スリーパットさんのマイ★ベストレストラン 2013

正月には毎年妻と２人で温泉に旅行している。今年はこの地にこのお店があるので、ここから程近い温泉を選んだ。そして雪の残る中、車を飛ばしてはるばるやって来ました。お店に入るだけで雰囲気に期待が膨らみます。妻と２人だけなので、カウンターです。この日のカウンター席は僕ら２人の貸切でした。

一品目は鯖の瞬間燻製。鯖は香ばしく、脂がのっています。刺身の旨さと焼き鯖の香ばしさを合わせもっています。
二品目は酒粕仕立ての椀物。お餅と鮑、チンゲン菜が入っていています。雑煮のようでお正月の雰囲気に仕上がっています。
三品目は刺身。シビ鮪、鰤、鱒の３種。どれも脂がのっています。
四品目は鰆の塩焼き。これが物凄く香ばしく、脂ののりもハンパありません。表面の皮は香ばしく焼かれているのに、中はレアに仕上げられており、焼き加減が最高です。妻は『今まで生きていた中で一番美味しい鰆だ！』と岩崎恭子みたいなことを言い出しました。
五品目は牡蠣と地海苔の餡かけ。これは素材の味を生かした一品。地海苔による磯の風味が凄い。これは日本酒が飲みたくなる味です。
六品目は蛸と筍の天麩羅。蛸はとっても柔らかく、筍はサクサクの食感が気持ちいいです。
七品目は黒豆のご飯と親蟹と海老芋の餡かけ。黒豆のご飯は黒豆がしっかりと香っています。餡かけは親蟹の身と外子、内子の全てが入っています。
八品目はデザート。蓮根餅に餡子をのせて、抹茶をかけたもので、抹茶の苦さと餡子の甘さが美味しい一品。抹茶の濃い緑色が印象的でした。

このお店はなかなか簡単に行ける場所にはありません。しかし、今度は是非お酒もいただきたいと思えるお店でした。ごちそうさまでした。

(今回満点にできなかったのは、今回は僕がお酒を飲めなかったので、お酒を含む総合評価ができなかったためです。決してお店が悪いわけではありません。）

GWに妻と会津若松を観光した後、裏磐梯にあるこちらのオーベルジュに宿泊しました。このお店は６室の宿泊施設を持つイタリアンレストランで、心置きなくワインを楽しみたくて宿泊しました。

まずは白ワインをボトルでお願いして、前菜は盛り合わせ。生ハムとモッツァレアのクリームにミョウガの甘酢漬け。ミョウガは思ったほど甘くない。逆にオリーブの実だと思ったものは甘く、後で聞くと小さな桃の実ということであった。驚きを楽しみながら、ワインが進む。
本日のパスタは桑茶の幅広パスタ。桑茶の香りが口の中に広がる。パスタのもちっとした食感もいい！初めて食べる味だ！美味しい！　ソースをパンに付けて食べるとワインがガンガン飲めてしまう！
この頃には１本目のワインのボトルが空いたので、次は地元で作られたワインをボトルでお願いする。
メインの肉料理は米沢牛のロース。付け合せのグリーンアスパラとマコモダケの食感もよく、バルサミコのソースがワインによく合う。
ここで、ドルチェの前に２本目ワインがまだ残っていたので、追加で馬刺しのカルパッチョ風味をお願いしました。馬刺しは表面が薄っすらと焼かれてタタキのようになっており、チーズと合わさってワインのつまみには最高だ。
デザートはパンナコッタのフルーツ添え。上品な甘さでコーヒーの苦味を引き立ててくれる。最高に美味しいディナーでした。

翌朝に高原の清々しい雰囲気の中で食べる朝食は、前夜のワインが浄化されていくようで、気持ちのいい１日を迎えることができました。
ごちそうさまでした。

こちらのお店は食べログで京都のフレンチでＴｏｐ１０に入るお店。観光で天橋立まで行ったので、足を伸ばして伺いました。
お昼は3,300円のランチコースだけということで、そちらをお願いしました。ドリンクはレモネード。

まずはスープ。この日はジャガイモとビーツのスープ。ビーツの赤色が美しい。
肉料理は地鶏とフォアグラのテリーヌに猪でつくったベーコンが乗っている。これはコンソメのゼリーとポーチドエッグが混ざり合ってとっても美味しいのだが、ちょっと食べにくい。マダムが見かねて、フィッシュナイフのようなスプーンを出していただきました。
魚料理は的鯛のポアレ。岩海苔のブルーブランソースが美味しい。中はふっくら柔らかだが、表面はパリッと香ばしく仕上がっている。これは車でなかったら、ワインと一緒にいただきたいところだ。
デザートはプリン。これはホールケーキのような大きなプリンを切り分けられたもので、妻は丸ごとで食べてみたいと言っていました。
コーヒーと焼き菓子。食後のコーヒーに焼き菓子を付けていただける心遣いに、妻はやられていました。

お店を後にするときには、小雨の振っているのにシェフとマダムが、お店の外まで見送りに出られました。本当に心遣いのうれしいお店でした。ごちそうさまでした。

平日の夜に妻と２人で伺いました。
このお店はカウンターにいらっしゃるお二人で共同で切り盛りされており、そのおひとりの奥さんと、うちの妻が知り合いであることから、開店当時から何度か利用させてもらっている。

生ビールとトントロのオーブン焼き、豆腐サラダ、手羽先の唐揚げ(5本)を注文。
トントロは塩がよく効いていて、生ビールによく合う。手羽先の唐揚げはジューシーでかぶりついた時に、タレと肉汁が溢れてくる。ちょっと注意が必要だ。また、思ったよりも大きく、1本単位でお願いできるので、1人１本づつでいいかも。

ここで白ワインをボトルでお願いし、アスパラとベーコンの醤油マヨネーズ炒めと、生ハムとモッツァレアの
ピッツァを追加注文。
アスパラはシャキシャキの食感が美味しく、ピッツァもワインによく合います。

このお店は古い日本家屋を改装した雰囲気のよい、おしゃれなお店で、落ち着いた大人のデートなどに向いていると思います。ごちそうさまでした。

夕方に妻と２人で散歩がてらに飲みに行こうと、こちらのお店に伺いました。妻は友人と何度か来たことがあるようですが、僕は初めての訪問です。タバコを吸うことを告げると、奥の喫煙ルームへ案内していただけました。奥の部屋は隠れ家のようで、落ち着いてすごすことができます。

シェフの本当に気まぐれなサラダ(580円)、香草風味の鶏のカラッと揚げ(480円)、ムール貝とアサリのワイン蒸し(780円)、４種のイタリアチーズのピザ(1,100円)を注文して、生ビールでスタートしました。
シェフの本当に気まぐれなサラダはこの日は、サーモンとリコッタチーズのサラダです。香草風味の鶏のカラッと揚げはビールによく合います。ムール貝とアサリのワイン蒸しが運ばれてきたところで、白ワインをボトルでお願いしました。ワイン蒸しはニンニクの風味が強く、イタリアチーズのビザはブルーチーズの香りがとてもよく効いているので、どちらもワインにはよく合います。
追加で、ウニのトマトクリームソースのペンネ(980円)とカリカリイタリアパン(150円)を注文しました。ペンネはトマトの酸味とウニの磯の香りが絶妙なバランスで調和しています。

こちらのお店は料理はどれもとっても美味しく、ワインとの相性がよい料理ばかりですので、ワインの好きな人にはお勧めできるお店だと思います。ごちそうさまでした。

休日に妻と２人でこちらのお店にランチに立ち寄りました。妻は友人と何度か行ったらしいのですが、僕は行ったことがなく、巷の評判を聞いて是非行きたいと思い伺いました。

４つあるランチコースの中からBコースのカルーソランチ(1,900円)を注文しました。パスタをメインに9種の前菜、パン、デザート、ドリンクの付いたコースでパスタは５種類の本日のパスタの中から選択できます。僕がイカスミのスパゲッティ、妻が冷製カルボナーラ・ロースハム添えをお願いしました。

まずは前菜。カツオのカルパッチョ、チーズのクリームブリュレ、サーモンのマリネ、トウモロコシのパンナコッタ、パプリカとツナ、マグロとアボガド、鴨、…。９種類全てをきちんと説明されたのだが、９種類もあるととても覚えきれない。後で画像を見ても思い出すことはできませんでしたが、一品一品がとても手が込んでいて、この一皿とパンがあれば、ワインが１本空くと思われます。
イカスミのスパゲッティは思ったよりも上品な味付けに仕上げられている。
冷製のカルボナーラは全体を自家製ロースハムで覆われており、その下に半熟の卵が隠れている。
デザートはマチェドニアフルーツとレモンのシャーベット。フルーツの甘さとレモンの酸味が口の中を爽やかな風が通り抜けるようでした。

料理はどれも、美味しいのですが、それだけではなく、見た目や食べるときの驚きもあって、楽しくいただくことができました。
とっても雰囲気の良いお店で、この雰囲気を壊さないよう頑張っておられる姿に好感が持てました。
ごちそうさまでした。

平日の夜に妻と２人で訪問。
このお店はステーキのコースのみのお店で、注文はヒレとロースのどちらかと、200ｇ～300gまでお肉の量をお願いするだけだ。（これだけ選べるだけでも、和島よりは選択肢が多いか）

僕がロースの250g、妻がヒレの200gと白ワインを注文。
この日の前菜は丸ごとトマトのミートソース。熱々で美味しい。
ステーキソースは岩塩、辛子醤油、ポン酢の３種類。まずは岩塩でお肉本来の味を楽しみます。その後はお好みで、辛子醤油とポン酢を付けていただきましたが、ニンニク好きの僕は付け合わせ付いていたフライドガーリックと一緒にいただくのが美味しく、妻のガーリックまで少し分けてもらって食べました。

そして、〆にガ―リックライスをお願いし、妻と分けて食べました。美味しいお肉は幸せを感じます。
ごちそうさまでした。

平日の夜に妻と２人で訪問しました。カウンターだけのフレンチのお店。鉄板フレンチをうたわれています。
5,500円のコースをお願いしました。まずは生ビール、すぐに白ワインをボトルでお願いしました。
前菜はノドグロの炙り、北海道の山わさびの醤油漬け、平目のマリネの３種。ノドグロといえば煮付けが旨いのですが、脂の乗ったノドグロは炙っても美味しい。
２品目はフグの白子、虹鱒の卵とメカブが乗っている。これは白ワインにもよく合いますが、日本酒にも合いそうでした。３品目は鴨。和風の味で漬け込まれており、ミョウガとよく合っています。続いて出されたサラダは醤油ベースのオニオンの効いたドレッシングが美味しい。
メインはステーキ。鳥取和牛オレイン５５のロース。あまりに美味しそうだったので、最初に画像をとり忘れて食べてしまいました。画像は最後の一切れです。付け合せはむらさき芋とあわび茸、シシトウ。あわび茸は形が鮑に似ていて、食感もコリコリとしている。ステーキは岩塩とワサビで美味しくいただきました。
そしてご飯と赤だし。最後はデザートとコーヒー。デザートはアイスクリーム。コーヒーは苦味が美味しかった。〆でご飯と赤だしをいただきましたが、料理と一緒にパンも欲しかったので、途中でクロワッサンも追加でお願いしました。ごちそうさまでした。

週末の夕方に妻と２人で散歩がてらに飲みに行こうと、場所は決めずに歩いているとガーリックの焼ける香ばしい匂いがしてきました。ニンニク好きとしては我慢ができなくなり、思わずこちらのお店に入ってしまいました。時間が早かったためにまだ他のお客さんはいらっしゃいませんでしたが、日が沈んでいくとともにお客さんが、１組・２組と入ってこられます。

生ビール(500円)に厚切りベーコンと新鮮野菜のシーザーサラダ(580円)、３種のソーセージ盛合せ(580円)、ライスコロッケ(360円)を注文してスタート。まだ明るい夏の夕暮れの雰囲気を楽しみながら飲む生ビールは最高です。
途中で白ワインをボトルでお願いして、新鮮トマトとフライドガーリックのピザ(900円)、おつまみの盛合せ(980円)を追加注文しました。おつまみの盛合せはチーズに鶏レバーのパテ、パルマ産の生ハムの３種類でどれもワインのつまみにはバッチリでした。

日が沈んだ後、夕涼みがてら千鳥足でお店を後にしました。ごちそうさまでした。

平日のお昼に１人でランチ利用。本当はとり弁当(850円)が食べたくて、こちらのお店に伺ったのだが、お店に入ったときのカレーの香りに負けて、カウンターに座ると同時にドライカレー(1,100円)を注文してしまいました。
まずはサラダ。とり専門店だけあって唐揚げが乗っかっています。
そしてドライカレー。卵と共にパラパラに炒められたライスの上にキーマカレーのようなドライカレーがのっています。一口目は甘く感じますが、食べ進むとスパイシーな辛さが少し遅れてやってきます。食べ始めるとカレーの旨さにスプーンが止まりません。

帰るころには、とり弁当が食べたくてこの店に来たことなどはすっかり忘れて、大満足で帰りました。
次は鶏団子鍋をつつきながら、一杯やりに行きたいと思います。ごちそうさまでした。