところで育った虹鱒って最高ですね♪

一、小鉢:旬菜小鉢
切り干し大根を酢の物で合えたような小鉢でしたが、どことなく斬新な味わいでした。
お酢が全然違うんでしょうかね~。 酢物にツンとした口当たりが全くなくて、素材をまろやかにほんのりと味付けする役割になっているように思えます。

一、台の物:宮崎県産豚肉の陶板蒸し
「蘇食物語」って精進料理のようなイメージもあったのですが、しっかりとお肉も食べれます。
陶板蒸しで、しっとりと蒸された豚肉です。 脂っこさはなくて、肉質のキメが細かいな~っと思いました。 もっちりとしていて、柔らかいお肉で、お肉そのものに甘みもあって、なかなか美味しい。 甘めの醤油ダレが付いているのですが、この豚なら岩塩とかで食べれるとよかったかもと思いました。

一、小皿:秘伝の油みそ
一、御飯:とうきび御飯
「油みそ」は、しいたけや7種類の根菜を煮込んだおかず料理とのことで、ちょっぴりと付いていて「とうきび御飯」に乗せて食べると、旨みが凝縮されたお味噌で、少しでもかなりハッキリとした旨みがありました。
「とうきび御飯」も高千穂の名物ですね~。 もともとは農家の方が腹持ちをよくするために、「油みそ」と一緒に食べていたというご飯です。 優しい甘みが加わった、まさにふるさとの味ですね。

しかも、食べている時に店員さんがタッパで別の「油みそ」も持ってきてくれました。
「よかったら、食べてみませんか~」と言ってくれて、なんかこういうのっていいな~って思いますね。 サービスとかではなく、極自然に家にお客さんを迎え入れてくれるような雰囲気です。

もちろん、少しご飯の上に乗せてもらいました。 辛子しいたけのような「油みそ」で、これまた美味♪

一、香の物:自家製のお漬物
お漬物は沢庵と高菜でした。
こういうのを頂くと、普段食べている沢庵とかっていったいなんなんだろうか…とか思ってしまいます。 何気ない素朴なお漬物ですが、ご飯のお供に最高ですね~。 余計なものを一切使わないで、自然のままに漬けているのって大事なんだな~っと改めて思いますね。


「蘇食物語 (1200円)」
嫁のほうは「蘇食物語 (1200円)」で、メニューとしては「高千穂花御膳 (2000円)」とほぼかぶっています。
「高千穂花御膳 (2000円)」の一部で、「蘇食物語」として重要な「夜神楽煮〆」「古代黒米うどん」「とうきび御飯」などもしっかりと入っています。

一、籠盛り盛り合わせ:夜神楽煮〆、季節の小鉢、山菜佃煮
一、台の物:山頭火鍋
一、刺身:三色蒟蒻
一、椀物:古代黒米うどん
一、御飯:とうきび御飯
一、香の物:自家製のお漬物


台の物だけが全然違っていたので、こちらはシェアしていただきました。

「山頭火鍋」って始めて聞いたのですが、高千穂なのでやはり種田山頭火から来ているのかな?
「分け入つても分け入つても青い山」で有名ですね。 でも、この「山頭火鍋」がどこから来て、何を意味しているのかは最後までわからずじまいでしたが(笑)

「宮崎県産豚肉の陶板蒸し」に比べると、手が込んで調理されているように思えました。
宮城県産のしめじなどのキノコや豚肉が乗っていて、オクラソースを使って味付けをしているようです。 オクラの緑色の彩りがキレイで、風味も新鮮なオクラの青々しい味わいでいただけます。
これはなかなか斬新でした。 台の物だけなら、こちらの「山頭火鍋」のほうが好みにあっていたし、「蘇食物語」全体の料理の構成にも馴染んでいたように思えますね。


神楽を舞う「神庭」のそばで頂く高千穂の「蘇食物語」をすっかりと満喫させて頂きました♪ さすが、神々の住む里ですね♪
食事する座敷の隣には、展示館のように使っている建屋があって、そこで昔から使っている調理器具や農器具などの展示も見ることができます。 建物の軒先にたくさんのトウモロコシがかかっていたのが印象的でした。

また、お土産屋さんも併設されていて、せっかくなので両親にお土産で「古代黒米素麺(5束) (650円)」を買っていきました。
坂を下る途中に大きな茅葺屋根の家があって、なんかこの敷地内をちょっと歩くだけでも、普段の生活とは全然違った雰囲気で過ごすことができました。 こういうのっていいな~って思います。

奥のほうに「ふる里茶房 石の蔵」というカフェもあって、そちらでちょっと休憩がてらにお茶していくことにしました。
なんだか、懐かしい素朴なお料理を頂いて、神々の里のゆえんを少しわかった気がする「神楽宿」でのランチになりました。

うん、これは大満足~♪

  • 蘇食物語の一つ、「高千穂花御膳 (2000円)」

  • 苫屋:夜神楽煮〆、山菜珍味。 夜神楽にふるまう料理の中でも人気の料理らしいです。

  • 高千穂名物「かっぽ酒」♪ 店員さんが継いでくれて「かぽっ」って音がします。

  • 座敷の中央に「神庭」があって、神楽を舞う神殿のような造り

  • 夜神楽の時にみなさんにふるまわれた料理といわれる蘇食物語

  • 揚げ物:虹鱒の唐揚げ

  • 椀物:古代黒米うどん

  • 台の物:宮崎県産豚肉の陶板蒸し

  • よかったらど~ぞと言って、ご飯の上に「油みそ」を乗せてくれました

  • 中皿:三色刺身蒟蒻(酢味噌にて)

  • 御飯:とうきび御飯

  • 小皿:秘伝の油みそ

  • 小鉢:旬菜小鉢

  • 香の物:自家製のお漬物

  • 古代黒米うどんは、「古代黒米」を使ったうどん。 スルッと喉越しもよい

  • 風情のある苫屋をイメージした器に入った「夜神楽煮〆、山菜珍味」

  • 「高千穂花御膳 (2000円)」を上から

  • 「蘇食物語 (1200円)」を上から

  • 「蘇食物語 (1200円)」のざる盛りです

  • 「蘇食物語 (1200円)」の台の物:山頭火鍋

  • 「神庭」と呼ばれる夜神楽が奉納される二間四方の神庭

  • 結界のように囲われているところで神様が奉られているようでした

  • この「神庭」は昔は女人禁制だったらしいです

  • 神聖な「神庭」。 ここで夜神楽を踊っているところを見たいな~。

  • 店内の入口からみたところ

  • 宵殿屋敷で蘇食物語を頂きます

  • 坂を登ったところに宵殿屋敷や歴史資料蔵があります

  • 坂の途中にあった「神楽宿」さんのちょうちん

  • お茶です

  • 坂の上から見た大きな茅葺屋根の家

  • 歴史資料蔵の前です

  • 歴史資料蔵の入口、趣があります

  • 歴史資料蔵の軒先にはとうきびが吊るされてます

  • 歴史資料蔵の中、すごいいっぱい

  • 歴史資料蔵の中、レトロでいいな~

  • 「神楽宿」さんの入口の看板

  • 併設されているお土産屋さんです

  • 高千穂名物のお土産もたくさん

  • 椎茸からしや、日向夏しいたけ

  • 古代黒米うどんも売られています

  • 高千穂と言えば、かまいり茶ですね~

  • 干したけのこも販売

  • 宵殿屋敷へ向かう坂の途中

  • こういうの見ると感動します

  • 宵殿屋敷の坂の上から、結構急な坂です

  • 「神楽宿」の入口の道路付近。 大きな橋の景観が最高です

  • まさに天孫降臨の地ですね♪

  • 「神楽宿」さんのバス停です

  • 神楽宿さんの入口、ここから坂を登って宵殿屋敷へ

  • 神話の里と呼ばれるのにふさわしい「神楽宿」さん

2016/12/03 更新

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