りりこLINGZさんが投稿した入谷鬼子母神門前のだや(東京/入谷)の口コミ詳細

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入谷鬼子母神門前のだや入谷、鶯谷、上野/うなぎ、海鮮、日本料理

3

  • 夜の点数:4.2

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.1
3回目

2023/07 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

入谷鬼子母神門前のだやで極上のうなぎ!

久しぶり、です。
うなぎ自体久しぶりですけど、
お店も久しぶりにお伺いしました。

前回が2017年6月28日でしたので約6年ぶり。
その間、うなぎは手が出ないほどお値段が上がってみたり
コロナ禍で外食が難しくなってみたり
色々ありましたね~。

でものだやさんは変わらずおいしいうなぎを提供してくださっています!

鶯谷駅から歩いて6分ほど。
鶯谷、というだけあって谷になっているんですね。
一番底のところを列車が走っている感じです。
普段、上野までは来てもなかなか訪れることのない鶯谷です。

のだやさんの壁面「う」の字、健在です。
壁にさばき方の写真が丁寧に説明付きで貼られています。
そしてその前に並ぶようになっていました。

予約の人も予約でない人も、まずは並ぶ。
並んでいるとお店の方が順番に聞いてくださいます。

炭にもこだわってらっしゃいます。
入口に炭の札も出ていました。
もちろんうなぎの出身地、そして焼いてくださる方の名前も出ています!

お席に案内されました。
奥の離れです。
離れに行く途中、たらいにうなぎが2尾。

奥の離れが改装されて、目の前でさばくところを見せていただけるようになっていました。
お席について、まずは冷たいものを。
外は35℃を超えようかという猛暑日でしたので
オットはビール、私はウーロン茶。
突出しは骨せんべいです。
オットが後から申しておりました。
ビールの泡がすごくきれいだった、と。

パリパリの骨せんべいには軽く塩が振ってありました。

今日のメニューです。
・南蛮漬け
・酢〆
・うまき
・紅白丼
・うなアイス

さて、のどの渇きが落ち着いたところで
早速うなぎさん登場。
よく太ってまるまるした大きなうなぎです。
大きさ的には、こちらのお店ではいつもこのぐらいの大きさだそうです。

うなぎのさばき方は普通の魚と違ってちょっと特殊です。
大きなまな板の上に元気に動いているうなぎの頭を
ぐっさり大きめの釘状のものでまな板に打ち込み、
そこからさばいていきます。

さばく過程をすべて見せていただき、
写真もバンバン取らせていただいたのですが、
ご覧になる方の中には苦手な方もいらっしゃるかも。
なので写真は程よいところだけのせておきます。

まずはうなぎの頭をまな板に釘付けにしました。
丸々しているのがわかりますでしょうか。

そして背中に包丁を入れて背開きにします。

包丁を立てて何をしているのかというと
大きな骨を切っているんだそうです。
大きさのあるうなぎなので骨もそれなりにあるそうです。
あとの骨は焼き切っていしまうそうです。

背開きにしたうなぎに串をさします。
左手にご注目を!
指先に金属の指ぬきのようなものが。

うなぎの生の身は弾力があり硬いので
串をさした時に自分の指も刺してしまう可能性も。
そのために指ぬきのようなカバーをしているそうです。
銅板でできていて、これは各自自作されるそうです。

包丁を起用に操る方は指先も器用なんですね~。

こうして串に刺されたうなぎは焼きに入ります。

その間、私たちはゆっくりいただく、というわけ。

南蛮漬けです。
うなぎに衣をつけて揚げたものを
玉ねぎ、パプリカなどと一緒に甘酢に浸けたもの。
さっぱりしていておいしいです。
うなぎに弾力がありますね~。

さらりといただいてしまって
次に出てきたのが酢〆。
うなぎの酢〆は初めてです!

メニューには「生うなぎをたれに漬けこんだもの」
と書かれています。
しめ鯖みたいな?と思ったけど
ちょっと燻製っぽい感じもあり、
うすくスライスされているにも関わらず歯ごたえがあって、
しめ鯖とはまるで別物でした。
梅肉で描かれたうなぎがかわいい~。

お好みで山葵や梅肉を、と言われましたが
私はそのままが好みでした。

次にうまき。
大きなうなぎが真ん中に入っています!
卵はふわっふわです。

オットはうまきとともに日本酒を。
黒牛という日本酒だそうです。

お好みで山椒の粉を、ということでしたのでちょっとつけてみました。
この山椒の粉、ものすごく香りが~香りが~~

うまきにほんのちょっと振りかけるだけで
かなり風味が変わります。

このうまき、結構なボリュームですよ。
このあとのメインがはいらなくなっても、と
私は一部オットのお皿に移動させちゃいました。

さて、うなぎの焼きですが、焼いているところを見せていただきました~!
一旦お店の外に出て、
窓から焼いているところを見る形です。

本日のうなぎの産地、焼手はこちら、と
看板が出ています。
窓からすぐのところが炭です。
真っ赤にカンカンになった炭が見えます。

先ほど串を打ってくださったうなぎが焼かれております~。
半分はのだや流伝統の万遍返しで
ふっくらとかば焼きに。
半分は関西風の蒸さずに岩塩焼き。

焼手はこのお店の大将です。
大将自らが焼いてくださいました~!

焼きたてが丼となって
お漬物、肝吸いと一緒にお席に。

蓋を取ると、、、うわ~~~~!

たれの色があるのと塩とで紅白、となります。
そして今回はその間に「共水」といううなぎのかば焼きをサンド!

上には紅白のうなぎが乗り、
間にはもう一つ厳選のうなぎをサンド、
こんな贅沢なうな丼、ご存じあります!?!?

かば焼きは、さらりとしたたれは甘みが強くなく
程よく香ばしくておいしい。
しかもうなぎはふわふわしているけどしっかりした身で
食べ応えがあります。

塩は、これ、意外でした!
一口いただいて
ん?なにこれ?となりました。
おいしいんです。
普段食べなれたうなぎとは別物。
いや~、これ、おいしいです。

でもそのおいしさは隣にかば焼きがいてこそ、のおいしさ。
あちら一口、こちら一口、
いや~、大変です。

しかも、ご飯の下からもう一つおいしい子が出てくるんです。

うな丼なんですけど
中身はほとんどうなぎ。
ご飯はちょこっと。

オットは、どうせ私は全部食べられないだろうから
それも引き受けるよ、と言っていたのが
自分のうな丼だけで満腹になった模様。

そして、当然と言えば当然ですが
私には食べきれませんで、
わがままを言ってお持ち帰りにしてもらいました。

お店の方には、持ち帰ると固くなるから
ムリしてでもどうぞ、と言われたんですけど
もうムリムリ、目いっぱいいただきました、でお土産~。

ではデザートはどうなさいます?といわれて
「それは別腹です!」と言い切る私もワタシだ。。。

うなアイスは、バニラアイスにうなぎのたれを煮詰めたものがかかっています。
いってみれば塩バニラアイスのような感じ。
そして横にオレンジ。
ほうじ茶も一緒に。

なんでもうなぎというのは栄養満点で、
ビタミンA,B,D,Eなどが含まれているけど
唯一Cだけが入っていないんだとか。
それをこのフルーツで補う、ということだそうです。
うまいですね~。

コロナの間は時間短縮をして営業なさっていたそうで、
それほど売り上げ激減ということもなく、
メンバー一人も欠くことなく現在に至っているそうです。

それはよかったです!

大将にも女将さんにもご挨拶させていただき、
大変おいしいうなぎをさばきから焼きから
そしておいしい丼まで堪能させていただき、
ものすごくいい一日でした。

土用の日には大賑わいになるのかもしれませんが
我が家はおいしいうなぎで十分英気を養ったので
がんばってこの猛暑を乗り切ります!

ごちそうさまでした~♪

  • 特徴ある看板

  • 壁に展示されています

  • 今日は紅白丼をいただきます

  • さばき用流し

  • ウーロン茶と骨せんべい

  • ビール!

  • まるまるうなぎ

  • 背開き

  • 骨切ってます

  • 串差し中

  • うなぎの箸置き

  • 酢〆

  • 日本酒は黒牛

  • うまき

  • 山椒

  • 焼き中

  • 大将

  • 色よく焼けてます

  • のれん

  • さぁお楽しみ!

  • 紅白丼セット

  • もりもりです!紅白丼

  • 下にも隠れてます

  • ビタミン豊富

  • うなアイス

  • 南蛮漬け

お店からの返信

入谷鬼子母神門前のだや

2023/07/19

りりこLINGZ 様

お久し振りに、再来店賜りまして心より御礼申し上げます。

そして"活鰻調理"から"一品料理"に至るまで、詳細な評論を頂きまして、大変ありがたく存じます。

うなぎの調理工程は「割き」「串打ち」「素焼き」「蒸し」「本焼き」と、全工程に於いて完璧な仕事が必須です。

全ての工程が正しく行われないと、当店のクオリティを表現出来ないと自認していますので❝真剣勝負❞の世界です。

『兼光うなぎ』『和匠うなぎ』は「単年飼育の若いうなぎ」です。
ですから、一年の間、四季折々、月齢と共に味を変化させていきます。

『共水うなぎ』は❝疑似四季飼育❞と云われる二年間飼育で育てた「大人のうなぎ」です。
その特徴の一つと致しまして、一年中、安定した味を実現していると存じます。

そして、お褒め頂きました『特製いりや紅白丼』についてご説明させて頂きます。

実は、以前にBS TBSの「東京とんかつ会議番外編・虎の子丼ぶりお墨付き認定」という番組用に考案した丼です!

『特製いりや紅白丼』は、「江戸焼きの兼光うなぎ蒲焼」と「関西風地焼きの兼光うなぎ岩塩焼」の“相乗り丼”です。
”焼き方も炭火の組み立て”も異なる二種を、同じ火鉢で同時に焼き分ける高度な技が必要です。
まさに“野田屋流”の匠の技の真骨頂でございます。

更に、"隠し味"として「江戸焼きの共水うなぎ」を、贅沢に"中入れ蒲焼"にしております。

これからも更なる研鑽と、お客様へのサービスの向上を勤め、皆様に愛されるお店を目指します。
どうぞ末永くご贔屓願います。

りりこLINGZ 様のまたのご来店を心よりお待ち致しております。

2023/07/19 更新

2回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0

入谷鬼子母神前のだやで鰻!

なんと、鰻でございます。ものすごい久しぶり。スーパーで買って食べたのからも久しぶり、お店でいただくなんてどれぐらいぶりでしょう。
期待に胸をふくらませながら、鶯谷駅から歩いてお店に向かいました。6分ぐらいでしょうか。
大通りに面したお店です。お、ありました!

正面からも撮ってみました。

ふむふむ、日によって産地が違うのね、焼く方もご紹介いただいているのね~。
約束の時間にはちょっと早かったんだけどお邪魔しちゃいました。こちらのお店は、アンジャッシュ渡部の紹介でも有名なんだそうです。
お席は奥の離れへ。お店の中の写真は、お店の方に許可をいただいて撮っています。
離れのお部屋の中には色紙が飾られています。それもちゃんと額装して、きれいにかかっているのでステキ!
奥の家紋は、裏梅というんだそうです。梅に桔梗の花かと思った浅はかな私・・・(笑)

ランチョンマットは季節のアジサイ。

一つ一つが細やかね~という印象を受けました。
相方が来るまでに、テーブルにある資料でちょっとお勉強。のだやさんの歴史。

鰻のお勉強。なるほど、天然ものではなく、養殖、それも特定の養殖なのね。愛情こめて育てた鰻なのね~。

お、相方きました!
まずはアルコール。大して飲めない私は、グラスワイン白をお願いしました。

お通しはきんぴらと胡桃ちりめん。
今日は初うなぎをいただきます。初うなぎっていうのは、世間では新子と理解されているそうですが、ちょっと違って、新子の中でも特別で脂が乗っておいしいものなんだそうです。こちら、のだやさんでは、どこにも先駆けて出しているそうな。
ウ~ン、楽しみ。
さて、まず珍味三種。右から鰻の一夜干し、八幡巻き、西京漬け。

一夜干し、初めてのお味でした。普通鰻って甘辛く味をつけることが多いのに、これは塩味なんですよ。おいしかった~。
八幡巻きはやわらかくておいしかった。そして西京漬けも初めて。
意外なお味に出会いました。
次に注文したのは、う巻き卵。
これ、写真がボケてるんじゃないです。湯気です。

しっかり鰻の存在感!たくましい鰻がしっかり入っていて、これだけでもかなりのボリューム。
お味がついています、とのことでちょこっと大根おろしをのせながらいただきました。
なんておいしいんでしょう。大丈夫かな、私。うな重入るかな・・・けっこうお腹いっぱい。
焼くところを見せてくださる、ということで見に行って来ました。

今日の焼き担当、先ほどお名前の出ていた山本さんですね。許可をいただいてお顔も出させていただいています。
こんなに間近で焼いている鰻を見ることってないですよね~。動いているうちわが半分透明に写ってます。

お席に戻って、鰻きました!

蓋を明けたところです。ご飯を少なめにしてもらったので、鰻の位置がちょっと下に下がっていますが、通常はもっと上のほうになるんでしょうね。
アップです。

キラキラしてます~。
いただくとやわらかくてほろっとした鰻がお口の中に・・・
おいしい、としか言葉が出ません。語彙が足りないよ~、私。。。

肝吸いとお漬物。

おいしいですね~、肝吸い。
すいません予想通りですが食べきれません。そしたらお弁当のようにおもたせにしてくださいました。よかった~。
今日は私だけゼイタクするので、オットにもお土産をと思って注文時にあわせてお土産をお願いしておきました。
うな重のあさがおをお土産に。

それがこちらです。

帰宅してからオットに出すと、おいしいおいしい、久しぶり~と大喜びでした。ちょっと点数稼いだ?(笑)

帰りに撮った、のだやさんのカンバンです。

鰻の形の「う」の字が面白い。
と、ゼイタク~なお食事でした。大変おいしい鰻でした。

ごちそうさまでした~♪

お店からの返信

入谷鬼子母神門前のだや

2017/07/04

りりこLINGZ 様、この度はご来店賜り、ありがとうございました。
のだやの初夏の風物詩「初うなぎ」はいかがでしたか。当店では、四季折々に、そのときベストなうなぎをお勧めさせて頂いております。また、お召し上がりいただいた「うなぎ珍味三点盛り」のように、江戸の昔から伝承された様々なうなぎ料理、そして斬新な創作うなぎ料理をご提供しております。
これを機に、是非とも御贔屓賜りますよう、お願いいたします。

2017/07/01 更新

1回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0

入谷鬼子母神前のだやで鰻!

2017/07/01 更新

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