レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
3位
1回
2015/01訪問 2015/02/05
店主さんの真摯な姿勢に感銘を受けました。
「そんなにたくさんでお越しいただいても対応しきれないのです。町屋のお好きな方、中庭を眺めてのんびりされたい方、そういったお客様に長い時間くつろいでいただきたい。そのような事で、今は雑誌等の取材はお断りさせてもらってます。」
優しい笑顔で丁寧に説明していただきました。
機能的で明るいキッチンスペースは、町屋の古くて趣きのある部分との対比を強調させる為に、あえて無機質に仕上げてあるとの事。
全く派手でないのに、とても目を引くレイアウトです。
「人気が出過ぎるとちょっと困りますか?」
私がそう尋ねると店主さんは
「やはり私が対応出来る範囲で、お客様にゆっくり楽しんでいただく事が一番だと思っています。」
全てにおいて芯がしっかりしてられます。
私も見習わねば。
ターミナルキョウト スペシャルブレンデッドコーヒー 川島良影プロデュース (甘味付き) \1,295
あまりコーヒーに詳しくないのですが、川島良影氏については、テレビ東京系の番組『ガイアの夜明け』に出演されているのを見ました。
店主さんによると「本当はこのお値段では全然合わないのですが・・・。」と苦笑されていて、味は苦味が抑えられた、コーヒーのうま味が強く押し出ている素晴らしい一品でした。
こちらのお店はおすすめです。
4位
1回
2015/10訪問 2015/10/16
たまには良いレストランに連れてってやろうと、評判の良いこちらのお店を選びました。
マイレビ様絶賛の名店です。
ホテルのメインダイニングや料亭、有名な鮨屋などは到底無理ですが、こちらならそこそこリーズナブルに利用出来そうな感じ。
これでしばらくは夫婦の会話も続くでしょう。
最初かみさんに声をかけた時、返ってきた答えは
「え、どうしょう。着ていく服がない」
そんなに堅苦しい店じゃないのに、しつこい位に二度三度同じことを言うのです。
これってまさか新しいのを買えって事ですか?
それはちょっと勘弁して下さいよ。
約一ヶ月前に予約を取り、当日はタクシーで向かいましました。(いつもは行きだけバスの場合が多いのですが、今回はケチらない)
店内は思ったよりこじんまりとしており、中では若いスタッフの方が忙しそうにされています。
シェフ・スペシャルコース ¥6,800(税別)
料理内容は全て素晴らしい。
お味は勿論、見た目に美しい盛り付けは非常に繊細で魅了されました。
アミューズからデザートまで、どれも大満足です。
特に印象に残ったのは、
「秋ナスとサンマのテリーヌ」 サンマの肝とカボスのソースが使われている。荒々しい岩塩と新鮮で深い味わいのサンマの組み合わせ非常に良い。
「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」 トロトロになるまで煮込まれているが、肉自体は全くパサつくことなく、ぷりぷりで柔らかかった。
強いて気になる点は
店内が少し窮屈 これはコストパフォーマンスとの引き換えですね。
若いスタッフ 皆さん笑顔が爽やかですが、一部不慣れで接客が軽い感じも。
料理が非常に美味しく、トータルで十分満足出来ました。
また是非とも寄せていただきたいお店です。
5位
1回
2015/02訪問 2015/02/27
こんなに柔らかくさばいてもらったら、きっとブタさんは幸せなのかもしれません。
こくとん塩チャーシュー麺 ¥950
塩コショウ味のシンプルなレアチャーシューがとっても美味しかった。
¥250で更に増量出来るみたいで、これもお得です。
実際、周りのお客さんで追加トッピングされている方が多くいらっしゃいました。(主に男性の方)
スープはこってりですが、極端にドロドロしてなくて好みでした。
テーブルに置かれている調味料の「こしょうオイル」ですが、入れ過ぎ厳禁です。繊細な味がいっぺんに飛んでしまいます。
私は入れなくて良い気がするのですが。
いずれにせよトータルで全て高レベルでした。
城陽市の母屋には遠過ぎて行くのを躊躇しますが、こちらなら訪問のハードルは低いですね。
若いご夫婦(たぶん)と男性スタッフの3人で切り盛りされており、爽やかで丁寧な接客ぶりに好感がもてます。
ただ、ときおりご夫婦間で小さい声による言い合いもされています。でもこの程度なら「犬も食わない」レベルです。
それより温和なご主人はニコニコと微笑みを絶やさず優しい雰囲気が漂っています。
どうやら奥さんより一枚上手みたいですね。
これは私も見習わねばなりません。
私の場合、最近はかみさんからからまれても決して言い返したりしないのですが、それでも人の子なのでおのずと顔はこわばります。
次回からは「修行中に与えられた課題」だと思い、極力温和な表情を維持するように努めたい。
良い意味でとっても勉強になりました。
6位
1回
2015/06訪問 2015/07/03
本日4軒目にしてようやくお昼ごはんです。
超人気店のこちら「縁」さんに、行列覚悟で並びます。
日曜日の午前11:15に到着ですが、店前にはもう30人近くの人が並んでいます。
やれやれ、こんなことなら伏見にある時に訪問しておけば良かった。
お店の入口に掲げられたメニューには「昼はラーメン、夜はまぜそばがメイン」と書かれています。
他の方が書かれたレビューによると、まぜそばはかなり辛いそうなので、ここは迷わずラーメンに決定。
券売機で購入したチケットをお店の方に渡します。
並び始めてからきっかり 1時間20分後にカウンター席に着きました。
鶏濃厚ラーメン ¥900
鶏パイタンスープですが、私は隠しの魚介を強く感じました。
自家製全粒粉の麺は、それほど個性的でなくて食べやすかった。
全体的にどんぴしゃ好みの味でした。
強いて難を言えば、ザク切りの玉ねぎは辛みが強く、スープにしばらく浸してもまだ少しピリピリします。
でもそんなことは取るに足らないと思わせるほど、魅力あふれる一杯のラーメンでした。
7位
1回
2015/01訪問 2015/01/26
こんな素敵なパン屋さんがあったのですね。
いっぺんに魅了されました。
ショーケースの中にはもうまばらにしかパンが残ってなかったのですが、その中からオーソドックスなよもぎあんパンを雁金ほうじ茶のセットでいただきました。
本当に美味しいパンとほうじ茶でした。
よもぎあんぱん \160
かりがねほうじ茶 \500
一種独特なムードですが、決して突飛な感じではなく、洗練された和の雰囲気が漂っています。
ファンになりましたし、そうならざるを得ません。
訪問する人がきっと皆そう思うはず。
営業時間が短くハードルが高いのですが、機会があれば是非のぞいてみて下さいね。
8位
1回
2015/08訪問 2015/08/31
私ら夫婦はあとどれくらい日々元気で暮らせるのだろうか。
美味しいものを好きなだけ食べ、行きたい所に行けて笑い、無邪気にはしゃぎ、騒ぐ。
少なくともあと10年くらいは、お互い何の問題もなく大丈夫だろう。
そしてあっという間に20年経ち、恐らく30年後にはどちらか片方はもうこの世にいないような気がする。
一人で自由きままに暮らす未来は果たして楽しいのだろうか?
多分そこそこは楽しめるはず。
出来ればそうであって欲しい。
でも、願わくば今をもっと満喫したい。
もう少し楽しい記憶を刻んでおきたい。
と勝手に私が思っただけなのですが、評判抜群の居酒屋さんにかみさんを誘って訪問しました。
ふたり仲良さげにカウンター席です。
今日いただいた料理の一部
天然特大岩がき ¥1,100
お造り二人前 ¥2,500
黒毛和牛あぶり ¥970
穴子天ぷら ¥580
今日の生麩田楽 ¥490
焼き魚まぜごはん ¥380
驚きました。
どれも絶品で全く隙がありません。
本当にハズレがないのです。
強いて難点を言うなら席間が少し狭いのと、分煙が徹底されていない事くらいでしょうか。
一人頭の代金は¥5,000程だったのですが、お店を出る時に思いました。
同じ¥5,000支払うのであれば、ここのような評判の良いお店で値打ちのある食事を楽しみたい。
先日、ミシュラン星二つのお店「桝田」さんを訪問し、いたく感激しました。
星三つのお店とはどのように違いがあるかを体感すべく、日頃より大変お世話になっている方と二人で初訪問です。
L字型の12席カウンターはややこじんまりとした設え。
逆に厨房内の動きが手に取るようにわかり、まるでパフォーマンスライブを見ているかのよう。
お客様は年配のご夫婦、やや若いカップル(イケメンと和服の恐らく同伴出勤)、男性お一人様(東京からだそうです)等々。
夜のコース ¥12,000(税・サ別)
2部制になっており、我々は早い方の午後6時開始の席を予約しました。
因みに、後半の組は午後8時30分から。
各グループそれぞれお酒を飲みながら少し待ち、コース料理は丁寧な説明とともに一斉に始まりました。
前菜は少々インパクトに欠け、先行きが少し不安でしたが、それからみるみるうちに加速を増し、終わるころには心底魅せられました。
二つ星の「桝田」さんと比べて見た目の派手さは少ないものの、お味については引けを取らない以上の域で、正に感嘆に値します。
中でもイチボの肉料理は特筆もの。
張りがある食感とにじみ出る肉汁が次々と押し寄せてきます。
二人して完全にノックアウトされました。
こちらは料理内容はもちろんの事、まず第一に圧倒的なコストパフォーマンスの良さが印象的です。
サービスが良く、良心的で味は文句なし。
また是非再訪したい名店でした。