この口コミは、やまねお父さんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.3
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 3.9
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|酒・ドリンク 4.2
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[ 料理・味4.3
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP3.9
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| 酒・ドリンク4.2 ]
冬の京都で真のお抹茶を お茶の素晴らしさを再認識した訪問でした
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2017/08/05 更新
はふうの食事の後、外に出ると吹雪みたいな雪、このままでは遭難する!(たいそうな!)と思い、避難するために逃げ込んだこちらのお店。素晴らしいひとときを過ごすことが出来て、吹雪さまさまでした。
入って直ぐはお茶の販売、こちらがまた趣きがありすぎる。勿論喫茶室で頂けるお茶は全て購入出来ます。
その奥が喫茶室、こちらの雰囲気がまた素晴らしい。メニューを見ると様々なお茶が並んでいますが、生憎こっちはずふの素人、途方にくれていると接客係のお姉さんが来て実に丁寧に教えてくれました。
抹茶
私達がよく頂いているのは「おうす」、すなわち本来の抹茶を素人でも飲みやすい様に薄めたものらしい。
そんな説明を聞いて私が黙っている訳がない、上等だ!矢でも鉄砲でも濃い茶でも持ってきやがれ!と空意地を張ります。
最上級抹茶「雲門の昔」(1200円)、これよりも正月限定「都の鳥」(1100円)、 お姉さんの説明ではこちらの方がややあっさりで茶道を習っていない方でも飲みやすいのでは...との説明に腰が砕けて、ではそちらを。
充分堪能してもういいとなったらお姉さんを呼べば飲みやすいおうすにだて直して頂けるとのこと。
それは弱音を吐けばということですか?
ほう、誰がへこむというのですかね?
変な意地が出てきます。
濃い茶 通常な二倍のお茶を使いお茶本来の味が味わえる、本来のお抹茶。
というと美味しそうなんですが、運ばれてきたものは、御茶碗の底に真緑、原色の絵の具 ペーストというよりゲルみたいな物質。温かいうちに飲まないと固まるらしい
。
本当に飲みもの?
なんか楽しむというより恐る恐る。
味は苦いなんてものじゃない、拷問に近い。しかし、あそこまで言われて引くわけにもいかないし。お菓子を摘まんではお茶を舐めるの繰り返し、こらぁなかなか通なお茶飲み野郎にはなれそうもない。
結局、頃合いをみて薄めてもらって。
強情張ったので、こちらは普通よりやや薄め
、でもやたらと美味しく感じるのは情けない限り。
お茶の付け合わせのお菓子は生菓子か干菓子から。お菓子は日によって替わり、この日の生菓子は二条、京華堂さんの京かぶら、やはり冬の京都は、かぶらですね。かぶらの意匠の上用饅頭、上品な甘さで素直に美味しい、しかし濃い茶ならもう少し甘くてもというのは素人の私の所感。
抹茶だけではなく、煎茶や焙じ茶も。値段は700から1200円で全てお菓子付きです。
煎茶も煎れ方、飲み方、お茶の特徴や味わい、全てを丁寧に説明、事細かに教えてくれます。お店で出すお茶はすべて頭の中に入っているし、おいしいお茶の作法、煎れ方、味わい方すべて理解している、驚きました。
濃い抹茶が好きか?と言われたら微妙ではありますが、決して不愉快なものではなく、どちらかと言えば深い文化に触れた知的興奮が大きく実に愉快な経験でした。
こんな素晴らしい文化が息づくお店が当たり前に街角にある。京都の文化はその当たり前が凄いと圧倒された素敵なひとときでした。吹雪さんありがとう(帰りに最高級焙じ茶を買ったのは言うまでもありません)。