hidekimiさんが投稿したEmpire Steak House Roppongi(東京/六本木)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

独断ミシュランガイド

メッセージを送る

この口コミは、hidekimiさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

Empire Steak House Roppongi六本木、六本木一丁目、麻布十番/ステーキ、ダイニングバー、ワインバー

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2018/07 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

真の肉好きも納得。質も量も満足のできるステーキハウス

ここ数年前からブームになっている熟成肉。
私と熟成肉との出会いは、かれこれ15年ほど前だったろうか。
知り合いのグルメな社長が「最高に旨い肉なんだ」と教えてくれた。
それが熟成肉だった。
当時数万円もするほど値段が高く、気軽には食べられない最高級品だったと記憶しているが、昨今では意外にもリーズナブルな価格で食べることができるようになった。


そんな熟成肉の中でも、比較的リーズナブルな価格でいただくことができるのがエンパイア ステーキ ハウスである。

平日昼間のランチタイムに訪れた
店内に一歩足を踏み入れると、そこは非日常的な空間だ。
入り口にはウェイティングバーありと、アメリカンナイズされている。
フロア全体は豪華シャンデリア、きちんとテーブルセッティングされた円卓と、煌びやかではあるがバブルの余韻を残す品のない派手さとは異なり、ラグジュアリー感と高級感が漂う。


案内されたテーブルは、コクーンになっている。
少人数で食事をゆったりと楽しめる安心感と、くつろぎ感を与えてくれるコクーンは居心地がいい。
親密な男女のデートにもいいだろう。


ランチメニューは単品もあるが、フルコース8500円・ハーフコース4500円・シャンパーニュフリーフローコース9800円が用意されている。
フリーフローはお得感があるが、昼間からのアルコールは効きすぎるので、メインディッシュがチョイスできるフルコースをオーダー。

モエをグラスでいただきつつ、前菜をいただく。


・シェフ厳選 本日の前菜盛り合わせ
サーブされた途端、思わずプレートをじっと見つめてしまった。
たっぷりのレタスサラダ・厚切りベーコン・カプレーゼ・リエットがワンプレートに大盛なのだ。
これは、多すぎる・・・。前菜の量を越えたボリュームに圧倒されつつ、ベーコンにナイフを入れていく。
弾力のある分厚いベーコンは、厚さ5cmくらいあっただろうか。
表面がカリッとし、ジューシーすぎるほどのベーコンは、燻製の良い香りが漂うせいか意外にもペロリと食べられた。
塩気もちょうどいい。

魚のすり身で作られているという珍しいリエットは、しっとりとし、濃厚な魚介風味が楽しめる。

イタリア産バッファローチーズのカプレーゼも、チーズの風味がよく、シャリッとした不思議な食感が楽しめる一品。


・ニンジンの冷製スープ
スープはオニオンスープ(温)か、冷製をチョイス可能。
暑かったので、冷製スープをいただいた。
鮮やかなオレンジ色のスープはとても滑らかな舌ざわり、ニンジン独特の甘みとクリームのコクが楽しめる一品だ。
アメリカンレストランというと、どうしても繊細からは程遠い大味の料理をイメージしがちだが、完成度の高いスープは一流フレンチ店のようでもある。


待望のメインディッシュの肉は、6種類から選べる。
プライムニューヨークサーロイン・プライムリブアイ・プライムフィレ・シーフード&ステーキ・ノルウェーサーモンのグリル・本日の特選黒毛和牛(1200円プラス)


ここでかなり迷った。
サーロイン好きだが、350gもある。
プライムリブアイは、400gと、もっと量が多い。
肉は死ぬほど好きだが、さすがに300g越えはきつそうだ。
何にしようか悩み抜き、結局選んだのは特選黒毛和牛。
仙台牛だそうだ。

ミディアムレアでオーダーした肉は、かなりボリュームがある。
200gだろうか?250gくらいだろうか?


期待を込めてナイフを入れる。
スーッとしたナイフの入り具合から、筋がまるで無い良質肉だということがよくわかる。
肉のすべての旨味が凝縮されたことが一目でわかる色からは、「さぁ、かかってきなさい」と、肉自身が言葉を発しているかのようだ。

ゆっくりと口に運び、肉をかみしめる。
なんてしっとりとした肉なのだろう。
さっぱりとした自然な甘味と、ほんのり感じるほろ苦さが見事に調和しているのは、肉が持つアミノ酸の旨味が凝縮された極みだろうか。

マスタードと塩が添えられているが、あらかじめ塩味のついた肉はそのままで充分美味しくいただける。

特製ソースも用意されているが、肉本来の旨味を味わうならそのまま食べたほうが絶対にいい。


付け合わせのマッシュポテトは、なめらかでねっとりとし、硬めに茹でられたブロッコリーはニンニクが効きコリコリとして美味しい。


・デザートプレート
クラシカルなガトーショコラは、ねっとりとして濃厚。ビターな味わいが大人向け。
添えられた自家製生クリームが、さっぱりとし、ラズベリーのジェラートも濃厚で美味だ。


単品オーダーした
3種のハンバーガー食べ比べ
ミニサイズだがボリュームがあり、さまざまな肉質が楽しめて美味しかった。
バンズも付け合わせのポテトも美味しいのは、さすがアメリカンならではだろう。


ホスピタリティもかなり良く、食べ終わるタイミングを良く見計らって次のプレートをサーブしてくれるのも良かった。


ワインの種類も豊富にあり、肉の質も量もという欲張りな肉好きには、オススメの店である。
今度は夜、存分にアルコールとともに、シャトーブリアンとサーロインの「エンペラーステーキ」を食べてみたいものだ。


2018/07/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ