なまらうまいさんが投稿した民宿すぎの子(埼玉/武州中川)の口コミ詳細

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「なまらうまい」の、とにかく美味しいもの食べたい! 美味しいものから、珍しいもの、食べ歩きに、面白いものまで、全くまとまりのないグルメ旅日記。

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なまらうまい (50代前半・男性・東京都) 認証済

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民宿すぎの子武州中川、武州日野/旅館・民宿

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

【1200件レビュー記念】 茅葺屋根の民宿で秩父の山の幸! 「幻の岩茸の天ぷら」を肴に「岩魚の骨酒」で一杯! 「山菜の天ぷら」も「いのしし鍋」最高♪ 桜の季節に最高でした~!

ふぃぃ~、1200件! 今回のキリ番は迷った挙句に、以前からマイレビューアさんの口コミを見ていて、是非一度行ってみたいと思っていた「民宿すぎの子」さん♪ ちょうど秩父の桜の季節に合わせて行って、最高にいい季節に行ってきました~♪

八王子からは車で約2時間、思ったより早く着きました。
「民宿すぎの子」さんは、みごとな茅葺き屋根の古民家、夕食は山の幸を使った手作りの料理! まさに秩父の天然の料理を堪能してきました。

そして、すぎの子さんで飼われている柴犬のハチの家も茅葺き屋根♪
これがかわいい! 茅葺き屋根の小さな犬小屋から出てきて、尻尾を振りながらお出迎えしてくれます♪ 冬は暖かく、夏は涼しい茅葺き屋根、ハチも喜んでいるらしいです。 いいな~、ハチの家に一緒に住みたい!(笑)

「すぎの子」さんの茅葺き屋根の建物は築350年になるそうです。 埼玉県の宿泊施設では唯一の茅葺き屋根だそうです。
すっごく風情があって、部屋に入ってからずっとのんびりさせてもらいました。 行った日はちょうど雨で少々肌寒かったのですが、障子の部屋って暖かいんだな~と実感。 風情もあって、懐かしさもある最高の民宿ですね。

15時ごろにチェックインして、もうどこにも出歩かず部屋でまったり。
8畳間で、こたつがポンと置いてある、のんびりした和室です。 とりあえず夕食まで、こたつに入ってゴロゴロと♪ たまにこういうのんびりした感じが嬉しいな~。 夕食は17:30~18:00の間ということでしたので、ちょっと早目になります。 部屋で頂けるので、とにかくお酒を飲みながらグダグダと(笑)

最近はバタバタといろいろ忙しかったので、嫁とちょっと一休みということで、普段とは違った空気をしっかりと感じられました。
ちなみに、夕食・朝食が付いて一人一泊7200円です。 そしてボクが行ったときは「春のうきうきプラン」の期間で、夕食に手打ち蕎麦も付いてきました。

こちらで一番楽しみにしていたのは「岩茸の天ぷら」
岩茸は、標高800m以上の断崖にのみ生えていて1年に数ミリ程度しか伸びないという幻の茸♪ 女将さんにも説明してもらいました。 めっちゃレアだそうで、大奥の御献としても出されていたり、仙人もこれを食べて長生きしていたそうです。 この幻の岩茸を頂きたくてやってきました!

まずは、「岩魚の骨酒」で乾杯です♪
これも楽しみにしてたんですよね~。 秩父の岩肴をとろ火で1時間半ゆっくりと焼いて、その岩魚に地酒を注ぐというもの♪ 岩魚の形の陶器に入って出てきます。 地酒に、岩魚の香りと出汁がしみわたって、めっちゃ美味しい! いや~、これはなかなか味わえませんね。 (岩魚骨酒は、1人前(2合)1500円の追加オーダーです)

それから「岩茸の天ぷら」を、ちまちまと食べていきます♪
1人前で7枚乗っていました、食べるのがもったいないですね~。 すぎの子さんの岩茸は、標高2000mのかなり霧の深い場所から、若大将さんが自分で採りに行っているそうです、すげ~♪

真っ黒でサクッカリッと揚がった天ぷら、食感はコリっとしていて、さっぱりと塩っ気がだけでクセのない茸なのですね。 これぞ極上の山の幸、幻と言われてるものなのですね~。 これは、「岩魚の骨酒」にもピッタリ! 最高の肴ですね~。 (岩茸の天ぷらは、1人前500円での追加オーダーです)

そして宿泊費に含まれているメインの夕食、まずは山女の甘露煮
この山女の甘露煮だけでも大満足の一品でした。 秘伝のタレを何度も付けて3時間かかって煮るんだそうです。 もちろん、頭からかぶりついて、骨も全部頂きます♪ くあ~、甘辛くて美味しい! めっちゃ柔らかい~! 骨もホロホロになっていて、絶品ですね!

山菜の天ぷらは、まさに春の山の幸♪
行者にんにく・モミジガサ・タラの芽・コゴミ・ふきのとうの天ぷらでした。 それぞれの山菜の風味がしっかり残っています。 それぞれの味わいを楽しめて嬉しい、山菜の味わいそのままに!という感じです。 こちらの山菜は若大将さんが、あちこちで採ってくるらしいです。 それぞれ生える場所も違っているので、結構大変らしいですね♪

予約を入れていたので、朝、若大将がモミジガサを採ってきてくれたそうです。
それをさっそく天ぷらにしてくれて、すっごく嬉しい~♪ モミジガサは、意識して食べたのは初めてだったのですが、若干苦味もある山菜で、この中でも一番気に入りました。 「岩魚の骨酒」にも一番ピッタリくるな~という感じ、ぐいぐいと酒が進んでいきますね~♪ 

そしてたくさんの小鉢には、色鮮やかな山菜料理がたくさん並んでいます。
ワラビのお浸し、ふきのとうとシラスの和え物、自然薯、岩茸と柚子とキュウリの酢の物、タケノコや里芋などの炊き合わせ、揚げ茄子の田楽風など。 もう、どこから手を付けていいのかわからない、ワクワクします♪

ふきのとうは、しゃきっと最初にパックリと頂きました(笑) タケノコは新鮮で甘みもある最上のものですね~。
自然薯は、とろみとねばりがハンパない♪ まさにビヨ~ンと伸びるって感じに見えますね~。 嫁はそのままずるずると、ボクはご飯にかけて山野の味わいをそのままに頂けました。 岩茸と柚子もご飯に乗っけて、素材の美味しさをそのままに♪ 何杯でもご飯が食べれそうです!

いや~、こんなにたくさんの山菜を一度に楽しめるなんて、最高の気分です♪
こういう自然の美味しさをそのまま頂くってなかなかできないな~と、やっぱりこういう料理って素晴らしいと改めて実感。

本当は、コシアブラも食べてみたかったのですが、まだ季節ではないようですね。 5月くらいになれば採りに行けるようになるらしいです。

そして、別に頼んであった「いのしし鍋」も頂いてきました(2人前から事前予約で、1人前1500円です)。
いのししって、食べたことはあるんですがもう記憶にないくらい昔かな~、すっごく久々でドキドキします。 大きな鍋に、野菜やキノコ、豆腐などが盛りだくさん♪ 猪肉は牡丹の花のように盛ってくれていて、まさに「ぼたん鍋」だ~、すっごく美しい! これも女将さんの独自の味付けで提供されます。

お味噌がベースで、猪肉にはたっぷりの脂身が乗っています。
お味噌は比較的甘めで、かなり濃厚な味噌ですね。 時間をかけて煮込んでいくと、脂身とお味噌がどんどん相まって、時間がたつにつれてどんどん美味しくなっていきます♪

猪肉には全くクセなどはなく、むしろ淡白な感じでした。
歯ごたえがあって固めで甘みのあるお肉、最高の「いのしし鍋」! 最後に、手打ち蕎麦を頂いて大満足でした♪ くぁぁ~、お腹いっぱいで、満足感がすっごい料理でした♪

ずっと「岩魚の骨酒」の飲んでましたが、時間がたつにつれて岩魚の香りと旨みが出汁のように溶け込んで、どんどんと濃くなっていきます。 なんて贅沢なお酒なんでしょう~♪ そして、中に入っている岩魚も取り出して酒の肴に♪ これがまた絶賛! ほんのりとお酒の香りが付いた新鮮な岩魚、身もほろっとくずれて美味でした!


食後は、ゆっくりまったりと…。
お風呂は12時くらいまで入れるそうで、ちょっとゆっくりとしてから入ってきました。 お布団は自分でひいて、あとはもう寝るだけって感じですね。 めっちゃ満足で、お腹いっぱいで何も考えずに休むだけです(笑)

朝食は、基本が7:30とのこと。 部屋に持ってきてもらえます。
シンプルに女将さんの優しい朝ご飯という感じです。 目玉焼きや納豆など、日本の朝です。 まだまだ寒さの残る秩父のキュッと引き締まるような空気の中の、ほんわかする朝ご飯、嬉しかったな~♪

こちらの宿の近くには、「清雲寺のしだれ桜」があり、ちょっとふらっと出かけて見に行ってきました。
お伺いした時には、少々葉桜になっていましたが、壮大で迫力があって、めっちゃキレイで感動します♪ いや~、桜の季節に来れて良かった~と感動!

いや~、雰囲気も良く、のんびりした時間を過ごせました。 なにより料理が美味しいですね♪
帰りに女将さんと若大将、そしてハチに挨拶をして、帰路に付きました。 やっぱり自然っていいな~と実感、ここは何度でも来たいと思うステキな宿でした!

  • 茅葺屋根の民宿で秩父の山の幸!

  • 楽しみにしていた「岩魚の骨酒」

  • 猪鍋♪ まさに「ぼたん鍋」~、すっごく美しい!

  • 犬のハチの家も茅葺き屋根でできています♪ いいな~♪

  • 幻の「岩茸の天ぷら」を肴に「岩魚の骨酒」で乾杯です♪

  • 岩茸は、これぞ極上の山の幸という感じ♪

  • 山菜の天ぷらは、まさに春の山の幸♪ 行者にんにく・モミジガサ・タラの芽・コゴミ・ふきのとう

  • 岩茸と柚子とキュウリの酢の物

  • 秘伝のタレを何度も付けて3時間かかって煮る山女の甘露煮!

  • 猪肉の盛り付けもステキです♪

  • ふきのとうとシラスの和え物

  • ワラビのお浸し

  • タケノコや里芋などの炊き合わせ

  • 自然薯は、とろみとねばりがハンパない♪

  • ふんだんに山の幸をご飯に乗っけて食べる♪ 幸せ!

  • 秩父の岩肴をとろ火で1時間半ゆっくりと焼いて地酒を注ぐ

  • 揚げ茄子の田楽風

  • 若大将が打った手打ち蕎麦も付いてきました。

  • 挽きぐるみの蕎麦かな~、香りが豊かで美味しい♪

  • 茅葺屋根の民宿すぎの子さんです♪

  • 8畳の和室に泊めさせて頂きました。

  • 泊まった部屋。 障子って暖かくていいな~

  • 母屋への渡り廊下、その横に檜のお風呂の部屋があります

  • かやぶきの宿 秩父 民宿すぎの子さんの入り口です

  • ご飯もたっぷりです♪

  • 朝ご飯は、目玉焼きに納豆などでほっこり

  • 部屋にかざってある「イワナ骨酒」のイメージ!?

  • ちょっと遊びに行くと必ず出てきてくれます♪

  • 埼玉県でも唯一の茅葺屋根の民宿だそうです

  • 冬でも暖かくてお気に入りだそうです♪ ボクも一緒に住みたいくらい(笑)

  • すぎの子さんの庭にもキレイな花が咲いています

  • 宿の近くの桜の名所、「清雲寺のしだれ桜」

  • こたつの上にはシンプルにお茶、小さな急須に趣きがありますね

  • 浴衣、ドテラ、歯ブラシがセットされています

2015/04/12 更新

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