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1回
夜の点数：4.7
昼の点数：4.6
2012/11 訪問
夜の点数：4.7
昼の点数：4.6
３２年目の出会い
2012/11/20 更新
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初めて「江ぐち」の暖簾を潜ったのは１９８０年４月。
店の場所も、三鷹駅前交差点ではなく、今「鈴の音」があるあたり。
道路に面したバラック小屋のようで風情があった。
３２年間、チャーシューワンタン麺だけを黙々と食してきた。
地方に転勤しても、出張時には羽田から三鷹に直行していた。
特に、九州で豚骨に飽きた時、無性に食べたくなったものだ。
その私が三鷹に戻ってきたのが１年半前。
「江ぐち」が「みたか」に代わり、味が進化していた。
昭和の中華そばが、正調・醤油ラーメンにレベルアップしていたのだ。
さらに店主やスタッフが若返り、明るく歯切れ良い見事な接客ぶり。
これだけの「ホスピタリティ」を日々励行するラーメン店は日本全国他にない。
３２年目の夏、裏メニューの「油そば」に出会った。
注文はもちろん、「チャーシューワンタン油そば＋半熟卵乗せ」。
こんなに美味い油そばが世の中にあったか・・・。
味は伝統のまま、中華そばが油そばに姿を変えて、五感をくすぐる。
ものの見事にハマってしまった。
チャーシューワンタン麺にするか？チャーシューワンタン油そばにするか？
入口の階段を降りながら、いつも迷っている。この世で一番、贅沢な悩みだろう（笑）。