7回
2025/05 訪問
上質な料理とナチュラルワインで心地良くなる@代官山駅近
軽めに、でも上質な食事とワインが味わいたくなり平日の夜に訪問。食事はキッシュ、サーモンのムニエとポップコーン、飲み物はグラスのロゼ、白、IPAビールをお願いした。
やっぱりどれも相当美味しい。キッシュは玉ねぎからか優しい甘さが漂う。しっかりと温かく、パイの香ばしさも楽しめる。グラスで頼んだツヴァイゲルトのロゼもいい。サーモンはバターソースのムニエ。火の通し方が絶妙で、長野のシャルドネと良く合う。
最後に自家製ラードを使ったポップコーンをいただいたが、塩味がちょうど良く後味がいい。もちろん長野県産のクラフトビールとも良く合う。
食材に拘わり抜いたハイセンスな料理とナチュラル日本ワイン・ビールとのペアリングで贅沢な時間を過ごせた。
2025/05/26 更新
2025/03 訪問
ハイセンスながら自然体、素敵なビストロ@代官山
少し時間が空いての再訪。土曜日の昼過ぎに予約訪問したがほぼ満席。この日はランチコース2,500円*2、デザート900円*2、ワイン2,700円+抜栓料3,000円をお願いする。
前菜は信州サーモンのマリネと野沢菜のキッシュ。
サーモンは肉厚で優しくマリネされている。付け合わせの大根は美しいだけで無く微かな酸味がサーモンと良く合う。キッシュは安定の美味しさ。こんがりサクサクの生地と玉ねぎの優しい甘さが温かく合う。
長芋のスープも上品で素材を活かす引き算の調理、秀逸。メインはローストビーフとグラタン。この2つは良く頼む。グラタンはクリーミーで濃すぎない味わいがいい、自家製パンとも良く合う。和牛ローストビーフは丁寧に調理されていて大味の肉料理とは無縁の仕上がり。ぶどうのマスタードの酸と甘味が肉とワインに良く合う。デザートも長野県産にこだわったハイセンスな仕上がり。いちごのタルト(写真忘れ)とそば粉のリンゴキャラメルクレープ。こちらのデザートは間違いない。夏に向けてレモンのシャーベットが楽しみ。
このランチコース(除くデザート)で2,500円とはかなりお値打ちと言える。
ワインは長野県東御市のドメーヌナカジマのロゼペットナット2024。上品な酸がたっていてこちらの料理と良く合う。自然派ワインとピッタリ合うハイセンスなお料理をいただき気分は上々。中々こうしたお店は見つからない。
※こちらのお店はシェフのワンオペとなります。
2025/03/23 更新
2024/11 訪問
長野こだわり。体に優しい、洗練された味わいを提供するビストロ
大好きなお店の一つ。体調を整えて久しぶりの再訪。昼のセットメニュー2,500円、チーズ600?円、デザート600円、ワイン2,500+3000円(抜栓料)をお願いした。
前菜は、信州サーモンのカルパッチョと原木舞茸とラクレットを、メインは黒毛和牛のシチューとグラタンを注文。
信州サーモンはイワナも添えられ、信州野菜が彩りを豊か。ジュレが程良く全体をまとめていた。舞茸は火の通りが絶妙で、ラクレットをまぶした焦げた香りが美味しさを引き立てていた。あと黒胡椒のアクセントも効いていた。
和牛は峯村牛のネックとのこと。部位のせいか牛肉自体の味が濃い。スープはこの店らしく、優しく牛の旨味を引き出したもの。ここでも長野の野菜が彩りと食感を楽しませてくれる。グラタンはサーモンと野沢菜の組み合わせがいい。こちらも濃厚さで勝負では無く、穏やかなクリーミーな食感と味わいで満足させてくれる。
食後は佐久市ボスケソのチーズと御代田のモンブランを頼んだ。ボスケソは山羊が好きだが、国産チーズの中では群を抜いてレベルが高いと思う。モンブランは塩を使ったさっぱりした優しい味。こういうありきたりでは無い、優しい方向にひと工夫した料理かこの店らしいと感じた。
ワインは迷っだが、この日は長野県東御市のドメーヌナカジマのペティアン・ロゼを選択。その優しい味わいは料理と良く合っていた。
この店の特徴は、長野県の食材の良さを考え抜き、体に優しく料理しつつも、結果として洗練された料理として仕上げてるところ。また、それに合う長野ワインを提供してくれるところだと思う。
この日も、この店の良さを理解するお客さんが集まっていた。
2025/01/19 更新
2024/08 訪問
優しいお料理と自然派ワイン→長野発
この日2人でいただいたお料理とワインは↓
・グリーンサラダ→温度・蕎麦の味入ドレッシング・和え方どれをとってもいい、大好きな一品。
・前菜の盛り合わせ→信州サーモンマリネ、野沢菜キッシュ、パテドカンパーニュ、実山椒が振られた「もも」とモッツァレラ、ラタトゥーユとミニガスパッチョ。どれも食材が吟味され、素材の味が引き立てられている。和を得意とするシェフの真骨頂が随所に伺える。
・野沢菜とサーモンのグラタン→毎回頼んでしまう安定の美味しさ。
・おやき→長野産の香り高いチーズがふりかけられておりとても斬新。
・羊のロースト→ご厚意で一人前を2皿に分けていただいた模様。羊は好きで良く食べるが、佐々木ファームの羊は野趣溢れる味わい深いもの。また素材の味を活かした火の通りだった。
・素麺→締めに注文。サーモンの骨と野沢菜で出汁をとったとのこと。ルックスも美しい。
・野沢菜(お土産)→アミノ酸を使わず野沢菜と塩だけで作ったもの。なるほど野沢菜の味が際立つのと塩の味が楽しめた。これは日本ワインに合いそう。
・ワイン→グラスで赤・「テールドシェル・メルロー」とロゼ「2024年東御ワインフェスタ オリジナルワイン」を2杯づつ、ボトルで「夜明けのAube」ペティアン・シャルドネ、ピノ」をいただいた。無論どれも美味しく上質な料理と良く合った。同じ長野県にこだわって作られた料理とワインが合わない訳が無い。
こうした特定の地域をテーマに飲食と農業がコラボする取り組みは有望だと思う。
※こちらのお店はワンオペで頑張っていらっしゃいます。
2024/08/28 更新
2024/03 訪問
長野にこだわったハイセンスなビストロ→料理とワインが凄すぎるお店
個人的に長野に関心があり、期待を膨らませ休日の昼に初訪問。
この日は2人でランチコース2人前(グラスワインをチョイス)と長野ワインボトル2本、追加グラスワイン2杯、デザート、ソフトドリンク、(+お土産マスタード)を楽しみ、約2万円弱と最高のコスパ。
まず前菜が感動もの。野沢菜、ゴボウ、蕎麦の身があったかと思えば、いちごとモッツァレラチーズ(グラスのロゼスパークとの相性抜群で季節を予感)も添えられている。あとキッシュ、肉厚のサーモン、温かい里芋のスープなども盛られ、全てが丁寧に調理・味付けされていてかつ全体としてまとまりを感じた。
メインは「野沢菜のグラタン」と「そばのガレット生ハムきのこ」をいただいた。やはり美味しい。ガレットは蕎麦の香りが立ち、グラタンは野沢菜とサーモン入りクリームとのマッチングが最高だった。どれも美味しいので一気に食べてしまう。
ボトルワインはワインセラーから好きなものを選ぶ。これだけ長野県産のワインが集まっているのはここだけでは?(ネットは売り切れが多い)どれもこれも飲みたいものばかり。そして価格もリーズナブル。
この日は山葡萄のワインに初挑戦。開けたてはまだ硬いとのことでデキャンタージュしてもらう。今まで飲んだことない野趣溢れる味も料理との相性は抜群だった。これだけの種類のワインを近くしてこのまま帰るのは惜しくなり、大好きなピノ・ノワール(微発泡)をもう一本追加、そしてデザート(ブランマンジェ+そばの身、クレープ)と丸山珈琲・カモミールティーをいただきこの日を締めた。
このお店は料理、ワイン、食器、雰囲気、サービスとハイセンスでレベルが高い。これは長野のポテンシャルを突き詰めようとする気概から来ていると思う。そも地の酒は地の食材に合う。
オーナーシェフのワンオペだがスムーズに料理、ワインをご提供いただいた。オーナーシェフは和食店などで修行されたとのことで納得、長野ワインは和食との相性抜群だと思う。オーナーシェフはまたワインにも造形が深く、色々勉強させていただきました。(すみません、料理が素敵過ぎてソムリエさんとは気付きませんでした) またすぐ伺いたい!
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早速4日後に訪問。この日はお店が満席でワイン8本のみ購入。選定サポートいただきありがとうございました!このところ長野ワインばかり飲んでいる。和食と良く合いワインの楽しみ方が広がり食生活が豊かになる。今度は豊富にあるシードルを頼んでみたい。
2024/06/30 更新
久しぶりの投稿。ここの料理が恋しくなり土曜日の昼さがりに訪問。お得なランチセット2,500円を一つ、あとはアラカルトで、グリーンサラダ1,000円、春菊のニョッキ2,200円、ローストポーク(安曇野産)、4,500円、りんご〔紅玉)のシャーベットを注文。ワインは大好きな山葡萄の赤をお願いした。
ランチセットはこの店の特徴を良く表している。長野の食材を使った、サラダ・オーブントースト・キッシュ・カボチャのポタージュ・コーヒーからなる。キッシュとサラダは特に好き。アラカルトの方は盛り盛りのグリーンサラダから、好き過ぎて一気に食べてしまう。ケールやカボチャが入っており、野菜の味が濃い。そばの味とコメ油のドレッシングが濃い野菜達を優しくつつんでいる。
続くニョッキは新鮮な春菊のソースと手作りニョッキが良く合っている。味付けか優しいのでボリュームがあるが飽きない。(ハーフサイズもあるみたい)
安曇野産のローストポークも絶品、柔らかく、ジューシーで肉の味が濃い。付け合わせの野菜のローストとの相性も抜群。肉と付け合わせの味のトーンが揃っている。
デザートのりんごのシャーベットはとても良かった。紅玉の皮も使っているので微かな渋みがあり紅玉とワインの綺麗な酸と相まって上品な味に仕上がっている。
最後は丸山コーヒーで締め、長野県旅行気分を存分に楽しめた。
この店の料理は、長野県産の良質な素材に拘り、手間をかけて一品づつ丁寧に調理され、味付けも素材毎に細かく調整されているのが特徴だと思う。
あと長野県産のワインが多数揃っているので、ペアリングにも困らない。(店主はソムリエさんなので相談してもいいかもしれません。)