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夜の点数:4.7
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¥15,000~¥19,999 / 1人
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料理・味 4.7
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|サービス 3.7
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|雰囲気 3.7
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|CP 3.7
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|酒・ドリンク 4.3
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[ 料理・味4.7
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| サービス3.7
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| 雰囲気3.7
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| CP3.7
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| 酒・ドリンク4.3 ]
日本で食べられる四川料理の最高峰
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つきだし
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つきだし
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白酒
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キュウリの味付
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木耳の冷菜
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豚耳の冷菜
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鶏肉と唐辛子炒め
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さといも若鶏鍋
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山椒たっぷり入り白身魚と野菜の油かけ
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マーボー豆腐
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2015/03/09 更新
とにかくおいしい四川料理屋さん。
赤坂という場所柄か、池袋の大宝みたいに中国人客は多くないものの、味付け、香辛料の使い方、メニューの品揃え、どれをとっても超本格的です。本来の味を変えてまで日本人の舌に迎合することなく、潔さまで感じられます。
お店に入るなり、唐辛子と山椒の香りに忽ち中国に来たような気分にさせられます。
感心なことに、大概コックさん1人だけで、メニューのすべてを作ります。
飲み物も豊富で、ホッピーはもとより、いろいろな種類の老酒ばかりでなく、白酒も、お手ごろな瀘州老窖から、高級白酒の国窖1573まで、四川省を代表する銘柄が置いてあります。マッコリがあるのは不思議ですけどね。
惜しむらくは、有名な四川小吃の夫妻肺片(牛タン、レバー、ハチノスの和え物)だけメニューにありません。これも不思議。
まずは白酒でスタート。贅沢に国窖1573です。すっきりした甘みと芳醇なコクがとても上品。
つきだし:山椒ピーナツと豆腐干絲。この麺のような干し豆腐がおいしい。
キュウリの味付け:辛くなく、生姜が効いていて、とてもさっぱりする前菜。
木耳の冷菜:戻した木耳に、熱して唐辛子を煎ったねぎ油をかけてある。それでも上品で大好きな一品。
豚耳の冷菜:夫妻肺片がないので、いつもこちら。豚耳のこりこりした食感と、独特のソースが良く合う。
鶏肉と唐辛子炒め:というより、大量の唐辛子と花山椒の中に、小さな鶏肉片が埋もれていると言った方が合っているかも。でもそんなに辛くはない。揚げたての熱々を頬張ると、お箸が止まらなくなる。ここだけはちと一言、できれば本格的に骨つき肉にして欲しい。
さといも若鶏鍋:鶏肉、さといも、じゃがいもの入った激辛鍋。鶏肉の味と山椒の痺れ、唐辛子を煎り出した油の絶妙なハーモニー。特に出汁を吸ったおいもが非常に美味。四川省成都にはこの料理だけ出す専門店があるほど。この店では普通に注文したら、鍋だけ出てくるので、カセットコンロをお願いして、目の前でトロ火でぐつぐつやる。これ最高。
山椒たっぷり入り白身魚と野菜の油かけ:なんだか名前が長い。中国では沸騰魚とか、水煮魚、時には爆裂魚で通る四川料理の代表格。下味をつけた白身魚(本来ならば大型の淡水魚)の切り身を、さっと湯通しした野菜と一緒に大きな鍋に入れ、その上から大量の唐辛子と青山椒を高温で熱した油を、沸騰したまんま注ぎます。ジャーという物凄い音と油煙が上がって、凄まじいことになってます。女将さんがそれをそのまま素手でテーブルに持ってくる。熱くないのかな。
目の前で踊る山椒と唐辛子が落ち着いて一頻り、油に浮いているソレを掬い取ってくれます。それでも完全には火が通っていない、寸止め状態ですから、柔らかくぷりぷりしてこれまた最高にうまい!本来なら中国よろしく魚一匹を下ろしまま入れて、ひれや頭などのアラも一緒に食べるのが楽しいんですけどね。まあそれにしてもここまでやってくれるんだから文句は言いません。大きい鍋なのに程なく完食。
マーボー豆腐:これまた強烈に山椒が効いて、びりびりシビレマス。そして美味い!たまらずご飯を注文。本当は汁無し坦々麺が食べたかったんですけどね。料理と白いご飯のハーモニーの誘惑が強すぎる。どちらかというと中国人がご飯で〆ることが多いような気がする。自分も中国人化してるのか。
いずれの料理も、この店では辛くしてくれとか一切言いません。というかその必要がありません。どれも辛いものは十分辛く、そしてバランスが取れています。
女将さん、お疲れ気味だけどがんばってください!ご馳走様でした。