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タイ出身の店主・ビア氏が日本全国の名店を巡り美食を追求し、日本料理とタイ料理を融合させたイノベーティブのお店をオープンしたと聞いたのが数年前だったかと思います。その当時からずっと伺ってみたいと思っていたもののタイミングが合わず、今回ついに訪問することができました。 六本木と乃木坂の間あたりの裏通りという静かな立地。お店の外にスタッフの方が立たれおり、案内してくれました。 カウンターには当日のメニューが置かれ、そこにはゲストの名が添えられていました。裏面にはタイにまつわる小話。細部にまで行き渡る、ビア氏のホスピタリティーを感じました。 【おまかせコース ¥33,000+フランスワインペアリング14,500円】 第1部 ・クンチェーナンプラー 牡丹海老 発酵青マンゴー 牡丹海老の甘みに、発酵青マンゴーの酸味とナンプラーの塩味や香り、梨、牡丹海老の卵などが軽やかに重なります。序盤からタイと日本の発酵文化の対話を感じさせる一皿。 ・トムヤムクン 鱧 韓国産百合根 まず葛飾北斎を思わせる波の絵が描かれたプレートが配されました。そこへサーブされたのが鱧と百合根のトムヤムクン。日本料理だと鱧は梅肉やお椀でいただくのが定番で、淡い調味であることがほとんどですが、トムヤムクンの華やかな酸とうま味、辛味がとても合います。香りのレイヤーが美しく、余韻まで香辛料のバランスが完璧です。 そして器は象と松竹梅の描かれた古伊万里。美会にこれほどぴったりな器が何百年も前から存在するなんて♡ ・ポピアトート 鰻 ライスペーパーで包んだ鰻の春巻き。塩漬けアヒルの卵、お米とさつまいものソースが見事に調和。ソースには酸があり見た目よりもさっぱりいただけます。 ・オップウンセン フカヒレ 気仙沼産ヨシキリザメのフカヒレと春雨の食感が繊細に重なり、濃厚なスープの深いうま味を自家製黒酢が引き立てます。 ・パッタイ 黒鮑 佐渡島 深みのあるコクと香りの黒鮑の肝ソースがライスヌードルによく絡みます。パスタのような歯応えを目指したとのことで、既知のパッタイとは別物。とても好み。 ・ミアン・プラー 太刀魚 小柴産 えごまに包まれた太刀魚を冬瓜ソースで。きゅうり、新生姜、えごまの葉などの香りが織り成す清々しい調和。えごまのプチプチ感も楽しい。 ・ラープ 近江牛 神戸ビーフ キャビアをあしらった贅沢な和牛のラープ。和牛はハンバーグのようになっています。ハーブの香りが肉の旨みを引き立て、下に敷かれたスパイシーサラダが全体を美しくまとめています。 第2部:サムラップ・アーハーン・タイ 「サムラップ・アーハーン・タイ」は土鍋で炊き立てのジャスミンライスと、タイカレーや和物など複数のご飯のお供が御膳でサーブされます。今まで食べてきたジャスミンライスの中で、間違いなく1番おいしかったです。 ・ジャスミンライス ・サムラップ・アーハーン・タイトムセープ タイハーブ帆立 ・ガイヤーン クミンターメリック(朴葉 黒さつま鶏) ・パッパクブン・ファイデーン(空心菜 備長炭) ・オースワン 鱧 ・秋刀魚のグリーンカレー デザート ・カノムピアックプーン パンダリーフと笹の葉のムースに大納言あずきソース、ココナッツがふんわり香ります。 ・できたてパイナップルとジャスミンアイス 日本料理とタイ料理のエッセンスが美しく織りなす唯一無二のコース。 香り・味・温度・食感、すべてが調和し、ひとつの物語として完成していました。 ワインペアリングはフランスに特化し、シャンパーニュの白泡から始まり第二部ではロゼ泡。デザートにはMauryのV.D.N.で甘やかさにうっとりしながら締め。ペアリングはどのワインも料理にマッチし、一層の深みをもたらしてくれました。 特別な夜に、大切な人と訪れたい素晴らしいお店でした。再訪確実。
2025/10訪問
1回
豚足フォアグラトリュフ 唐津雲丹 原木椎茸 おじや じゅんさい 鮎 春巻き とうもろこしのムース フルーツトマト 青島 はも 揚げ茄子 桃 白和え 鰻 米粉クレープ 山椒味噌 うどん 天草雲丹 枝豆 塩のソース 鹿児島 野崎牛 ヒレ フォンドボー 渡り蟹スパイスカレー 桃とヨーグルト 飴細工 水のような水羊羹
2025/08訪問
1回
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