4回
2025/11 訪問
鴨のうま味が爆発してました
名店むかんさんから独立し、中野坂上で高評価を得ている希いろさん。てっきり師匠譲りの牡蠣塩ラーメンのお店かと思ってたんですが、先日Xにて「丸鴨塩ラーメンを提供する」というポストを見かけましてね。へぇ、なんか時期とかによって出すラーメンを変えるお店なんだなぁ…随分フレキシブルなことで…と思っていたんですが、いかんせん「前日の21時に予約」というハードルが高くてですね。特に平日の昼間に仕事をしている身としては、仕事が長引いたりすることを考えると、安易に予約するのもねぇ…なんてことで、ちょっと躊躇ってしまうんですよね。
というわけで、臍を噛みつつ「丸鴨は諦めるかね…」なんて思っていたところ、偶然平日の日中に希いろさんの予約サイトを開いたら、なぜか20時に1名分枠が空いておりまして。おぉ、キャンセルでも出たのかね…と思った時にはすでに予約完了画面に切り替えるくらいの速度で予約を済ませ、その日の晩御飯に行けることが確定しました。
新宿駅から丸の内線に乗って2駅で中野坂上着。そこからA1出口を出て、マクドナルド側にちょこちょこっと進むと、駅から3分くらいで着きます。時計を見ると19時55分。店内は…入れそうかな…と、店内に入って店員さんに予約の旨を伝えると、そのまま中に通されました。
食券機を見ると、本日のラーメンということで丸鴨ラーメン(1200円)のみ販売中。肉丼(400円)を食べようかな…と思ったところ、この日はささみマヨ丼(200円)というのが販売されていたので、こちらを購入。「むかん系と言ったら酒だな」ということでグレープフルーツサワー(400円)も購入し、計1800円を電子マネーで支払いし、そのまま空席へと通されます。
ふむー、まぁオープンしたてっていうのもあるんですが、店内が実にキレイで良いですね。予約制なだけにゆったりできるのも実に良い。すると店員さんがグレープフルーツサワーの缶と、氷の入った保温タンブラーを持ってきてくれたので、ぷしりと空けていただきます。あー、うめぇ…と思っていると、店主さんがおつまみを出してくれました。おお、メンマと鴨チャーシューですね。なんか結構ボリュームがあって、これだけで300円くらいは軽く取れそうなおつまみですよ。実に美味しそうで、さっそくいただきます。…うめぇ、鴨のアブラがヤバいですね。なんか鴨って変なところで食べるとただただ堅かったりするんですけど、ここのはしっとりとして、噛むたびにじゅわっとアブラのうま味が溶けだす感じ。いやー、美味い。これはラーメンの方も期待できそうですよ。
なんて一人で晩酌をしつつ待つこと5分くらいで着丼。おお、美しい。思ってたより透明度が高い。香りもすごく良いですね。そしてささみマヨ丼も着丼し、まずはラーメンから頂くことに。
で、スープをひと口すすると…うぉ!! ちょーうめー!! 丸鶏の出汁とアブラが「これでもか!!」と溶け込んでて、体があったまる感じ。そこに結構しっかりめに塩だれが効いてて、うま味が爆発してますよ。ちょっと肌寒い気候になっていたので、心身ともにほっこりします。そして麺。牡蠣塩ラーメンの時は手もみ麺で不均一なふるふる中太麺だったんですが、今回のはちょっと細いストレート麺で、これがスープとの相性抜群。スープのうま味を適度に絡めつつツルリとしたのど越しが最高です。いやー、店主さん、若そうなのになかなか老獪なテクニックを身に着けてますねぇ…。そして鴨肉ですよ。しっとり柔らかくてうま味も残っており、「これだけ単品で注文できねぇかな?」と言いたくなるレベル。味玉もしっかり味が決まってて、半熟トロリの仕上がりで文句なし。これ以上はないんじゃないか、と思うくらい完成度の高いラーメンでした。
で、箸休めにささみマヨ丼も食べてみると、こちらは「マヨ」を謳う割に必要以上にマヨを使う感じではなく結構さっぱり仕上げてて、ラーメンとの相性が実に良い。これで200円は破格ですね。モリモリと食べ進め、スープで一息入れて麺を手繰り…なんて繰り返してたら15分くらいで完食。店主さんに挨拶して退店となりました。
いやー、師匠譲りのクオリティとコスパ。そりゃ予約争奪戦にもなるよね…と納得するようなお店です。なかなか難易度の高いお店とは思いますが、行って後悔することはないかな、と。オススメです。また行きます。ごちそうさまでしたー。
2025/11/13 更新
2025/10 訪問
しみじみ美味しい牡蠣塩ラーメン
土曜日…でしたかね。友人たちと五反田で呑んでて、20時半くらいに散会となりまして。電車に揺られて帰ろう…としていたところ、駅に着いて時計を見ると20時55分。ふむ…21時前か…21時…なんかあったような…あ、希いろさんのラーメンの予約時間じゃん! と気づきましてね。特に行く予定はなかったんですが、日曜日は日中用事があるだけで、夜は暇。気づいちゃったんだから、これは行けってことだろうな…なんて思いつつ、スマホの時計とにらめっこすること5分、21時になったタイミングで予約サイトを開き、バババババっと無事に予約を取れました。で、安心して電車に乗り、再び予約サイトを見るともう完売。いやー、相変わらず人気ですねぇ…。
というわけで日曜の夕方、大江戸線で中野坂上へ向かいまして。予約時間の5分前に店前に到着。お店を覗くと前回のお客さんは全員退店していたので、店主さんに声を掛けると「どうぞー」と案内してくれました。
メニュー自体は特製牡蠣塩ラーメン(1000円)一択なので、食券機でそれを購入。「むかん系ならお酒が欲しいよね」ということでグレープフルーツサワーも(400円)購入。んー、ちょっとお腹も減ってるのよねぇ…ということで肉丼(400円)も購入し、店主さんに渡します。この日は店主さんのワンオペのようで、「お酒はセルフでお願いしますー」とのことだったんですが、冷蔵庫からタンブラーとお酒を持って席に戻ると「氷、入れますよ」と言いつつおつまみメンマを出してくれる気づかいが嬉しい。その後ぞろぞろと数名予約のお客さんがカウンターを埋め尽くしてました。
ちなみにこの特製牡蠣塩ラーメン、牡蠣塩ラーメンに味玉がトッピングされているのですが、こちらはオープン記念価格のようで、10月いっぱいまでだそうです。11月からどうなるのかは聞くのを忘れたんですが、まだ未食の人は早めに行った方が良さそうですね。
で、ゆるゆるとお酒を呑みつつ、待つこと5分くらいでまずは牡蠣塩ラーメンが到着。おお、相変わらずいい香りですね。ではさっそくいただきます。
…うん、しみじみ美味いっすなぁ。牡蠣のうま味がたっぷりと溶け込んだスープか染みますよ。牡蠣のペーストがじわじわと溶け込んでいくのも、時間と共に味が濃くなっていく感じで楽しい。そこに岩のりのフレーバーが乗っかって、磯の香りを十分に楽しめます。
そしてやっぱりここの醍醐味は手もみ麺。フルフルで不均一な麺にうま味たっぷりのスープがガシッと絡みついて実に美味しい。箸が止まりませんよ。
と、ここで肉丼が到着。薄切りされたローストポークをバーナーであぶってくれてるんですね。むかんさんの肉丼に近いんですが、あぶってくれてる分香ばしさが載ってる感じですね。タレもオリジナルとのことで、実に美味しそう。こちらもガブっといただくと…あー、美味しい。実に美味しい。タレの甘さと肉の香ばしさが実に良いですね。ラーメンのスープとの相性も良いので、こちらもぐいぐい箸が進みます。特に肉丼に添えられたワサビが良いですねぇ…。むかんさんではマヨネーズでこってり感と酸味の切れ味を出すタイプでしたけど、ワサビだと辛さと清涼感で切れが出てて、こちらも実に美味しい。麺をすすりつつ、スープを流し込みつつ、どんぶりをかきこみつつ、お酒を呑みつつ…なんてやってたら10分くらいで完食してしまい、退店となりました。
いやー、味もさることながら、全席予約制だからか店内の雰囲気も落ち着いてていいお店ですね。予約はなかなか難易度高めですけど、またタイミングが合えば伺おうかな、と。美味しかったです。ごちそうさまでしたー。
2025/10/21 更新
2025/10 訪問
中野坂上で紡がれた、牡蠣塩ラーメンの遺伝子
ここの所、阿佐ヶ谷や五反田、池袋に錦糸町、戸越銀座や横浜や浜松にまで増殖している「むかん」さん。安価で抜群の安定感を誇る牡蠣塩ラーメンで有名なお店なんですが、そこの総本山は周知のことかと思いますが中野坂上のむかんさん。現在はお店での営業はお休みされているみたいなんですが、かつては「朝10時の受付開始と共に、一瞬で予約が埋まってしまう大人気店」として名を馳せておりまして。また営業再開しないかなー、と心待ちにしているのですが。
その店主さんの元で薫陶を受けた…かどうかは知らないですけど、お弟子さんが中野坂上に牡蠣塩ラーメンのお店をオープンする…という情報をXで知りまして。すわ、反乱か!? 当てつけの独立か!? 反旗を翻したのか!? と不安になるも、そういうことではないらしく。円満に修業を積み終えて独立されたようで。本家同様、ネットでの完全予約制とのこと。…ふむ、食べたい。ということで、オープンの日は金曜日であいにく仕事だったんですが、翌日の土曜日は暇だったので、前日から予約争奪戦に参戦することを決意しました。
で、夜。予約開始時刻となる21時の10分前くらいまで、すっかりそのことを忘れて、池袋でラーメンを食べていたんですが、ふとスマホを見ると時刻が20時55分。あれ…なんか21時に予定があったような…そうだ! 予約だ!! と思い出し、急いでラーメンを胃袋に詰め込み退店。21時になるまでスマホを握りしめてスタンバイし、予約開始時刻と同時に予約完了。相変わらず熾烈な争奪戦が繰り広げられてますね。とりあえずお昼の予約枠を抑えられたので一安心。ラーメンを食べながら次のラーメンの予約をするって、初めてかもしれないです。
翌日、予約時間まで暇だったので、新宿駅をブラブラ歩きつつ、構内の端っこの方にある丸の内線に乗り込み2駅、中野坂上駅に着きました。新宿から5分くらいですかね。初台店を思い出しますね。で、構内を上がると(A1出口が一番近い)、駅からすぐそばのところにお店があります。ふむー、立地抜群。むかんさんからもかなり近いですね。
周囲にはあんまり時間を潰せるようなところがないので(マックくらいすかね)、予約時間の10分くらい前に中野坂上駅に到着するのがベストかと思います。店の前はあんまり太い歩道ではないので、ここに並ぶのはひょっとしたら周囲のお店に迷惑が掛かるかもしれないですね。
で、予約5分前に店前に着いて「お花がいっぱい届いているねぇ…愛されてる店主さんなんだねぇ…」としみじみ感心していると、すぐにお店の方が気づいてくれたみたいで、店内に案内してくれました。
店内はカウンター席のみで、席数も10席ないくらいかな…でも新店だけにキレイですし、予約制なだけに並びも不要なので、なんかラグジュアリーな感じがしますね。さっそく食券機にて食券を購入。特製牡蠣塩ラーメンがオープン記念価格なのか1000円とのこと。で、トッピングに味玉、むかんと言えば酒だろ、ということでグレープフルーツサワーを購入。全部で1500円くらいでしたかね。キャッシュレス決済にも対応しているので、支払いは結構スムーズです。
カウンター席に通され待っていると、まずはグレープフルーツサワーが到着。グラスが保冷タンブラーなのが嬉しいですね。水滴とかつかないし。グッと飲んで着丼を待ちます。
オープン2日目とのことで、まだバタついたりするのかな…なんて思っていたら、スムースに5分くらいで着丼。おお、提供が早い。こういうのも地味に嬉しいですね。丼には定番の牡蠣ペースト、海苔、メンマ、ネギ、チャーシューと元祖を完全踏襲しています。ではさっそくいただきます!
…おぉぉ、牡蠣スープ! 口の中が一瞬で牡蠣に染まります。うーん、記憶の中の牡蠣スープよりうま味が強めのような気がするんですが、気のせいですかね? キリっとした塩味でうま味が爆発してますよ。実に美味しい。そして麺。なんかむかんさんの麺と言えば細いストレート麺のイメージなんですが、こちらは中太の手もみ麺なんですね。個人的に太麺が好きなのもあるんですが、これがまぁ美味い。ふるふるっとした食感で、つるつるしててのど越しも良い。淡い塩スープに中太麺だとちょっと麺との絡みが弱くなりそうなイメージがありますけど、牡蠣のペーストのおかげでしっかり濃厚な味が絡んできますね。しみじみ、良くできたラーメンだなぁ…と。味玉も美味しいし、メンマやネギのリズムも実に良い。一気に食べきってしまいました。
食べ終わった後、ちょっと店主さんと喋っていて「なんか改善点とかありますかね?」と聞かれたので「おかわりをしたい」と言ったら苦笑されました。店員さんの雰囲気も柔らかいお店ですね。大満足で退店となりました。
いやー、美味かった。予約サイトを見ると予約争奪戦はかなり熾烈みたいですが、無理してでも予約を取りに行きたいお店です。ごちそうさまでしたー。また行きます。
2025/10/08 更新
正月休みも終わり、「今年はなんかあっという間に正月休みが終わったねぇ…」なんて思いつつ、働いていたのですが。すぐに成人式を含む3連休がやってきましてね。初日は諸々溜まっていた雑務に追われ、あっという間に終えてしまったので「私の3連休にはラーメンが足りない」と思い、どっか行こうかな…と思っていたところ。
そういえば、昨年凄く良い印象が残った「らぁめん 希いろ」さん、予約制をヤメたんだよなぁ…なんて思いつつ、平素の営業ってどんな感じなんだろう? と気になりまして。Xの店主さんがやっているポストを見ると、さほど混みあっている感じでもなさそう…。しかもこのお店は基本週替わりで提供するラーメンが変わるのですが、この週は牡蠣味噌ラーメンを提供してる、とのこと。このお店でも師匠筋にあたるむかんさんでも牡蠣塩ラーメンってのは何度も食べましたが、牡蠣味噌ってのは食べたことがないね…ということで、色々条件が揃ったので行ってみることにしました。
中野坂上駅を降りて、A1出口をてくてく上ると、お店のすぐ近くに出られます。するするっとお店のある路地に向かうと…ふむ、並びは4人。全然許容の範囲ですね。並びゼロってなるとちょっと心配になるんですが、これくらいが適度で良いです。最後尾に接続すると、店員さんから「食券を買ってください」とアナウンスされて食券機へ。ラーメン自体は一択なので牡蠣味噌ラーメン(1200円)を購入。日曜の昼から呑むお酒は格別だよね…ということでグレープフルーツサワー(400円)と、「ここって大盛りできないから、ご飯ものも欲しくなるよね…」ということで炙り肉丼(400円)も。合計2千円ですかね。ま、お酒込みの値段ですから、ちょっと贅沢なお昼ご飯…と考えると納得感は高めの値段設定だと思います。
結構ビル風が強く、寒いってわけではないんですが、並びの外のコンディションは悪め。とはいえ10分くらいでパタパタと空きができたので、さほど並ばずに入店できました。
店主さんに軽く挨拶してカウンターに着席すると、すぐにお酒とサービスおつまみが到着。そうそう、むかんさんも含め、ここはお酒を頼むとおつまみが出てくるのが嬉しいですね。この日のおつまみはモヤシに牡蠣味噌を掛けたやつ。おお、オープニングアクトでもう牡蠣味噌を食べられるのか…と思いつつ、まずはぷしりとグレープフルーツサワーを。…いやー、家で缶を開けて飲むより、お店で呑む方が美味しいのは何でですかね? 昼間から呑む酒ってのがまた背徳感があって良い。で、牡蠣味噌ですよ。ちょっとモヤシと和えて食べると、これがまぁ美味いこと。牡蠣の濃厚な味に味噌のうま味と切れ味が乗っかって、これは本番のラーメンも期待できそうです。
で、5分ちょっとで着丼。牡蠣塩と同じように、牡蠣のアヒージョが丼半分くらいを覆ってて実に美味しそうですよ。ではさっそくいただきます!
…うん、しみじみ美味しい。私の中で「味噌ラーメンの正解」は、野方の花道庵的な「バッチバチに味噌を効かせて、ニンニクとか強い豚のうま味を炒め野菜のリズムに乗せて食べる」みたいなタイプだと思っているんですけど、そういう攻撃力の高いタイプではなく。むしろ牡蠣の圧倒的うま味を引き立てる感じの味噌で、ほっとする味わいです。具材はコーンやネギ、モヤシにちょいニンニクの「定番味噌ラーメン」って感じで、王道の美味さもキチンと感じられますよ。
で、この「アヒージョのペースト」ってのが良く考えられてて、どんどんスープに溶け込んでいくんで、食べているうちにだんだん味わいが変わってくるのも良い感じ。最初はラーメンに優しく寄り添いつつ、だんだん味噌と牡蠣の濃度が上がってくると、ごはんが欲しくなってきますよ。ここで、肉炙り丼を頬張ると、これまた実に美味しい。結構薄く広くスライスされた豚で、香ばしさが乗ってとても美味しい。添えられたワサビがまた切れ味が出て美味いです。
途中、卓上のニンニクリンゴ酢と山椒を掛けて切れ味を増しつつ食べ進めると、悲しいかなあっという間に完食。いやー、かなり満足感の高いランチとなりました。
そんなこんなでちょろっと店主さんに挨拶しつつ退店。んー、やっぱりレベルが高い。なんかこれくらいの並びで、これくらいのクオリティのラーメンが食べられるのであれば、かなり満足度の高いお店だと思います。交通の便も良いし、オススメです。美味しかったです。ごちそうさまでしたー。